南御室の小屋番日記

南アルプス〜鳳凰三山〜南御室小屋〜ブログ始めました!

2019/1/1謹賀新年

2019/1/1  高曇り
今朝の最低気温 -13.2℃
昨日の最高気温 - 2.5℃
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新年あけましておめでとうございます。
昨年は山小屋をご利用いただきありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

初日の出を撮影するべく
6時にお客さんの朝食を出し終えて、すぐに稜線に向かいました。
日の出は6時50分位でした。
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12月25日 クリスマス 稜線は風雪 麓は晴れ

今朝の最低気温 -7.5℃

天気予報では、25日〜27日位までは強い冬型が続きます。
今後、積雪も多くなりますので年末年始の天気をよく確認して、
冬山登山を楽しんでください。


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夜中から風が強くなってきて、その音で時々目が覚めました。
朝起きて外に出ると、辺りの足跡は全部消えていて新雪が30㎝程積もっていました。
午後から吹雪いてくる予報だったので、午前中のうちに下山を始めました。
小屋すぐの見晴台から見える奥秩父の山々にも雲が掛かっていました。

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小屋から苺平までも新雪が20〜30㎝程です。
苺平〜辻山のトレースも消えていました。

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山火事あとまでは雪で隠された石が滑りやすく、
転倒しないようにゆっくりと下ります。新雪20〜30㎝。
粉雪が風に舞っていました。

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昨日まで雪が無かった杖立峠までも20㎝程積もっていました。
今度は木の根っこが滑りやすいので気をつけて下ります。
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夜叉神峠小屋の辺りまで10〜15㎝程。
白根三山を見ると、標高の高い所はもう吹雪の中、、
ああ、寒そう!と想像して鳥肌が立ちました。
その後は段々と雪は無くなり、駐車場には全く降っていない状態でした。
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12/24稜線の様子

12/24 晴れのちくもり

最低気温 -9.5℃
最高気温 +2.6℃

薬師岳山頂からの富士山
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観音岳山頂から
オベリスク(地蔵岳)とその背後に甲斐駒ヶ岳
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薬師岳・観音岳までの登山道の様子を見て来ました。
南御室小屋から上の樹林帯には積雪があります。
滑りやすい所もありますので注意してください。

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稜線に出ると雪が消えます。
砂払岳の山頂までは雪はありませんが
岩の凍結には気をつけてください。

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この日は、風はまだ穏やかで周りの山々が良く見えました。
白根三山の様子、上空に筋状の雲が出て来ました。
天候は段々と下り坂で、夜には荒れる予報です。

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目の前に薬師岳が見えます。
山頂に雪は無さそうです。
雲が出てきたので、薬師岳小屋の脇を通過して歩を進めます。

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青空にダケカンバが映えます。
薬師岳山頂のケルンと観音岳への登山道の様子。
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この先は雪があったり無かったりですが、この日はアイゼンは必要ありませんでした。
登山道保護のため、雪の無い所でのアイゼン歩行はしないようお願いします。

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観音岳山頂からはオベリスク(地蔵岳)や甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳も良く見えました。
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12/19小屋下見-1

12/19 晴れ 時々強風

年末年始営業のための小屋下見と歩荷をしてきました。
南アルプス林道に積雪はほとんどありませんが、
日陰は凍結している箇所があるので、冬用タイヤでなければ危険です。
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夜叉神峠登山口に駐車して8時半に登山開始。
登山口にも雪は無く、ぽかぽか陽気のいい天気です。
ゆっくり登らないと汗ばんできます。
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登り始めて30分程で薄っすら雪が出てきますがすぐに消えて、
夜叉神峠手前の急登は無雪です。
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夜叉神峠からの眺望。
こちらとは違い白根三山はとても寒そう
やはり標高の高い所は別世界ですね。
夜叉神峠上のトラバース道は、日陰&谷風が強くて急に寒くなるので要注意です。

