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「片思い撲滅倶楽部」〜MU〜小島麻由美って解る気がする


  9月11日 20時00(80分)新宿シアターモリエアール

  どことなく映画のフライヤーみたいなB5判・裏にも写真カット付きで気になる劇団だった。
  メタ農の葛木さん、猫ホテの村上さんが出演するって事で見た「相思相愛確信犯」が妙味あり
  チョット、テーマを嫌って間が空きましたが久々の観劇。
  「神様はいない」+「片思い撲滅倶楽部」(縁結びの神の話)の2本上映でお得なセットチケ
  4000円結論から言うと「お得」です。
  80分も丁度いいし、内容も面白い。個人的にはどちらも魔逆な神の位地になってますが
  片方だけでも十分楽しめるし、2本同時に楽しんでも関連なんか考えなくていいと思う。
  気軽に見れる舞台だから、もう少し長い公演期間だったらお勧めなんですけどね。

 STORY
  舞台は大手から独立した小さな結婚相談所。
  冒頭顔も苦しい雰囲気・・・。女社長「五月」が前会社社長で彼氏だった「天野」(妻子持ち)
  そして、天野の今の愛人「浮絵」。3人で「アル」契約書を交わす。
  独立して忙しかったのか?五月の知らない間に「浮絵」に心変わりした「天野」に恋愛感情な
  もう無い!と言う「五月」が提示したのは、騙されて2重恋愛期間中の半年間。
  「浮絵」を自分の会社で働かせ「天野」とその間は合わせないと言う条件。
  自分が騙されてた期間と「等価交換」な嫌がらせである。
  奥さんに情事現場の写真を送りつけると脅して渋々契約書に判子を押す「天野」
  「浮絵」は「天野」が離婚して結婚してくれる事を信じて前向きに契約に応じるが
  どうだか・・・と冷たい「五月」。資料整理・手書きで書類のコピーなど制裁業務を命令する。
                       ・
  その頃、相談所では大きな案件が暗礁に乗り上げていた。
  社員の叔母がマネジャーを務める人気声優「ミホ」が大物声優の「ツマミ食い」に当たって
  片思い的な精神不安定状態に・・・・。誰かいい人見つけて精神的安定をさせたいとの依頼
  お見合いパーティーで出合ったイケメンは「×」。オタクもNGだしつり合いが取れそうな
  そして、会社の業績を左右するお相手男性がなかなか見つからない。
  そんな時に社員としてやってきた「浮絵」を見た従業員が驚く。
  「浮絵」は非公式にマンションの1室で「恋愛成就の神様」と騒がれるほど成約率の高い
  相談所のようなモノを営んでいた有名人。脱税に失敗し「天野」からも強制され閉鎖したそう
  「試しにやってみな!」五月の一言で手をかざし、片手で「ミホ」の写真・片手に男性の写真
  手をかざしながら「太い・・・合わない・・・そう〜コレかな?」
  「浮絵」には赤い糸が見えるらしく、その太さなどの相性がいいのを選び出すと言う。
  選び出したのは「セミ」とささやかれた片思い歴7年のVIPなオタク。
  みんな敬遠していた彼だが、過去のお見パでの印象コメントは悪くない。
  事務所にやって来た「ミホ」に写真を提示すると「ウフッ」と笑い、落胆する面々。
  しかし本人は笑った理由を「運命感じちゃって」と意外な言葉。
                        ・
  デート当日、「ミホ」の後にやって来たセミ事「田中」さん、二人には前回お互いの方思いを
  話合ったらしく、幼馴染の19歳の女性をレイプしたい・ケド犯罪だから心に心にしまい、
  どっかのブスと結婚する。なんて現実なのか?アホなのか?方やミホは相手を殺したい発言
  2人でヒソヒソ話で盛り上がった後にデートに向かう2人。
  心配で所員が遠隔カメラで尾行し監視を始めると、代々木からミホの不倫相手が公開録音をする
  イベント会場へ到着。そして、相手の目の前で2人は突然KISS!
  その模様を見た「五月」は興奮。みんなは困惑、これは田中が提案した復讐の方法だった。
                        ・
  世間的に公開KISSが話題になり、「浮絵」の力で成約も1000件突破と勢いに乗る会社。
  「浮絵」と「五月」も仲良くなってくると会社の背景も色々見えてくる。
  所長の「五月」は病気の妹が片思いしてた学校の先生と引き合わせようと先生に接触したが
  逆に告白され、断ったのが妹にバレてしまい自殺(事故かも?)
  だからその罪滅ぼしなのか相談所では片思いが長い会員をVIPとして扱いしている。
  以前、江原さんにあって妹に恋愛とかの運を全部持っていかれてると言われた「五月」
  「浮絵」に見てもらが糸が一切ないとの事。躁病+EDの社員や、妻子持ちのストレスパパと
  定期的に体の関係をしている「五月」だが「浮絵」の力を目の当たりにして恋愛を再興したいと
  考え始めていた。そんな時、「ミホ」を振ったイケメンが事務所にやってくる。
  社員の「弓削」が雇っていた女性社員獲得の「サクラ」だったハズだが・・「ミホ」を助ける
  のは自分だと思い始め執拗に合わせるよう脅迫→狂気で弓削の足を刺してしまう。
                        ・
  所員達は「浮絵」の力でアッサリ決まる組み合わせに退屈な日々を過ごし、過去の失態も
  楽しい思い出として話合っていた。そんな時、会員の融通の件で「天野」が事務所へ現れる
  「浮絵」の力をもう使わないよう忠告する。(以前は魔女と騒がれ放火された危機も・・)
  入れ替わって「ミホ」と「田中」が現れ結婚まで秒読みのようだが・・・ノリ気じゃない田中
  幸せそうな笑顔なのに抗鬱剤の量が増えた「ミホ」に2人の相性を疑うマネージャー。
  「浮絵」は覚悟を決めて2人の前で糸はもう繋がってないと告白。
  「つなげる事が出来ても、その後の事は2人次第・・・恋愛とはそういうものでしょう?」
  しばし嫌な空気が漂う中、いいタイミングで狂気のイケメンが「田中」を連れて侵入。
  拳銃(?)らしきもので脅し「浮絵」にミホと自分の糸は繋がってないのか訊ねる。
  繋がっないと言われ、アッサリ憑きものが落ちたのかトイレから帰った天野に退治される。
  再会に喜ぶ「天野」と「浮絵」2人を見てアノ契約書を破り2人を解放する「五月」
  一人戻ってくる「浮絵」は天野はまだ五月に気がある事・自分と天野は繋がってない事
  でも好きだからと言って出て行く。
  「五月」の手を握り「もう不要だから差し上げます、オンオフは練習すれば」と行った後に・・
  まさか?と思う「五月」。
  一瞬でも信じた事をリセットした「五月」の目の前に新しい恋愛の形が見えてくる
  もう笑うしかない五月はこれからどんな恋愛・行動をするんでしょうか?
  
