阿佐スパ+長塚演出

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「荒野に立つ」阿佐ヶ谷スパイダース


  7月16日 13:00シアタートラム(2時間20分)

  今回はどんな感じかなぁ?と思いつつ
  好きな小劇場の女優さんが参加してるので拝見。実質初日だったかな
  終わってみれば、時折魅入るシーンもあったしなかなかよかった。
  このまま、解りやすくなってしまうのもツマラナイし
  どこへ向うのかな長塚さん、楽しみでもあります。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
  書きにくいね、雰囲気で書きます。
  舞台は中型の枯れ木が一つ、後方に時折シーンタイトルを出すスクリーン
  15人の出演者が椅子を一つづつもって座った所から徐に動きだす。
  主人公は安藤さん演じる「朝緒」。
  追々解って行く事なんだけど
  最近流産を経験し、実家の文房具店に帰っていたのだが
  ダメな彼氏の為に落ち込んで相談を受けていた高校の友人「玲音」(中村さん)が
  (自殺かな?)が亡くなってしまった事で不思議な荒野にさまよってしまう。
  商店街の敵であるスーパーへ働き始めた「朝緒」、働き始めただけましだけど
  やる気の無さや、夫の佐藤くんと会おうとしない朝緒にいら立ちを覚える父(中村さん)
  玲音の葬儀から、家の中の別世界の荒野が広がって行く・・・・
  高校の先生・玲音を含めた同級生。
  突然話しかける女性に、目玉を無くしたでしょう?と目玉探偵の所へ案内される
  朝緒は名前を亡くし、謎郎という探偵にメクライと命名される
  目玉探しに走る探偵は潮干狩りに熱中しはじめたり、
  メクライは時に朝緒にもどり、軽薄な男に喫茶店でナンパ?されたり
  アル中で、実家に泣きながら金を無心したり、ヒモ男になじられたり
  自宅にさ迷ってきた朝緒の高校時代の友人「田端」
  2Fに居るはずの消えた朝緒を追って父親は「田端」を伴い自宅を捜し歩く
  風俗で働く朝緒を見つけたと思えば消えて行く、現実から逃避する女
  スコップを持って何かを探す高校の先生等に遭遇
  見えたり時に見失ったり、同じ空間にいるのか疑わしくなった父
  田端に引っ張り上げられ自宅に広がる朝緒の作った荒野へいざなわれる
  そこで母親と合流した父は不思議な7差路で朝緒を待つことにする。
  そして、やってきた朝緒、そして同一・代行をしていたメクライが現れる・・


  帰国してからセット(背景)はシンプルになりましたね。
  浮標は残念なカットの入るTVでしか見てませんが、見なくて良かったかな?
  アンチロックより解りやすくも楽しめる舞台になっている気がします。
  客席は笑いも多かったですね、シーンごとに割り切って見てるようでした。
  全体の流れで見てしまう私には笑える事はないけれど、前半は少し甘ったるい感じ
  後半からはシーンによっては緊迫して見てしまうし、父親が外から中に入って行く感じ
  夢と現実を上手く合わせてくれて中村まことさん、安藤さん、中村ゆりさん3人が良い
  パンフ買う気が無かったんだけど、小劇場系の役者さん写真が欲しくて購入。
  次回作が楽しみです。
  感想としては短くなっちゃった、まあそんなもんですよまだね。
  朝緒にとって流産は荒野を作るまでのインパクトは無かったんかな?
  佐藤さん、今年もう4回目?いつのまにか上の存在になってき感じがする

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「アンチロック ワイズ ワンダーランド」〜阿佐ヶ谷スパイダース


