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映画「トウキョウ・リビング・デッド・アイドル」〜初日舞台挨拶〜


  2018年6月9日9:30 イオンシネマ板橋(82分+30分)
  公式HP:http://movie-tldi.com/
  監督・脚本:熊谷祐紀

  咲-saki - 実写版からチェックしてます浅川梨奈さんの主演映画第二弾。
  クラウドファンディングは参加しなかったのですが
  出来たフライヤーとか女子高生がだんびら(日本刀)を振り回したりする
  そんな日本的なゾンビ映画なので、面白そうだから見ようかな?と計画
  大人計画の「ニンゲン御破算」が12:30公演なので初日は無理かなぁ
  なんて思いましたがイオン板橋さんで9:30から舞台挨拶公開がって
  時間ギリギリと思いつつ予約して行ってみました。
  最近好きな某映画に関連して、個人的には楽しめる映画でした。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
 ここではない世界、ゾンビウイルスが実在し時折起きるゾンビ事件
 都庁に席を置く日本ゾンビ狩猟協会(世界各国にある)が、ゾンビ粛清を担当。
 そんな事意外は普通の日本、アイドルのライブが行われていた。
 東京27区という3人組のアイドル。
 地下アイドルから関東ローカルとはいえ冠番組と中野サンプラザ公演を予定
 そこまで登りつめた27区のセンター神谷ミクは自己中で、
 メンバー2人に今日もダメ出しをして喧嘩状態になるのだが・・・・
 ミクの後ろのエレベーターから現れたゾンビ、ミクは腕を噛まれて収容所へ
              *    *    *
 ※この世界でゾンビ感染者は、人道的に殺されず収容所へ送られ
  潜伏期間の72時間(3日)後にゾンビ化して殺されるシステムとなっていた。
              *    *    *
 しかし、ミクは護送中に警察内部のファンに手引きされ脱出。
 渋谷らしき街並みを歩き、たどり着いた先にあったのはワンダフル探偵社
 浮気調査専門の探偵社へ飛びこみ、ファンの警部から渡された雑誌を見せる。
 超常現象系雑誌「マー」に書かれた「ゾンビウイルス血清は存在する」の記事
 これを調べろと言われたミク、そして亡くなった母親の夢だったアイドル目前の
 状況でゾンビに成りたくないと懇願するミクに探偵・犬田は依頼を引き受ける。

