ケラ&ナイロン&健康

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 次のページ ]

イメージ 1

「ちょっと、まってください」〜ナイロン100℃〜


  ◎11月15日 19:00(3時間10分)下北沢本多劇場

  作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

  ナイロンの25周年で久々の新作。

  イヌケラで「金持ちと乞食が少しづつ入れ替わるキチ○イ芝居」と

  予告されていたので、短時間かな?と思いきや3時間10分の通常時間

  コメフェス2チーム観てからの締め、2チーム分の時間でしたが

  考えながら楽しんで観れる、不条理喜劇でした。

  以外に疲れなかったデス。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



 STORY
 空に謎の飛行船が飛びかい、住民へ危険な薬を巻くのでは?

 そんな噂がもあって、貧しい人々の抵抗運動が盛んなとある町。

                     ・
 あるお金持ちの屋敷。

 実際は借金をして、返済は「ちょっとまってください」と断り続け

 お金持ち生活を続ける不思議なお屋敷と、そこに居るペテン師執事

 その庭に、やってきた乞食の兄妹。

 妹が見知らぬ館の人間に結婚しに来た事から、

 ペテン師も驚きの展開で、夢と現も境界がなくなる話が始まるのでした。 

<登場人物>

 ※不条理喜劇だからか配役表には男1とかしかないので名前で記載。

 三宅弘城・・・働いてないけどお金持ちで退屈している馬鹿な主人。
 犬山イヌコ・・・お金持ちの妻、借金で生計を立ててる事を理解してる人。
 遠藤雄弥・・・金持ちの息子、劇中家を出て反対派の幹部になる。
 峯村リエ・・・金持ちの娘、30代で嫁に行く気配もないふんわり女子。
                     ・
 マギー・・・ペテン師、金持ちの家の執事をしながらお金を横領してる。
 小園茉奈・・・金持ちのメイド、終盤ペテン師を脅して分け前をねだる。
                     ・
 水野美紀・・・乞食の娘エミリー、存在が不思議な時間を超越した女性。
 大倉孝二・・・エミリーの兄、馬鹿だかエミリーとは仲良し。
 みのすけ・・・乞食の父親、途中から金持ちの娘に求婚する。
 村岡希美・・・乞食の妻だが、実際の妻かどうかは不明。病弱
 藤田秀世・・・乞食の祖母役をしてる男、序盤で毒を誤飲して亡くなる。
 廣川三憲・・・夜間に来る郵便配達員・警察署長。
 木乃江祐希・・・金持ちの息子の婚約者、悪事がバレて来なくなる。

                     ・

 退屈過ぎて、何度も同じ話を繰り返す金持ちの屋敷。

 退屈シノギで執事が仕組んだ、ニセの誘拐事件電話が入り。

 他人の子供の身代金(実は蒟蒻)を支払うよう指示する主人。

 床に落ちていた絵葉書を見つけた婦人、はこれも投函するよう指示

 婦人の見送りで偽の受け渡しに向かう執事だった。

 執事が去った後

                     ・

 その庭に現れた乞食の兄妹、妹は見知らぬこの屋敷に嫁ぐと言い

 兄は拾った絵葉書を記念にプレゼントする。

 妹に言われて、部屋を覗く為、電信柱に登って下りられなくなる兄

 一方、妹は開いていた屋根から屋敷に潜入してしまう。

 そこへ乞食の家族が登場(他人同志だが寂しくて家族形成中)