  1月26日 19時分(分)下北沢本多劇場

  久しぶりの下北・そして久しぶりの阿佐ヶ谷スパイダース
  長塚さんとしては「sister」「現代版・桜姫」など長塚さんらしい作品があったけど
  阿佐ヶ谷スパイダース公演としては、留学前のアノ白昼夢「失われた時を求めて」以来。
  噂ではパンフに「夢」からインスピレーションを受けたらしく、STORYは追っても×
  え〜また?と思いつつも豪華なメンバーだし「イザ来い!」みたいなつもりで観劇へ
  はてさて、どんな世界になるのやら・・・結局「長塚さん=葛河=夢」でした内心笑えた。

  登場人物
  葛河 梨池(クズカワリイチ)・・・光石さん、人間の暗部を描く作家。新作は猫を探す男の話
  女(馬渕さん)男(伊達さん)・・・並び順からも想像するに作家のアル部分の分身。
  梶 原(加納 幸和さん)・・・・・医者であり趣味で彫刻家。存在が不確実で架空っぽい人
                    ・
  葛河 悦世(村岡 希美さん)・・・リイチの妻で最良の理解者・読者。今回の傍観者だと思う
  家政婦・希望(内田 亜希子)・・・葛河家の家政婦で時には血まみれの人形でもある。
  野 口(池田 鉄洋)・・・・・・・葛河の担当編集者、BARで一緒に飲んで居た証言者。
  若山(山内さん)阿部(中山さん)・今回の事件の担当刑事。若山は最近消えた猫を捜索中
  満 智 子(小島 聖さん)・・・・速記業でBARで出会った葛河の今までの作品の愛読者。

  STORY
 ★この作品は「失われた時を求めて」+「桜姫」の夢〜風なんで正解はありません。
  新聞の批評記事に眉を顰める男〜葛河〜。
  飛んでも、捨てても現れる新聞・・・ネットでも評判の良くない新作
  (観念的で、男が猫を探す話→失われた時を求めてじゃん・笑)
  机で何かをチェック中、傍らでは胎児型の彫刻を作る妻・・・後に胎児型の餃子モドキ
  イライラして家政婦の誘惑も見えない作家は編集者とBARへ飲みに行くと
  導かれたように一人の女〜満智子〜に声をかける。
  編集者の野口を先に返し、自分ファンである満智子の部屋へ行きやる事やった後
  自分の理解者ぶる女が「あんなツマラナイ作品書いてないで」と新作を批判されれ
  怒って帰ろうとする葛河と口論になり、軽く満智子を飛ばしすと運悪く階段から転落
  野口を電話で呼んで、泥酔した葛河が警察の事情聴取を受ける・・・まだ意識がハッキリしない
                      ・
  舞台奥のテーブルで、警察は野口を呼んで当時の状況をなぞりはじめるのだが、
  前面で展開される葛河と満智子の会話が少しズレ始める・・・・・。
  葛河は警察に聴かれた満智子の事件を夢で見たように語り始めると、満智子がかぶせてきて
  私=女は植物状態で入院するが、動かないはずの手で知らぬうちに速記文字で「あなたを怨む」と
  書かれている事にきずくと、そんな作品を書いてと歓喜する満智子。
  また「あんな詰まらない作品」発言に口論になる、階段下で死んだように動かない満智子
  心配する葛河の傍らに「大丈夫」と言う女が現れ、なぜか公園を探しに歩き始める。
  公演では「男」が待っている。出会うハズのない3人が出会うどこかの公園
  女は膝を怪我していて公園に着いた時には酷く爛れていた。
  病院へ連れ出そうとする葛河、接触する事を力ずくで制止しようとする男。
  だがどことなく強引になれない男は、ただ見守るだけでで彼女は病院へ連れて行かれる。
  満智子の会話が展開されると、奥の取調室では事件の調書が白紙になり事件自体の存在が消える
  阿部は自分の「経験(記憶)の中に残る事件」の存在は確かであると信じ
  「自分達はまだアノ(事件当日)夜の中に居るのかもしれない」と事件を探しに」出かけ
  公園で見えないハズの男を発見し、会話を交わした後に葛河の家に向かうと
  事情聴取した家政婦(人形)が血みどろで壁にもたれているのを発見する。
                       ・
  病院で「満智子」が車椅子で葛河に押されてくる、先生と妻の悦世も登場し
  満智子のお腹に女の子が居て、そこのが成長するとBARで葛河と出会いまた事故にあう
  なんでそんな事が?悦世が言う「私が教えるもの」〜その娘に出生の秘密を〜
  同じ病院では、事故の前には間に合わなかった「女」が男に看取られ消えてしまう。
  アノ夜が淡い朝の光と共に机に向かい合うリイチと悦世。
  様々な登場人物に囲まれた夜が終わって行くのであろうか・・・

