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「卒業式、実行」〜アガリスクエンターテイメント


◎2018年2月17日 14:00(2時間位)サンモールスタジオ

  脚本・演出:冨坂 友

 今の所、参加した事は無いのですが、試演会をして作品を作り始めた冨坂さん

 ナイゲン・紅白旗合戦と描いてきた冨坂さんの母校:国府台高校の3部作目?

 個人的には紅白旗合戦が全編・今回が後編という感じの位置に思えましたが

 会議形式ではなく、バックヤードのもで動きのあるコメディに仕上がってました。

 初日でも満員で、ブロマイドも売れてたみたいだし

 サンモールのロビーが狭く感じるのは、アガリスクさんとロ字ック公演位かな

 早めに来るいいお客様の中、卒業式が決着するのでした。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STAOT

 第70回、国府台高校の卒業式当日。

 自主自立をモットーにした国府台高校では、2年生が卒業式実行委員会=卒実

 となって、計画から運営を取り仕切るお得意の伝統がありました。

 先輩が好きって理由で卒実を取り仕切り2年の女子:榎並は困っていた。

 国旗の掲揚と国歌斉唱を卒業式で行うと言う校長先生

 生徒が決めた例年の卒業式で行くと言う生徒会長

 開場には2種類の次第が配られる中、

 とりあえず問題を飛ばして進行を確認する榎並さん

 式の直前には決まるだろうと思いながら、時間だけが過ぎて行く中

 色んな人々の行動い左右されるドタバタ卒業式が始まるのでした。

                      ・

<登場人物>

 ◎生徒達

  榎並(夕起さん)・・・3年の甲田先輩目的で卒実を務める女の子、基本中立。

  津和野(諒さん)・・・榎並が好きで卒実に参加してる頼りない男。

  星(秀美さん)・・・司会進行を任された女の子、決まらない次第にヤキモキ

  熊谷(有芳さん)・・・2年の生徒会長、生徒が決めた事を覆される事を拒絶

  沈(ゆうこさん)・・・美術部唯一の2年、卒業式に掲示する絵を書くハズだったが・・・

  淺越(岳人さん)・・・吹奏楽部の指揮者、アーティスト気取りだが、アドリブはOK

  甲田(守さん)・・・卒業生代表、恋愛には鈍い真面目な人

 ◎教員達

  校長:藤田慶輔さん・・・もみ上げ凄い校長、県指導の案を強行に進める。

  矢吹(ジャンプさん)・・・生徒の事も思って折衷案を考える優しい人

  鹿島(ゆきこさん)・・卒実顧問。卒業生でもあり現役時代は校長へ直談判

  持田:前田友里子さん・・・国語教師、卒業次第を何度も書かされるハメに

  中田(顕史郎さん)・・・美術教師で鹿島・齊藤在籍時の生徒会顧問、マイペース

 ◎外部の大人

  山岡(三四郎さん)・・・PTA副会長、急病の会長の替わりにスピーチする事に

  前田(綾香さん)・・・前年のPTA役員、熊谷ファンで反権力思想でグイグイ

  齊藤(コータさん)・・・OBとして、今回の騒動を嗅ぎつけて勝手に介入する

                        ・

  校長も生徒会長も不在の中

  矢吹先生が国旗は立てかける形の折衷案を出してくるがシックリ来ない榎並

  やってきた校長には前半は国旗、後半は美術部の絵へ変える案を提示も拒絶

  そんな中、慌てて絵を探しに来た美術部の沈

  持ち帰ろうとした絵は白紙・・・・国旗掲揚と思い書かなかったらしい

  式までに書かせようとするもテーマが決まらず

  顧問の田中先生を呼んで来るが、自分で考える中で生まれる何かを推奨

  モダンな口調で、解決策は出さずに帰っていく先生。

                        ・

  生徒と先生で、ピンクと黄色の次第を配り主張し合う

  定期的に演奏曲を確認に来る浅越

  挨拶に困り相談にくるPTA副会長・山岡

  熊谷生徒会長を応援し、先生方へ反抗して様子を見に来る元PTA前田さん

  勝手に入って来て反骨精神を押し付けるOB齊藤

  鹿島先生がかつて、校長室に乗り込むほどだったと言い、

  鹿島先生と追いかけっこへ

                       ・

  もう式を始める時間、とりあえず入場を開始する

  仕方なく国旗は傍らに立てかけたまま・・・絵は掲示されない式典。