 リアカーで運んだ家具を並べて居座る体制のを作ると

 執事が現れて、追い返そうとするがのらりくらりと躱される始末

 そこへやってきたのは深夜なのに現れた郵便配達員の男。

 執事が投函したばかりの絵葉書を持参。

 その絵葉書は先ほど乞食の兄が妹に渡した夜景の絵葉書

 この屋敷に嫁いで幸せに暮らしているという内容だった・・・・・。

                     ・

 一方、退屈な屋敷の中へ窓から現れた乞食の娘エミリー

 驚きながらももてなそうとする主人と婦人、

 「人間のエミリー」を理解するのに馬鹿馬鹿しい会話が続く

 そして、息子の婚約者が来ていると知り、悲しみ帰ろうとするエミリー

 しかし、エミリーの不思議な言動で婚約者の悪事がバレて退散

 そして息子と結婚すると思っていたが、性格の不一致と離婚を切り出す。

 更には主人と意気投合し結婚すると宣言し主人も快諾する。

 夫人はあっありと家を出て、旅に出るといいながら乞食生活へ

 息子も翌朝家を出て、何かの反対派グループへ参加する。

                     ・

 そして屋敷には乞食の家族達も住み始めるが

 エミリーは大好きな兄とだけ遊び、主人とは距離がある生活。

 乞食の主人と妻は、美味しい食事が口に合わず拾ったモノを食べ

 意味も無く来た鎧(鍵が無くて脱げない)付けた生活の主人は

 勇者みたいな自分に喜び、かつ守ってくれそうな娘に求婚する。

                     ・

 ある夜、メイドが執事の横領を指摘。

 皆に内緒でメイドを殺害、それを覗く乞食になった婦人の姿。

 しかし、それは2Fから現れた執事の悪夢

 窓の外を眺めると、その悪夢が展開されているのを見る人々。

 そんな白昼夢が入り混じる中、エミリーが次の街へ嫁ぐと宣言

 現実にも執事が横領しているのをメイドが指摘

 金額の一部を貰う事で一緒に屋敷を出る計画を立てる。

 (この2人がやがで乞食になり兄妹を生むような予言もあり)