<主な登場人物>
 神谷ミク:浅川梨奈さん・・・東京27区センター、自己中っぽいが真剣の裏返し
 福井ユリ:尾澤ルナさん・・・東京27区リーダー、実はサバイバル系が得意?
 三浦モエ:阿部夢梨さん・・・東京27区の妹系担当、色々ふわふわな感じ
 犬田満男:尚玄さん・・・元刑事の探偵、銃の腕も情報収集力もある人情家
 情報屋K:井澤勇貴さん・・・清蘭のラーメン好きな情報屋(ハッカー)ミクのファン?
 如月:星守紗凪さん・・・ゾンビ狩猟協会会長の娘で日本刀を使うA級ハンター
 蜘蛛沢博士:福地慎太郎さん・・・地下研究所でゾンビの人体実験を行う狂人
 アリシア:小泉千里さん・・・日本に来日中ゾンビに噛まれたロシア人モデル。
 吉岡:山口智也さん・・・ミクのファンで、フォースも力もないけど盾にはなった?
 長岡:中山優貴さん・・・吉岡のコンビ、サイリウムでゾンビを撃破?出来ない
 ハンター四天王・・・ハンター協会の凄腕の4人。戦闘シーンだけで登場
 覚醒ゾンビ4人・・・研究所で生まれた知性のあるゾンビ、反乱を起こす。
                        ・
 「マー」の編集部へ電話するも繋がらず、翌日高田の馬場にある出版社へ
 そこは更地になっており、パンを加えた女子高生に確認すると
 ガス爆発事故で社員全員死亡!不思議なほど速やかに解体されたとの事。
 情報屋Kへ連絡すると、警察はガス爆発と処理してるが殺人事件の匂いが・・・
 記事を書いた記者の部屋に行くと荒らされた跡と、ミクの大きなポスター
 PCも壊れ手掛かりは無い、ミクは大きなポスターにサインすると紙の段差から
 裏にあった謎の美女の写真と血清のヒントのメモ書きが!
 情報屋に再度写真を転送すると、彼女:アリシアがゾンビに噛まれた後
 研究所へ横流しされた結果、体質もあったのか?血清が誕生したと思われる。
                        ・
 世の中ではミクを探すハンター協会の四天王・如月がゾンビを討伐しながら
 ミクを追い詰めるがミクと犬田もアリシアと研究所の場所が分からず3日目へ
 諦めかけたミク、地下アイドル時代に練習していた野外ステージで歌い始める
 その歌声、になぜか巨乳好きゾンビが吸い寄せられ
 ミクを助けようと探していたファン吉岡・中山が犠牲になりながら逃げるミク
 パルクールで2人を追い詰めるゾンビ、前方に現れたのは刀を持った女子高生
 如月はミクを襲うゾンビを駆け抜けるようになぎ倒すとミクの前へ
 金属バットを身構えるミクだが・・・助けに来たと笑顔を見せる如月。
 彼女は秋葉原の地下劇場時代に通ってくれたミクのファン
 当時はハンター協会の事で悩んでいたが、今はごハンター業務でご無沙汰。
 今回、父親が感染者の危険性を訴える為にミクを利用しようとしているが
 如月はミクを助けようと、協会より先にミクを見つける為に奔走していた。
                        ・
 ゾンビハントが好きな人種は、ゾンビを根絶やしにするつもりは無い、協会は
 蜘蛛沢博士を都庁地下の研究所で研究させ、軍事・医療利用により政府へ
 力を持つ組織だったらしく、アリシアも研究所でもしもの為に監禁されていた。
 如月はゾンビに噛まれたが、アリシアの血で感染止めた実績がある。
 新宿公園からの秘密の地下通路で研究所へ向かう3人。
 しかし、警備員も博士も不在。
 自動的に録画してる映像から、4匹の知能を持ったゾンビが反乱を起こした事
 そしてゾンビ帝国を作ろうと血清であるアリシアを殺そうとしていた。
 アリシアの所へ向かう3人に襲い掛かるゾンビの群れ
 如月は刀で、ミクは金属バットで、犬田は拳銃でゾンビを倒してく
 そこへ立ちはだかる覚醒ゾンビ達
 元ゾンビハンターの女性ゾンビVS如月、互角の戦いを繰り広げるが
 息切れからか追い詰められ刺される如月、それを待っていた如月は相打ちへ
 次は豚の麺を被り、犬田の弾丸もはじき返すデブゾンビ。
 ミクの防犯スプレーと2人がかりでなんとか倒したのだが
 旧・日本兵風のボスゾンビは意外にもマシンガンを乱射!
 ミクを先に行かせる犬田、散々撃たれて即死?と思いきや、
 油断したボスの腰に下げていた手りゅう弾のピンを外してこちらも相打ちに
 アリシアの部屋で電子ロックを解除していたOLゾンビ
 ロックを解除した途端、ミクのバットが一閃!
 アリシアの部屋に入ると、注射器でアリシアの血を自分へ打つミクだった。
                         ・
 血清の副作用なのか?不死身っぽく目を覚ました如月。
 如月・ミク・アリシアで施設を脱出するのだが、銃を持ったゾンビが狙ってくると
 ミクが地下研究所へ突入前の撮った写真(ライン?)を見て助けに来た
 ユリのボウガンがゾンビを撃退!柔道着のモエと3人で27区は再会するのでした。
 
 序盤で清蘭のラーメンCMや情報屋Kの部屋にもドンブリがあったり
 監督が「らーめん食いてえ」と同じ熊谷監督だったとその時知りました。
 個人的には合う監督さんなのかな?テンポ良くて無駄シーンなくて軽快な作品。
 ハンター四天王は紹介だけでミクに絡まないけど、こんな無駄はOKです。
 パロディと言う訳ではないけど、清蘭を出す所とかなかなか面白いです。
 「マー」のカエル型宇宙人とか、パン「加えたJKとか、ゾンビVS如月のキルビル感
 フォースを使えず、期待させて即死ファン。
 蜘蛛沢の眼帯には蜘蛛が付いてるし、ゾンビはマッドマックスとか過去に作品に
 も出てくるようなレザーマスクの元ハンターゾンビ
 豚マスク野郎もレザーフェイス(悪魔のいけにえ)オマージュかな?順番に倒す
 感じとかベタな昔の作品の展開も面白くて見易いです。
 それでいて、星守さんの殺陣はなかなか良くて、後付けの映像処理だから
 衣服や刀に血糊が付かないのは、綺麗すぎな所だけどぞ最後の如月の相打ち
 その前の3人でゾンビを倒すアクションも結構見ごたえありました。
                        ・
 そして、浅川さん演じるミクのシリアスま場面もあって、ギャップというか緩急があり
 3日間というテンポが生きてました。
 ミクが夜明けに歌うシーンでしんみりした後、巨乳好きゾンビ襲来・ファン即死
 そして如月が現れて対決ムードと思いきや、味方だったりコロコロ空気が変わるから
 ダレないし、予告映像とかてっきりミくがゾンビ&ハンターと戦い潜り抜けるだろうと
 思っていたから如月がファンで味方な時は、正直予想外で笑いました。
                        ・
 パンフも簡素だけどサインとか、場面写真を埋めた背景で丁度良い感じ
 らーめん食いてぇも作って欲しかったなぁ?
 尾澤さんが何で載ってないの?と思ったら1月で活動終了していたとは悲しいね
 パンフ位載せてくれてもよかったのに、四天王やゾンビ4人や博士も載せてない
 ゾンビ達に名前位は付けて欲しかったなぁ、それとミクが噛まれた件だけど
 始末された記者がミクファンって事で、なにかの関連で狙われたのでは?
 そう思っていたのだけど、そこまで考えが無かったのは残念ですが、舞台挨拶で
 監督が急遽路線変わって書き直したそだから、それなら十分ですね。
 「ラーメン食いてぇ」と連続上映とかどっかでやってくれないかな、パンフも作って!
 監督さん!
  
