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「15 Minutes Made Volume12」〜Mrs.fictions presents 〜


  ◎7月11日 14:00(2時間)王子小劇場

  15minは久ぶりみたいですね、途中見なかった機関があったようです。
  今回は2か月連続なのも凄いですが、参加メンバーが凄いですよ〜
  MU・シンクロ少女・第27班、それに未見ですが気になってたジエン社さん
  主催のフィクションズさんは安定してますし、どこから見ても面白そう。
  流石にチケットは直前になると完売が続いてて、迷ってたら取れなかったよ〜
  今回は終わりの回がMUの回、そしてシンクロ少女が徳橋さんの回なのでマチネへ
  開場5分前に劇場へ到着、すると入口下から30人位既に並んで人気!
  定位置、の最後列奥に座り開演を待ちました。 

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



 『ミセスフィクションズの祭りの準備』〜Mrsfictions〜
 お正月、都会に就職するも負けて戻って来たイマムラは旧友のオカノと再会。
 小さい頃、アイウエオ順で虫を食べさせられていたイマムラ
 その時「タガメ」の回で希少種のタガメを助けようとイジメてる奴を止めたオカノ
 部屋の外では目の前の幼稚園から五月蠅い子供たちの声。
 「うるさいからさ、あいつら殺そうと思うんだ・・・」そんな再会で始まる。
 ―半年後―
 幼稚園ではお祭りの最中、買い物から帰るイマムラ。
 帰るとダイナマイトを全身に纏ったオカノ、タバコを吸う大胆行動!
 出店の焼きそばを期待してたオカノ、でもイマムラはコンビニ焼きそばを買ってくる。
 ガッカリしてビールだけ飲むオカノ、祭り2日目の明日が決行予定日。
 2人で表裏の出入り口を固め!ダイナマイトで全員爆発、最後は祭りヤグラの上で
 ダイナマイトで乾杯!(自決)そんな予定にワクワクしていろオカノ。
 そこへイマムラが話出す。
 祭りでイジメてた本人に会った事。子供を持った彼は今になって謝ってきた事。
 そして、オカノにも謝りたいと言っていた事。(飲み会でタガメ以降を食べさせてたらしい)
 飲み会のノリでやっているとイジメを否定するオカノ、そして明日は絶対やると言い
 自分一人じゃ無理だと、イマムラが居ないとダメだと言い、やろうと答えるイマムラ。
 ゆっくり眠るオカノの手からタバコを抜き取り、一服するイマムラ。
 そして、火の付いたタバコをポイっとダイナマイト入りの箱へ投げ捨てるのでした。 
                         ・
<感想>
 1番手がficttionsさんなには今まで見た記憶がないですが
 最初に登場する事で基準的な提示がされたようで、締まった始まり方でした。
 持ち味の馬鹿な話も交えつつ、寂しい2人の静な会話劇が展開。
 イマムラは都会でもいい事なかったのかな?最後の行動は意見が分かれますが
 個人的には確信犯的に、というかイジメ側の謝罪とオカノの話を聞いた上で
 ふいに「終わらせよう」と刹那的な故意のポイ捨てな気がします。
 引火してもしなくても、それに運命を任せたんじゃないかと思います。
 爆発しない可能性もあるから、これもその後を期待してしまう作品でした。
 

 『消えないで、ミラーボール』〜20歳の国〜
  高校のサッカー部の男4人とマネージャーのアサミ
  部活が終わればカラオケBOXで終バスまで歌い続ける5人。
  最終試合をボロ負けして終わりの回、アサミを好きでも告白出来ない男。
  告白してしばらく付き合った男、2人が別れた後に慰めた男。
  仲良し5人組が彼女の為に再会出来なくなってしまった。
  中心メンバーの多川に呼びかけを頼むアサミだが、冷たく断ってしまう。
  原因を作ったアサミが呼びかけないと意味がないと言う多川に
  「じゃ、切っ掛けは私が作る」
  「早くしろよ」
  その言葉から幾数年、アサミの結婚式に集まった一同。
  昔話の暴露話が終わった頃、多川のスピーチと全員で彼女の十八番。
  結婚式にはそぐわないがglobeの「Can't Stop Fallin' in Love」を熱唱するのでした。
                        ・
 <感想>
  二十歳の国さん、15分だから青春ぽい所だけを使った作品でした。
  普段はもちろんSEXやドロドロした部分や強い劣等感なんかも描きますが
  今回は爽やか路線でしたね、メインは青春を描きたいんだからこれが正解かな?
  ダサさは、告白できなかった彼に一任してましたが笑いが結構あって良かったです。