 町の騒動に対して「中立派」を立ち上げようとした乞食の母

 その練習で「犯罪者名簿」の記載した金持ちの主人。

 その名簿を警察に廻した執事のおかげで警察署長が現れる。

 相変わらず馬鹿な主人は、前妻と警察署長を間違えたり

 そんな変わらない金持ちと乞食とは対照的に

 現金を持って逃げようとする執事=ペテン師の足が動かなくなる。

 そこへ現れる警察署長は主人をここで死刑にすると言う

 そこまでの罪とは思わなかった執事は止めようとするが・・・

 息子が現れて、渡っていたハズの名簿を奪還し提出

 これは執事の名前だと告げると、ナイフ・拳銃でメイドに手渡し

 彼を殺すように指示するのだが、拒絶するメイド

 しかし、何気ない馬鹿みたいな会話の中で銃が発射され

 メイドは撃たれ、刺されて動けない執事を残して乞食は隣町へ

 金持ち家族は家へ戻って行く・・・・

 雪のように降り続く白い「何か」

 誰かが立ち上げた中立派の意見で飛行船が撃破されたらしい

 垣根だった所が地上となり、沈んでる屋敷。

 通りかかった人に「ちょっとまってください」と助けを乞うペテン師の姿。

 
 いや〜労働者Mほどではないけれど、色々考える要素があって面白かった。

 当日のケラさんの挨拶文書を後で読んでナンセンスコメデイから

 「不条理喜劇」を作ったと書いてあり納得しました。

 だから、理由とか関連性とかを考えて追い求めるのは意味がないけれど

 どことなく繋がりを考えるような言葉とか登場人物の行動。

 ペテン師はペテンである事を時に忘れ、

 そして自分が作ったペテンが独り歩きして殺されてしまったという感じ。

 それは神様でもあるようなエミリーの存在、異分子による変化ですね〜

 サルのゴンタと人間にエミリーの所とか、意味も無く可笑しい会話が最高で

 乞食の父が強い女と結婚するという組み立てとか、堂々巡りな点は好き。

 一方で、執事とメイドが結婚して兄弟を生んだりするような架空の将来

 執事→乞食の父であっても不思議ではないし、

 巡って金持ちの主人になるのも、性格も記憶的にも問題ない気がします。

 まさに、シミの上書きの如き、今は同じシミが同時並列に存在してる感もある

 みなさん白塗りなのも「人形感」があって、神様の人形劇的でもあります。

 そもそも、仕事もしてない金持ちが金持ちとして存在する所からして不条理

 だから執事が横領した金で、やがて金持ちになるという考えも出来るしね

 パラレルワールドと言うよりは、色んな分岐が発生して、消えて、

 時間の輪までも流れが変わって行くような、

 そのハサミをエミリーが持ってて、繋いだりしている世界にも感じました。

 エミリーの訳の水野さん、強い女のイメージだけど

 強引に人々に入り込む所は通じる所があって似合いましたね。

 3時間10分、長くは感じなかったんですけど

 「夕空晴れて」みたいな短めのも、今後期待しております。

イメージ 1

「陥没」〜コクーン×ケラリーノ・サンドロヴィッチ〜



  作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ


  ◎2月10日18:30(125分)Bunkamuraシアターコクーン
    
 「東京月光魔曲」「黴菌」に続く昭和三部作の3本目

  ケラさんとは初の役者さん井上芳雄さん、瀬戸康史さん、松岡茉優さん

  趣里さんと新鮮な感じ、松岡さんはイヌケラでも演技が上手い評判だと

  聞いてるような事を言ってたから、今回抜擢したのかな?と思いました。

  私も松岡さん観れるのが楽しみでした。

  セットは豪華な内装のロマネスク様式にも近い建物(ホテル)

  昭和三部作の中では、オリンピックを目指す高度成長期のお話なので

  恋愛の苦い部分はありつつ、幸せな結末の舞台となってました。

 

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


備忘録的な「8ケ月前」の観劇記事なので、記憶は曖昧なのです。



STORY

 オリンピックに向けて豪華なホテルを建設を目指す実業家。

 娘:瞳と婚約者で優秀な部下:是晴と建設現場を見学

 新しく大阪から来た部下:大門を紹介される是晴と瞳

 降り出した雨に帰路を急ぐ、面々だが、数年後ホテルのプレオープン日

 関係者の立場はガラリと変わっているのでした。




 <登場人物>

 木ノ内 是晴:井上芳雄さん、瞳の元カレ、ホテルで年下の婚約者と結婚予定。

 木ノ内 清晴:瀬戸康史さん、是晴の弟で、障害を持っているピュアな男の子。

 木ノ内 鳩:犬山イヌコさん、2人の母で現在は独り身、大学教授の八雲といい仲

 大東 結:松岡茉優さん、是晴の婚約者で大学生。

 大門 瞳:小池栄子さん、現在のホテルのオーナー、父の部下大門と結婚。

 大門 真:生瀬勝久さん、瞳の父が亡くなり借金を返済を理由に瞳と結婚

 丸山 窓子:緒川たまきさん、瞳の親友でホテルの従業員。

 道下 ユカリ:趣里さん、結の友人で現在売り出し中の歌手。悩み中

 下倉 渡:近藤公園さん、ユカリのマネージャーで乱暴な言動の男。

 八雲 浜二:山西惇さん、大学教授で唯の先生、鳩に好意を寄せている。

 諸星 光作:山崎一さん、亡くなった瞳の父、天国の勝負で娘に会いに下界へ

 上妻 ツマ子:高橋惠子さん、光作が好きだった手品師の女性で宿泊中

 船橋:金貸し:山内圭哉、真の手下?借金取に変装したただの印刷屋。

                  ・

 もうBSでも放送してたし、簡単に書きます。

 (録画したけど、まだ観てないので、簡単な覚書ですが)

