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◎2018年 5月18日19:00 本多劇場(2時間10分) 作・演出:岩松了さん 岩松さん作品好きなのですが「渋谷から遠く離れて」は行かなくて 「布団と達磨」「三姉妹は〜」も行ってないんですよ、タイミングもあるし キャストも食指が動くかどうか重要なんです。 今回は行きたいと思ってて先行忘れて土日取り漏れしちゃいました。 毎年誕生日だけは働きたくないので、有給取って観劇してまして 丁度公演期間だったから、金曜日のチケット余っててGETしました。 流石、お祝いの花が多くて「黒島結菜」さんからも来てました。 I列のなかなか良い席で、テーブルが無いカウンターのある不思議な家 そこで定点的に起こる婦人と三兄弟のお話が始まるのでした。 STORY あるレコードを借りに来た近所に画家の家の美人妻・カオル。 隼人に自分の故郷にあった巨大な楠のある隠れ家の森・大きさ速さの違う 3蓮水車の話を楽しそうに話すカオルは、バスの時間まで過ごしていた。 長男・三男と郵便局からカオルに会いに休憩中でも自宅へ戻ってくる。 なかなかバス時間ギリギリまで返さない兄弟。 渋谷の麺ロードに行った話。(司が知らない男に奢らされたっぽい話) 窓際にある子供用松葉杖の話。(学が他の子を見て欲しがって母が買った) そして、時間になりバス停へ向かうカオル。 レコードを忘れた事に気が付く兄弟だが、また取りに来ればいいと届けない。 三兄弟の家の下には主要道路を行きかうトラックの騒音が響く。 <登場人物> 朝倉カオル:麻生久美子・・・前妻の5歳子供を育てるにに悩む美人妻 長男・司:大森南朋・・・郵便局の配達員、ヘラヘラ気味で弟大好きな男。 次男・隼人:三浦貴大・・・唯一のサラリーマン、一番の常識人だが頑固 三男・学:森優作・・・甘やかされたのか我儘小学生風の末っ子。配達員 安藤さん:池津祥子・・・朝倉家の使用人、この家では歓迎されてない 朝倉の夫:岩松了・・・腰の低い画家、前妻にも息子にも強く言えないらしい 間宮三兄弟・・・両親聞かされた、坂の上にある廃屋に住んでた仲良し3兄弟。 手芸店の息子・・・フランスで結婚した3兄弟の友人、定期的に手紙が届く。 その日の夕方、カオルの家の家政婦・安藤が現れる。 出かけた先からレコードを忘れて帰りカオルが来ていないか見に来たらしい 不機嫌に対応する学に、カオルの子供は前妻の子供であると教える安藤。 司と隼人は知っていたらしいのだが、知らかった学は拗ねる そして現れた隼人と一緒に現れたカオルに対し、ギコチナイ態度の学 ・ ある日、三兄弟の家にやってきたカオルは約束していた3連水車のを忘れる。 そして、前回隼人と会った時は渋谷で友人と会っていたと話す。 司に連れられ2Fから降りてきた学、カオル子が好きなドナルド缶バッチを渡す。 気を使って、カオルが自分で購入したという事で渡すようにと店の場所を教え 一度自分で行ってみると帰っていく。 ・ またある日、突然カオルの夫が来て、司の態度に怒る隼人。 夕飯の当番で買い物から帰った学、スーパーで出会ってついてきた安藤。 そして、あの日カオルは渋谷で前妻に合い子供を引き取りたいと要請された と知ると勝手に手放し・勝手に戻そうとする事にイライラして出ていく隼人。 外食する事を約束、安藤からカオルの努力を聞く司、 イライラして戻ってくる隼人と、外食へ出かけるのでした。 ・ 花火大会の日、他地域から車が多い道路。 花火大会が好きでない3人。 朝倉一家に気を使ったらしい安藤さんがやってくる、 花火が始まり2Fに見に行く学、その後を追って2Fへ行く安藤さん (司が見に行くまで、安藤さんに襲われてたらしい) そして突然、朝倉氏もやってくる、子供の事は申し訳ないという感じの言葉 学が渡したドナルドのバッチは今日、花火のドサクサに渡すという事らしい その言葉を聞いて喜ぶ学と3兄弟だった。 ・ 子供は前妻に引き取られ、安藤さんも子供の世話で家を出た後。 兄弟の家で学とぶどうを準備して兄弟のを待つカオル。 