全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

カオルノグチ現代演劇第一技「演劇部のキャリー」〜クリオネ〜

〜入江雅人グレート二人芝居「狼たち」より〜


  ◎2018年2月24日 19:00(1時間50分)OFFOFFシアター

   作・演出:入江 雅人

 入江雅人 × 野口かおる × オクイシュージ

 入江さんのライフワーク的なグレート一人芝居からの清水ひろしさんと演じた2人芝居

 そこでの演目を野口さんがやりたいって事で、自分の新しいユニットの第一弾に決定。

 オクイさん、野口さんでOFFOFFのキャパだから、当日完売だろう・・・

 そう思っていたら、1週間前でも土日が残っていたので購入して観劇へ

 階段を登ると、並んでいる人だかり、MU?と思ったらこちらの公演でした。

 自由席だからいい席&当日券を求めて開場かなり前から並んでおりました。

 セットは何もなし、舞台の正面上手側にスペースが囲われていて、そこが楽屋状に?

 上演時間になると5分程度、楽屋の中から聞こえる2人の会話。

 待ち切れず暴走しそうな野口さん、カーテンから客席を覗き見たり

 オクイさんにチューを迫ったり、そうして飛び出す野口さん!怒涛の感動公演の始まり。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



 STORY

 とある田舎町の演劇部には現状、2人の部員しか居なかった。

 ・3年生男子のミクリヤ先輩:オクイさん(映画好き)酒屋の息子

 ・2年生女子の元気娘ミッキー:野口さん(ガラスの仮面好き)洋楽レコード店の娘

 高校演劇の予選会が迫る中、通常3年生は出ない時期なのだが残っている先輩

 昨年、舞台上で釘を踏んで最後まで演じる事が出来なかった後悔があるらしい・・・

 ミッキーの勢い押されて2人で出来る芝居を考えるが中々良いのがない・・・

 ゴドーとか、ミッキーが乗れない演目は却下

 映画好きな先輩が最近見た面白い映画を尋ねると、リバイバル上映の「キャリー」

 二人で早速観に行くと、面白がるミッキーは先輩に2人舞台用に脚本執筆を頼む。

 シャワーシーンとか暴走気味に脱ごうとするミッキー、止める先輩(笑)

 なかなか進まない台本、ミッキーに脅されながら、

 観覧車しかない、寂れた町を出て、東京のまだ見ぬ青梅の全国大会を目指し

 キャリーを男の子として台本を書く琴で、筆が進んでいく。

 友人達に照明や音響を頼み、手ごたえをつかむ先輩。

 勢いで優勝候補の舞台を観に行った所・・・その素晴らしさに落胆する2人。

 しかし、ガラスの仮面好きのミッキーはライバルを得て燃え上がる。

 そして、優勝候補の演目が終わり、2人の芝居が始まるのだった。


 **************************************


 映画好きな高校生:モロボシ(オクイさん)は映画好きな友人が居なかった。

 自首映画を撮ろうと考えていると、いじめられっ子のハゴロモ君(野口さん)と出会う。

 お互い、同じ映画を見ていて、ハゴロモ君はモロボシを映画館で見つけては

 声をかけたかったらしい・・・、ようやく出会った二人。

 ブライアン・デパルマの「キャリー」を取ろうと企画を提案するハゴロモ。

 自分を撮ればいいと、目の前で超能力を披露する。

 モロボシを連れて山の中へ来たハゴロモ、そこいは隕石が!

 ある日、山に落ちた隕石を見つけて触ってしまった所、超能力が使える様になったらしい

 しかもその原動力はイジメられる事への憎しみ!

 モロボシはハゴロモの日常を撮影し始め、虐められる時も助けずに撮影をするだけ

 流石にプロムパーティのシーンは撮影出来ないと言うモロボシだったが

 ハゴロモは女装してお祭りのミスコンに応募、そして予選を通過してしまうのだった。

 そして、そのお祭りの日、なんと投票でミスになってしまったハゴロモ君

 ステージ上へ向かうハゴロモ

 開場にはイジメグループの姿・・・・ステージを観ると例のブタの血ジャーの仕掛けが!

 モロボシが気付いた時には既に、クライマックスが始まってしまう。

 怒り狂ったハゴロモ君は、虐めっ子から、祭りの人々を持ち上げては地面に叩き付け殺害

 モロボシが連れて逃げるのだが、警察から発砲されて傷ついてしまう・・・

 最後の力を振り絞り、街の象徴でもある観覧車に向けて念を放つ

 観覧車は暴走して町を破壊して行くのでした・・・・


 **************************************


 白いドレスが照明で赤く染まり、嫌いな街を破壊していくシーンとミッキーの演技

 ライバル校の部長からも、感想を言われ喜ぶモロボシ

 選ばれる2校が発表されるのだが・・・・


 「この町のキャリー」は学校内で再演され大反響を受ける。

 そして3名の1年生が新入部員として入部してくるのだった。


 卒業まで部活に顔を出す事もなく、時々挨拶をする程度の2人。

 卒業して東京へ演劇をしようと列車に乗り込む先輩、見送りに現れるミッキー

 列車が動き始めると、追いかけケながら、自分も東京へ行くので待っててと言うミッキー

 そして、僕(ミクリヤ)が東京でミッキーと再会する事は無かったのでした。
  


 いや〜、予想外に感動・感動の劇中劇「この町のキャリー」

 野口さんの男の子役も可愛いけど、映画オタクの2人が仲良くなって、楽しい日々へ

 それが、ちゃんとキャリー的結末を迎えて

 ミッキーが切らない、あそこしな無い、人が集まるダメな街の象徴観覧車を破壊する

 スローに展開されるハゴロモ君の最後とモロボシのモノローグはかなりグッと来る

 劇中劇前後も、自分達の家の事、寂れて行く町の事を話したり

 終演後に友達やライバルに認められたり、青春ドラマっぽさが溢れてて元気を貰える。

 序盤の脱ぎ始める野口さん

 開演直前でベテラン女優風になったり、ウザイ位話まくる野口さん

 それをツッコムオクイさん、サモアリでのツッコミを思い出すような楽しいさがあります。

                           ・

 映画好きな入江さん独特の世界観が色濃く出てて、入江さんだなぁと思いましたよ。

 劇団シャララで「笑いの殿堂」とかの頃から、異彩を放ってましたからね〜

 初演は清水さんだから、女子高生キャラじゃなかったのかな?

 キャリーだから女の子なのに、清水さんを使ったから、清水さんが女性役だったのか?

 今回しか観てないけど、野口さんのハマリ役だと思います。

 特にハゴロモ(紅天女から来てるのかな?)の大人し目な学生役が

 幼さと変態加減が、ピッタリでしたね。

 そして、演劇女子として先輩との別れ、2度とあう事は無かった2人。

 たぶん、ミッキーは地元で家を手伝って、夢を追う事を出来なかったのだろう・・・なんて

 そんな切ない現実を想像してしまう位、面白い2人なのに感動が7割な作品でした。

 映像発売して欲しいけど、再演で生でまた観たい作品です。
 
 そいいえば、野口さんて「Baby×3」でしか生で見た事なかったなぁ?

 あの時は久ケ沢さんが相手役だったから、サモアリとは相性いいのかもねぇ

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事