バスと鉄道の小部屋

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 展望席はありませんが、「パノラマスーパー」を名乗る1600系電車です。

 7000系を使用した座席指定特急 (登場したころ名鉄特急は「特別車・一般車」ではなく「指定席車・一般席車」という区分でした) の置き換えのため、
また当時開港していなかった中部国際空港へのアクセス特急に( 開港時に新特急車の導入が予定されていたため、補完的な「B特急」として <当時の雑誌にそう記述されています> ) 使用可能なように台車の空気ばねによる「車体傾斜装置」を取り付け (第一編成のみ、他の3編成は準備工事まで) 到達時分の短縮をはかれるように考慮されています。

 1000系で静粛性に効果のあった二重床構造・複層合わせガラス・出入口デッキは引き続き採用されましたが、扉は乗降時間の短縮をねらって、折戸から両開きに変更されました。

 また名鉄では珍しい3両編成も、昼間帯の輸送力過剰状態を適正化するためです。
朝夕のラッシュ時間帯には2編成併結の6両での運用を考慮して、貫通扉と「自動ほろ連結装置」を採用したのも特徴です。
 ただこの自動ほろ装置は実際の運用には使用されていません。
 名鉄の線路は駅構内のポイント等曲線半径がきつく、車輌の偏倚量が大きいため、他社に比べて車輌連結間隔が長い傾向にあります。
 1600系は先頭部分のオーバーハングが長い(台車が車体の内側に寄っている)ため一部の駅で偏倚がほろ装置の許容量を超えて破損してしまう(しまった、だったかな)ことがあり、使用が中止されました。
 
 この点を含め1600系で得られたことが後に登場する「ミュースカイ」2000系に生かされていることは間違いありません。(2000系では先頭台車は外側寄りになっています。)

 この1600系、現状の姿で走るのも6月28日までとなりました
。29日ダイヤ改正では運用線区である西尾線から全車特別車の特急が廃止になり、朝夜の1往復を一部特別車の特急となるほかは快速急行等に変更されるためです。
 
 1600系は今後、豊橋寄りの1600形を廃車、1650+1700を方向転換し、2200系の一般車と同様の新製車輌(2300)と連結、塗装も2200風に変更され、一部特別車編成の1700+2300系として生まれ変わる予定となっています。
 


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南 安城
南 安城
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