ドナルドのバッチは無事、子供に渡して喜んでもらったと報告するカオル。 隼人が出張で暫く九州に行くらしく、大きなトランクをかかえて2Fから降りて くる、そして3兄弟そろうとお茶を入れに行くカオル。 カオルが落としたイヤリングに気が付く学。 なぜかカオルのバックに入れようしてた学、そこにはドナルドのバッチが・・・・ カバンを持って不機嫌になる学、鞄を元に戻そうと司が奪いとろうとすると バッグの中身が散乱し、回収途中でカオルが現れる。 不機嫌な学、ホットミルクがぬるいと言い始めると司が抑え始めるが 拒絶した学の反動でお茶がカオルを濡らしてしまう・・・・ 2Fへ母親の浴衣を取りに行く司、 ぶどうをぶとうを拾う隼人、 ・ いつまでも持って帰らないレコードを手に取るカオル。 ・ カオルは学へバッチを買った店の事を詳しく説明し、間違いないよね!と問う 何も言わない学に強い視線を投げるカオル、 お店に行って、バッチを渡した事が自分には事実だと言うカオル。 もう終わりのように踵を返すカオルだったが、ようやく学は返事をする。 カオルの言葉を肯定、ぶどうを馬鹿食いしはじめる。 ホットミルクを入れ直しに行くカオル、台所へ着替えの浴衣を勧めに行く司 浴衣を受け取るカオルは2Fへ着替えに行く そして兄弟3人が見守る中、カウンター後ろに見える階段から浴衣姿のカオル がゆっくり降りてくるのでした・・・・・・ やっぱり岩松さんは面白いね、上り階段ですよ。(下り階段・地下は倉持さんかな) テンション高い不思議な兄弟、なでカオルにそれぞれの態度で好意を示すのか? やっぱり美人だって事もあるけど、母親に似てたりするんじゃないかなと思ったり。 前半は少し遅々とした展開で、少しイライラしてしまったけれども なんかいつも間にか集中して、展開を見守っていました。 だから2時間10分なのに、カオルの足が2段程度降りる階段を注目したまま暗転 ここれ終わりなのかっ、なんかやられたっ!そんな気がして笑っちゃいました。 何もハッキリ語らないけど、多くな背後の出来事や気持ちを考察しながら観てしまう そんな面白さが岩松さんの作品にはあります。 (正直、舞台の外で誰も死ななかった事にもホッとした部分もあります。) ・ 学の小学生キャラがカオルが成れなかった母親の「代償行為」でもある気がするし カオルに取って見つけた「3連水車」みたいな存在が3兄弟なんじゃないでしょうか? 木造家屋も含めて、なんか郷愁を満足される場所なのかもしれない また来る口実としてレコードも持って行かないし、写真も持ってこないのだろう だから、終盤にカオルがレコードを見たシーンは決別を決めるのか?とドキドキして 学が子供のように、カオルの言う事を聞いてくれた事で浴衣を受け入れる事が出来 3兄弟の母親みたいな存在になっていくのかもしれないし、先はわからないね 見えない部分がドッと押し寄せるラスト暗転でした。 麻生さん&岩松さんは全部拝見してますが、1本目は正直ムズかったけどね 宮藤さんの前作とか、今回も岩松さんの女性に合うなぁ〜少し何考えてるか不明な 怪しげな感じがいいです。 隼人役の三浦さんも不機嫌な切り替えが良かった、この3人の性格の違いは両親 との関係と亡くなった時期によるんだと思うけど、どんな背景があるのかな? 兄弟を守る為なんでも受け入れる司、何か両親の身勝手な経験がありそうな隼人 両親の愛情が薄く、兄二人に育てられた学、学は大人を信用してない何かがある。 又は、母親に甘えて育ったから母親大好きだけど、嘘が大嫌いな何かがあるネ。 母親が亡くなる時に、嘘ついて入院したとか色々考えられそうです。 ・ 今回パンフが小さいんだけど、「死ぬまでの短い時間」を思い出しました。 田中圭さん(春たん)の初舞台作品でしたが、あれも再演して欲しいです。 この作品も再演らしいですが、初演は温水さん、竹中さん、田口さんとの事。 子供みたいな学には誰もルックスが似合わなそうで、想像が出来ませんね。 |
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