  最前列で見たんですけど、なんか気分的には可笑しかったなぁ。
  夢をそのまま感じたままに作品にしたようなリイチ=長塚さんみたいな思いきりはイイと思う。
  「失われた時〜」は実際評価どうだっのかな?長塚さん気にしてたのかな?(笑)
  上にも書いたケド、男と女は分身だし男は「誠実な部分」・女は「無邪気」な部分で
  事故が合う前に止められればと思った男、そこまでは考えてなかった女。
  この2人は運命を変えられない(力の無い)桜姫の墓守なんじゃないかと思います。
  誰かに見られてる・・・・悦世じゃないかな?
  (この辺は量子力学的ですね=観察者が観察した事で存在が確認出来る存在)
  酒飲んで、酔って帰って・・ゆきずりの女が居たのかは解らないけど悦世とテーブルに向かい
  頭の中の妄想(新作の構想)を語るリイチ。理解者で見方である悦世が話の途中から
  「じゃぁ、こんなのはどう?」的な感じでリイチに話しかけたのが「病院での登場」なのでは
  ないでしょうかね。全部架空?もしかして酔って実際事故起こしてるのに夢として語るリイチ
  あの朝焼けの後に警察の訪問があるのかもしれない・・・
  そんな感じで勝手な解釈をこの舞台観劇のアンサーとしたいと思います。
  光石さん、時効警察のイメージが強いけど生初めてですが上手いね、
  豪華に勿体ない役者さんの使い方ですが、優しい山内さんお使い方は好きですね、
  セットもシンプルで、背景が無い阿佐スパは初めて見た気がします。
  内容もあるし、プレビューをする必要があったのは納得ですね、次回の本公演はどうする?
  もしかすると次回は見送るかもしれません。
  今回の作品は嫌いじゃないけどね。
 

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「SISTERS」役者さん力には負けますね。


  ◎7月19日 19時(140分くらい?)PARCO劇場

  マチネのトラムから渋谷まで歩いてみました。結構歩いても近いんですね〜
  2004年の年末「アオドクロ」→「ロミオ&ジュリエット」と日生劇場での迫力に魅せられた
  「鈴木杏」さん、久しぶりの生は最前列で拝見しました。
  日曜宿直だったので、役名は杏さんの「みどり」しか覚えてません!
  パルコの舞台って、簡単に配役と提供が乗ってる劇場内チラシが無いのが残念、
  パンフ売る為?なんてセコイ事じゃないでしょうけど・・・検討してほしいなぁ。
  そうそう、新感線も「R」だと歌詞はパンフにしか乗せないのも残念かな
  凄い3人の俳優の迫力にはお手上げな舞台でした。
  でもパンフは買ってませんよ〜特に知ってる人ばかりだし、
  話はストレート(長塚作品としてね)で先が読めますから特に引っかかる所はなしです。
  でも演技を見る点ではいい舞台だと思いますよ。
  そうそう、幕が開くとかなり強い冷気が流れるので女性は貸し出してるブランケット要ですね