 舞台は諸星光作の夢見た、東京のホテル。

 プレオープンとして、招待客が宿泊している中、ルンペン達が迷い込んだり

 瞳は亡くなった父の借金の為、大門と結婚しこのホテルの成功を目指す。

 一方、瞳と別れた是春は女子大生の結と婚約、披露パーティーを控える

 ホテルの売り上げ貢献でもあるのだろうけど、2人と結の心中は複雑。

 そんな中、天国から1日だけ下界を見に来た瞳の父親と監視役の2人。

 昔の部下・大門と結婚している瞳に驚き、大門の怪しい行動に

 人間へ憑依して、探り始める光作と、追いかて他の人に憑依する監視役。

 そんな不思議な登場人物の行動によって、

 結の友人で歌手の道下ユカリとマネージャーが恋愛関係になったり

 是晴の母と恩師八雲の中が、結ばれていったり

 最終的には、大門が瞳を手に入れる為、借金があったと嘘をついた事

 浮浪者を金で雇い紛れ込ませたり、取引先の印刷屋を闇金に仕立てて

 ホテルの経営から撤退させて関西に帰ろうとしていた事が判明

 そして、是晴と瞳の本当の気持ちも露わになり、 

 結は身をきひ、2人の新しい関係が始まるのでした。



  ケラさんも松尾さんと同じように、もう悲劇というか痛みを見せる事には

  重きをおいてないのでしょう、今回は昭和3部作の最後ですが

  怪しげな月光魔曲は不貞がはびこり、黴菌は精神病患者への偏見とか

  女性の差別もありつつ、最後は家族的な締めくくりでした。

  今回は、完全にコメデイではありましたね、真夏の夜の夢のように

  幽界からのお客さんによる、人間への混乱が楽しく優しい展開へ

  昭和復興の中、行動成長期の良い日本の雰囲気と洋館がいいですね

  群像劇ではありますが、八雲先生の存在は正直薄かったかな?

  ケラさんの山内さんの使い方が好きなのですが、あの印刷屋さんが

  もう少し活躍してくれる場面を増やして欲しかったかです。

                        ・

  イヌケラでも演技が上手いと進められていた松岡さんの登場

  趣里さん、瀬戸さん、一気に若手の有望株が登場した豪華な作品

  松岡さんにはナイロンの本公演にも出て欲しいですね、ゼヒ!

  ただ大きな前提として、大門の嘘を瞳も是晴も見抜けたなかった

  誰も指摘出来ないのは、資産家だったハズの経理状況がね

  そこまでズサンなはずなので、大門関係なく瞳と是晴が別れる理由が

  一つあった事にしてくれるとしっくり来たのだけどね。

イメージ 1

「ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜」〜ケラさん&古田さん第三弾〜


  ◎8月14日 14:00(2時間20分)本多劇場

  犯さん哉、奥様お尻をどうぞ、に続く第三弾。

  奥様だけは、時期的な事もあって、行けなかったのですが

  今回も取っていたチケットが福島出張で行けなくなる!

  完売なのにダメ元で、本多の窓口へ行ったらD席の土曜が空いてました。

  ラッキーで行ける事になったのですが14日は流石にお盆

  下北沢はお祭りなのに人は少なかったですね〜

  でも当日券狙いなのか?劇場は1時間前位にはかなり並んでいました。

  ケラさんの舞台に出る事が決まると結婚が決まる!

  みたいな事をイヌケラでケラさんが言ってたのですが

  公演中に賀来賢人さんが結婚発表されてましたね〜

  年末に主演する妻夫木さんといい、何か持ってるのでしょうか?

  そんな状況で開場へ、

  漫☆画太郎先生の酷く似ているケラさん古田さんのイラストが光る

  パンフを買って開演を待つと、仕込み含めて入江さんが登場しました。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



 START

  楽屋で財布のお札を海苔に替えたという楽屋ドロボウの八十田さん。

  主演の入江さんが、捕まえてボコボコにして片腕まで千切れる始末。(途中人形)