 **********************************

 舞台挨拶
 終演後トイレに行って帰ってきたら、ステージ近くに入り口が無いらしく舞台挨拶の
 キャストさんが居る中、横を通って客席へ、恥ずかしかったぁ(笑)
                         ・
 登壇者
 監督、浅川さん、阿部さん、星守さん、尚玄さん、井澤さん、中山さん、山口さん
 浅川さんは冒頭挨拶からマスコミが居ないので伸び伸びやると宣言。
 正直満席ではなかったのですが、朝早く後ろまでありがと挨拶から開始
 クランクイン初日が台風・クランクアップも台風・そして今日も台風。
 前日グアム?から台風を連れてきたと言って、台風が思い出と笑いを取ります。
 (嵐を呼ぶ女?)
                         ・
 監督はゾンビとアイドルもののふんわり系と言われて、引き受けたのですが
 急にゾンビアクション映画へ路線変更されて慌てて書き直したそうです。
 ミクと犬田の歩道橋のシーンとかかなり良いシーンが取れたと言ってました。
 一周間で撮影したそうですが、天気とか一発取りとか、なんとか出来たそうです。
 ファン役の2人は普段アイドルなのでファンの気持ちが分かったとか
 オタ芸を教えてもらったり、撮影で隣に居た方も見に来てて挨拶されてました。
 井澤さんは一人シーンで寂しかったそうですが、浅川さんが井澤さんの話し方が
 ツボみたいで笑ってて、司会の人もツボを探してました。
 尚玄さんは、銃弾に撃たれるのですがもう即死?のハズがまさかの復活
 司会者にかなり本当に打たれてましたが、と言ってしまい浅川さんにツッコまれる
 阿部さんは初映画で、浅川さんが台本にビッシリ書き込みしてる所とか、尊敬出来
 る部分を紹介してくれると「そういうのはマスコミが居る所で言って、一言一句間違
 わないでね」と約束させ、阿部さんに対しては普段は劇中より酷いと言ったりして
 仲良しな感じで、同じグループで出演出来たのが楽しくも新鮮だったようです。
                         ・
 星守さんは普段剣術を習っていて、それを生かせる事が嬉して
 殺陣もゾンビを倒すのも「どんどん来い」みたいな感じて楽しくて楽しくて
 笑って演じていたので、かえって狂気な役にはハマったみたいです。
 監督も特撮編集中、笑ってる?と気が付いたそうです。パンフでも笑ってます。
                         ・
 最後は浅川さんが締め、この後も来てくれる人が居るでしょう。とか
 次はマスコミが居るからかしこまってるとか言いながら、マイクをもったまま客席へ
 語りかけながら退場、最後に出口へ差し掛かる際にはちゃんと客席へ向かい
 両手を前にして深々とお辞儀をして帰っていきました。
 流石、映画・舞台と経験してきてるから主演として立派に振舞ってる印象が残りました。

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「Last Night In The City」〜シンクロ少女〜