  STORY
  田舎の老朽化してるホテルの一室(2部屋との出来事と言ってもいいかな)
  「見えない汚れ」を擦り荒いする女性(梅沢さん)歌声から始まる。
  「赤い蘭の花」(しかもドUP)の額縁ごと大きくひび割れがある部屋、
  外には真っ赤な彼岸花が咲いている。この辺から長塚さんらしい(悪魔の唄っぽい雰囲気)
  そこへやって来たの東京の有名料理店のシェフ・尾崎夫婦。
  店の改装中に行ったヨーロッパへの新婚旅行から帰国してそのまま?やって来た様子。
  先月奥さんが急死した従弟「優治くん」(中村まことさん)の経営するホテルに3日で
  料理を教えに来たのだが、妻の馨(松たか子さん)はどことなく虚ろな様子で
  突然「はい、解りました」といい返事は帰すものの従兄弟にも旨く話せない
  「お疲れ気味?」な雰囲気。
                ・
  そしてもう一部屋には、亡くなった女主人の実兄で鋼太郎さん演じる児童小説家「神城礼二」と
  20歳の娘「美鳥」(鈴木杏さん)が10年以上にわたり住んでいた。
  長いことスランプで本も書いていない父親に大きい目で見つめる娘。
  親子にしては妖艶な挨拶(口づけ)を交わして部屋を出て行くミドリが尾崎夫婦の部屋に侵入し
  馨と出会ってしまった事で終わりの物語りはカウントを始める。
  お構いなしに話しかけてくる「美鳥」に、まだ「結婚した相手」にも話していない
  「亡くなった妹」の陰を重ねる馨。
  美鳥にとって叔母にあたる女性は「この部屋」で首を括り自殺したと言う・・・。
  「丁度いいのかも〜」意味深な馨の反応に焦って冗談だと翻る美鳥に
  「合ったことを無いように言うのは難しい」と諭す馨。
                    ・
  滞在2日目、美鳥が「好きな人」の話を始め、美鳥から前日に聞いた
  「一番身近で尊敬出来る異性」がその人で、その人の子供を身籠もっている事を吐露する。
  すると馨は突然乱れ気を失ってしまう。
  (父性に対する屈折した愛情にフラッシュバックしてしまったらしい)
  目覚めた馨に、母親が入院したので予定を切り上げすぐに実家へ帰ろうと提案する夫。
  しかし、馨は返事をせず2つの願いを男に返す。
  「先に行ってて欲しい事」そして、
  新婚旅行で初めて魅せた激しい夜の行いを「今して欲しい」と・・
           <きっと帰ってこれる気がするから>
  一人部屋に残った馨は美鳥を呼び出し、2つの約束を確認
  (好きな人に妊娠を告げる事に立ち会う事・他人に言ったら目を差し出す事)
  美鳥には「不幸な結末を知っている女」として、自分では「逃げた過去をやり直す為?」
  美鳥に男という生き物について語り始め、追いつめて行く・・・
  風呂場に逃げ込んだ美鳥、そしてそこへやって来た美鳥のは「好きな人」「一生一緒に居たい人」
  「子供の父親」としての礼二、彼の帰り際から対決を始める馨。
  2度目の結末は馨にとって誰の為なのか?3人の結末は先があるのか、
  闇しかないのか、風呂場から?流れ出す水面が激しく音を立てる最後の演技が始まる・・・。
   
