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「マリオン」〜青☆組〜


  ◎6月22日 18:00 こまばアゴラ劇場(90分)

  「初雪の味」から御無沙汰していました青☆組さん
  個人的に体調画「良くない状態だ続いていたので、舞台で浄化されないかと
  そんな理由で選んだ訳じゃないけど、
  ゾウガメの物語ベースににした過去と未来の話しなんて
  普通の劇団なら興味ないけど、青☆組さんの舞台を見ているなら
  どんな物語のなるのか?興味があったので拝見しに参りました。
  劇場に向かう途中、どのこの学校かしらないけど部活帰りの女子が大勢
  肉屋の前で揚げものを買い食いしているのが羨ましくも微笑ましい気がしました。

未見の方はネタバレ注意なのです。


  STORY
  遠い未来という設定の日本、でもやはりこれもお伽噺の世界。
  世界は荒廃し、わずかに生き残った人間が都市の点在している日本。
  似つかわしい言葉ではないかもしれないけど、夜鷹の娘が北に向かう客と
  明けの明星がもうすぐ見える暗い世界で4つあった季節の話しとしながら
  女の昔話を聞き始める。
                   ・
  荒廃した世界でリヤカーを引いて旅をする家族と1匹
  父親、そして客に似ているという兄、姉、そして自分、それと拾われた通称柴犬の少女
  短気な父親のせいで兄弟の母親は全員違い、彼女は鶴の子で卵で生まれたと言う父
  彼らは旅先の都市で歌や踊り、奉納芝居をして暮らしていた。
  年々生きてる人間が減っている世界で、毎年浅草というかつての街になる墓参りをしたり
  海の傍を歩いたり、季節を感じる生き方をしていた。
  そんな彼らがしていた奉納芝居がセイシェル諸島の住んでいたゾウガメの話しだった。
                   ・
  ゾウガメの娘はバアヤと2人、海で顔をあらい、食事をするのが日課だった。
  しかし村長さんから人間の船が来ていると聞いて海に行くのを中断する。
  人間の船が来てから、村人が何も言わずに消えてしまい、一部では天国に連れていかれる?
  そんな噂があった事と、貴重な蝶の虫の知らせで取りやめて毎日森で暮らしていたが
  娘の誕生日、カニを食べたいとダダをこねた娘の為に海に行ってばあやは帰る事はなかった。
  後家さんのゾウガメに引き取られた娘、そこでばあやが本当の祖母ではなく
  卵を産めず、運命的に拾った卵から自分が生まれた事を知る。
  それでも月命日には海に花を手向ける娘、村長から大型船が来ていると聞いても
  海に行く事を辞めなかった。
  そこで珍しい小ガメだった事が厄?し、船の船長にペットとして囚われてしまう。
  天国のばあやに会えると思った娘、彼女は船長と同じの名前「マリオン」を与えられる。
  名前を与えるという事は愛し続ける事・・・
  女の子を切望していた両親からマリオンと名付けられた船長の思いは複雑そう。
  大きな海、様々な空を知ったマリオンはある島に上陸すると船長に置いていかれてしまう。
  ナポレオン軍にペットとして献上されてしまったのだ。
  それでも「ばあや」の教えを守り一人を恐れず長く生き続けるマリオン。
  船長が遠い空で亡くなり、占領軍はフランスからイギリスに変わっても生き続け
  そして蝶を追って砲台の上を昇っていくのでした・・・・・・。
                   ・
  未来の夜が明ける事、物語は終わり。
  それぞれ北と南に別れをつげようとする2人、男はふっと娘に尋ねるのだった。

  マリオンと言うのは実在していたようですね。
  故郷の種族は絶滅し最後の1人として軍隊に飼われて、なぜか砲台から転落死。
  鶴の娘がゾウを演じるのも妙ですが、ゾウガメは長生きだからと言って一人を恐れず
  長生きする事を教えにするのは悲しく、寂しい物語がベースとなっていて
  現在(未来)過去の娘の世界を上手く重ねて舞台が続いて行くと
  マリオンの寂しさに引きずられて、2人以外にもう人類は居ない可能性すら思える
  ここで別れたらもう、終わりのような危機感を感じました。
  家族一行は戦後のノスタルジイもあり、時に「楽しくみなきゃ」と思ってしまう。
  奥に行ってるって、姉ちゃんも身体売ってるのかな?と身構えたケド無くて良かった
  実際は芝居の客が居ないならそれもあるんだろうと思いながら・・・・
  不思議に亀としての存在も全く違和感がなかったね。
  他の兄弟がどこに行ってしまったのか?
  娘自身も本当に数百年生きているような幻想に囚われる舞台でした。
  最後のシーンに本当、マッチ1本ほどの温かさを感じたのが救いです。
  過去のマリオンが事実なら、遠い未来も事実になってしまわなければいいのだけれど
  可能性は0じゃないんだよね、
  吉田さん観客の誘導が大変そう、学生を最前列に案内した所は愛がありますね。

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