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「ファニー・ガール」(快作です!)〜シンクロ少女〜


  ◎10月6日 14:30(2時間30分)三鷹芸術文化センター星のホール

 まだ本公演2本目のシンクロ少女さん。
 今回は三鷹さんのNEXT劇団紹介で今回は2時間30分と劇場について
 長いな〜(次が王子18時だったので)そう思って見始めましたが
 全く長さを感じる事なく、終演まで何かが流れ込んでくる舞台でした。
 兎に角、凄かったです。

  

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
 10歳のシイちゃんがベンチで語りだす場面から始まる物語。
 パパと2人暮らしのシイちゃんには彼氏がいます。
 高校生のジュンちゃん、結構イケメンだけどいつもヘラヘラしているジュンちゃん。
 ジュンちゃんのお母さんカスミさんはジュンちゃんの実の母じゃなく母の姉。
 ジュンちゃんが子供の頃、家族+カスミさんが車にのって事故に会い
 車に投げ出されたカスミさんが炎上する車から助けたのがジュンちゃん。
 カスミさんは処女らしい、シイちゃんのパパ「シンイチ」はカスミさんが好き。
 でも、性欲の無いカスミさんはジュンちゃんを育てる為にゲイのサダハルと結婚。
 いつも彼氏と別れたりくっついたり、欲望の権化。
 だけど料理ベタなカスミさんに対し料理は上手、パパとシイちゃんは幾度となく
 「ご飯の準備を忘れた」と嘘をついて、ジュンちゃん一家の夕飯をねだりに行く関係。
                          ・
 ジュンは親友のソノヤとその彼女ミツコと一緒に帰るのが日課だった。
 性欲はないけど決断力の強いミツコ、恋は多いけど優柔不断なオカマに
 育てられたジュンは執着心がなく流される性格で、ミツコに紹介された彼女にも
 連絡放棄していて、指摘されてようやくヤルコトはやっても愛情はなかった。
 ある時、ソノヤが自分の都合を優先させ、拗ねるミツコが自宅にやってくる
 愚痴を聞かされた、困る母に促され自分の部屋で一緒にDVDを見る事に
 父の部屋から持ってきて見たのはミュージカル「ファニーガール」。
 それからジュンの苦難が始まってしまう。
 一方、何度か用事もなく家にやってくるシンイチ。
 やっとカスミと2人きりになると、自分の余命がガンで数カ月であり
 勝手に出て行った母カツコが再婚している家族に引き取る事になると告げる。
 サダハル・カスミだけがその事を知っている状態のある日
 いきなりカツコと再婚相手のカオルと連れ後のエリカが訪れる。
 奔放で自分がどんな酷い事を言っているのかも解らない女!
 思わずカスミを養女としても考えてると横やりをいれるのだが,
 突然パパの死を知ったシイ、シンイチの胸に泣きじゃくり
 結局は母親の方を選ぶシイ。
 丁度、運命の彼氏と沖縄に移住するか悩んでいたサダハル
 今回の事で家族を優先すると言ったサダハルの言葉に満足したのか
 カスミはサダハルに沖縄へ行く事を勧め、みんな去って行ってしまう。
 シンイチの歌と共にサヨナラを告げる、前半部が終了する。
                ******************
 10数年の月日が流れる。
 前半から登場していた少年と中年の男ジュンちゃん。
 少年はソノヤとミツコの子供だが父が冷たいし両親が喧嘩するとベンチに逃げてくる。
 ジュンちゃんが父親ならよかったのに・・・そんな事をいう少年・ショウタ。
 後から現れたのは母・ミツコ、ショウタを家に帰したミツコはジュンと抱き合うのだった。
 あの日、ファニーガールを見た日。
 ジュンは初めて、他の誰とも違う初めて見る時のような楽しさを感じたと告げた。
 そして、ミツコはそんなジュンにもっと楽しい事を教えたいと思うようになっていた。
 でも、ソノヤが嫌いではない2人。そのままソノヤとミツコは結婚したのだろう。
 一方、大きくなったシイ。
 作家になった彼女は売れない漫画家のあっくんと結婚していた。
 そこへ実家の親と喧嘩したエリカが居候を始めるのだが、あっくんと不倫関係へ
 実家から父・カオルがやってくる。
 結局カツコはこの家族からも逃避、
 シイは結果的に、血縁ではないがウマがあうカオルと親子関係を続けていた。
 ある日、懐かしいベンチを訊ねると悩んでいる少年・ショウタと出会う。
 ショウタの顔を見てソノヤと勘違いしてしまうシイ、そしてソノヤはシイと友達になる。
 そして、またベンチに行くと盲目のソノヤと懐かしい再会をする。
 2人とも同じような事で悩んでいるが、答えが出せない2人。
                              ・
 10年前ソノヤはミツコとジュンの関係を知り現場へ向おうとして事故に会い失明。
 それから生まれたショウタが自分に似ていると言われても確認出来ない
 疑う事を辞め、ショウタを愛さないと誓ったソノヤ、そしてミツコとジュンに対して 
 2人も好き過ぎて、嫌いになる事も出来ない苦しみにもがいている。
 そしてシイもあっくんとエリカが好きだから、どうする事も出来ない。
 義父カオルが言う、血は繋がっていないがシイちゃんとは気が合った。
 エリカと平等に愛したつもりだけど、気が合った、それだけなんだという。
 それに背中を押されたのか?シイも2人に関係は知ってるけど2人も好きだから
 どうしていいか解らない、そう決意のような宣言をするのだった。
                             ・
 突然沖縄からやって来たカスミとサダハル夫婦(高齢の彼が死んだ後に復縁?)
 ジュンの顔を見て幸せそうじゃないと言われ、2人の言葉にハッとするジュン                                    ・
 そしてショウタ・ソノヤ親子は新たな決断をし、ジュンも初めての決断を下す。
 Queen「Somebady to love」が流れた後、
 シイは昔の彼氏と別れ道で再会をする、決断したものと決断しない事を決断した
 2人は路に合流する事なく最後の別れをするのでした。  

