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「ツヤマジケン」〜日本のラジオ〜


  ◎7月5日 19:00(1時間35分)王子小劇場

  佐藤佐吉演劇祭の3本目
  日本のラジオさん
  ガチゲキで観たかった劇団の一つで、まだ見た事もなかったんです。
  今回「ツヤマジケン」と言うのは八つ墓村の原型である津山30人殺しの事
  それを女子の世界で描くっていうし、演劇祭のパンフの劇評には
  暗いし必ず死人が出るという、想像もつかない展開に惹かれていきました。
  セットは倉庫のような所で、これでどんな事が起こるのか?
  空調より寒気を感じる凄い展開の物語が待っていました。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 START
 ゆらりと現れて日本刀と猟銃を持った学生服の男、倉庫の隅に座る。
 すると、会場へ注意を呼びかけるように説明する声。
 山奥の合宿施設の管理人が、引率の先生へ注意事項と利用方法を説明していた。
 〜女子校の演劇部〜合宿にやって来た一行は到着時から1人行方不明になっていた。
 登場人物
 ・顧問:宅間先生
  何を言っても「あ〜ぁ」と考えてるようで何も考えてないヤル気・責任感0のダメ教師。
 ・部長:サヤカ(3年)
  真面目でダメな先生の代わりに決断・行動させられている、意外にも先生と関係中。
 ・副部長:トモコ(3年)
  超真面目で合宿の成果を持おって予選突破を狙ウルサイ先輩、合コンには誘われない。
 ・3年:タカミ
  少々愚鈍で未成熟な感じの話方で、優しいけれど劇団では戦力外なのか少々孤独
 ・2年:ハジメ
  メガネの優等生タイプで次期部長候補、中学生から演劇部で友達思いの様子。
 ・2年:ユウ
  茶髪の遊び人、最近出来た彼氏に連絡したいのに電波が無いので必死に電波を探している。
 ・2年:タエ
  同じ2年のヒロコと仲良し、イケメンアイドル好きで最近は他校劇部のに好きな人が
 ・2年:ヒロコ
  タエといつも一緒なのだが、タエに内緒で他校の劇部の男子達と交流会を開催中。  
 ・2年:キコ★
  台詞覚え抜群だが声か?容姿か?主役にはなれない。ムツオを見つけ話しかける
 ・1年:ユキ★
  問題のある家庭で育ったらしく素直なお馬鹿ちゃん、キコが好きでベッタリしている。
 ・1年:マコト
  好きな人も嫌いな人も不幸になるのが大好きで、巧みな嘘で周囲を困らせて笑っている。
 ・1年:城戸
  合宿所に到着したが行方不明、演劇部では一人浮いていた邪魔な存在らしい
 ・施設管理人:アキラ
  のんびりした田舎の青年のハズだが、山奥を利用して危険な植物を栽培しているらしい
 ・陰の男:ムツオ
  都井ムツオ、津山30人殺しの犯人。彷徨っていた亡霊なのか、殺意の具現化なのか?存在が謎。

                    ・ ・ ・
  誰も気が付かなかったムツオを発見し驚きもせず話しかけるキコ。
  「最後に女子高生が見れてラッキーだったな」と低いテンションで答えるムツオは
  自分の事をゾウみたいなものと言い、自分の存在を内緒にして欲しいとお願いする。
  その代わり「今日起きた出来事を俺のせいにしていいよ」と意味不明な提案を了解する。
  キコの後をついてくるユキにはムツオの存在をあかし、2人の秘密にする。
  ムツオは生きていて辛いだけだったと言いう
  ユキは人生が霧の中道を進んでいて突然終わると言う。
  ムツオは道があるだけいいと呟く。

  ムツオの傍だけ携帯の電波が1本立つらしく、ユキの携帯にキドからLINEが入る。
  バスの降りる場所を間違えたらしいが、その後の返事はない。
  管理人の車で担任がバス通りを探しに行くよう部長はお願いするのだが
  担任は面倒そうにして、生徒たちに任せようとLINEの来たユキへ頼むが
  ユキは携帯の電波がどこで入るのか聞いてくるユウから逃げる為に断る。
  誰も探しに行かないまま、タカミに副部長が怒ってしまったり。
  マコトは先生にワザと親しげに話しかけ、部長を心配させた上に
  キドが先生に付きまとわれてたと嘘の話を流し込み、一人楽しんでいた。
  タエは他の部員の会話でヒロコが自分の好きな男の子との交流会をこっそりしていると
  確信をつかむ為に、他の部員に聞いてはヒロコに妨害されてイライラしてくる。
  そんな滑稽ともいえる光景をムツオは隅でじっと聞いている。
                       ・