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杖立峠を通過、まだ本格的な雪はありません。
ずっと日陰が続くので、汗をかいていると体が冷えてきます。

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山火事跡ケルンまで登ってくると、ようやく雪が出てきました。
ここで11時半でしたが、なんか、小雪が舞ってきてお天気が下り坂。
体を冷やさないためにも無駄に休まずゆっくり登ります。
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山火事跡上の石ゴロゴロ帯にも薄っすらと雪が付いていますが、
サラサラの雪なのであまり滑らず、まだアイゼンは要りません。

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苺平に到着、積雪は30㎝程です。
凍結もなくトレースもしっかり付いているので
南御室小屋まではアイゼンもワカンも使いませんでした。
辻山方面にもトレースがありました。

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13時に南御室小屋に到着。
冬季トイレや冬季避難小屋を確認して、特に問題はありませんでした。
きれいに使って頂き、ありがとうございます。
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小屋から上は気温低下と共に風が一層強くなって、体感温度がグッと下がりますので。
防寒対策をしっかりとして来てください。
登山道が凍結していますのでアイゼンも必携です。
ピッケルを使える方は、持参されたほうが稜線歩きがより安全になります。










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12/9 韮崎市 晴れ
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韮崎市の交流センター「ニコリ」にて、
「雷鳥サポーター養成講座」と「ユネスコ南アルプスエコパークの取り組み」についての講習会。
講師は、信州大学名誉教授の中村先生です。

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雷鳥は「氷河期の遺存種」ということで、
約2万年前をピークとする最終氷河期に、大陸(DNA的にはロシア)に生育していた雷鳥が
日本列島に南下してきた。
その後温暖化になると、高標高に生育場所を移動して、高山帯などに孤立分布するようになった。
日本は雷鳥生息世界最南端の貴重な存在ということ。
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日本の雷鳥は年に3回換羽する(秋羽がある)ことと、
人間を恐れない、という特徴がある。(神の鳥として大事にされてきたから?)
世界中でも他にない日本の雷鳥だけの特徴。
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雷鳥は、絶滅危惧IB類(環境省レッドリスト)・絶滅危惧IA類(山梨県レッドデータブック)に
指定されている希少野生動物です。
特に南アルプス山域での減少が著しいんです。
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原因は、天敵による捕食の増加・生息環境の悪化などが考えられます。
確かに、薬師岳〜観音岳の稜線にはキツネやテンの痕跡が多く見られます。
温暖化の影響か?餌を求めてか?野生動物が高山域で増加しています。

一度崩れてしまった生態系を戻そうとすることは大変な事業(費用と労力)だということ。
問題は大きいですが、原因を見極めて、「環境を保全」していくことが大事だなと感じました。

ユネスコエコパークの取り組みについて講演された若松先生の言葉を借りると
「自然保護」は人の手を加えずにそのままの自然を守ること
「自然保全」は人の手で自然を整備しながら自然を守ること
と大雑把に理解しました。

今や、自然保護だけでは希少植物も希少野生動物も絶滅の一途を辿るのかな?
と感じました。雷鳥の基本的なことも分かり、大変勉強になった講習会でした。




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11月13日 晴れのち曇り
最低気温 -6.3℃

今週の週末営業を終えて、小屋締め作業をして下山しました。
次回の営業予定は11月23〜26日です。
(11月17〜19日は所用のため休業いたします)

予約がなければ管理人が入山しない場合もありますので、
宿泊希望の方はお電話にてご予約をお願いいたします。
090-3406-3404 南御室小屋
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先月の台風の影響で旧道(山の神ゲート〜夜叉神峠登山口)の登山道整備を
行いました。(夜叉神峠登山口から下りて行きました)
しばらくは緩やかな傾斜の歩きやすい道が続きます。