  ◎2018年6月2日 14:30(2時間20分) ザ・ズズナリ
   脚本&演出:名嘉友美

  ここの所、LOVEシリーズで平日公演を楽しんできたシンクロさん
  昨年7月以来の本公演、シンクロゴッサムシティからCity繋がり?
  Twitterで初日から好評との評判なので、ファニーガールとか
  ファニーピープルのような街を去る人、そして戻ってくる人の物語
  なのかなと想像して行きました。
  桟敷席は1列のみ、公演によっては桟敷席と段差の間に2列位
  入るのですがセットを前までだして、座る所があるだけの空間が
  3段あり、それだけのセットですが、2人の歳の離れた親友の
  再会を描く?無常と寂しいとも取れる作品が始まりました。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
 公演のベンチ、女子高生:ミキと小学生:ジュンの最後の会話。
 この街を出ていくミキ、再会したいジュン、ジュンの下手な「かくれんぼ」を例に
 会おうと思えばいつでも探しだせるから!そう強がるミキ
                        ・
 一方、体育座りで寂しさを抱え込む夫、部屋を出ていこうとする妻。
 下半身しか残っていなかった娘が履いていた靴。
 突然の事で何も出来ない夫と、夫の為に泣かないのに強いね?と責められて
 悪口だよと言い返す妻、最後に食事に行こうと部屋を出ていくのでした。
 
<登場人物>
 始まりの時期
 ・ジュン:細井準さん・・・元気な小学生、公園でいじめられてたがミキに助けられる。
 ・お母さん:名嘉友美さん・・・ジュンの母(テツコ)本好き、数年前DV夫が事故死
 ・もりへー:用松亮さん・・・テツコの自称セフレ、ジュン達と長年同棲中も結婚意思0!
 ・ミキ:小野寺ずるさん・・・ジュンと同じ母子家庭のJK、学校放火未遂で停学中。
 ・ケンジ:中田麦平さん・・・ミキの母親が再婚し、相手の連れ子で兄。求職中の大人
 大人の時期
 ・お父さん:斉藤マッチュさん・・・母の影響で小説家になったジュン。最近子育てに夢中
 ・マリ:宮本奈津美さん・・・ジュンの奥さん、アーティストでうどん屋を経営する凄い人。
 ・サヤカ:浅野千鶴さん・・・ジュンとマリの娘、無邪気で忙しいマリよりジュンが大好き
 ・テツコ:田中のり子さん・・・ジュンの母、サヤカと時々遊んでくれるが同居は拒否
 中年の時期
 ・江見:泉政宏さん・・・大きな屋敷に住めるようになった小説家(ジュン)
 ・森のもりへー:永山盛平さん・・・母と結婚せず森に住むようになったもりへー
 ・あい:中尾ちひろさん・・・スナックの女、酔って家に招待したジュンの家に通う
 ・ワタナベ:浅田直美さん・・・清掃会社で働く中年のミキ。過度の喫煙で癌を宣告。
 ・五味:横手慎太郎さん・・・ワタナベのバイト先の同僚、ワタナベを面白がり近づく
                         ・
 とあるマンションで起きた痴話喧嘩。
 切れた男が投げた巨大カボチャが落下した先に犬の散歩中のジュンの父親。
 妻テツコには幸いな事故、そのカボチャを投げた男(本名不詳:もりへー)
 自分の罪は消す事が出来ず、愛していてもジュンの父親には成れないと思い
 ジュンは父親になって欲しいと言われても言葉を選んでセフレと言い張る。
 そんなジュンの話を聞いていたミキ、彼女も時々空を見上げる仕草をする。
 しかし、もう彼女にカボチャは降ってきていた・・・・、義理の兄:ケンジ。
 ケンジは生活にも絶望して職場も辞めた矢先、ミキと兄弟になったのを運命と感じ
 暴力でミキを支配、公園で泣いていたミキだったが、その後ジュンが彼女の部屋で
 かくれんぼをしていると、ケンジの暴行現場を目撃するも声も出せず逃げるのだった。
                         ・
 大人になったジュン、母親の影響で小説家になりアーティストのマリと結婚。
 幸せな家庭欲が強いのかサヤカを溺愛するジュンの作品は劣化していき、
 マリはジュンの才能が好きだったが、出産後の生きるスピードの違いから離婚へ 
 嫌いな仕事をしながらなんとか生活するジュン、時々はマリと3人で外食する仲
 今度、母テツコと3人で旅行に行く事になり新しい靴をオネダリするサヤカ
 お金を出そうとする母:マリを拒絶し、ジュンが頑張って買ってあげる約束をする。
                         ・
 中年期のジュン、久々にサヤカともりへーと朝まで飲んだジュン。
 お開きになる宴会に物足りず、駅前のスナックに行くジュンは酔った勢いで
 ホステスのあいに自作を渡して遊びに来るように誘うと、本当にやってくる事に
 本など読まないアイはなぜか?ジュンの作品は読んでしまうとジュンの残酷な
 描写や流転する作風に興味と体の関係を持ち、ジュンの隣に座り始めるのでした。
                         ・
 そしてどこかの街
 いつも怒ったような口調の中年女性:ワタナベに興味を持ったバイト五味。
 ヘビースモカーで喫煙仲間のワタナベの余命が無い事を知り、
 ツボ八でゴチそうで身の上話を聞くと、車を買ってワタナベさんの生まれた町と
 唯一の友人ジュンへ会いに行こうとロードムービーな展開へ
 五味はなんとなく健康に良い温泉卵・パワースポットを寄り道しながら街へ向かう
                         ・
 中年期のジュンの家
 遊びにやってきたサヤカ、そこへもりへーがテツコを連れて現れ結婚の報告。
 ちょっと嬉しい家族の会話が始まる所へ「誰と話してるの?」と現れるアイ。
 あの日、ミキちゃんの事を助けられず謝るジュン、自分の頭の中では何通りもの
 方法で助けたとミキに謝ると、「あんたの頭の中で私は汚れてないならいい」
 そう何かを決意するミキ、それを見ていたもりへーは友達としてジュンに事情を聴く
 ミキは部屋にやってきた兄:ケンジに戦うと宣言して部屋へ引っ張り込み
 災いのカボチャをベランダから投げつけて、手を震わせながら部屋から出てくる。
 警察へ行くと言うミキを止めて、何かを提案するもりへー
 自宅へ戻ると公園で待っているミキの所へジュンを行かせ、テツコに事情を説明
 カボチャの話をするミキの行動の始まりは自分だと言って、テツコとジュンにも
 町へ出るように頼み、これまでの事に感謝して、自分も何かを決意する。
 ミキと公園で最後の別れをしたジュン、その日からもりへーとも会っていない・・・・
 そして、大人の時期、インフルエンザでテツコ・サヤカとの旅行に同行出来ないジュン
 その結末は事故で家族を失い、マリにも去られてしまった。
 でも、頭の中でみんな生きていて楽しい生活を想像して生きていきたと
 アイに告白するジュン、ミキと会わなかった事について「自分と会うと不幸になる」と
 カボチャの呪いを受けているような言葉をつぶやく
                           ・
 一方、同じような呪いの言葉をつぶやくワタナベさん事ミキ
 有名作家になっていたジュンの家にハイテンションで向かう五味の隣で生涯を閉じる
 そしてミキの希望だった無縁仏状態になった彼女を隣にのせ、五味はジュンの家へ
 車を走らせるのでした・・・・
   