  そして、キコが食べ物としてムツオに持ってきた草がスイッチとなる。
  ムツオが持っていたキドの携帯と、置かれていた草を手に取るユキ
  そこへ入って来た管理人は驚き、草を返すように迫る。
  過去に父親が栽培していて逮捕された経験(笑)から了解しているユキは渡さない。
  力ずくで奪おうとする管理人は、ユキの首に手をかけてしまい動かなくなる。
  そこへやってきたユウ、今度はユウが襲われるが、
  後から来たハジメが機材で後頭部を殴打、管理人を押さえつけユウに止めをささせる。
  怯えるユウに正当防衛だから口裏を合わせれば大丈夫というハジメ
  心配ならユキとの共倒れにしようと、生死不明のユキも止めをさそうと持ち掛けるが
  叫びながらユウは逃げてしまう。
  落ちていた携帯を見たハジメは「死んでいるキドからLINEが来ておかしいと思った」
  そう決定的な独り言を言い、ユウを追いかける。
  残ったユキはゆらゆらと起き上がりムツオの場所で再度倒れる。
  そして再度立ち上がり、ここで休憩する事にする。
                        ・

  終に喧嘩で本音をぶつけ始めたタエとヒロコ
  何もしない先生、怒りながらも卒業後の事で不安になる部長
  鉢合わせたハジメと副部長、ハジメに管理人の死体を見せられ狼狽する副部長を
  演劇部に大事な人はだれか?と問いながら、ハンマーで副部長の手を潰すハジメ
  マコトだげが、ユキとムツオを発見し自分の酷い性格を笑って話すのだが
  他の部員には2人は見えない(気付かれない)らしい
  暗く寒い倉庫の中、ムツオは立ちあがり上着をユキに渡す。
  彼は森の中で2人の女子高生を見た、ひとりが倒れその娘の携帯を拾ったという
  そして、寂しいか?と尋ねると銃と刀を持ってドアの外へ向かって行く
  〜暗闇の中、1、2、3、と数える後に破裂音が炸裂、・・・・・10!〜
  最後に暗闇に現れたのは意外な2人だった。

  冒頭からムツオが居て、終始監視されてる怖さはあったけれど
  先生の「あ〜ぁ」の口癖が異常にイラッとさせられる。(嫌いとかじゃないけど)
  そんな中で女子特有の会話とか、馬鹿なユキの素直な話かたとか
  乾いた感じの会場で(倉庫だし)淡々と、騒がしく展開されてゆくので
  突然の乱闘からユキが殺されると、一気に軽い寒気がしてきましたよ。
  空調より寒かった感覚ありました。
  ハジメは過去にも同じような事をしたのかな?ユウとの言葉も冷静だったし
  経験済みなセリフで、キドを殺害したのみ冷静だったよね。
  誰かにムツオが憑依するとは思っていたけど、悪い奴だけだと思ったら
  10人全員とは酷いんだけど、ここまでくると潔くてスッキリしますね。
  暗闇でのカウントと発砲は、見えないだけに効果的な演出。
  首を絞めて立ち上がったユキは死体が道具の陰にあって幽体が観てるかな?
  そう思ったけれど、絞殺されて立ち上がったら再びは死ななそうだから
  もしかして死んでないのかも(実際暗い倉庫だった設定で見えないだけかも)
  ムツオがなぜここに居たのか?悪意に呼ばれたのか?偶然なのか?
  (八つ墓村だと定期的な年ごとだけど、2014年がその年だったりして)
  ムツオは境界に近い人間にしか見えないのかな?
  そう思ってみていたけどハジメにも資格ありそうだし、
  なによりキコはムツオの姉に似ているそうだけど、キコはなぜムツオに興味持ったか?
  偶然なのか?必然か?毒の実や大麻草を持ってきてしまうし
  確かに内に秘めた恨みとかは持っていそうだから、シンクロしたのかな?
  とにかく凄い落差のある展開にただただ驚くばかりでした。
  ★の2人が最後浮かび上がるのは少しだけカッコイかったです。
                            ・

  終演後のアフタートークは「あひるなんちゃら」の関村さんが
  大喜利のごときMCで盛り上げてました、なかなか面白かったです。
  確かにレベッカさんは悪い女役が多い気がしますね〜

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