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「奇想の前提」〜鵺的〜


  作:高木 登(鵺的) 演出:寺十吾


  ◎7月21日19:30(1時間45分)テアトルBONBON
    
  週末(21日)から出張だったので、どうしようか?と思っておりましたが

  鵺的さんの今回のテーマは「乱歩のパノラマ島奇譚」らしい

  しかも、福永マリカさん再登場って事で

  行くしかないなぁと、仕事早めに帰らせてもらって初日観劇

  ローチケ完売してて、水曜日に決断した当日清算申し込み

  なんでかAの最前列!

  全体俯瞰して観れない所、ケツも痛い席で大音量と暗闇多めでした。

  予想外に乱歩ではない、鵺的ワールドが始まりました。

 

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



STORY

  志摩半島の先、周囲2里ほどの四角い島。

  そこはかつて「パノラマ島」と呼ばれる人見廣介という狂った男が作った理想郷

  資産家に入れ替わった男は、最後に花火と共に夜空に文字通り散ってしまう。

  その時、上空から降って来た男の血と肉片

  悪意を持った欠片を口にしてしまった人々は呪われてしまったらしい。

  現在「沖の島」と呼ばれるその島を所有する菰田(コモダ)家の物語。


 <登場人物>

 菰田 禰宜子(夕沈さん)・・・三姉妹の長女、部屋に籠りっきりの巫女能力あり。

 菰田 伽耶子(木下 祐子さん)・・・次女、長女の世話をしながら使用人と暮らす。

 菰田 須弥子(安元 遊香さん)・・・男好きな三女、金にだらしない。

 菰田 日美子(青山 祥子さん)・・・伽耶子の娘だが、祖母に育てられ東京働く。

 菰田 建日人(金子 鈴幸さん・・・日美子の弟、東京で暮らす写真家志望。

 菰田 燦子(福永 マリカさん)・・・須弥子の娘、日美子と同居してる。

                   ☆

 久貝 泰義(佐藤 誓さん)・・・ 伽耶子の使用人、かつては粗野な男だった。

 東小路 真理亜(奥野 亮子さん)・・親戚筋で菰田家を支援してる美女。

 信藤 力(中山 朋文さん)・・・立入禁止の島の管理人、15年前から行方不明。

 冷牟田 高明(江藤 修平さん)・・・パノラマ島をレジャー施設にと提案する営業マン。

 団 一郎(中村 暢明さん)・・・久貝に雇われた「何でも屋」実は怪人40面相

                       ・

 東京では赤い渦巻きの落書きと、時折少年少女が殺される事件が発生。

 パノラマ等とは違い東京の地下に大暗室という世界を作った犯罪者:大曾根龍次

 その模倣犯と噂される事件、なにやら燦子がかかわっているらしい・・・・。

 そんな中、東小路 真理亜は菰田家にある提案をする。

 没落前、菰田家から東小路家に嫁いだ為、実質的には菰田家で一番血縁は濃く

 現在の菰田家は従妹の血筋であるが、系譜として菰田家の権利者である。

 実際は、真理亜が菰田家と孫3人に生活支援をしているのだが

 負の遺産となっているのがパノラマ島。

 以前から取材の要望が絶えない中

 業者からリゾート計画を提案され、この売り上げで菰田家に独立してもらい

 もう、菰田家とは手を引こうと考えていた。

 決断には菰田家の血縁全員の承認が必要となりを血縁を招集。

 3姉妹の元に、孫3人が現れる

 母親との再会に淡い期待をしていた日美子だったが何の一言もない

 好きな男との間に生まれた子供だったが、母親から引きはがされた上

 母(祖母)からの愛情も受けて育っていなかったという伽耶子

 そんな自分に何を期待するのか?と一蹴するのだった。


                        ・

 15年前、パノラマ島へ黙って上陸した3人。