  また素敵な作品が出来ました!
  まずは、意外な所でセットが良かった。
  客入れ中は、黒い壁に少し浮かぶ街の稜線(ビルの形)が寂しい街に見える
  舞台が始まると最初の照明で錆付いた世界みたいな鉄茶色になって戻る
  出演者のツイートの写真には、線画でUFOや子供と手を引く人のも書かれてて
  ジュンとテツコがこの街を出ていくシーンにリンクしてる所も可愛いです。
  (↑フライヤーの感じがそのままですね)
                         ・
  で本編
  冒頭 、大人ジュンが下半身の描写を言って、子供が死んでる事は察したけれど
  中年期で楽しそうにしているから、もしかして?テツコが亡くなって小さな幸せあり?
  なんて甘い展開も期待してましたが、ミキちゃんの事を頭の中で助けた告白で断念
  アイともセフレ状態なんだけど、自分と繋がる事の不幸を防止したいのでしょう。
  残酷な描写もミキちゃんの暴行や娘の死体とか、リアルで見てしまっているからかと
  色々逃れられない経験から小説家としては大成してしまった皮肉。
  もりへーは犯人として自首したのか?多分、遺書でも残して自殺した気もします。
  そうじゃなければ、ジュンもテツコに聞く機会はあったのだろうから・・・・
                              ・
  無常・無力感があって寂しい世界なんだけど、
  ミキちゃんワタナベさんの怒りっぽい返事や、もりへー・テツコ・サヤカ達の飄々として
  マセてる対応とかが面白く、五味の横手さんの不思議キャラも相変わらず破壊力あり
  マリの「スピード」話とか終盤まで笑ってしまう場面が沢山散りばめられてて
  2時間20分だけど90分位に楽しめた感覚と、寂しさと感動がある作品でした。
  号泣とは行きませんが、もりへーがテツコへ感謝する場面(町を出ていくお願いの所)
  そこで泣いてしまったけど、誰の何に泣いてしまったのか
  色々ありすぎて、正直自分でも良く分からないまま、泣いてる不思議な感覚でした。
  アイが、ジュンの所に来る理由はもしかして、整形したマリとかサヤカの友人とか
  もりへーと喧嘩してた彼女とか、色々考えてましたが結局は謎のままで、考え過ぎでした。
                              ・
  個人的には生きたワタナベと再会しなくて良かったと思ってます。
  きっと、町を出ても自分が他人に関わる事を良しとしてないワタナベさんは
  ジュン以上に孤独に生きていたと思うし、言わないと思うけどジュンが聞いたら
  益々辛い気がするから、柿の種缶のまま年下の友人を連れてくる方が、ジュンには
  ミキの幸せな人生が想像出来てお互いに幸せなんだと思います。
  それに五味はポジティブだから、自分が寄り道させたせいでジュンと生きて再会する
  事が出来なかった事と無縁仏計画が成立した事でチャラだから気に病まないでしょう。
  いいコンビでした。
                              ・
  クライマックスでみんなで歌う演出。
  洋楽だと聞いて直ぐに頭に入らないから、ストーレートな言葉でも字幕で読む分には
  恥ずかしくならないので、正論だけどグッと来てしまいます。
  まぁ、名嘉さんは受けないと思うけど「MOOZICLAB」関係者が見て、一度参加しないか
  誘ってみて欲しいですね、アーティスト出ない作品でもGP取れるのだから
  洋楽使いの名嘉さんの作品でもかなりイイ線行くと思うんだけどね〜
                              ・
  そうそう、もりへーの語感が「麦平」に似てるので最初戸惑いました。(笑)