 兎に角、観た後にブワッて感じになりましたね。
 凄く良かったんだけど、なんでと言われても説明しずらいかもしれない。
 選択がテーマなんですよね。
 その選択が正しかったかは解らないし、選択するもの選択出来ないというか
 選択しない事を選択した複数の人々の悩みというか自縛(シバル方)の風景。
 シイの選択(養女になってた方が幸せかも)が間違っているとも思えないし
 前半は時々出てくる未来のジュンの事も気にしながら(直ぐ気が付く仕様)
 飄々としながらもシイに謝るシンイチ、とシイの別れに涙したし
 初めてなんですが眼鏡かけてる人しか解らない事なんだケレド
 1部が暗転終了した時、舞台に集中しすぎて視界が真っ暗になったんですよ。
 フレームの中の世界しか見えてなくて、
 暫くして、フレームの外側のほのかに明るい白い壁とかに気が付く始末。
 ちょっと自分でもビックリ、フレーム厚めの黒ぶちかけていたのも原因ですが
 ジュンの初めて感じる感情に嬉々としている所へ、
 あの酷い母親、ホント自分勝手感が出ていてあるいみハマり役です。
 だから、シイとシンイチに感動するし
 最初はカスミがジュンを選んだという事故にも秘密があって明かされるのか?
 そんな下衆な考えがあったんだけど、処女=マリアよりブッダ系な
 カスミの強さを感じる前半でした。
                        ・
 後半は2人の選択出来ない展開なので、少しゆっくりした流れになったけど
 前半の舞台から「昔から知っている人」として観てしまうので「ゆっくりと」悩みを
 共有してしまうし、それぞれの滑稽な気もするけど優しくて悲しい空気に包まれる。
 正直、ソノヤがあんなイケメンで剛毅な感じの大人になってるのが以外ですが(笑)
 そんな時、外界からやってくる2組の親がパッと水風船の針を刺すんですよね。
 ジュンが凄く成長したなぁ、結果的には素敵な両親だなぁと思いましたよ。
 脱線する感想としてはシイの義父のカオルがあの中では衣装的にフレディかな?
 作・演出の名喜さんも演技をちゃんと見るのは初めて(前回は寝てばかりだから)
 パッと見厳しそうだけど普通に優しい女性を好演、てかご自身そうなんでしょう。
 役としてはシイ役の浅野さんにはやられましたね。(今までも他で拝見してますが)
 ホント・出来る事ならもう1度観たかった。
 「伯爵のおするばん」とのハシゴ観劇、転勤してなかったら行ってたよ。
 コリッチでも平均4.4、丁度いいですよ。
 正直、好きな人(ファンに近い)が数人で5.0満点に近い舞台より
 沢山の人がみて1〜5まで幅広く、万人に高評価の舞台なんて多分ツマラない
 誰かには1点でも「私には満点」そんな舞台が何か刺さるんだと思いますよ
 今年これ超えるのが出てくるかな?(年末の上野さんかな?)

