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「ルドンの黙示」アロッタファジャイナ


 8月23日 19:00 新国立劇場小ホール

  今回は苦手な戦場が舞台、でもこの劇団だから普通のアプローチじゃないかなと思い、
  テニミュの柳さん、朝ドラで活躍中の満島さんたとかが出演さえて開場はチョットファンで
  熱狂の変な雰囲気にならないといいなぁ、なんて思い「アカドクロ」以来の新国立劇場へ
  (でも小ホールは初めて)
  ステージは中央から客席を左右に分けた舞台。(蜷川さん・藤原さんのハムレット風)
  そこで、かなり力の入った舞台が繰り広げられてました。女性ファン多かったけど静かに
  鑑賞してましたね、残念な事に満席じゃなかったですが・・・
  フライヤーからも戦争・悲劇・そして難解そうな作品に見えたかもしれませんね

  STORY
  別世界?遠い未来?
  辺境の国ドレ(奴隷の国?)が舞台。
  軍事大国のシハージャ(支配者国だね)が建前の親善に訪れた式典でOPから残酷なシーン
  ドレ三の弟とシハージャ姫は兄達の腹の探りあいをよそに、平等な国造りを語り合い
  数名の従者を連れて「熊狩り」に出かけるのだが何者かに襲撃される。
  王子は傷を負い、ドレの民族カソーミ(最下層の民)の娘マレアに助けられ介抱される。
  必然的に惹かれあう2人、しかし当然ながら引き裂かれる2人。
  有効な資源を持つドレの国を乗っ取る為、シハージャは裏からカソーミの反乱軍を支援
  ドレはドレでシハージャの裏の顔を知って列国に手を回し反旗を翻す日を狙っていた。
  しかし情報戦で上を行くシハージャに翻弄され、姫も王子も一時はカソーミを頼る事になるが
  それを切欠に姫は「平等と平和」の幻想を知り支配国の女王として目覚め。
  親友を自信の手で殺めてまで理想を貫こうとする王子とマレア、シハージャは終にドレを占拠
  王子とマレアは囚われとなり、仲間の手で救出されるもシハージャやカソーミの兵隊に囲まれ
  絶対絶命の危機に立たされる・・・・
                       ・
  世界が後6ヶ月で終わってしまうという戦争真っ最中の近未来。
  野戦病院では割り切る医師やそれでも諦めない医師が毎日を過していた。
  そんな中に居る車椅子の少年ルドン、世の中に絶望している少年が発する言葉は予言となり
  破滅の言葉を唱えれば空爆が現実に起こり、周囲のモノは驚いていた。
  そんなルドンは小説を書いていた「ドレの国の物語り」↑しかし書くの止めていたルドン
  かれが物語りを継がないと世界が終わってしまうかも?
  という医師たちの見解だがルドンは書こうとはしない・・・・
  そんな時、ルドンの予言で家族を失い全身怪我で運ばれた少女「マリコ」に出会う。
  罪悪感からか、小説を書きマリコを励まそうとするルドン、そんな時謎の軍人が現れる。
  非難と称して全員を連れ出す軍人、ルドンの能力を知るとルドンとマリコをい連れ
  「約束の地」へと向かい始める。
  途中、小説世界の処刑シーンなどが交錯しつつ約束の地へ向かう一行。
  様々な思惑が悪い方向に進み、ルドンは一人になってしまう。
  軍人が「こんな世界を終わらせてしまえ!」とルドンの最期の執筆を迫ってくる・・・
                       ・
  これは一人の小説家だった女性の物語り、一人息子を失った女性が自分を追い詰めて逃げ込んだ
  絶望的な2重構造小説の話。2重のピンチが訪れた中、奇跡が3世界を跨いで起こる・・・

  舞台上では2つの世界が交互に入れ替わり、この劇団得意な演出。
  後半から3世界に跨り交錯していくのですが、空爆とかあるけどなぜか剣で戦う世界
  殺陣があり展開の速い寓話的なファンタジー世界と、ゆっくりと進む世紀末の現代が
  前半はかなり早く入れ替わりチョットお節介な説明ゼリフが多くて、理解は全然出来るけど
  見るのに疲れました。後半は説明ゼリフが無いくらいゆっくり見れたからよかったけどね。
                       ・
  OPのタイトルからなかり力の入った演出、役者さんが大変そうで熱意は伝わります。
  柳さんも上手かったですね、満島さんは前回(一葉)偲ぶ恋の役柄で1つの性格しか
  見れませんでしたが、今回は少女から王女(悪意)までこなして人形みたいな印象が
  払拭されました。(あの変わり身は、昔の伊藤かずえさんみたに極端だけど)
  ザクロ役の方はなんとなく成宮さん入ってる感じ、もちろんマレア役の安川さんも
  後半からかなり良かったと思います。後、歌を担当されてた方もちゃんと演技してたし
  オズワル役とシアロン役の人も良かったかな。
  ケアルガはカリギュラの小栗さんを見たせいもあるかもしれませんが、威厳を出す為の
  オールバックが丹精な顔に似合わなくて、恐さがあんまり感じませんでした。
                       ・
  3重構造で物語りとしては好きでした。
  2列目だったんですが傾斜ない席なんで前の人の頭でかなり見えなくて・・・
  もう少し後ろの席だったらよかったかなぁ、美男・美女が多いキレイな舞台でしたね。
  もう少し前半シーンをスッキリすれば見やすかったかな、今回は琴と歌まで入ってて
  OPから華やかだったんですが、最期の殺陣のシーン。みなさんの気合の叫び声と
  BASSが入ってたのかな?琴の音色が重なってしまい間近だったんですが逆に雑音
  みたいに聞えてしまって、殺陣をスローモーションで声無しにしてくれれば際立った
  と思います。
  個人的な好みで言えば、最後は病室の灯りとマリアの光背で終了でもよかったかな?
  消えた事とか説明いらないし、ルドンの行く先は描けなくなりますがカソーミに同行
  じゃなくカナヤマさんの前に現れてもいいんじゃなかったかなと・・・
  戦争がテーマなんで最期、満島さんのセリフは必要かと思いますが、満島さんの声は
  力が入る声がなんか合わなくて、サラリとキレイな声で言った方が恐いと思います。
  性的制裁とか、好きでも意嫌いでもないけどあんまり要らなかったかな、  
                       ・
  次は12月だそうです。戦争モノではないそうですが複雑系に興味がある方はどうぞ
  インナーチャイルドとか好きな人はいいかもです。
  そうそ、終演後いきなり前のガラス戸がOPENになってたので思わずそのまま帰路へ
  だから受付通過しないのでパンフ買うの忘れました。中で販売してくれ〜
  なんとなく「錆びた少女+1999.1の夏休み」な印象でした。

 

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