  校長が挨拶で国家斉唱を宣言するも浅越が不在で吹奏楽部は動かない・・・

  途中、心配になってやって来た甲田先輩の言葉で態度を変える榎並

  しかし、田中先生が語った校長先生の状況。

  鹿島先生が過去、校長室へ乗り込んで反対した事で校長は転勤

  今回は県から指導を受けたが、自首自立の校風まで指摘せれているらしく

  そこを守ろうと、問題視され無いように国旗・国家を入れる事いした校長

  榎並が閃いた

  甲田先輩が始めた卒業生の言葉

  その次第の中で国家を歌ってもらおうと提案、先輩へ気付かせる為

  キャンバスに日の丸を書いて、舞台へ会長と校長が持っていきメッセージに変える。

  見事、甲田その真意に気がついて、国家斉唱を果たすのでした。

                       ・

  式典終了。

  榎並の所へやってくる甲田先輩。

  榎並が欲しがっていた先輩のボタンは亡くなっており、不思議がる先輩

  日の丸のメッセージに「鈍感じゃないよ」と言いながら榎並の気持ちをスルーして

  自分が持っていた運営ノートを渡して出て行く先輩

  そして次の入学式に向けて、気持ちを新たにする榎並でした。




  見事にバックステージものとして完成だれてましたね〜

  まさに、ショウ・マスト・ゴーオン〜幕を下ろすな〜って感じです。

  ナイゲン・紅白旗合戦は会議形式で動きが少ないけれど、今回は人物が入れ替わり

  状況が刻々と変わっていく中、浅越さんや持田先生みたいに確認に来る人が居て

  ちょっと人が多すぎるかもしれないけど、多いのをまとめるのも冨坂さんの力ですね

  普通の人と普通じゃない人のバランスもイイね

                      ・

  今回はやっぱり田中先生ですよ

  シリアスな出演が多い田中さん、アガリスクには似合わないどころでは無くて

  独特緒雰囲気が、雄弁でありあがら何も結論を出さないインテリジェンス

  それでも、キーとある校長の立場を伝える重要人物でもあり飄々とした存在が新鮮

  ナイゲン・紅白旗合戦ではみんな盛り上がるんだけど、常に変わらない田中先生

  そのぬるっというから、さらっとした空気がよかったです。

  正確に幡合戦の後日談と言う訳ではないのだけれど、キャストさんを合わせていて

  後半とも言える感じで、ドタバタしながらも解り合えたのが良い良い。

  正直、大声で笑う事はなかったけれど、終始楽しい雰囲気で居られる素敵な作品。

  最後、先輩に気持ちが伝わらないままの淡い恋愛感も榎並さんだから似合います。

  E企画のサマータイムマシンブルースも最後、失恋を知る少し苦い青春感が良くて

  好みの問題だけど、もう少し恋愛部分としてもう一ヒネリ欲しかったかな?

  津和野さんが観てるとか、ノートと一緒にボタン1個がくっ付いてるとか

  津和野さんが甲田先輩から貰って、榎並に渡すとかでもいいけど

  少しアッサリ過ぎ、好みの問題なんだけどね
                     ・

  入口で次第配布して、当日パンフに別の次第を置いとくのも面白いんじゃない?

  そうそう、一番良かったというか感心したのが

  卒業生の言葉で、サンモールで場面転換をした事、あれは凄い良い驚きです。

  予想外でしたよ、カーテン開けてミニ演台でるか?そのままかと思ったら

  背景を広げて奥に見せるなんて、演出の動きがあるとやっぱワクワクするね

  惜しむらくは、ステージ下で浅越さんが指揮してる姿とか観れたら笑ったかもね

                       ・
  大事な事、榎並さんが主役としてしっかりと立てた事かな?

  塩原さん不在、久美子さんも居ないし、浅越さんも脇に回ってる中で

  榎並さん中心に展開しているのが、世代交代を感じました。

  劇団員メンバーが居ながらも、若い人・新しい人が参加して活性化していく

  富阪さんの脚本がイイだけに、続いて行くには役者さんの交代も大事な要素だと思う

  こんごも、新たなメンバーを少しづつ参加しながら進化して欲しいです。

                       ・

  国府台高校3部作

  正直、紅白旗合戦は難しいけど、ナイゲンとコレは広がって行って

  現役高校生にも人気の連作として演じられて行く作品になるかもしれないです。

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