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「ラストダンス」〜国分寺大人倶楽部〜


  作・演出 河西 祐介

  ◎2016年7月10日 14:00(80分)シアター711

  国分寺大人倶楽部さんの最終公演。

  ハマカワさんとか、好きな役者さんが出演していたのに

  一度も見た事が無いまま、河西さんの新ユニットS&Bは観ていて

  やっと最終公演で滑り込みの観劇でした。

  色んな意味でラスト、シアター711が誕生する前なのかも?

  小劇場の運営は大変なのが、結構本気で思える作品です。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


備忘録的な「15か月前」の観劇記事です!だから記憶も曖昧です。



 STORY

 舞台はシアター117という映画館からの多目的ホール。

 創業者からその息子に経営がバトンタッチした初日から

 数年で転落してしまい、最終営業日。

 場内ではこれまた解散する劇団の最終公演「ラストダンス」が始まるのでした。

<登場人物>

 新村 岳人(加藤岳史さん)・・・シアター117の創業者の息子。経営も人生も失敗。
 松井 龍範(後藤剛範さん)・・・岳人の友人で従業員。見た目がゴツイが優しい人。
 藤森 裕太(河西祐介さん)・・・岳人の友人従業員で、不真面目を絵に描いた男。
 塚田 沙希子(大竹沙絵子さん)・・・こちらも友人従業員。裕太と交際中。
                     ・
 新村 竜二(林 竜三さん)・・・岳人の父で創業者。妻を亡くし、高齢から引退する。
 新村 奈美子(藍屋奈々子さん)・・・岳人の妹、常識人だ兄を律す事は出来ず・・・・
 新村 綾香(望月綾乃さん)・・・岳人の妻、妊娠も判明し幸せが始まるハスだった。
 三石 亮介(松本 亮さん)・・・少年院帰りで龍範の友人。現在は無資格の保父さん
 エイミー(えみりーゆうなさん)・・・亮介の恋人、アジア系の外国人。」
 内川 昴秋(前田昴一さん)・・・胡散臭い、現代美術作家。沙希子をモデルにした
 春日 里子(笠井里美さん)・・・裕太の浮気相手?らしき音楽家。


 父親が引退して息子の岳人に経営を任せたシアター117。

 従業員の大失敗なサプライズ引退祝い、そして孫が生まれる報告を受け泣いた日。

 同じ日に、龍範の友人・亮介が久々の再会に現れ

 沙希子がモデルになったアーティスト:内川に「専属アーティスト」として無償契約を

 提案され、なんとなく良さそうと受け止める岳人の姿。

 元々、映画館としては傾いていた経営を多目的空間として再建を図る岳人。

 しかし、友人の従業員達は仮眠用ベッドで寝たりスマホを眺めるだけ・・・

 それを咎める事も出来ず、妹が指摘しても目新しさに負けて内川の個展を無償で開催。

 内川と沙絵子の関係もどこまでなのか・・・

 そこへ裕太とも只ならぬ関係のような女性音楽家、春日が登場し沙絵子は不機嫌に

 春日は内川の個展会場で定期的に演奏会を始め、2人は仲良くなる一方

 裕太と沙絵子は喧嘩別れしたまま、不協和音の117従業員達。

                         ・

 経営は苦しく、岳人は妻:綾香へ両親から200万円の援助を頼むが憤慨する綾香。

 一方、父親は痴呆症なのか綾香を妻だと間違えて話かけたり

 美奈子が父親の病院に付き添い、兄への警告も出来ないまま経営は悪化の一途

 そこに、仮眠ベットで寝ていた亮介が経営状況を聞いて提案してくる。

 亮介の保育園から、劇場の命名権を受けて援助する方法を龍範へ提案する。

                         ・

 数か月後、○○保育園シアター117と改名した名前で電話を取る岳人。

 かかってくるのは督促の電話ばかり・・・・

 保育園から亮介に200万円支払ったのだが、その亮介には連絡が付かないまま

 劇場では内川と春日の何度目かのコラボ演奏会があったらしく、

 2人で打ち上げしていると、2人が突然結婚して瀬戸内海へ移住するとの報告

 シアター117は立ち直れないまま、時間が過ぎて行く。

                         ・
 冒頭の閉館最終日。

 劇団の最終公演が公演する中、裕太と沙希子は偶然に出会い系で再会しながら

 寄りを戻すように食事に出かける。

 龍範はエイミーに亮介の葬儀には行かない事と、棺にミニ四駆を入れるよう頼む

 そして岳人は荷物を持ってきた綾香と対面。

 子供は生まれなかったらしく、新しい人との間に子供が出来たらしい・・・

 そして、舞台の撤収のように事務所の荷物が綺麗になくなっていく〜

                         ・
 ガランとした事務所。

 岳人の父、竜二がこのシアターを開店する前日。

 奥さんとなる人にプロポーズ、その日が117の名前の由来となったのでした。


 映画館からシアター711になったこの場所で行われる物語。

 王子小劇場の「花まる」みたいに企業支援を受ける所とかは、現実に寄せてて

 悲劇的な結末だから、ちょっと笑えるというか皮肉がこもった設定ですね。

 後藤さんはやっぱりイイ人役なんだけど、いい人過ぎて可哀想なんだよな〜

 このパターン多くい気がするんだけど気のせいかな?

 周囲の人々が、自分勝手に生きていて

 子供も生まれると言うのに岳人の頼りなさが痛くもイライラしましたよ〜

 所々、切ない所もあるんだけど、

 空気としては静かに滅んでいく感じで、ジワジワと病んでいくのでした。

 要所要所で説明が無いけど、それが帰ってよかった気がします。

 綾香の子どもがダメだった理由は?

 亮介が死んだ理由は?200万円の行方は?

 そこが解っても、正直嬉しくないし、この劇場事務所の定点観測だから

 知らなくてもいいいんだよね、岳人なんか観てたら離婚して正解でしょう。

 拝見してた河西さんのS&Bの作品が強烈な印象なので

 意外な気もしましたが、最後だからラストダンスだから、静かだったのかな?

 最後に観れて良かった。

 ホテルロンドンの台本を買って帰りました。

 過去作品、S&Bで再演してくれたら嬉しいです。

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