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「マカロニほうれん荘展」〜鴨川つばめ初原画展〜Animanga Zingaro〜


  HP:animanga-zingaro.jp/2018/04/makaroni/

  2018年6月2日【開催終了】5月19日〜6月3日

  Twitterで開催を知りまして、かなり人気で並んでいるし、グッズも完売。
  舞台の時間に間に合うか?心配で整理券配布10時の50分前に到着
  既に30名近い人が並んでいましたが、12時1回目の整理券をGET
  個人的に大好きな作品で、私のブログ名の由来もコチラ
  トシちゃんの大脳が回転してる一定周期で現れる作家:七味とうがらし
  七味先生の作品「いちご大統領のにんじん畑」から取ってる位です。
                        ・
  カラーから、懐かしいパートカラーの作品(4巻がメインかな?)
  扉絵やカットが今見ても綺麗でした〜東村アキコ先生も影響受けてた
  ような記憶もありますが、大画面の大人数がギュッと登場するコマとか
  ほうれん荘の元となったアパートの写真・最近の作品とかも良かった。
  一番でも楽しかったのは、お客さんのコメントを読むのが楽しかったな
  自分でも「そうそう」と思うようなコメントが沢山。
  るみちゃんが初恋とか、なかなか納得。
  グッズ完売してたハズだけど、一部再入荷しててグッズ目当ての隊列
  が出来てたから一応並んだら、なんか勢いでバッチとか買っちゃった!
  「海よりも深く反省〜」
  列に並んでる時、担当の方が長年お願いしてて急に了解が出たのが
  今でも不思議だから、次あるかはわからないと言ってました。
  せめて今回の原画をカタログにして欲しいと伝えましたが
  パートカラーも再現する愛蔵版も出して欲しいなぁ。
                       ・
  トシちゃん25歳、きんどーさん40歳の乙女、バカボンのパパ41歳
  このラインは到達すると感慨深いものがありますよ。
  見れて良かったです。
  前に同じ会場でLWAの展覧会もあったんですが、グッズ狙いの人
  片っ端から撮影する人、ファンだとは思うのですが少し悲しい気持ち
  もなんか残りましたね〜私も原画写真結構取ったけど自分の好きな
  シーンとか、ロッカーのパロディだけに留めました。
  また別の原画が見れる事を期待したいと思います。

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撫子凛個展「蝶の道行」〜銀座galleryQ〜



  2018年5月11日【開催終了】5月7日〜5月19日

  備忘録ですが、簡単に3つの個展に行った事を残しておきます。
   5月、古屋兎丸展から梯子して行ってました。
  個展はもう2010年の下北沢から結構な数をされています。
  大和乙女画家としてはセーラー服&浮世絵から色々変遷もありますが
  現在は着物の美しさを練り上げつつ、
  好きな歌舞伎の登場人物の新作がメインでした。
  今は部屋の事情もあって絵画には手が出せませんが、かなり人気で
  売れてるようでしたね〜、ライフワーク的に着物や日本髪の小冊子も
  作られていて、現代の美人画的なのが好きな方にはお勧めしておきます。
  今回の蝶の道行くって事で、着物少女がフェアリーっぽいのもらしいです。