  客席にブーブークッションを仕込んだりと、劇場荒らし的なドロボウは

  元気に逃げていく、賀来さんが仕込みで開演後に入場する客になったり  

  ゆる〜い前説を含めたコントが終わり、何もない舞台が始まります。


 <出演者8人>

  古田 新太さん・・・名探偵アラータ弁護士・チンと鳴る音で馬鹿も含め3重人格へ変化

  成海 璃子さん・・・・アンネ・フランク、ナチスに隠れて暮らすユダヤ一家の娘。

  賀来 賢人さん・・・・黒人の青年ガブリエル、亡くなった妻の父(日本人の平山)と暮らす。

  大倉 孝二さん・・・神様、他: ご都合主義で、悲観主義で、刹那主義な馬鹿な神様。

  入江 雅人さん・・・主にヒトラー役、(最初は古田さんが演じる)天国でユダヤ人に謝罪中

  八十田雄一さん・・・劇場を困らせる盗賊など、楽屋の財布を盗んだり、イタズラをする。

  犬山イヌコさん・・・アルジャーノン君、アラータの助手的な腹話術人形的な少年。

  山西 惇さん ・・・ 平山、日本人なのにガブリエルとドイツで生活している。


  〜天国〜

  STORYなんて会って無いような舞台なのですが、一応簡単に覚書。

  ヒトラーがユダヤ人に囲まれて、謝罪文を書いている。

  読み上げる謝罪文は、小学生の反省文並で、ゲッペルスやヒムラーの所為にして

  怒るユダヤ人達に対して「でしょ?」とムカつく同意を求めるヒトラー。

  そこへもっと馬鹿な神様が現れて、なぜか2人は意気投合。

  ヒトラーを弁護する為に神様が呼んだのは、名探偵アラータ弁護士。

  彼は呼び鈴の「チン」って音がすると「パン1の馬鹿」になったりする3重人格の楽天家。

  キチガイ博士のタイムマシンに乗って助手のアルジャーノン君と当時のドイツへ向かう。

  隠れ家に住んでいるアンネ一家に家庭教師として潜入したアルジャーノン君は

  お馬鹿なアンネに惚れてしまうアルジャーノン君。

                            ・

  アンネの一家は隠れ家なのに新聞広告で、同居するユダヤ人を募集。

  そこへ現れたんが日本人の平山と義理の息子、黒人のガブリエル。

  ガブリエルとアンネは知り合いらしく、アンネは喜んで何でもし放題と喜ぶが

  ガブリエルは義理の父が一番大事だと一線を引いてくる。

  ナチのユダヤ人狩りを強化するか辞めるかの会議当日。

  辞めさせようと、アラータとアルジャーノン君はナチスの建物にやってくる。

  アラータは腹話術師の変装で、馬鹿な門番がノってきたからなんとか潜入。

  会議の数だけ会議室を作ったヒトラーが右往左往しているから、説得も出来ず・・・・・。

  一方で、資金も食力も底を突きて来たアンネ家。

  アンネはガブリエルが好きな平山に襲われ、勢いでみんなに襲われ

  窓から逃げだしてたどり着いた先は、ナチスの本部だった。

  そこでなぜか、ヒトラーは喜劇俳優のプリンさん扱いされてしまうのだが・・・

  結局ヒトラーはユダヤ人みんなに謝って回り、一件落着したらしい。


  一応筋はこんなモノですが、意味もなく登場人物が実は・・・と入れ替わったり。

  B列センターのお客さんにスポットが当たって、話しかけられたり

  勝手にアフレコされて、こんなので終わりか?と自虐的なネタとか

  途中で出て来る楽屋ドロボウの仕掛けとか、チョコチョコと小ネタ挟んできます。

  古田さんをパン1にする為だけの馬鹿キャラ転換とか、ノリノリ馬鹿の成海さんや

  強引な黒人の賀来さんとか、設定からして妙なんで笑のハードルが下がります。

  肩の力が抜ける感覚ね、だからちょっと眠くなる感じでした。(笑)

  会話が成立しないのは当たり前、アルジャーノン君が可愛い。グッズ希望!

  確かに、面白いし、何も残らない舞台だから、頻繁に見てたら日常の感覚が狂いそう。

  ケラさんの言う事も解る気がしました。

  圧巻?と言っていいのかな(笑)

  最後にWAHAHA風の裸レオタードに巨大なチンコと長い父、

  そうそう、画太郎先生の絵にも通じる姿で、踊る一同。

  そして現れる馬鹿神さま、本物の神様に怒られて、まさかの本多劇場の舞台で豪雨

  豪雨の中で、血を噴き出しす神様の演出は、蜷川さんのオマージュでしょうか?