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「伯爵のおるすばん」〜Mrs.fictions〜


  ◎10月12日 14:30(2時間10分)サンモールスタジオ

  初のMrs.fictionsさん本公演。
  15ミニッツメイドの主宰劇団さんとのイメージで、この企画自体には
  好きな劇団を発見するのに大変お世話になりました。
  (ろりえ、モエプロ、柿の3劇団が登場した回は今思えば貴重)
  で、今回は素敵な方々も出演されるしDVDも得点が付くという所で観劇
  実は、会社休んで平日に行くつもりで振り込みましたが
  転勤してしまい土曜日に行く事にしたのですが、日程振替に快く応じて下さいまして
  普通商業系舞台ではありえない対応頂き感謝・感謝でございます。
  観劇後の感想ががかなり評判が良いので、物凄くハードル高めで行きましたが。
  そのハードルの横をすりぬけて、浸透系な感動を受けるいい舞台でした。
  (感想は終わりじゃないから)

  

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
  17世紀だったかな?
  フランスのとある田舎で暮らすブルボン伯爵夫人
  田舎貴族のご婦人の下らない話に嫌気がさし、奴隷に勉強を教えるのだが
  与えた教科書も失くしてしまう向上心のない奴ばかり。
  奴隷商人から「無口で純粋」との触れ込みで購入した奴隷の男は
  橋の下で何十年も住んでいるとい噂の男。
  無口だか、貴族の衣装を気に入り、絵本レベルからの学習にも真剣。
  知能は子供並みだが、ブルボンの母性に似た感情を刺激してスクスク育つ。
  顔が以外にもイケメンなので、メイドに突然告白されるが
  その軌跡の展開から「言葉」も話せるようになる奴隷。
  やがて、首都の拍車が怪我をして同居する事になり奴隷は解放される。
  知恵モノの奴隷仲間に連れられ「不老不死の伯爵」と都で評判になる。
  やがてフランスは革命の渦に、ブルボン伯爵は処刑され
  老いた婦人は屋敷で一人寂しく床に伏せていた、
  婦人が大好きな伯爵の前に、変わらない姿で現れた奴隷の伯爵。
  最後まで一緒に居ると帰って来たが、婦人は民衆の公開処刑へ連れ出され
  「一緒に行く?どこへ行くの?直ぐ帰ってくる?」
  そんな子供の問いに留守番を命じる婦人
  「不幸にもこれから苦しい事を沢山知るだろう、いつか誰か救う人が現れる事を」
  そんな事を小さく祈り、婦人は出て行き奴隷は婦人のベットで眠るのだった。
                            ・
  1990年代
  日本の高校の保険医として「伯爵」はベットから目を覚ます。
  身体の弱い1年生「ひよ子」に完全に変態と勘違いされた入学式初日
  まぁ、婦人からの形見である衣装を私服にしている彼を見れば当然の結果です。
  それから保健室の常連になる「ひよ子」と交流が始まる伯爵。
  「透明感半端ない!」(相楽樹さん)「ひよ子」はある日の保健室で
  メイドから転生したような3年生の女子にに告白され、断る姿を目撃。
  先生と生徒だから・・・(そと他色々)そう断る伯爵を見た「ひよ子」は
  自分の気持ちを告白、しかし大戦中に日本軍の捕虜になり
  敗戦のドサクサ(笑)に紛れて校医になった伯爵には禁断の恋!
  それ以降「ひよ子」は保健室には現れなかったのだが、卒業式に保健室を訊ねる。
  もう先生と生徒じゃないと、ひたむきな気持ちを告げる「ひよ子」
  自分の不老不死を告白しても「信じる」と言う彼女、そして忘れられない人(伯爵夫人)
  その人の事を忘れるまで待つと「私以外の人を好きにならないでね」の約束で
  病気の療養も出来る大学へ進学して行った「ひよ子」だが
  3年後、喪服を着たひよ子の兄がもたらした悲しい知らせは
  長生きしてきた自分が失った感情を知らされる結果となり、彼は校医を辞める。
                           ・
  2???年
  自暴自棄となった彼は「伝説の当たり屋」としてアウトロー世界で地位を確立。
  2丁目かな?そこで源氏名「伯爵」として働いていた時に知り合った若いヤクザと