 『HNG』〜MU〜
  街の景観を汚すエッチや変態を取り締まる自警団「HNG」が深夜の「すき家」
  ワンオペで給仕をする店員の前で、中央線で人に精子をかける愉快犯「ドピュッシー」の話
  それに屋外でSEX覗く人を募集するサイトに登録して、潜入捜査する等の話に驚く店員。
  リーダーがサイバー担当が出ていくと熱血漢の古屋敷とシンマの井神の2人が残る
  2人きりになると(イヤ、店員居るんだけど)先日相手を殴って怪我をした古屋敷を心配し
  井神は残ったらしいのだが、実は付き合ってるらしく、最近KISSもしなき古屋敷に言い寄り
  痴話げんかして井神は帰ってしまう・・・・。「大変ですね」と声をかける店員。
  トイレに消える古屋敷、すると怪しいヒゲオヤジと女の子が来店。
  玉×2にツユダクダクと文字にすると淫靡とも言えなくないオーダー(合言葉?)
  するとまたメガネの怪しいオヤジが現れ同じ注文。
  最初の2人は外での行為を見せたい側、そして後から来たのは観る側の男。
  すき家のワンオペなら出来るし、誰もやってないからランキングが上がると目論む女。
  観てる男:森久は有名なレビュアー、イイネ!ならぬ「観たいね!」ボタンを連打コメントする。
  早速始める2人に驚く店員:青木、グルとも知らずに森久に「入ってますよね!」と尋ねる
  邪魔されたくない森久は、店員に自分の注文を優先しろと怒り始める。
  そこへ「入ってるね、アウト」と出てきた古屋敷だが、女は古屋敷の妹:秀美だった。
  同様しつつ応援を呼ぶ古屋敷、妹の不順異性交遊を昔から監視していた古屋敷。
  その反動で開放的になったと主張する妹、援護して話す相方の男。
  たまらず男を殴る古屋敷、HNGのメンバーが駆けつけるのだが・・・・・
  ドピュッシーに襲われたリーダー、そして犯人は身内・・・(ミイラ取りがミイラに)
  ともかく、2人と居直る傍観者を車に乗せて事情を聴こうとするリーダー
  残った古屋敷と井神、小さい頃に両親の庭とかでの行為を観て嫌悪を感じた古屋敷
  だから変態を殴るとスカッとすると告白、しかし井神に「立ってんじゃん」とツッコまれる。
  井神は古屋敷をトイレに引っ張り込むが(多分襲ってうる)直ぐに井神が走って出ていく
  それを追いかける古屋敷、そんな彼の姿に「HNG〜!」と見送る店員:青木だった。
                       ・
 <感想>
  アフタートークの話は別枠(最後)
  前半の最後は笑いで爆発してましたね、HNGという架空の自警団だから普通の会話が異常
  その時点から笑いがあちこちで起こって、2人が始めたあたりから客席も箍が外れた感じ
  青木さんの目が離せない「入ってますよね」状況から、ドピュッシーの正体がバレる辺りは
  たたみかける展開が、15分とは思えない感覚にさせてくれました。
  最初はドピュッシーが昼間にも現れるから、ワンオペの彼が犯人?と思いましたよ。
  すき家だから「隙がある家」って事で変態業界でブームになってる設定かと思ってました。
  MUの前作を観てる人は当然ですが、そうでない人からも森久の登場は凄かったみたいです。
  普通顔出しNGなのに、顔出しして正々堂々してる辺りは38mmの「観劇おじさん」と同じ
  ハセガワさんもそんなイメージで登場させたのかな?
  あんな堂々としていたら、開始前や終了後に「差し入れ」とかしてくれそうな気がしました。
  (シュークリームとか精力剤とか、そっと置いて帰っていくような渋い差し入れ方かな?)
  ある状況から、個人的にはそんな思いにハマりましたね。
  事前ツイートで「続きが見たくなる」ような事を書いてありました、ホントですね。
  馬鹿な例ですが1・3・6番目でMUが出てきたら面白いんじゃないでしょうか?
  2劇団で交互に、同じセットを使う制約で15分公演をするのも面白いね。
  終わりの回では青木は「当然加入するよね?」って後日談の話をしてましたが
  個人的には公園での攻防戦が観たかったですね、森久の取り調べシーンとかもいいかな?
  井神と古屋敷、それに信くんが古屋敷に抗議する話とか広がりが沢山ありそうな話でした。
  それと、後述するシンクロ少女さんも「性癖コメディ」とも言った感じの爆笑短編でした。
  黄金のコメディフェスティバルに出ても確かにいい勝負でしょう。
  でも内容が内容だけに、昔「RE:TRANS」って企画があったので
  RE:コメフェス的なアングラネタ揃いのお祭りがあってもいいかもしれませんね。
  黄金のコメフェスってゲスト審査員の票がデカくて今一納得出来ないんですよー
  観客がチケ代に+賞金1000円を上乗せして大会出来ると思うんだけどなぁ


