◎2月4日 13:00(75分)スタジオ空洞 作・演出 奥村 徹也 未見の劇団ですが、コメディ劇団らしくて、見易そうな短編。 女の壁/憧れの雪国と2本立て、西山宏幸さん、田村優依さんが出る 「憧れの雪国」とどっちを見るのか悩みましたが、大竹さんが出る方の 「女の壁」だけ行く事にしました。 女の壁って言うだけあって、三十路女の世間的な壁とか そう思わせて、物理的な壁(崖)とかと奮闘する話かと思いましたが・・・ 主宰の前説が、空調の熱い寒いとか、携帯でピリッとか、 なかなかグダグダでダラダラした感じで、嫌いじゃないゆる〜い感じ そんな流れを継承したような舞台が始まるのでした。 STORY 茨城のとある高校の体育館裏、卒業式当日。 コソコソと現れる卒業生(20歳)の女子2人。 リナとスズは高校の同級生で親友・この体育館裏でカツアゲされた仲。 体育館が取り壊しになると聞いて、ここにあるタイムカプセルを掘りにくる まだ卒業して2年、丁度その頃からココにはある噂が流れていた。 夕暮れ時に女の幽霊が出ると言う噂〜 急いでリナが埋めた鶏の死骸(オモチャ)とタイムカプセルを発見するのだが そこへ現れた在校生のヤンキーっぽい女に暴言を吐いて逃げる2人。 しかし、壁にはばまれ捕まってしまうのですが、悲しい女達は意気投合していく。 <登場人物> リナ (大竹 沙絵子さん)・・・東京の大学に通う二十歳(笑)2年ぶりの帰郷。 ズズ (永井 久喜さん) ・・・リナの親友でネジ部、全国フリースタイル3位コンビ。 しまちん(石澤希代子さん)・・・ネジ部の後輩で今日卒業。馬みたいな清水君に告白。 優子さん(武川 優子さん)・・・ダブり中の、オバサンみたいなヤンキー女。 出口(金 佳奈実さん) ・・・優子の舎弟、優子しか友達がいないらしい。 昔からヤンキーにカツアゲされてた2人。 地元に残ったスズは未だに定期的に上納しているらしい 校舎裏で優子に捕まった2人だが、あんまり強そうじゃない優子。 ノーテンキに現れた後輩のしまちんも加わり、優子が気にしてた男の子に告白 OKもらうが優子は不機嫌、しかしソッコーでフラれてしまう始末。 この優子はリナとスズの同い年なのだが、2年前にもらったラブレター 体育館裏に呼び出されたが誰も来ない・・・ そこで留年を続けた上、体育館裏に住んで差出人をまっていたと言う 体育館裏の幽霊とか彼女の事だったみたい(笑) 独りぼっちだった出口は優子に拾われ、優子の為に新たに手紙を書いて 優子の希望をつなぎとめていたが、事実を告白。 みんな寂しい女同志、優子の出来なかった女の子同志の学生生活を試す5人 ・ そんな中、ラブレターの相手と思われる男が現れるのだった。 (結末忘れた!、本物だったか?しまちん相手だったか?手違いか?) 大竹さん、永井さんのネジ部コンビが弱くて、不幸すぎて面白かった印象 石澤さんのブリッ子だが、微妙に浮いてるし、上目線な感じのキャラも○ 優子さんの昭和も昭和なキャラ設定が、ちょっと微妙でしたが 役者さん自身の面白さとノリで、楽しく拝見できた作品でした。 ネジ部の部分を作り込んでくれるともっと、面白かぅたかな? 出て来る男性が馬の被り物なのは、リアルじゃないコメディらしくてGood! 優子さんが幽霊と噂される位ならヤンキーじゃなくて、浮浪者レベルなら 違う面白さが出たような気がしますが、小動物風な優子さん行けると思う 結末忘れた位だから、劇的なラストじゃなかったんだろうけど ピュアなイケメンが登場して、収拾付けてくれる位の剛腕を望みます。 なんて、8〜9か月前の備忘録で、偉そうに感想言えませんねぇ。 |
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