 管理人である信藤に見つかるが、時々上陸しては交流を深めていた。

 しかし、信藤は突然行方不明となっていた。

 その時、燦子はと日美子は別々の何かを観てしまっていたのでした。

                        ・

 リゾート問題について、菰田家は金の問題でもあり参道。

 禰宜子だけは異常な反応、それ以外は異論はなし、

 日美子・建日人は菰田家との縁切りを条件に承諾するが

 燦子だけは上陸して考えたいと提案。

 日美子は上陸を拒絶するのだが、禰宜子の言葉から島の事を一番分かっている

 日美子は行くべきだとのお告げにも似た言葉で上陸を決める。

 その時、パノラマ島に赤い渦巻きのライトが輝く

 警察が駆けつけた時に犯人は居なかったが、警察犬が伸藤らしい死体を発見する。

 上陸には少し時間を要する事になり

 日美子は母親から親は使用人だった男(信藤)で、母親から結婚を認められなかったが

 パノラマ島の幻影に魅入られいた彼は、土下座して島の管理人になったと聞かされる。

                           ・

 そして、運命の上陸の日。

 燦子は自分が子供の頃に観た幻影はパノラマ島ではなく、大暗室だったと告白。

 日美子は幻視しで、赤い渦巻きを書いているのを燦子を観たらしい

 大曾根龍次の後を継ぐと言う、燦子。そして、リゾート提案してきた冷牟田も

 便乗して子供の首を切断して晒した犯人と名乗り、仲間に入りたいと言う。

 この島をリゾートとして表向きは解放し、犯罪者の拠点にすると提案するのだった。

 一方、建日人を呼び出す久貝。

 久貝は使用人でありながら三女と通じ、燦子が生まれた。

 その上、小学生の燦子を女にしてしまうという鬼畜の所業を行っていた。

 信藤と燦子が仲良くなる事を嫌った久貝は、建日人が燦子に悪戯していると吹き込み

 信藤を崖から突き飛ばさせたらしい、

 その事を未だに悔やんでいる建日人に、忘れるように言う久貝。

 そこへ現れた真理亜は久貝へ「あなたは誰?」と問いかける。

 死体のDNA鑑定の結果、死体は久貝であると言うのだった。

 ふっきれたような久貝、自分は信藤だと名乗り、久貝の悪行と久貝を殺し、顔を変え

 入れ替わり、子供達と伽耶子を守っていたと告白、そして最後に30分だけ時間を乞う。

 丁度現れた日美子へ、自分の見えるモノを受け入れ、何かに役立てる事。

 そして燦子を救ってほしいと言い消えていく・・・

 そこへ突然、巨大地震が発生!津波のカウントダウンが始まり

 船着き場へ逃げるよう2人に言う真理亜。

 信藤(見た目は久貝)は自分達の父親なんだと建日人と真理亜に話し、兄弟で後を追う

 島が崩れゆく中、

 信藤は自分が用意した巨大花火で人見のように散る決心をする。

 人見の血の雨で呪われた人々、自分は他人と入れ替わり人助けをした(半端ではあるが)

 自分の血肉は呪いを解くのか?

 止めようと後を追う日美子達を団(怪人40面相)が止め、二人を熱気球で逃がす。

 高台に逃げる、真理亜たち、そして夜空に巨大な花火が上がる。

 一方、菰田家の邸宅では三姉妹が揃い、日美子に後を託すと神託が下り津波に飲まれる。

                            ・

 東日本大震災を超える南海トラフの地震による被害、信藤の事件は捜査を打ち切り

 荒廃した街には赤い渦巻きと、時折黒い×が描かれる。

 日美子・燦子は姿を消し、冷牟田が電車にひかれて亡くなったとの報道に、

 燦子を追った日美子の存差異を感じる、建日人。

 元々は何も特別なものが観えない建日人だったが幻想の中で父親と会話し始める。

 パノラマ島での事を形にしたいと思う建日人。 

 目を閉じ、建日人に観えた世界には燦子と日美子の壮絶な姿が映るのでした。


 初日、観客席の広報では役者さんが笑ながら出て来るのでは?