  意味も無く馬鹿な舞台だけど、ここまで豪華にやり切る所は驚きだし、天晴な感じです。

  結構激しい水だったのに、その後も直ぐに明転して最終場面へ入るのも大変でしょう。

  パンフも凄い凝ってましたし、普通の作品よりバランスというか詰め込み加減が

  大事なんでしょうね〜、ヒトラーの映像に別のテロップを付けて笑を取ってましたが

  あの映像は本物なのか?再現版なのかな?映像使用料とか気になります。

  劇中でも「結構いい金もらってる」と言ってましたが、その分の労力は十分かかってます。

  第4弾はないかな?出来ればキューブ外での公演だったらいいなぁ

  あ、中島かずきさんが来てましたよ。

イメージ 1

「夕空はれて」〜よくかきくうきゃく〜

青山演劇フェスティバル サヨナラの向こう側2014〜


  ◎12月6日 18:00(休憩あり90分)青山円形劇場

 青山円形劇場の最後のフェスティバルを最後を飾る作品。
 (厳密には最後の上演作ではないのですが) 
 出演者も豪華、ケラさんの仲間で気心しれたメンバーだし
 ケラさんの尊敬する別役実さんの作品って事で素敵な座組。
 本当は新作予定でしたが、別役さんの体調不良により
 演目変更されたけど、そんな事は問題なく面白そうな評判。
 17時にハマカワさんのDVDプレイベントもあり、渋谷へ早めに向かいました。
 タワレコで笑顔のハマカワさんの写真を撮りました。
 (今まで撮ろうとすら思わなかったし、撮った事ない!)
 モザイクジャパンの配布プレゼントを貰い、円形劇場最後は階段で3Fへ
 椅子が5つと中央に檻 がぶら下がった舞台で、不条理な悲喜劇が始まりです。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 START
 ある町外れにあった椅子、そこへ鞄を置いた男1(仲村さん)
 彼はキッチン用品のセールスマン、たまたま通りかかっただけなのに巻き込まれていく
 声をかけてきた男女(夫婦?山崎さん犬山さん)
 ここで昨日ライオンに噛まれて男が死んだ、一昨日はその隣の席で耳を噛まれた(山崎さん)
 順番で行けば今日はその席が噛まれるんだけどと言ってくる
 慌てて鞄を退けて席を離れる男。
 次に現れたのは2人の女、美しいご婦人(緒川さん)とウエディング姿の娘(奥菜さん)
 彼女たちは上空の檻に居たのをトラと呼ぶ、夫婦はライオンと呼ぶ
 そしてセールスマンに見物していくように促し、噛まれ たいならその席をどうぞと進める。
 噛まれたくはないし、別に観たいとも思わないと言うセールスマンだが
 「そう言ってて実は噛まれたいんでしょ?」と言葉を返してくる人々。
 更に「私たちのトラ」と「私たちのライオン」とそれぞれ主張が違うから
 一言「トラ」と言えば「あちらで言うライオン」と補足の言葉が連なりめんどくさい状況。
 周囲からはハーモニカの音色が聞こえ始める。
 それは「その逃げた猛獣」を捕まえる役目の人間が吹いており
 猛獣に襲われると代わりの人間が跡を継ぐ形式になっているという。
 成ってみたいの?と勝手に決めつけられるセールスマン、しかし人気で順番待ちだという。
 その猛獣使い男(マギー)が現れると猛獣は「クマ」と言 われてまた混乱。
 彼らと話してい間、ハーモニカを吹くのを辞めた為に後任者がハーモニカを吹き始める。
 勘違いを解こうするのにも、なかなか道理が解らない人々。
 結局、セールスマンと娘を残して全員が誤解を解く人、連れ戻す人で別れて行ってしまう。
 残った娘は「助けて欲しい」とセールスマンに懇願。
 ライオンに「本当に」噛まれたくないのに、それを言っても「本音は噛まれたいんでしょ?」と
 否定され、昨日は私の婚約者が噛まれてしまった。
 私は死にたくない、だから本当に噛まれたくないと説明して欲しいと頼んで消えていく。
                  〜15分休憩〜
 捕らわれて運び込まれた猛獣は白い袋の中。
 し かし様子がおかしい?そして声まで発する所を見ると人間が入っているようだ
 殴って大人しくさせようと杖を振り上げる婦人、制止するセールスマン。
 しかし、杖は娘の手に渡り殴ってしまう。
 更にみんなで蹴ろうとするのを制止するが、猛獣使いが黙って思い切り蹴り飛ばす。
 助けようとヒモを解こうとするが切るものがない、
 調理用のハサミならあると商品を取り出すセールスマン。
 しかし、周囲の人々の巧みな言葉で中の人間は
 殴った人、蹴った人、とハサミを出した人は同一人物であるように思いこむ。
 その誤解が怖いというセールスマンの為に、それについては何も言わないと決める一同。
 出てきたのは小太りの男、自分が人間なのか?猛なのか?良く解らな いという
 大人しく檻に入ってもいいが、殴った人・蹴った人・ハサミを出した人を知りたいという。
 みんな言い訳するが、声が違う一人だけまだ話していない奴がいると推理する男。
 観念して声を出し「知ってどうするんですか?」と報復を気にするセールスマン。
 ハサミを出した人=蹴った人の誤解を解こうとして殴った人・蹴った人・ハサミを出した人
 それぞれ別人であるという事だけは理解してもらえたが、誰なのかは言わない一同。
 セールスマンに分が悪い状況になり、娘が「私知ってる」と言うが誰かは言えないとイイ
 娘に対し猛獣男は聞きたいと詰め寄る。
 ハサミを手にして不敵に構える猛獣だった男。
 もうたまらなくなったセールスマンは自分が変わりに 言うと言い出す。
 条件として、蹴った奴には何もしないという言質を取れたから自分が裏切ろうと決意。
 そして3人の事指さして伝えると・・・・・
 猛獣は躊躇いもなく娘を刺す。
 なぜか?と問うセールスマンに「蹴った奴には何もしないとは約束した」と答える猛獣。
 そして去っていく一同、最後に耳を噛まれた男が「警察が来たら猛獣に噛まれた」
 そう言うようにアドバイスをして去っていくのでした。