 『夏の灯り』〜 第27班〜
  夏祭りの夜、三つ子の出店で女の子を待っている男。
  一方で浴衣なのに俯いている女の子。そして彼女が好きな幼馴染の男の子。
  前髪切りすぎてデートに行けないと騒ぐ彼女、そんな事ないと慰める男の子。
  可愛くない、可愛い論争から、慰めないと慰めろと言う女の子の可愛い言い争い。
  一方で、彼女からの指示で出店を回る男、そして呼び出しで彼女の所へ向かう
  やっと落ち着いた女の子、デート相手と来年来れるかも解らないんだからと
  彼女を前向きにさせた頃、メールで指示を受けたデート相手が現れる。
  「もう正面がぼんやり見えるだけだから」そう伝えて女の子の手を相手に渡す男の子。
  「彼女を頼みます」 とそれぞれ別れる3人でした。 
                    ・

 <感想> 
  上手いし綺麗なお話でしたね、15分も丁度良い感じ。
  最初に男の子と女の子の関係を投射した字で説明し、好きな子をデートに向かわせる切なさ
  後ろでは三つ子が早変わりで店をチェンジさせて、通過するだけだったり間に合わなかったり
  その部分で笑いを取って、ギャップで手前の2人が際立ちますよね〜
  ただ、早い段階で彼女が盲目とまでは断定できなかったケド違和感があって予感してました。
  男がデートに乗り気では無く、悪いと思っている事や彼女の話し方視線・表情とかね
  だから髪型を気にしたり、男の子が探しに来た感じのオープニングだったので
  そこまで一人で来たとは思えないから、その矛盾で確信できなかったのですが
  そのモヤモヤでちょっと、感動が薄くなってしまいました、でもホント上手かったですね。
  「恋の文化祭」でどこまでも行けるのさ〜を拝見してたから期待してたので期待通りでした。


 『私たちの考えた墓に入る日の前日のこと』〜The end of company ジエン社〜
  河原でゴミ(死体かも?)を処分する男、
  そこへ不法投棄の自転車持ってくる青白い顔の男「死んでるさん」彼は死んでるらしい
  東京から死体で流れてこの地にたどりついた彼、そしてもう一人流されてきた少女
  生死をさまよったのか?誰か亡くなって精神的に死んでいたのか?
  最近買い物もできるまで回復したという女、彼女に共同墓地や葬儀について尋ねる彼
  東京に行かなくてつくづくよかったと言う清掃員。
  反復し、交錯する会話、何もつかめない、決まらない、迷っているような「死んでるさん」
  そんな熱い夏のお話 
                         ・
 <感想>
  正直、上に書いている事が合ってるとも言い難いです、不思議な世界でした。
  戯曲を読めば背景とか解ったんでしょうけど、時間が次まで短かったので
  アガリスクの沈さんが贔屓にしている劇団さん、フライヤーは毎回不思議な言葉が並んでて
  きっとその通りなんだと思いますね、雰囲気はありますが正直観劇は大変そうです。
  東京はゴミも死体も垂れ流しのような、ミサイルが落ちたり崩壊した場所になってそうです。
  そんな中、無縁仏として流れ着き共同で埋葬される前の日に自身の記憶もない死んでるさん
  彼が何かを求めて自分が見える人たちに何かを訪ねて、何かを探しているそんな気がした。
  回復したと言う彼女は、生死をさまよってる間に知り合ったのかなぁなんて、
  友人を誘って、終演後に話あうのにはピッタリかもしれませんね。


