全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

「LOVE」〜Chapter1〜シンクロ少女〜


  作・演出:名嘉 友美

  ◎10月3日19:30(80分)下北沢OFFOFFシアター
    
  名嘉さんが久しぶりに役者として登場。

  しかも相手はMCRの櫻井さん、愛についての連作の始まり第一話。

  平日3日間というハードル高いけど、観ないと後悔する事確実カナ?

  そんな思いで、平日行ってまいりましたが、平日なのに満席の劇場

  椅子を並べただけの簡易な舞台セットで90分。

  とても凝縮した面白、楽しい舞台が幕をあけました。

  当日パンフに歌詞が6曲も書いてあり、英語の訳らしいのですが

  観劇後に観ると、なかなか面白い仕掛けとなってます。

  簡単に言うと「観れて良かった!」

 

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



STORY

 恐らく、深夜のてっぺんは回った時間。

 路上で缶ビール片手で楽し気に飲んでる親友の2人。

 舞台俳優同志の2人。

 友人の大岡は中国人の恋人、陳さんが上海へ帰国中なのでこれから

 もう1件行こうと無理に誘ってくるが、断る武田。

 実は、俳優もラーメン屋も辞めて、明日彼女の居る上海へ行くと告白

 向うで日本語の先生でもするか?と楽天的な考えで心配する武田

 最近、彼女の日本語が上手くなり会話が成立してギクシャクしたという大岡

 ジェントルマン精神を常に求められていると豪語する大岡は

 傍らの路上で寝ている女性に、武田がいつ声かけるか試してた!と嘯く

 そして、彼女に声をかけて起こすと、武田に試練を与えて帰ってしまう。

 水を買ってきて、話始める2人のみっともなくドラマチックな展開が始まる。


<登場人物>

 武田:櫻井 智也さん・・・・38歳の売れない役者、TVの悪役程度出演中。

 佐藤ユミ:名嘉 友美さん・・・・脚本家、泥酔して道端で寝ている女10年

 大岡:田中 麦平さん・・・・武田の友達。舞台役者だがメインはりラーメン屋。

 たんちゃん:おがわじゅんや・・・・ユミの絶対何も起こらない男友達。

 陳さん・・・・大岡の13年続く恋人、大岡にジェントルマン精神を強要する強い女。
 
                   ・
 彼女は物書きの佐藤ユミ

 友人とガブリチキンで飲んでいたが、10年付き合って別れた彼氏と遭遇

 明らかに20代の性格良さそうな女の子連れにムカムカしたらしく

 笑笑で飲み直して、この様だというのだが、突然PCが無い事を思い出し狼狽

 武田は仕方無く、彼女の一口ゲロの後を辿るように、笑笑・ガブリチキン

 そして警察へ遺失物届を提出する所まで宥めて付き合う・・・・

 締切まで後2日なのにと落ち込む彼女は、突然「川が観たい」と言い出す。

 川はないけど、壁を横這いに歩いて、入口をくぐってしょぼい用水路へ到着

 そこで、なんとなく聞いていた大岡との会話から、武田の恋愛話になる。

                        ・ 

 最初は、ユミが好きになる瞬間リビドーの音がするって話から

 武田が「男は棒に支配されるから」の話から「いや、袋が影の黒幕説」へ

 馬鹿笑い話で和む、2人。

 大岡が言っていた彼女居ない歴とは違い

 5年前までみんなが知っている女性と内緒で付き合っていたと告白。

 何度もカッコつけてました、と訂正を入れながら、情けない終わり方と

 今でもジクジクしたものがあると告白。

 もう簡単に恋に落ちない!じっくり付き合って交際を重ねる!

 SEXまで半年かける!