  幸せな同棲生活をしていたのだが、ロミオ&ジュリエットの如き組の対立に
  2人は密室に監禁さえてしまう、そこで色々話しあう2人。
  なんでゲイの道に進んだのか聞かれると「大事な人に私以外好きにならない約束」
  その為だと言うが、それって男だからいいってもんじゃない!
  そんな笑話も続かなくなり、彼はやがて動かなくなっていくのだった・・・・
                           ・
  3000年代
  未知の宇宙からの訪問者?が死んでしまった惑星地球を探索中。
  若い宇宙人女性「UHA」は眠ったまま固まっている伯爵を発見。
  身体が動くように毎日揉みほぐし、伯爵は強制的に目覚めてしまうが
  悲しいダケで生きてる(起きてる)事が嫌という伯爵、宇宙家族に誘われるが
  もうこの星(地球)と一緒に太陽に飲み込まれる覚悟を決めるが・・・
  出発した宇宙船、しかし現れたUHAは「生きてれば楽しい、ずっと一緒に居る」
  そう約束して伯爵の元へ強引に嫁いでくれたのだった。
                           ・
  ????
  宇宙最後の日。
  穏やかな顔の伯爵と可愛い奥さんらしい人と山小屋で話しをしていた。
  56億年位生きた伯爵、3番目の大事な人と約束した世界が終わる日の後
  今まで生きた人々との「お疲れさん会」一番知り合いが多い伯爵が
  その幹事を任された、その瞬間が近付いている。
  そして、沢山のありがとうと、お疲れさまの言葉が世界に溢れて行くのでした。

  10億年で一人しか愛さないなんて凄いスローペースですよね。
  伯爵ってドラキュラではないけど、最初から伯爵だった立派な人かな?
  そんな想像していたら、出自も自信でも解らない不思議な存在でしたね。
  彼が「自分じゃない誰かならもっと世界を替えられたかもしれない」と嘆きますが
  神様が知らないうちに零してしまった、不知の奇跡な気がします。
  ピノキオのような寂しさとは違いますが、普通の人間に憧れる寂しさがあります。
  伯爵夫人が与えた知性と感情は彼を悩ませただけ
  いや、そうじゃないんだと証明してくれる展開がという気がしますね。
  ブルボンは完全に母性的でカッコイイですね。
  相楽さん(正直、制服以外の役を期待してました)その半端ない透明感と
  コントみたいなゲロ・ゲロ・ゲロ好き男・なんてテンポで可笑しく進んで行く
  でも、相楽さんの告白にはキュンキュンしますね、そしてその後に訪れる地獄。
  兄が妹の手紙を「妹を取られたくない」と言う理由で出さず・読ませない所に
  恐ろしいエゴを感じました、普通なら妹の為に彼を合わせたり
  ぶっちゃければ、不老不死の人間を調べて妹を助ける何かが見つかる可能性とか
  そんな展開ではなく、妹の死を自分のものダケにして、伯爵の達観した感情に
  付きつけるような展開が酷く悲しく怖かったです。
  本当なら3年間なにも自分からアクションしなかった伯爵への怒りとも感じますが
  手紙を止めている時点で、そうは思えなかった・・・・
  ま、伝説の当たり屋はコメディ風なのでスルーですが面白いですよ。
                             ・
  最後の場所は地球じゃなくどこなのか?
  それよりも「孤独の虜」となってしまった伯爵をノーテンキな愛情でラムちゃんモドキ
  にやってきたUHAが志水さんのキャラも相まって、凄く物語に光が当たった瞬間。
  ホッとさせる展開でした、そしてゆるやかに閉じて行く宇宙の瞼。
  瞼を閉じた後に起きる夢のような宴、相楽さんのドレスも可愛かったし
  全員正装で、ゆっくりと現れる最後の挨拶?演出がいい(TV版エヴァ風味)
  ツイッターで上野さんとか凄い評判よかったので超感動作?と思っていましたが。 
  不老不死という悲しさ、そして、それでも人を愛する事の意味とか感謝とか
  それを笑ながらも「ゆっくり、ゆっくり」染み込んで行き、気が付けば満たされてた。
  そんな感動をもたらす舞台だったんじゃないかと思います。
  だから、急に感情が膨らんだりする物語じゃないけど良作なのは確かですね。
  でも、お尻は痛かった・・・長さは心で感じなくても身体が感じました。