  とても気軽に楽しめる舞台でした。
  冒頭から佐々木さんのナヨッと卑屈な「浮絵」に上手いな〜と思いつつ笑っちゃうし
  久々に見た松下さんの髪型にはマジキモです(笑)
  赤い糸を題材にしてるんですけど、今までだと「運命」の人とだけ1対1で結ばれるって
  イメージが固定的ですね。漫画家・駕籠慎太郎さんの作ったDVD持ってるんですが
  それは、ある日赤い糸が見えるようになった男が好きな女性の赤い糸が自分じゃなく
  まだ知り合いでもないアル男に繋がってのを発見して、その男の指を切り自分に指に付け
  恋愛を成就させるのだが、指が腐り始めると・・・別のペアの指を切って自分と彼女に!
  なんて怖い話ですが、路地を歩くと赤い糸が道路を横断して沢山見える世界なんですよね。
                      ・
  この作品のラストでは、奥さんの呪縛でがんじがらめなのか?ミイラのような妻子持ちや
  糸が片思いなら小指から相手の体の一部に繋がってるように表現されて運命の1本じゃなく
  恋愛感情が見えるようになっていて、浮気な男ならタコのようになっていたかも?
  浮絵は太いとか言ってたから使う人の主観・イメージが具現化するのかも?
  だったら小さくでも一方通行や危険信号とかを糸に付けても面白いんじゃないでしょうか?
  恋愛は単純な思いだけど、人間が打算や状況で複雑にしてるって事ですね。
  こちの作品は「恋愛の神様」が存在したんだげど「恋愛」(入り口)のみだしバトンのような
  力だけが存在しているので神じゃなく「悪戯な小悪魔」が存在してるような気がしました。
  登場人物・役者さんも個性的な方々で良かったと思います。
  ただ、イケメン君がサクラとしてデートしては断る生活を繰り返して麻痺しちゃつたのか?
  ミホの「助けて」って言葉に呪縛されたようですが、常に躁状態で全然怖くなかったなぁ
  それも狙いなのかもしれません。(全体的にPOPな感じでしたから)でも、もう少し
  段階を踏んで爆発して欲しかったです。酷く落ち着いた場面も入れて欲しかった。
  それと最初の「浮絵」の言動で能力を知った時に天野とは結ばれてなさそう(自覚してそう)
  と感じてしまって、最後の台詞は少し変えても良かったかも。
  五月はこれから恋愛をゲームとして楽しむのか面白そうな期待が持てる、楽しい舞台でした。

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