 2人で区切り付けましょうと、同時に元カレ・元カノにLINEを送信する彼女

 ユミにはベタな「幸せに」返信が来たが、武田には既読になっても返信なし

 落ち込む武田を励ますユミ、眠くなってきたのでウチで寝ますか?と武田

 本当に昼近くまで武田の家でグッスリ寝た2人。

                        ・

 駅まで送ろうとする武田、そこへやってきたのがユミの友達たんちゃん

 微妙なオッサンとハグするユミを見て、驚きと心配する武田。

 ユミはスキンシップが大好きだからと、解説するたんちゃん。

 たんちゃんの歴代の彼女に嫌われてると言ってのける、モテ中年らしい

 そして、たんちゃんの右手から現れたUSBと驚きの真実。

 昨夜のユミは元カレに「下手くそ」とか暴言を吐いた後、

 得意の「川が観たい」から井の頭公演へ行き、止めたけど池へPCを捨てた!

 USBだけ死守して、もう匙を投げたたんちゃん

 途中から思い出してたらしいが、自分が警察まで行かされた事にショックの武田

 気まずいままヨロヨロ去って行く武田の元へ電話が入る。

 陳さんからで、大岡と連絡が着かない、上海に来ないかも?との連絡

 度重なる自体に「う〜ん」とまた歩き始める武田、ユミの居る所へ戻って来る

 事情を聴いたユミは、たんちゃんを呼び出し、

 彼女に自分がたんちゃんと寝たと嘘告白をすると脅し、仕事無視して「足」にする。

 (彼女から細かいSEXのディティール聞いてるのが嘘を本当に変えるらしい)

                          ・
 3人で大岡の実家に到着。

 家族は、不良債権息子が自立すると思い喜びムードだが、

 大岡は我に返って、上海行が怖くなった言う

 抵抗する大岡を強引に車に乗せて、羽田へ向かうのだが、途中車から落ちる大岡

 慌てて、車を止めて3人でまた強引に車に乗せて走り出す。

 そして、ユミが尋ねる「単純に、彼女の事は好きなの?」と聞いてくる

 ジクジクとした反応する大岡だが、最後には「愛してる」と泣き叫ぶ!

 そしてPOPな歌が流れる中、ノリノリで羽田に向かう4人

 後部座席でKISSする2人に驚き呆れる「たんちゃん」と客席なのでした。


  本当に面白かったですね「This is 30」と甲乙つけがたいです。

  まぁ、こんなの三鷹とかでやったら、会場広すぎて面白さが希釈してしまうかな?

  宛書当然の名嘉さんと、櫻井さん(ヒモ生活経験者だったかな?)の微妙に

  情けない感じが見事に描かれてて、ユミの物書きとしての毒舌も良い

  音楽の事を書きませんでしたが、要所要所で音楽(洋楽)が流れて来て

  イヤホンで片方づつ曲を聞くシーンは、男女が近づくシーンの定番だけど

  高校生の恋愛映画じゃなく、弱ってる妙齢な2人なのもなかなか微笑ましい

  ユミ→武田、武田→ユミと楽曲を返したり、

  座る位置も逆転して「だいじょうぶ」と励ますシーンを裏返したり

  演出として、川へ向かう壁伝いに移動するシーンが可愛いらしくて素敵です。

  激しい、麦平さんの車からの脱出シーン(シンクロ少女の魅力、車移動)

  そしえ、腕を振り上げるノリノリなラスト、もう最高にイイ感じですよ〜

  たんちゃんのキャラクターとかも強烈で、役者さんもそれにピッタリで怖い!

  大岡は日替わりだったのですが、みんな面白いと思うのだけど

  麦平さんの「みっともなさ」が1番しっくり来たんじゃないかと思ってます。

  特に「ここもっとこうして欲しかった」みたいな事は一切思いつかなかったです。

                          ・

  Chapter1って事で、2はこの2人が続くのか?

  また別のLOVEの話なのか、次回作も大いに期待ですね、

  もし別の話になるのなら、たんちゃんが上司とかで出ても面白いかなぁ

  私が好きな作品「不謹慎な家」の作・演出の2人だから相性いいんですね

  この作品、出来たら他の役者さんで再演して観て見たいです。

  堂本さん復帰作にどうでしょう?

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事