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「再生ミセスフィクションズ2」〜Mrs.fictions 〜


  ◎2018年3月17日 15:00(95分)北とぴあペガサスホール

  品川が13時に終演、ダッシュで駅から王子へ

  開場5分遅れでペガサスホールへ到着するともう5割近く埋まってる

  流石と思いながら、今回も怪人姿の岡野さんが写真撮影自由でウロウロ
  一番後ろの定位置に座っておりましたが、満席にならなかったのは残念

  短編集再演の2公演目、また漫画版もやって欲しいですが

  今回は、未見の「男達〜」と名作の「上手も下手も〜」を楽しみにしてました。

  開演時間が近くなると「この世から一つの自由が消えます」と言う怪人の

  素敵な台詞が飛び出し、開始時間となるのでした。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


『男達だけで踊ろうぜ』〜初演:「15 みうっちMade」2012.12〜


 作・演出:中嶋康太(Mrs.fictions)

 ○出演::市原文太郎さん、一楽さん、古屋敷悠さん、村上幸代さん、ほか 

                      ・
<STORY>

  虚構高校の野球部室。

  縛られてるジャージの女子マネージャー。

  女子禁制のロッカールームへ侵入したマネージャーをつるし上げる部長。

  彼女の幼馴染で2年のエースが、相手校の情報を聞きに呼んだと助ける。

  仕方なく、逃がしてやろうとする部長だが、マネージャーはその機会を拒む

  次回、決勝戦のベンチに入れて欲しいと頼むマネージャー

  この虚構高校は不良の集まり、OB諸先輩方々はバリバリの「ヤ」の付く人

  1年生からの報告で、スタンドには先輩が様々な凶器を持参しているらしく

  ミス=死に繋がるとい生か?死か?の状態。

  そんな先輩から続く女人禁制を覆る事は出来ないと凄む部員達。

  現在部員は9人、一人欠けても終わりだが、目を話すと無茶する連中ばかり

  決勝に行ってほしいマネージャーはみんなの為にベンチ入りを嘆願

  過去の部員からプロ野球選手になった人も居ると、OBの影響なんて

  甲子園出場すれば解放されると、提案するのだが・・・

  その先輩も実は、先月に身元不明のどざえもんとなっていたらしい

                       ・

  べンチへ向かう部員達。

  最後に残ったエースはマネージャーへ、部長の頬の傷の訳を話す。

  口答えさえ許されないOBに何度も殴られながら、

  甲子園出場出来たら、マネージャーをベンチに入れる事を約束させたと言う

  果たして、「漢達」の願いはかなうのだろうか?


<感想>

  いかにもチンピラ風の市原さんと、大声でイキる古屋敷さんのコンビが

  なかなかハマッテおりました、一応「任侠もの」と言う位置づけらしいです。(笑)

  諸先輩方という漠然とした表現が面白い、陰の組織だけじゃなく

  政治家とかのOBも居そうだね〜15分でも見応えある作品です。
  
 



『東京へつれてって』〜初演:「15 Minutes Made Vol.10」2010.12〜


 作:中嶋康太さん 演出:吹原幸太さん

 ○出演
  山瀬:NPO法人さん・・・20代のホームレス男、地元から東京へ行く事に
  小桜:廣瀬 響乃さん・・・山瀬の同級生、地元の食堂で働く元気な娘
                       ・

<STORY>

  虚構牛乳のベンチで目覚めたヤマセ

  歯を磨き、残飯の弁当を食べながら、足元のゴキブリにも施そうとする。

  そして、大荷物を持った同級生の小桜が現れる。

  東京へいくの?と行く小桜に、行かないと答えるヤマセ

  でも、ごみ収集所で仲間達と東京へ行と聞いたと言う小桜に

  着いて来そうな勢いだからつい嘘をついたと東京行きを認める。

                     ・

  食べられるモノをヤマセの為に分別して捨てていた小桜

  5年前渡したバニラの香りがする便箋のラブレーターの返事を聞いてない

  まずは会いに来た理由として語る小桜

  まだ有効なの?と驚くヤマセ

  感動する内容の手紙に返事を書く事が出来なかったヤマセ

  小桜は中学生の頃から5年間かけて書いた完璧さだから当然と言う

  拒絶しながらも、

  自分も東京へ行って、銀座で働いてNo1になって

  ヤマセと会っても食事位はご馳走してあげるけど・・・

  慣れないツンデレの小桜

  なんとなく観念したヤマセは、小桜の」もしも」に了解するのでした。

  そんな二人を祝福する拍手が、ヤマセの足元から聞こえる・・・


<感想>

  今回はポップンの吹原さんがゲスト演出。

  完成された短編だから、演出で違いを出すというのは難しい・・・

  着ぐるみキャラとかを利用する吹原さんらしさは

  ゴキブリしか、出せなかったのかな?(付けたしだね)

  ま、仕方ないでしょう、作品はいいのでOKなんだけど

  若くしてホームレスになり、小桜の文章に悩んで返事も書けない

  繊細な文学系の山瀬イメージがあるから

  NPOさんの山瀬は普通のホームレスにしか見えなかったのも残念。



『男達だけで踊ろうぜ2~Dances with Wolves~』新作


 作・演出:中嶋康太(Mrs.fictions)

<STORY>

  いきなりクライマックス!