  なんか家帰ったらTVで「娘が父親刺殺」なんてNEWS出てたから原因同じかなぁ?
  なんて疑ってしまいましたがやな世の中ですよね〜。
  長塚さん、「ドラクル」はTVで「失われた時を求めて」は生で見てなんか迷走中?今度はどう?
  なんて思いましたがストレートでしたね、役者さんが役者さんだから誤魔化しは効かないですし
  笑い部分なんて全然なし、中村まことさんが個人的に浮いてたかなもっと「真摯に悪い男」の方が
  よかった気がします。(そうなるとほんと全編暗いけどね)
  赤い血が流れなかった演出は良かったです。
  最後アレを流す為にあんなに水を流したのはどうかと思いますが水の音が効果的でした。
  松さん、杏さん、鋼太郎さん、3人の迫力に拍手ですね、
  最後のあるセリフで松さんの事が「悲しいなぁ、寂しいなぁ」と思った時、
  右目だけあくびした時みたいな涙が一瞬出て自分にビックリしました。
  お話としては好きじゃないですが、生で近くで見れて良かった!
  松さん演じる馨は本当の名前を変えて居るのかもしれない、
  美鳥に変われる方法を教えると言ってたしね、自分の事を何も語らず結婚してもらえたから
  信助に「後悔してない」なんて負い目を背負っているんでしょう。
  最後も妙な元気でハイと言ったラスト、一生本当に好きになれる男性とは巡り合わないでしょう。
  命令に従順な気質は変わらず、優しい旦那は気遣って生活していくんだろうなぁ、
  そうそう「首を絞める」のって危険だけど本当に意味あるのか?
  なんて久しぶりに馬鹿な俗説にッツコミしたくなりました。(笑)
  そろそろ阿佐スパも控えようかなぁ?でも毎回キャストがいいからズルいよ〜。
                       ・
  加筆・後半で美鳥が1度だけ「SEX」って単語を使用してたけど、ラストまでは色々な
  「いいずらい事柄」を遠回りした曖昧な表現でみなさん語っていました。
  意図的に効果を考えての台本かもしれませんが、余計に遠回りな言葉になって音・意味の両方で
  こちらに入りズライような感じになってたのがチョット気になりましたね。

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「失われた時間を求めて」阿佐ヶ谷スパイダース、長塚さん転機ですか?


 ◎5月10日 14時(100分) ベニサンピット

  今回は客演が1人、しかも先行抽選時点でも未定。
  う〜んと悩んで10日14時のみ希望で登録したら当選しちゃって観劇する事に。(悲)
  しかもせめてもう一人はフレッシュな方?と期待してたら奥菜さんになって・・・
  とりあえずチョット早く劇場に着いたので、道路向かいのそば処「三国屋」さんで昼食
  870円のセット「から揚げ・ご飯・温泉たまご・たぬき蕎麦(又はもりそば)」を注文
  なかなか量があって、よかったですよ〜お酒も色々あるしね。
  生憎の雨ですが補助席使って満員御礼、おなか一杯状態で眠くならない舞台を期待しましたが

  STORY
  舞台は夕暮れの公園?ベンチ1つと街灯1機。
  堀に囲まれた空間には3面の壁にドアが一つづつ、OPから落ち葉がハラリ・・・
  現れた挙動不振な男「中山さん」狂ったように落ち葉を集めゴミ箱へ、そしてそこから
  落ち葉を取り出し撒き散らす。そして、凍えながら落ち葉の溜まった堀へ落ちていく
                    ・
  次に現れた男女、まず長塚さん。しきりに落ち葉を書き分け捜している・・
  ドアを覗き込みこっそり後を追って同じ動作をする女「奥菜さん」不思議な距離を保つが
  苛立つ長塚さんが話しかけ始める。
  女はさっきから男の後を突然尾行してきた・・「探し物を手伝いましょう」と言い出す女
  私的な事だがら一人で探したいと言う男、男の言葉を逆手に取って食いつく女
  結局、昨夜居なくなった飼い猫オードリー(愛称おーちゃん)を探している事をがバレる。
  女が探し始めた隙をつき男は消える・・
                    ・
  次に女は堀の中から現れた中山さんと出会うが奇人の言動に逃げていく。
  しばらくして、長塚さんがゴミ箱にハマった中山さんと出会う。
  この世界が今まで整理された世界と思っていたが、実は混沌とした世界だったんだって事
  そんな意味かは知らないが、落ち葉を集め・ばら撒く仕草でやるべき事を語る
                    ・
  そして、女はベンチで読書する男と出会う。
  その男(伊達さん)は猫を探す男の弟であり、兄が来るのを待っているというしかし
  猫が居なくなったのは遠い記憶の話、そんな昔の事を探しているのか?
                    ・
  この場所、寂しくなる空間に入れ替わり登場する人物達の言葉で綴る浄化される意識の物語り
  
