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「わが家の最終的解決」〜アガリスクエンターテイメント〜


  ◎2016年5月14日 19:30() シアターKASSAI

  作・演出:冨坂 友
  出演者:淺越岳人、鹿島ゆきこ、熊谷有芳、甲田守、塩原俊之、沈ゆうこ、
       津和野諒,、伊藤圭太、榎並夕起、前田綾香、矢吹ジャンプ、
       山岡三四郎、山田健太郎、藤田慶輔、斉藤コータ

  忙しくて予約してなかったら全公演が前売り完売していたんですよね〜

  GWはあったようだけど、辛くて死んでたから・・・・

  もう最後は無理かと思いつつ、当日券並んでギリギリ見れたんです。

  プロデュース公演だったけど、アイドルとか居なかったのが幸いでした。

  シアターKASSAIだとアイドルが参加する公演が多いから

  ちょっと偏見ではあるのですが

  評判も良かった公演なので、観れて良かった事は確かです。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


備忘録的な「18ケ月前」の観劇記事なので、覚えてない部分多いです。



 STORY

 オランダ、ゲシュタポによるユダヤ人迫害が進んでいる街

 若い幹部のハンスは子供の頃からお世話になってる使用人のアルフレッドを呼ぶ

 いつも助けて欲しい時に呼ばれるアルフレッド

 その理由は本棚の裏に部屋に隠くれて反ナチス活動をするユダヤ人の恋人だった。

 隣のセックスレス夫婦(サンドラ:沈さん&ヘルマン:山田さん)

 恋人エヴァのタイプライターや生活音で怒鳴り込んでくる生活。

 しかも自分がゲシュタポだと隠して付き合ってる。


 それを上手く纏める為に呼ばれたアルレッドだが、冒頭から全多難な状況。

                           ・
 <主な登場人物>

 ハンス:甲田さん・・・主人公:ナチスの幹部としてユダヤ人強制収容に関わる

 エヴァ:熊谷さん・・・ハンスが本棚の裏にかくまうユダヤ人の恋人。

 アルフレッド:矢吹さん・・・ハンスの実家から呼び寄せた有能な執事。

 リーゼ:榎並さん・・・ハンスが好きなハンスの上官の娘。

 カール:コータさん・・・ハンスの同僚でリーゼが好き

 ヨーゼフ:津和野さん・・・エヴァの両親と同行してきた彼女の幼馴染、エヴァが好き。

                           ・

 早速、ナチスに追われてエヴァの両親と幼馴染のヨーゼフ

 押し切られる形で匿われる事になるが、父親とヨーゼフは2人の結婚を認めない

 そこへハンスの姉夫婦・そしてハンスの同僚とハンスの事を好きなリーゼも訪問

 エヴァ一家の存在が見つかってしまうが、

 強引な説明で、ユダヤ人である事、ゲシュタポ仲間である事を隠すのだが

 勝手にパーティーを開く事になり、自分を好きなリーゼだけは味方につけて

 切り抜けようとするのだが、リーゼの父である上官も現れて、嘘の上塗り状態へ

 そして、エヴァの父親が持っていたユダヤの☆が見つかり

 建物はゲシュタポに包囲されてしまう・・・・

 自分の正体を説明し、用意していた偽造身分証明書でエヴァだけでも助けようと

 正直な気持ちを告白するハンスだが、家族とユダヤ人の誇り捨てないエヴァ

 出頭の交渉にやって来た同僚。

 そこへレジスタンスも現れて、意見が2転3転する中、家族を連行すると見せて

 ハンスも逃亡する計画を立てる、果たして成功するのか・・・

                           ・
 数年後、

 また呼ばれたアルフレッド、今度は隠し部屋に同僚のルドルフ(塩原さん)の姿

 見事逃げ切ったハンスだったが、エヴァ達とは別れ

 今はナチス残党狩りからルドルフを守る為、アルフレッドにお願いするのでした。


 最後は正直強引な感じでしたが、面白かったですね。

 津和野さん、コータさん、榎並さんの自分の恋愛の為に他人を利用する利害と

 隠し続けようとすハンス・アの行為を上手く絡ませてメチャクチャだけど破堤させない

 流石、富阪さんのプロットは面白いです。

 今回好きだったのは、客先では沈さんの隣人とその夫のシーンが人気かな?