 そんな風に思えるタイミングの笑い声があったのですが

 時折ゴソゴソと話声が聞こえて、最前列だったから、袖から身をだして気球か照明か

 客席から観えないように奮闘するスタッフさんの姿がありました、大変みたいです。

                           ・

 演出上、音量が大きくて、暗転も多様してたんですが、ラスト意外はビビッ!と来る

 ほどではありませんでした、もう少し静かに淡々と進んでいく奇譚が好きなので

 少々過剰な演出には、食傷気味でした。

 乱歩と思いつつ血族が善・悪に別れて対峙する感じは「悪魔を汚せ」と同じテイスト

 福永マリカさんが、今回も楽しそうに歯全開でニタニタしながら狂女を演じてました。

 高木さんの中では魔女的なイメージなのかな?でも、生き生きとしてしたよ。

 夕沈さん、少年王者館での不思議な感じしか見た事無かったので

 今回、どんな芝居を見せてくれるのか?と思いましたが、巫女的な感じの役で

 伽耶子に小動物みたいに運ばれてくる感じは、もうピッタリでしたね。

 団=怪人40面相は正直無理矢理な登場で、パノラマ島に不要だったかも

 パノラマ島の人見が花火で自害するという奇妙な死から、凄いソソル感じだけど

 大曾根龍次が登場したり、高木さんの作り出す世界になってたので

 乱歩感は少ないし、設定だけかりて発展してる感じ、だから団は不要な感じです。

 久しぶりの佐藤誓さん、雰囲気もあって役も良かったです。

 凄い安心して観てられますね、

 燦子が悪意剥き出しじゃなくて、もう少し建前で話せるセンスが欲しかったかな

 菰田家のユタというかイタコ家系的な部分、

 パノラマ島の禍々しさ、そこに何か古からの理由付けが個人的には欲しかった。

 人見廣介、一人でパノラマ島は暗黒に染まり

 その自害によって、日美子の祖母が霊的に強くなったとは素直に入ってこなかった。

                           ・

 それでも、舞台の雰囲気

 役者さんの演技で十分楽しめる舞台ではあります。

                            ・

 前回のフォトジェニック、眼科画廊の写真展で写真集を買わな かったのですが

 今回はヒロイン3人衆の写真集があって、奥野さんも居たから買ってしまいました。

 フォトブックとか過去作品のDVDもドンドン売り出して欲しいです。

 次回は、高木さん演出に戻って新作を拝見したいです。

 最後に、本当に完全ネタバレごめんなさい。

 でも、ネタバレしてたって、観れば十分感じる事の舞台ですよ。

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「ああ、演劇」〜くによし組〜ディスリ回


  ◎5月21日 16:00(75分)東中野バニラスタジオ

  作・演出:國吉咲貴

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



  初、くによし組さん

  今回は架空の5劇団の公演を上演

  そして、ディスリ回というゲストにツッコミを入れてもらう公演を設定

  最終日にアガリスクエンターテイメントの沈ゆうこさんがツッコむとの事。

  そこを狙って最終公演を予約、

  司会にイグロヒデアキさん、解説に主宰:國吉さん本人

  その3人が最前列で呟くという展開、果たして面白かったでしょうか?

                   ☆

  ※もう1ケ月以上前だし、内容も内容なので覚えてない事多いです。

   個人的な「備忘録」でもあるので、そこはお許し下さい。


 出演:三澤さきさん 劇中では主宰のィニヨパルコとして、脚本・演出に悩む役所。


 役者達:粟野志門さん、梅田優作さん、音多衣子さん、

      國吉咲貴さん、榊原美鳳さん、永井一信さん


<START>

 内容としては、舞台上手にある机で「くによP組」主宰:クニヨパルコ(三澤さん)

 が悩みながら執筆活動を展開、色んな劇団をマネしながら本番が迫って来る!