  これは「実在の人物の物語」と思う人は居ないと思います。
  最期の伊達さん一言、奥菜さんの笑顔に集約されるんですが、時間と空間が自由な世界
  統合失調症(多重人格)精神世界をそれぞれの人格で描き統合する様を描いた
  インナーチャイルドの「パンゲア」とか、「魂」と言うより意識・精神が彷徨ってる状態
  それらが干渉しあってる世界と捕らえてもいいかな?
  長塚さんの考えとは違うでしょうけど、中山さんの思想によって自殺未遂を起こした人物が
  昏睡状態の中で、過去の自分(長塚さん)良心的な自分(伊達さん)猫(奥菜さん)が
  生きる意味を取り戻す為に今の絶望的な自分(中山さん)を改心させる構図って仮定すれば
  解りやすいかなぁ、4人は元は1人。または奥菜さんだけは本物のおーちゃんの霊でもOK
  長塚さんは3兄弟?と思ったけど伊達さん長塚さんは1人ですね。
                      ・
  こういう世界の話好きなんですけど、これはかなり足りません!
  途中眠くて何度かコックしてしまいましたよ〜、奥菜さんはなんとなく活動停止直前の舞台
  「橋を渡ったら泣け」の役に似てるなぁ〜と思ったし、中産階級とか言って苦悩する中山さんは
  マーティンマクドナー作・長塚さん演出の「エドモンド」で八嶋さんが演じた世の中に不満を
  向けるエドモンドに似てるなぁ〜と、マクドナーを目指したのかなぁ?
  初めてのテイストですね、何か思う所あったのか?  
  とんちゃんも「難しい」みたいな事言ってましたが、それは上手く出来てないからでは?
  そんな気がします。伊達さんが静かな演技してるのは凄くいいと思いましたがそれだけ
  盛り上がりと言うか、中山さんが少し変っていくラスト。
  実際「変る」事は些細なきっかけで起こりますが、舞台としては弱い。奥菜さんとの会話
  あれくらいの事で最期を迎えるって「これで終わり〜?」みたいな焦燥感(笑)
  大きな動きが欲しかった気がします。いつも激しい演出の劇団だから余計そう思うのかも
  新しい試みがから頑張って欲しいけど5,500円は高い!

 

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「少女とガソリン」〜佐ヶ谷スパイダース


 ◎6月14日 19時30分(終了22時頃) 下北沢ザ・ズズナリ

  雨の振る中行ってきました。久々のスズナリ!階段下からセット組んで赤い階段を上ります。
  会場は満員、最後列にケラさんと話してる内容から三木さんか園さんみたいな方も隣でした。
  ケラさんが居たからじゃありませんが、スクリーン映像がナイロンっぽく感じます。
  労働者Mとかナイロン作品のOPに似てるから同じ人なんじゃないでしょうか?
  今回の主役は「中村まこと」さん池田さんも一緒にメインなんで、長塚さんが登場するまで
  展開もゆるかったから「猫ホテ公演か?」とデジャビュを感じてもおかしく有りませんね、
  のっけから歌って踊って、もっかもっかの「携帯電話大戦争〜♪」と歌いながら踊る中村さんを
  思い出してしまいました。では本題の感想へ