泥方陽菜人形展「おしまいの国」〜ヴァニラ画廊〜



  2018年5月18日【開催終了】5月15日〜5月27日

  こちらはその前の古屋兎丸展からのコラボ企画ありの展示。
  兎丸先生の連載中作品「アマネギムナジウム」の主人公が作ったドール
  実際に作られてた方で、そこだけは古屋先生の作品とコラボルーム状態
  ドール系は、髑髏展なんかでしか拝見した事が無いのですが
  石粉粘土を使った球体関節の人形達と、体の部位を使った作品が並ぶ
  (鳥かごに入った手とか)
  作品を近く見れるようにしており、床には瓦礫を模した欠片も散乱して
  ちょっと躓いたら怖いなぁ?と思いつつ爪にまで聖印(十字架)を模したり
  表情も見ようによっては怖くも、虚ろにも見える不思議な感覚があります。 
  作るのは相当かかると思いますね〜大変そう。
  フィギュアとかとは違う、雰囲気があるのは不気味さなのか?人間実?
  作者の泥方さんが在廊していて、なかなかの若い美人さんでした。
  丁寧に名刺をいただきまして、大変恐縮。
  気になってた卵の中に色々入れた作品を作ってた方でした、大きさとか
  手の作品でストラップ程度の軽い作品だったら欲しかったね。

もんちほし個展「愛とは恵み(グナーデ)」〜The Artcomplex Center of Tokyo〜



  2018年5月19日【開催終了】5月15日〜5月20日

  こちらは大阪在住のアーティストさん
  冒頭の撫子凛さん同様、デザインフェスタで知った方なのです。
  (デザインフェスタはもう物売りとなしてしまった感が大きいね)
  こちらも現代の美人画書きと言う事で大阪ですから、松園の系譜かしらん? 
  昔の個展では春草の影響が見える作品を書いてて、個人的に春草が好きなので
  あんまり知られてない春草なので、なんとなく好みが合いそうな気がしてました。
  今は墨絵に挑戦しておられて、かなり試行錯誤した感じではありますが
  しっかりもんちほしさんの描く女性になっておりました。
  それにかなり売れていて、人気が高いようです。
  少しお話できましたが、更に上達したらいつか墨絵も買ってみたいですね。

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「はこぶね」〜劇団おおたけ産業〜


  ◎2018年5月26日 18:30(85分)新宿眼下画廊スペース0
   脚本:屋代秀樹(日本のラジオ)・演出:大竹匠

  日本のラジオ・屋代さん脚本提供という事で未見の劇団さんを初観劇
  眼下画廊の0って意外と観劇機械少ないので、あの引き出しのある棚
  いつも毒キノコちゃんの公演を思い出すんですよね〜
  20名も満たない客席ですが満席、ゆるっとした諸注意の後で、
  なんとも「ゆるふわ感」の宗教・ニート・失恋物語が始まるのでした。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 START
 STORY
 心のストレッチと称して、女友達を「集会」に連れてきた女性:烏丸。
 普通の家・普通の部屋で集まる普通の人5人と、教祖的な役割の気弱そうなタロウくん
 外側に居る姉の空気読めない介入。
 他メンバーから、ホーリーネーム(聖名)や前世の話をされて、逃げてしまう女性:鳩山
 ここは庵野ハナコとタロウの部屋で行われる無料の宗教的な集まり。
 神の声が聞こえ、魂の痕跡から前世を見て、予言を与える寝癖&スエットの青年。
 姉の聖書・ノアの箱舟の章を読みながら、物語か簡単に進み終わっていく。
 