 次回公演の企画は、劇中劇として架空5劇団の設定と内容を考えてる様子。

 下手で、その劇中劇を演じる役者さんが飛び出す型で進行。

 ある意味脳内上映的な所で、くによPも途中で入り込みダメだしとかします。

 忘れてる事多いので、以下は、宣伝用の引用内容含みで紹介します。

                       ・

<.ぅ鵐謄蠏狠帖筺峽狠珍郎扈乎right elbor(らいとえるぼう)」

 東京昭和平成大学の演劇サークルから派生した劇団。

 劇団名は「右手を伸ばしても届かないものは、右肘を伸ばしても届くわけがない」

 という主宰の鴨山来人が劇団立ち上げ時に話した言葉が元。“届かないものを

 諦めた先に見える光”をテーマに作品を作っている。

                       ・

 ※観念的な台詞と上半身裸だったような、肉体と声で力強く表現する感じ

   冒頭から沈さんの「なにかが100点」という笑と太鼓判に会場笑ってた。


<▲侫.鵐織検七狠帖筺嵋睨 ̄薹爛廛螢謄コッペパン」

 中学生のときに見た劇団四季の「ウィキッド」に感激した米山亜蓮がENBUゼミ

 在学中に立ち上げた劇団。

 “ファンタジーを愛せる人たちで世界を愛す”と目標を掲げ、山小屋を劇場にした

 公演や、崖でのミュージカルなどを上演している。

                       ・

 ※女の子が主人公のファンタジーものだったかな?

  やる気のない感じだった気がする・・・・

<ラブストーリー劇団>「劇団青春野郎」

 青春を謳歌せずに会社員となってしまった滝沢勉が“今更だけど青春やろう!”

 と奮起し脱サラして作った劇団。劇団のコンセプトである“今更青春”は、小劇場

 流行語大賞のTwitter部門を受賞。

 滝沢は来年1月からテレビドラマの脚本が決まっているなど今後を期待される作家。

                        ・

 う〜ん記憶にない!喧嘩とか起こってたシーンが実録だったとかそんな感じ

<ど綵子劇団>「劇団801」
 小劇場で活躍していたマタタビカヤコが初めて飛び込んだ冬コミでBL小説を書いて

 いた安藤雪乃をスカウトして立ち上げた腐女子劇団。

 安藤が脚本、マタタビが演出。「この世に女はいらない」と豪語し、作中に女キャラ

 は出てこない。客層の9割は女性である。
                         ・

 アニメの声優さん、マイクに口を近づけて話す所とか、関節キスとか

 微妙なゲイ感のある現場、それに対して、これじゃダメだとくによPが怒ってた!


<イによP組>
 人見知りの主宰が旗上げしてしまった人見知りしかいない劇団。

 「誰でも楽しめるコメディ」を謳っているが、笑っていいのか悪いのかわからない

 シュールなコメディしか作れていない。 


 ※この作品た確か間に合わないオチだった気がします。

   最後のここが書けずに苦悩するくによPと劇団員達の狼狽した感じで終わりかな? 


  気楽に観た作品、正直私の記憶が薄いって事は大爆笑するほどではないでしょう。

  冒頭の沈さんの「何かが100点」と「B級の林遣都」みたいな役者さんが

  印象に残ってるのと、三澤さんはどんな役でもこなす器用な人だと感心した事。

  イグロさんは冷静で、本当に時々、國吉さんが解説してて、大声で沈さんツッコミ!

  最前列だったし、劇団員の台詞と会場の笑声で、ディスリの内容も聞こえずらくて

  後ろからマイク使ってツッコんで欲しかったなぁと、思って帰った記憶があります。

  各劇団とも、ゆるいクオリティで役者さんが狂ったようにピタピタ動くのは

  なんか気持ち悪い感じで面白かったです。

  覚えてないけど、当日パンフに役名でカブトムシさんとかあって、

  下らなくて、気軽に観れた印象だったんだと思います、今回の劇中劇じゃないけど

  アラカルト的な複数団体の企画公演とかには、居ると楽しそうな方々ですね。

  もう2ケ月前なのでブログと言うより備忘録でスイマセン。

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