 ●舞台は寂れた地方の町「クシダ町」の安酒場。
  この町に流れる川は以前「酷く濁った川」だったらしく、「町民も臭い」と他の町村からも
  蔑まれていた。その濁り水から酒を造っていた「クシダ酒造」は町の誇りとして「真実」と
  書いて「マコト」と読む日本酒(水が悪いだけあり、三級の安酒!カストリ焼酎風かな?)
  を作っていたが倒産。今は川もキレイになり広大な酒造跡地には高齢者向けの施設が建設され
  オープニングレレモニーを2日後に控えていた。
  舞台の酒場「玉丸」の主人「玉島」(中村まこと)常連客「山路」池田さんは共にクシダ酒造の
  元従業員で「真実」をクシダの魂と思いクシダ酒造の再建・真実の復活を信じて半年が達
  なぜか工場跡地に立つ施設の反対運動を画策していた。
  これもなぜか(理由は後で解るケド)17歳のアイドル「リポリン」の歌を「労働者の応援歌」と
  勝手に解釈して応援していた。
                       ・
  そんな店に「真実」を飲んで妻を蹴り子供は流産、妻と別れてしまった男「本田」(松村さん)が
  水子の幻覚に悩まされ、製造中止になった真実をこの世から無くそうと酒屋を飲み歩き最後にココ
  にやってくる。そしてゲイのヒッピー「田村」(中山さん)も恋人とバイク旅行で訪れるがこの
  2人まで巻き込んで物語は展開。
                       ・
  2日後のセレモニーに我らがミューズ「リポリン」が来るとの情報を受け「敵方にリポリンが!」
  なんて悩む一同(他、に長塚さん、伊達さん演じる仲間あり)
  そんなと所へひょいと「リポリン」本人と18年前に失踪した玉島の妻「丸代」(イヌ子さん)
  がマネージャーとして現れる。(玉島と丸代だから店名が「玉丸」ね、ちなみに長塚さんの姉)
  狂気乱舞する一同!とりあえす歌って踊って楽しむのだが・・・
  一同は「リポリン」の意思に反する行動を辞めさせようと決意し「丸代」と二人誘拐する。
  酒場では「真実」を飲みながら狂っていく一同。それもなぜか前向きに対応していく「リポリン」
  乗ってきた一堂は「リポリン」を新世界「クシダー」の象徴として規律を決めていき、そして
  「大真実」の製作に着手し始めるのだが不協和音から「山路」が歌いながらチェーンソーで
  谷田部(伊達さん)の片腕を切り落としたり本当に監禁し返さない状態に陥る。
                       ・
  2日目の夜、丸代は玉島と2人になると失踪の原因を告白!歓喜と愕然が一緒に来る「玉島」
  丸代を逃がすのだが、それを「山路」に聞かれてしまいどう取り繕って行動してもダメ
  糾弾されヒミツを暴露されそうになると「玉島」は何気なく「山路」を刺す。
  祭りは終わり、ヒッピーを帰し本田は奥へ消える・・・そこへ戻る「丸代」
  恐怖に震える事もなく「リポリン」は幼い頃聞いたと思う子守唄?をハミングすると親子3人
  初めての合唱が続いていくのであった。

  松村さんが突然「水子」と女の話しをし始めたり。ゲイの告白に一歩引いたり笑いの要素が
  要所要所に入るから見れてしまう阿佐ヶ谷スパイダース。でも今回は家族愛が中心で優しいかな?
  序盤すぐに丸代が18年前に失踪と聞いた時点でリポが娘で、それを知って娘の為に玉島が仲間を
  傷つけるんだろうな?と解ってしまうから最後まで見るのが結構ツライ。
  個人的には、玉島が何かのキッカケで感づいて突然仲間をメチャクチャの暴走するのかな?
  なんて考えてたから、告白されてもなかなか感づかないし、山路にも弱気な姿勢からの刺殺なんで
  少々拍子抜け。(暴走のイメージがあったんで)
  それにしても、ナゼ川が濁ってたのか?真実には松村さんを狂わせる中毒性の成分が川にあった
  のか?そんな部分も少し挿入されてればシックリくるんだけど、クシダ酒造は町営じゃないでしょう
  たぶん、だから倒産したのは施設のせいじゃないし反対してる理由も不明確。
  真実が本当に成分上危ない酒ならあの狂気もスンナリ受け入れるんだけどなぁ
  特攻野朗Aチーム懐かしいですが女性には伝わったのかしら・・・コングはロッキー3の敵です。
  中村まことさんに「大拍手」な舞台でした。とりあえず満足です。

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