マーキング(ピンクのテープ)はついていますので、よく確認をしてください。
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流水路になった箇所は土砂が流出して、脆いガレ場になっていて歩きにくい状況です。
所々にある登山道の看板は破損している物もありました。
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ハシゴが設置された沢の渡渉があります。(右岸と左岸)
増水時の渡渉はおすすめできません。
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時々、車道(南アルプス林道)に出ます、車の通行に注意してください。
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だいぶ下りた所で登山道が一部崩落しています。
ゴムの管で作った階段が壊れていますので注意して上がってください。
ここまで来れば、山の神ゲートはもうすぐです。
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この階段を下りて左に下りていくと、
芦安山岳館に到着します。

旧道を歩かれる方は
ルートを確認しながら、注意をしてご利用ください。
沢の増水時はおすすめできません。








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11/12冬季避難小屋開放

11/12 晴れ

今朝の最低気温 -6.3℃
昨日の最高気温 +4.3℃

小屋前の広場に看板を設置しました。
冬季避難小屋・冬季トイレ・水場などの場所が分かります。
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冬季避難小屋を開放します。
お一人一泊 1000円を冬季小屋内の料金箱に入れてください。
中に入る際はアイゼンを外して入ってください。
冬季トイレ(男女別)を使う際もアイゼンを外してください。
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冬季避難小屋

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男性冬季トイレ(大・小別)
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女性冬季トイレ

看板に向かって右手にあるのが男性小・大トイレ
冬季避難小屋の右隣には女性用ログトイレがあります。
使用後のトイレ紙は段ボール箱に入れてください。
その他のごみは持ち帰ってください。
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水場も問題なく使えます。
ごみ(残飯も)はすべて持ち帰ってください。
みんなが快適使えるよう、マナーの順守をお願いいたします。


今日現在のテント場は薄っすら雪が積もっていて、朝晩は凍ります。
稜線では軽アイゼンは必携です。

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今シーズンも新生・薬師岳小屋、南御室小屋をご利用いただきまして、
ありがとうございました。

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11/11暴風の一日

11月11日 みぞれ のち晴れ 暴風

今朝の最低気温 -0.3℃
昨日の最高気温 +9.0℃

未明からゴーゴーと風が吹きすさび、
朝目覚めて外を見に行くとミゾレが降り積もっていました。
稜線では吹雪いているのではと想像しました。

薬師岳までは行きたい、というお客さんに
くれぐれも無理をしないように、危険だと思ったらすぐに下りて来てください、
と念を押して送りだしました。

ミゾレは直に止んだのですが、相変わらず風はゴーゴーと
うねりをあげています。
山の天気予報を見ると風速20m/sとのこと。

心配をしていると10時半頃にお客さんが戻ってきました。
どこまで行けたか聞くと、風で前に進めず稜線にも出られなかったとのことでした。
小柄な女性パーティーだったので、賢明な判断だったと思います。

この暴風は徐々に弱まってくるようですが、12日のお昼頃までは続きそうです。
私も木枯らし1号の日に稜線を歩きましたが、耐風姿勢をとっていないと
本当に吹き飛ばされそうになりました。

朝晩には氷点下に冷え込みますので軽アイゼンは必携です。
山の天気予報に注意をして、安全登山を心がけるよう、お願いいたします。

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11/4 くもり晴れ 朝のうち強風
今朝の最低気温 +2.0度

11/3〜5日で今シーズンの毎日営業を終了いたします。
ご利用ありがとうございました。
11月は週末営業になりますが、宿泊希望の方はお電話にて確認をお願いします。
090-3406-3404 南御室小屋

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11/1稜線の様子

11/1 晴れ
最低気温 -1.8度
最高気温 12.3度
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薬師岳から観音岳の稜線

先日、久しぶりに稜線を歩いてきました。
カラ松の黄色や山麓の紅葉が見下ろせて
まだまだきれいな景色が見られました。
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日差しがあっても気温は低いのでつららは解けません
風が強ければさらに体感温度は下がります。
防寒対策は万全にしてください。

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振り返ると、、薬師岳と富士山

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地蔵岳(オベリスク)

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