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「晩餐」〜TAKUMA FESTIVAL JAPZN(ダサ)〜


  ◎10月12日 17:00(2時間15分)サンシャイン劇場

  セレソンの「くちずけ」(映画は興行的にどうだったのか?)以来
  宅間さんの3年ぶりの新作、サンモールの公演が16:35分で終了。
  新宿三丁目まで走り、副都心線で池袋へ向って16:53分到着。
  池袋駅からサンシャインなら5分程度で行ける自信あったんですが
  副都心線の出口が逆で、35番出口までの地下道の人混みがヒドイ
  走りたくても走れずに忍者のように小走りで行きましたが
  東急ハンズ前で17:00開演時間を迎えました。(>_<)  
  正直、名前もダサイし出演者がイメージ固まった人なので見る気無く
  えんぶで安いチケットが出ていたから「旗揚げだし」と買ったんですよ 
  映像終わりで入場10分遅れで入場。
  3連休の初日土曜日なのに、物凄い空席(四分の1位空席か?後列半分空席)
  客層もなんか高齢気味で「明治座の人情話しか?」そんな不安で観劇へ(笑)
  注)ベタ泣ける作品であるのは間違いないですよ。

  

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
 導入部分は観ていないのですが
 2075年、荒廃してはいるようで、食事はサプリ、衣類も宇宙的な感じだが
 未来はあるようで、作家をしている耕太郎(梅雀さん)はガンコおやじが嫌いだが
 自分が生まれてすぐに事故で死んだ母親に一目会いたいとタイムマシンを発明
 した天才少女にお願いし2013年の吉祥寺にある「イノヘッド」というシェアハウスの
 洗濯機を経由して現れる。奥さんの氷見子(柴田さん)も後からやってくる。
                         ・
 結婚前の父・高槻純二(宅間さん)と母・山科舞子(田畑さん)は
 大事な日にそれぞれ思いを巡らせていた、料理人として働く傍らで小説家を目指す
 純二は最後のつもりで応募した文学賞の発表の日だったから
 そんなソワソワした空気に紛れて、受賞の際のサプライズ要因として誤解されながら
 順次の古い知りあいとして潜り込む事に成功した耕太郎達3人。
 父親が小説家志望とは聞いたこともない事、そしてとても優しい事に驚く耕太郎。
 そして、舞子に出会い感動で泣く耕太郎・なぜか同じく泣く舞子さんでした。
 見事受賞が決まり、未来で禁止されている酒を飲んで早々にダウンする2人。
 その間に見事に打ちとけた天才少女「中野たま」(市川さん)
 耕太郎・氷見子はたまの両親として暫くこのシェアハウスの住む事になる。
 その夜、2人にきりになった純二はお祝いのケーキBOXに指輪を隠しプロポーズ
 舞子は心臓が弱く子供が出来ない身体だと初めて告白するが
 子供や結婚の話題を関西弁とギャグでかわす舞子にうすうすきずいていたらしく
 それでもいいと婚約を決めるのだった。
                            ・
 一文無しの仮・一家に舞子は服を買ったり。
 純二の料理を食べたり、2013年の生活にもなれて来た頃、一つの疑問が?
 舞子は子供が産めない身体だと「たま」のうちあけたらしく、耕太郎は本当の子供か?
 そう氷見子と話していた所、耕太郎に聞かれてしまい耕太郎は真実の知りたいと
 「たま」に依頼をする・・・・・。
 やがて、3人がシェアハウスを明日には去ると言う日、住人の安芸が匿っていた
 同じ孤児院育ちの恋人が安芸の為に正当防衛とはいえ殺人を犯した事が判明
 一時は「たま」を人質に逃げようととするのだが純二の説得で2人は警察へ