 個人的にはゲシュタポの活動を、人を押し込む動作がチーズを転がす仕事とか

 塩原さんのジェスチャー「コレね?」みたいな

 ピストルを向ける事に対して、父親はチーズだと思ってるから

 「人間じゃなにのに?」(言っても動かないのは当然みたいな意味)に対して

 「言いますね〜」とウケる所とか好きでしたね〜


 浅越さんが最後にこの舞台に屁理屈を運んで来る役でしたが、

 ナチスに囲まれてる建物に入れる時点で、逃げる事も出来るでしょう!な奴(笑)

 最後、対戦終了後に周囲の人々に賄賂を渡して、生活を続けるハンス

 ユダヤ人を助けた勇気ある行為のドイツ人だから、英雄視されてもいいのに・・・

 オランダに戻った事になるのかな?

 ルドルフよりもリーゼか、恋愛感情含めて3人ともかくまってた方が面白いかな?

 ルドルフ一人匿うなら結構簡単そうだから、リーゼとカールが居れば

 2波乱はありそうな予感で面白いと想像出来るんだけどね〜

 ゲシュタポでコメディって、確かになかなかイメージ湧かないし、新しいですね

 三谷さんは幹部とか描いたけど、市井の人々を使うのが流石です。

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「悪魔を汚せ」〜鵺的〜



  ◎2016年5月18日 19:30() 下北沢駅前劇場

  作:高木 登   演出:寺十 吾


  着物で映る大家族のフライヤー

  福永マリカさんはこの時点では月刊「根本宗子」への出演しか観てないケド

  ここから悪女ブリがイメージ着いた最初の作品。

  前売り完売で、シンクロ少女が隣で公演していた時期。

  誕生日で有給取って並んで当日券で観劇。

  その年の自分の中でのTOPの作品となりました。衝撃感凄い作品です。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


備忘録的な「18ケ月前」の観劇記事なので、覚えてない部分多いです。



 STORY

  製薬会社の創始者一族「美樹本家」

  現在の当主は寝たきり状態だが、そうなるまでは欲望に忠実な化物

  愛人の子供にも手を出して妊娠させたり、

  他の娘や息子の嫁、孫娘にまで手を出そうとするような異常な男。

  その父親からも酷い血の家系(実母との子供が現:当主とか・・・)

  当主のやる事には黙って目をつぶる、そんな犬神家の一族みたな家

  長女:春野の子供、謙人は無気力、佐季は特に残虐性を持って成長

  異常な一家に変化を持たせようと企んでいた。

  そんな中、笙子が可愛がってた猫が庭先で殺されている。

  さらに、怪文を包んだ石が投げ込まれる。

  春野以外は、謙人・佐季を疑うが白状しなければお咎めしない家族

  一季は2人から真実を聞いてても口を噤む・・・

  そんな中、家の最大の問題、当主がタンを喉に詰まらせて亡くなるのだった。

                     ・

 <出演者>
 ○美樹本家
  謙人:祁答院雄貴・・・春野の長男、大学卒業も皮肉屋のニート

  一季:秋月 三佳・・・春野の長女、心優しい美人の箱入り娘。

  佐季:福永マリカ・・・・春野の次女、高校生で残虐性も強い猫殺し犯。


  春野:猫田直・・・長女、血族以外はゴミ以下扱い、子供3人親は違う。

  大助:釈八子・・・春野の婿、頭が上がらす子供3人中実子は不明?