  虚構高校、応援団で1号生筆頭へ伝統の長ラン授与式。

  拒絶した筆頭の学ランが鎖鎌で開かれ、そこにはサラシを巻いた柔肌がっ!

 ○出演

  ミナミ:小日向雪さん・・・応援団一号生筆頭、実は可愛い女の子。
 
  団長:高木 健さん・・・・虚構高校応援団団長、この事態を冷静に仕切る。

  ??:岡野康弘さん・・・・部室中央に鎮座する阿修羅のような六臂の

  団員達:今村圭佑さん、高橋義和さん、森崎健吾さん、山本周平さん
                    ・

  女人禁制の応援団に突然現れた女子!ミナミ

  その正体は、応援団だった行方不明ホクトを探す為潜入した妹だった。

  話が進む中、実は女の子だと知りつつスキンシップをしていた同期達

  辛い応援団生活の癒しを失う事になる応援団員達

  一方で、兄ホクトの行方を告げる団長。

  奥に鎮座するアストラル大総長は何でも答えてくれる存在。

  男気を補充する為、10年に一度男の中の男が融合するのだが

  ホクトが志願して融合したと言う。

  信じられないミナミ、女の子だから特別授業で男について習ってないし

  でも、呼びかければ兄の声で返事をする大総長。

  なぜか、団員全員でミナミへの告白大会になるのだが

  ミナミは禁断の愛、兄ホクトが好きだと言い、大総長(ホクト)へ語りかける

  アノ夜という単語にザワつく団員達

  大総長から白煙があがり、衝撃と共に大総長は上半身から消え

  分離したホクトが現れて、ミナミと再会。

  怖くなって、大総長と融合したホクトだが、ミナミに正面と向き合い

  団員たちの観てる中、抱き合い顔を接近させていく・・・・



<感想>

  下らなさMAXの短編。

  虚構高校は男尊女卑ではなく女人禁制としつつ、ヘタレ男ばかりか?

  ミナミの正体をバラす為に、セムシ男になったり、キモイ告白の連続

  野球部のアマゾンが兄弟だったり、面白設定が怖い位ありそうです。

  スマホレベルの大総長、サリーちゃんのパパヘアーも秀逸。

  馬鹿馬鹿しくもミナミ:小日向さんの可愛さ(学ラン・サラシは最強)

  だけが印象的に残る、そこしか残らない快作です。  

  


『上手も下手もないけれど』〜初演:「15 Minutes Made Vol.14」2016.8〜



 原案:岡野康弘(Mrs.fictions) 作・演出:中嶋康太(Mrs.fictions)
                         ・

 <STORY>

 ある舞台俳優の楽屋にアンサンブルの駆け出し女優が入って来る。

 遅刻したので女子楽屋の鏡が占拠されてて、鏡を貸して欲しいと

 キザに快く承諾する俳優

 そして、慣れない彼女にメイクをする俳優。

 2人の長い舞台生活が始まる。

 ○登場人物

 ・主演俳優:岡野康弘さん・・・子役から活動するキモ目の役者さん

 ・女優:豊田可奈子さん・・・アンサンブル女優として参加する女優さん



 慣れて来た女優は毎回、彼の隣でメイクするようになる

 そして2人の重要なシーン。

 ケープを纏う女優、小道具の婚約指輪を用意する俳優、2人は晴のステージへ

 そして、今度は新しく加わる仲間の事で、可愛がってしまいそうと笑顔で悩む

 しかし、次の舞台では、残念ながら新人の参加はダメだったと謝る女優。

 そして、年老いて行く2人。

 オペラのチケット2枚で彼女を誘おうとするが、

 別の女性と歩いていた俳優に町で出会った事を思い出し

 彼女と行って謝ってきなさいと言う女優、なんで気を効かせて無視したのに

 声をかけて来たのか?と役者へ注意する女優、

 俳優だけ、小道具の婚約指輪をしたまま、でも彼女に外されてしまう

 白髪交じりにになる2人。

 彼女は次のシーンで出演が終わってしまう、寂しそうに見送る俳優。

 そして、自分も最後のシーンへ向かい、

 カーテンコールで再会するのでした。



<感想>

 舞台と結婚生活を暗喩するような見事な演出で見なかった方から

 再演希望があり実現した同じキャストでの再演。

 最初、金髪で現れたのはそうだったかな?と思いつつ印象は変わらず。

 新人=子供がダメだったのはどんな理由だろう

 俳優のリアクションは本当にキモイけど、あの2人の関係はいいよね

 唯一の理解者だったようだしね、最後の舞台で舞う紙吹雪がほぼ

 見えなかったのが唯一、勿体なかったかな?ま、名作ですね



 フィクションズだから虚構、岡野さんの書く世界は東京24区目の「虚構区」か

 田舎の荒廃した広島(ヤ印)風な虚構市の出来事なのでしょう。

 男の馬鹿馬鹿しい、中二病的なノリと、他2作品のようなシンミリした作品と

 両極端な作品を簡単に同じテーブル上で料理して食べさせるなんて素敵

 今回は怪人のアクリルキーホルダーが売っていたので買いました。

 3がいつあるか解らないけど、怪人別バージョンと共に期待しております。

 それと本公演が次回あるそうで、伯爵並みの感動か?

 虚構高校並の馬鹿モノは、興味は尽きないですが、楽しみですね。

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