<登場人物>
 庵野タロウ:藤原拓弥さん・・・寝癖&スエットの引きこもり、神の声が聞こえ・魂が見える
 庵野ハナコ:野村美優さん・・・タロウの姉インドカレー屋で働くマイペース・前世:Jハムスター
 瀬村:田中祐理子さん・・・聖名:ミシュマル、ハナコの友人で世界滅亡を信じてる。前世:ゾウ
 浜:藤口圭佑さん・・・聖名:ピンケサン、瀬村の義理の兄で監視役でもある。前世:アフリカ部族?
 八幡:中村雄貴さん・・・聖名:ヤヌーカ、ハナコのバイト先の友人、前世:海外の田舎モノ
 烏丸:西出結さん・・・ガチでタロウをメシア(救世主)として信仰し、信者を増やそうとする。
 鳩山:油川双葉さん・・・烏丸が連れてきた信者候補の女性。前世:古代の巫女
                               ・
 集会の翌日。
 タロウにマイペースな姉の会話が始まると、予定外の来客。
 昨日帰った女性:鳩山が前世の事について知りたいと言ってくる。
 子供の頃から見る夢があり、その夢で古代の女性だったという彼女、
 タロウの前世話が夢と合致して、前世と今の影響とか聞きたくて来た彼女。
 彼女に質問に合わせるように話すタロウ。(本物なのか?ハマる鳩山)
 鳩山とアトランティス展や釣り堀へ前世の話を絡めてデートに出かける。
 久しぶりに外へ出たタロウを心配し、喜ぶように突っ込む姉。
                               ・
 他方ではそれぞれ違う理由でタロウの会へ来ている人々。
 ミシュマルは本当にタロウを信じて、修行と瞑想に真剣に取り組む。
 ピンケサンは奥さん(ミシュマルの姉)と不動産経営するその両親に頭が上がらず。
 ミシュマルの監視目的で集会に来てるが、自宅での肩身の狭さから解放されていた。
 そんな中、昔から友人のヤヌーカはのんびりした今の感じを尊重しているが
 新参(まだ聖名も決めれれてない)烏丸は、タロウへ心酔してメシア(救世主)へ
 きちんとした呼び名が必要とか、姉が神聖の邪魔をしてるから信者が援助して
 独り立ちさせようとか、自分たちはガーディアンだから教祖・メシアを守る必要があるとか
 かなり怖い思想を提案してくるのだが
 ヤヌーカは驚きながら用語だけ取り出して面白がっている。
 そこへやってきた鳩山。
 鳩山がタロウと会っていたと聞いて、鳩山はタロウと特別な関係なのか?と迫り
 タロウにも尋ねるのだが、烏丸の悪魔と呼ばれ、何でもないと逃げる鳩山。
 デートだとし指摘されて、恋愛感情とか持つのか?と尋ねられるタロウ
 〜暗転〜
 今日も顔を出さないタロウ、仕方なく帰るミシュマル達。
 鳩山との失恋にゲームして部屋に引きこもるタロウ。
 元々引きこもりだったタロウが急に「神の声が聞こえる」とか言い出したから
 八幡や瀬村を紹介した事を誤る姉。
 タロウに失望し、今は怪しいヨガ集団へ行ったらしい烏丸。
 部屋から出てくるタロウにバイトを進めるが、理由はわからないが強く拒否するタロウ。
                             ・
 ハナコの所にやってくる瀬村
 バイト雑誌をめくるハナコ、インドカレー屋が閉店したらしい。
 店長と八幡が見せて大麻等違法の売買がバレて仕多らしい・・・家賃を心配する瀬村。
 実家の不動産を紹介しそうな雰囲気を拒むハナコ、実家からタロウに対する仕送りで
 なんとかやっていけると笑うハナコ。
 タロウは釣り堀へまた誰かとデートらしい・・・
 瀬村はハナコに真面目に一緒に修行しないか?と提案してくる。
 もし、世界が滅びるなら自分だけ生き残っても寂しいし、友達はハナコしかいないから・・・
 そんな切っ掛けで始まる友達同士会話。
 それをかき消すように「ハレ晴レユカイ」が流れ、「失恋しました」と主張するタロウが
 中心でみんな踊りだすのでした。
  
 流石、屋代さん脚本と言う感じは烏丸の思想的な所では感じましたが。
 日本のラジオだったら怪しい、静かな演出を想像する所
 本当に普通で、ゆるふわな教祖感が屋代さんの作品とは違う雰囲気にしてましたね
 それが意外に面白い、姉・ハナコのグイグイくる感じと何でも受け入れる強さ
 キャラクターも役者さんも良かったし、個人的にはハナコが神のような慈愛あるよ
 鳩山は精神的に参ってたから、タロウとのデートもドレスUPしてるし
 タロウもちゃんとしてくるあたりは、高校生レベルの拙い精神状態で解りやすいです。
 もしかして、最後の釣り堀で正式に失恋したのかもしれませんね〜
 涼宮ハルヒは世界の滅亡を止める話ではありますが、その楽曲をみんなで歌って踊る
 そんなエンディングは屋代さんじゃんくて大竹さんの演出かな?
 こんな物語には、これくらいの流し方が丁度よかったのかもしれません、私はOK!
                           ・
 ほんと、バケツにも満たないタロウの受け皿を箱舟と信じるのは
 各登場人物によって色々な見方があるんですね、姉には何も感じないのでしょう。
 烏丸が具体的かつ金銭的な話を提案していくのが、面白い、八幡と同じ感覚でした。
 この辺りの会話で屋代さんを感じましたね、教祖が祭り上げられるシステムです。
 烏と鳩は共存出来ないから、こんな結果になったのかも?
 結局はタロウに瀬村二人の仕事しないニートを見放さず、見守り負けないハナコが
 2人の「はこぶね」なんだろうね、だからハナコが読んでいたって事かと思いました。
                           ・
 不思議にチェキ会とか、身内感が多い客席だったので早々に帰りましたが
 時間が合えば大竹さんの作・演出も見てみたいです。

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