 『性的人間 あるいは(鞭がもたらす予期せぬ奇跡)』〜シンクロ少女〜
  官能小説家とその妻ミツコ、スランプに陥ってる先生に追い打ちをかける妻の言葉
  浮気してるの、助手の黒田くんと!
  貞淑と思っていた妻の反抗、土下座する黒田くん、そして出ていくミツコ。
  良くやってくれる黒田くんを許す先生、黒田はミツコがとんでもなくエロいと言い
  そして小説の題材にしましょうと提案するが、小説家としてありのままは書けないと断る。
  しかし!マグロ状態だったミツコがエロい?
  信じられない事だが、先生は黒田に頭を下げミツコとの一部始終を聞くことになる。
  早々と寝たある日、隣の部屋でなくベットの隣で事を行った2人に否定するも驚愕
  なぜ起きなかったのか?叫ぶ先生。
  私を縛って、そう頼むミツコ、そして方言で罵声を浴びせる黒田くん
  そしてムチの代わりに先生の浴衣の帯を外し、ミツコを撃つ黒田くんの姿
  彼の脳内でミツコが囁く、
  黒田君は大きい、」あなたは細いから
  2時間もしてくれるの、あなたは15分位よね
  呪いのような彼女の言葉、そして黒田君に「もう1回」と一部始終を訪ねると
  なんども繰り返し、そしてPCへ向かう先生は何かを書き終えると
  どこかへ行ってしまったように天に拳を突き上げるのでした。   
                        ・

 <感想>
  ツイッターでは最後に持って行ったみたいな感想を拝見しました。
  MUさんシンクロさん前半・後半の締めに素敵な爆弾が配置されたものす。
  徳橋さんはSっぽい冷たい感じも良かった。(「不謹慎な家」のキレキャラを想像してた)
  泉さんの立派な肉体のギャップも情けない雰囲気とSEXの未熟さに笑いを誘ってます。
  黒田くんの馬鹿真面目な対応と、方言に変わる所も面白い
  そしてシンクロさんの音楽はカッコイイくて重厚なサウンドを選んで流れるから
  そことなく情けない先生の最後にシーンも荘厳に見えて来るんですよね
  だからツイッターにも書いたけど、ラストシーンが北斗の拳のラオウの最後に見えた!
  ミツコ=ユリア・ケンシロウ=黒田くん、の構図が浮かんで絵が見えました。
  MUは15分以上に感じましたが、こちらは3人なので短く感じましたよ。
  来年にはスズナリ進出、これは必見ですね。
  名嘉さんの演じるミツコも見たかったです。

  久しぶりの15Min、他のしかったですよ。ジエン社も27班も見れたし
  今回のラインナップが豪華すぎて次回は心配ですが、きっと面白いと思うので行きます。
  で、終わりの回(アフタートーク)はMU
  ハセガワさんと古屋敷さん(旧・MUメンバーはもう残ってなかった事を再認識)
  フライヤーがカッコイイ感じで敬遠されてるのか?なんて言ってました。
  (私も初期の頃はそうだった気もします、小さいフライヤーでレイアウトも綺麗だったし)
  今回の制作過程では変わった場所についてのアンケートした事や
  結果、ワンオペなら出来るでしょう?とはハセガワさんの想像で決まった事。
  MU未見の方へ通常より弾けた事をブッコミした事や、青木の今後とか
  役者さんを使って欲しい事、MUをもっと間口を広げたい事など真面目なお話でした。
  内容はともかく稽古も真面目に取り組み、物語を重視してる事なんかもいい話でした。
                            ・
  月曜日の追加公演で人気の「根本宗子」さんが終わりの回に来るそうで
  MUの作品を気に入るでしょうから、根本宗子ファンを取り込めるんじゃないでしょうか?
  根本さんが今年1月阿佐ヶ谷ロフトで2DAYSの上映会をやってたんですよね
  MUさんも上映会で90分位のコレド作品上映会して、ゲスト観客に根本さんとか
  人気劇団の主宰・主演を呼べばファンを奪えると思いますよー。
  でも個人的には上映会で出演者やハセガワさんい上映中の映像止めて
  変更したシーンとか、失敗した回の裏話とか、音楽やアーティストの言葉のチョイスで
  どんな候補があったんだよーとかそんな音楽系の話を聞きたいですねー
  新作で、青木君のその後の10分位の映像作品とか観てみたい気もしますが
  回の終わりの回でHNGの後日談を5分位やってくれないかな?と期待少ししてました。
  終わりの回、良かったからMUも今後アフタートークしてくれたらいいなぁ。
                                         ・

  今村さんが20分だと起承転結が出来てしまうので、15分だと劇団の特色を
  凝縮せざる負えない時間にしたという事に関心してしまいました。

  

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