  夏彦:斉藤悠・・・長男、自分の血族を嫌っている。

  笙子:高橋恭子・・・夏彦の嫁、優しい良識派だがいつも虐げられる。

  秋良:秋澤弥里・・・次女、派手好きで夫はお飾り。

  保雄:杉木隆幸・・・秋良の夫。婿だから謙人・佐季からも馬鹿にされる。

  冬子:奥野亮子・・・愛人の子で三女、実父の慰みものになり家を出る。


  御子柴:池田ヒトシ・・・会社の重役でもと刑事。

                       ・

  葬式の後、会社から御子柴からの話が始まる。

  会社へ届いた怪文書の存在、中身は全面的には言わないが

  当主が殺される可能性を示唆

  実際は窒息死(佐季がタオルを顔に置いた)が事故死を貫く事。

  会社としてのお願いをするが一季だけは

  「身内に人殺しが居る事」を伏せる事に納得が行かず、引きこもる。

  葬式にも来ない冬子の悪口を言う春野。

  謙人達の話題から、夏彦・秋良の孫が居ない話になり・・・

  秋良が保雄の子供を産みたくなくて、新婚早々堕胎した事を暴露

  何かが切れた保雄は秋良を殴り、そして春野へも暴力を振るう

  秋良は逃げ、保雄は夜な夜な春野の寝室へ行き、恐怖を与える

  そして・・・笙子へ好きだと迫るのだが夏彦が現れ未遂へ

  子供を作ろうとしない夏彦、自分の子供とするから保雄と寝ていい

  美樹本の子供を作りたくないと言う夏彦の言葉に泣く笙子。

  そして、更に一族は崩壊の階段を降り始める。

                        ・

  部屋に引きこもっていた一季だが、夏彦自殺の報で部屋を出て来る。

  御子柴に呼ばれて揃った一同。

  そこには冬子も現れ、実際は父親との子供を育てて今は中学生

  夏彦が金銭的援助をしていて、感謝はしているが家は憎んでいた。

  その思いを子供が引き継いで石を投げこんでたらしい・・・

  冬子の元に届いていた夏彦の遺書と、

  会社に来ていた怪文書の全文が明かされる。

  3兄弟の親が違う事も始め、夏彦がこの一族の血を嫌悪してた理由

  美樹本の家系から妾とか血族を辿った所、笙子の家も発見

  愕然とした夏彦はこれ以上、美樹本の濃い血を作りたくなかった

  冬子の子供は残ってしまったが・・・・

  そして、冬子の子供に面会しようと家族が出て行く中

  残った笙子・一季に御子柴はこれから会社は美樹本家を切ると予告

  2人には家を出るように促すのだった。

                        ・

  家を出て行く笙子。

  一季は様子を見てから出て行くといい資金の10万円を譲り受ける。

  その夜、ポリタンクを持って居間に現れる一季。

  この家(血)を絶やそう家に火を放そうとすると謙人が現れる

  謙人は死にたかったからと睡眠薬を飲んで寝る。

  佐季だけでも殺せれば十分だと火を付けるが、笙子の携帯から入電

  その声の主は佐季

  笙子を捕まえ、自分の布団に眠らせておいたと高笑い

  真面目な一季に笙子を殺させたかったと言う佐季

  一季は佐季を殺す、殺すまで死ねないと炎の中で誓うのでした。

 


  2016年の個人的N01作品。

  幻戯に次ぐ鵺的で好きな作品となりました。

  冒頭に言った通り、福永さんが根本作品では常識ラインの役なのに

  ここでは最初から悪役だし、どうやったら大人の女性を捕獲できるか?

  ま、それは置いといて最後まで悪人な上に一季の敵として

  今後も存在し続ける狂列なキャラクター、天晴でした。

  対局の秋月さん、華奢な体躯の通りか弱く優しいキャラから

  最後はがソリンを撒いて放火、そして一季を殺す決意をする豹変っぷり

  その振り幅は大変だと思うんですが、やり切ってて凄いと感心しました。

  終始緊張感ある空気で、春野も嫌だし、保雄の暴力切替もいいタイミング

  (鵺的の緊張感は日本のラジオさんとは異質なんだよね)

  本当に悪魔のような佐季、混沌として滅びを選ぶ謙人、希望の一季

  春野から親は違えど3種の気質が独立して生まれてしまった感じ


  もう衝撃の感じで、本当「犬神家」の助清がやり切って逃げた感じです。

  物語としては2時間ですから、あれ以上広げるのも大変だけれど

  怪文書を出せる位の知性がある佐季ならば

  冬子の事も突き止めて、息子を利用する位はしてても可笑しくない

  面会後に佐季が「普通でした」と感想を述べてるので初見でしょう。

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  直後に書いてたらもっと細かい部分も賞賛してるでしょう。

  その後の、フォトジェニック、奇想と続いたところは、少し食べ飽きたかも?

  福永マリカさん以外にも、強烈な怪物を待ってます。

  フォトジェニックで現れた時は、待ってました!感凄かったけどね

  寺十さんの演出作法は解らないので、高木さんが演出してたら

  どんな風になるのかが興味ある作品、5年位で再演して欲しいなぁ

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