 その夜、3人と純二・舞子でささやかな食事会が催される。
 生前の父(ジジイの純二)が言っていた絶品な母親の「味噌汁」を味わいながら
                           ・
 その夜、耕太郎はここに残る事を決意する。
 耕太郎は確かに2人の子供だが、出産の負荷に耐えられず舞子が亡くなった事。
 それを事故として偽っていた父・純二、純二の小説を読んでこの才能も諦めて
 自分を育てた父親に後悔して欲しくない、だから2人に別れてもらうしかない!
 その結果、自分の存在が消えてもいい、自分の存在が消えるまで説得すると。
 氷見子に「すまない」と告げて純二と2人きりになる耕太郎。
 自分が子供だとは告げずに、未来の事を話し別れてくれと話す。
 馬鹿馬鹿しくも不安になりベランダに逃げる純二、そこへやってきた舞子に
 もし子供が出来たらどうするか尋ねるの「なんとなく大丈夫な気がする」との答え
 そしてもし男の子が生まれたら付けたい名前を訊ねると「耕太郎」と答える舞子。
 呆然としてリビングに戻ると「たま」が居た。
 唯一まともな「たま」に証拠をせがむ純二、たまは意識だけのタイムスリップを
 純二に見せ、本当(2年後に舞子が亡くなる事)だけど結婚するのが正しい歴史
 「だけど、どうするのがいいのか私にも解らない」そう顔を隠し嘆く「たま」
 そして純二は大きな決断をするのでした。
                             ・
 消えていく者2人、残る者1人、そしてまた未来は変わっていく・・・・。
         
  なんで梅雀さん?と思っていたら映像出演の「多部美華子」さんン主演の
  「つばさ」つながりでしたね、「くちずけ」を見て梅雀さんが出たいと言ったらしい。
  会場と主演の関係なのか?正直7500円は高い、オイラは?円だったケド
  宅間さんらしい泣ける作品。やっぱり人が居なくなるのは当然悲しいけどね
  ベタな場合は大きい力なんですよね、ただ今までのセレソンと違い昭和臭なし
  やっぱり梅雀さん柴田さんとメイン2人のキャラが濃いと多少違和感あるよね
  中身のキャラが濃い人はOKだけど、見た目も中身も濃い人はイメージ強いから
  物語に完全に入って行けないんです。
  市川さんは役も中身も良かったかな、元々のキャラ知りませんが頑張ってた
  耕太郎が消えて行くのはなかなか良い、舞台では珍しいかも?
  そして「たま」の慟哭と言うか宣言の後に流れた無声の映像も良かったね。
  泣ける宅間さんの話しとしてはOK、健在だと思うけれど・・・・・
                        ・
  微妙に福島からの放射能問題とかエネルギー戦争とか、
  中途半端な社会派な単語が並んでるのも少し興が削がれますね
  3人が出されたお茶かた放射能が検出されて驚くシーンに
  客席から笑が出たのは正直驚きました、私的にですよ!笑ってOKですが・・・
                          ・
  話しはもどりまして、役者さんは今後固定して欲しくない、
  ただ多部さんで「あいあい傘」か「歌姫」ならぜひやって欲しい。
  逆に大きな所で「流れ星」は再演して欲しくないなぁ
                              ・
  晩年のセレソンファンにはお勧め!
  開演前を見てなかったら案の定、終演後はダンスをやってました。
  梅雀さんのベース演奏付き、ハイタッチに劇場を降りてきたり
  劇中に写真OKな時間があったりして、サービスは頑張ろうとしています。
  オリジナルTシャツとか売ろうとしているのは嫌ですが、キャラメルさん風?
  笑の町・笑う巨頭あたり観て好きな方は確実にお勧めです。
  たまたま、空席が多い回だったのかもしれませんね。

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「保健体育」〜20歳の国


  ◎10月6日 18:00(2時間かな?)王子小劇場

  犬と串の竜二さん主宰の20歳の国の3回目の公演。
  作家さんとかには評判がいいようでしたが見に行かず。
  今回はろりえ常連の「高木健さん」が出演なので見に行く事に。
  三鷹から1時間しかなかったので、三鷹芸術文化センターから駅の遠さ
  今回は思い知りましたよ、それでも走って悪くないタイムで到着
  なのに山手線の時間調整が2回も入り、京浜東北線のツナギが
  予定から2本も遅れてしまい、到着可能だったのに結果5分遅れ
  楽屋を通り中へ入ると、そこは歌とダンスと若い苦悩の国でした。
  見せ方とか色々挑戦された意欲作ですね。

  

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 START
  カラオケ店に出入りする4人の女子高生や周囲の大人たちの話し
  女4人集まれば男の話し、学校のイケテル先生?リアルな恋人?
  店の真面目な店員に告白される娘。
  既に店員と付き合っている娘。
  好きだった先輩が彼女と別れて付き合い始める娘。
  教育実習生と付き合いだす娘。
  一方では
  カラオケBOXの店員と友人の先生方も歌っている。
  クラスメイトに恋をした純朴な先生、それを止める先生。
  ガキに興味ない先生、傍観する店員。
                     ・
  女の子達は悩んだり、隠したり。
  友達の彼氏にナンパされたり
  実は好きな先生と影で付き合っていたり
  彼氏の先輩が好きで深い付き合だったり
  ウブな彼氏の上手さの不安になって別彼に安堵したり。
  そして、別れたり、気持ちをハッキリさせたり
                     ・
  夫婦関係に悩む保険医と横恋慕するイケメン先生とか
                     ・
  恋も身体も色々あるし、好きに行きたい、成らないし
  歌って踊って騒ぎましょう、そんな話しじゃないけれど  
  リアルでUNリアルな女子の心のコラージュ舞台なんじゃないかな?

  客席を入り口と反対側にして、音響や照明のブースをBOXに見立てて
  キャットウォークも駆使しての演出がなかなか面白い。
  カラオケの楽曲と友のダンス、その場面に適した歌が流れてきて
  (場面によっては「この歌でいいの?」って所もあるんだけど)  
  語らずとも何かを感じてもらえるような舞台です。
  後半、みんなで台上でそれぞれ語りだすんですが音楽が大きくて
  よく聞こえなかったのは勿体なかった気がしますが、
  聞こえなくとも想像して欲しいという意図なら、あれで良かったのかな
  竜二さんが控えめな出演なのも勿体ないですね、
  可哀想なのが珍しく池亀さんが役者として出演した彼
  初めてなのに上手って、ちょっと共感してしまうけど器用貧乏な人って
  「どんな事でも」結構上手く出来ちゃうんですよ、それで勝手に勘ぐられたり
  勝手にベテラン扱いされて、結構悲しい目に会うんですよ!!
  恋愛の場合は痛いね、個人的に恋愛関係では損しなかったけど
  ちょっと面倒になるかな?
  正直、男目線だなぁ〜と感じてしまう台詞が多かったので
  恥ずかしくもあり、笑ってしまう所もあり、リアルだって声も聞いたけど
  たぶんリアルっぽいんだよね、だから成功してるんでしょう。
  演出とかキャストさんとか面白いので、次回も変わった事をしてくれそうです。

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