 面白く、そして怖い話ですね。
 ケラさんの演出が素晴らしいそうです。(ツイートとかで拝見した意見ですが)
 別演出を見れば違いが解るのかな?
 ケラさんの信頼するメンバーだから、不毛な会話の繰り返しが非常に面白く笑えます。
 そこに一人、焦って何度も説明する仲村さんがピッタリでしたね。
 台詞が膨大だし、同じような台詞を繰り返すのでこの上演時間でも休憩あるのが納得
 イヌケラに出演した際に話しでは、仲村さんには凄く長い時間に感じるし
 今日(7日)で半分超えたのにゲネとか通し稽古も4回やってるので大変長い期間
 芝居している錯覚に捕らわれてるようです。
 犬山さんが遠慮して舞台前に話しかけてな かったのですが
 逆にそこは「出たトコ勝負」な感じで気楽に構えてるみたいです。
 後半から一気に怖くなって、猛獣へ別の言葉でハッキリ伝えればいいのに
 抽象的な言葉だけで、セールスマンと娘を追い込んでいく人々。
 この町(村?)の富裕層が退屈シノギにやっている死のゲームみたいですね
 猛獣は明日も捕らえられるが、同一人物なのか?別人なのか?
 もの凄い嫌〜なラスト。だって屁理屈で殺されるようなモノですからね〜
 きっと別演出だと、最初から陰鬱で思い感じの舞台なんでしょう。
 ケラさんも今回、新作が出来ないなら一端断ろうとして膨大な別役戯曲の中から上手く
 この戯曲を早々に見つけたそうなので、円形フェスのファイナルも無事終了。
  何かの力が働いたのでしょうか?
 ケラさんが別役さんの戯曲(不条理)を面白いと思うのは、色々想像出来るからかな?
 たぶん戯曲だけ読んだら、今回みたいな面白い雰囲気を想像出来ませんから。
 ケラさんと、フル回転の仲村さんに大拍手な公演でした。
 別役さん×ケラさんなら今後は見てみたいですね。(なので三人姉妹はパスです)

イメージ 1

「社長吸血記」〜ナイロン100℃〜


  ◎9月28日 14:00(2時間25分)下北沢本多劇場

  イヌケラでケラさんが昔の「サラリーマン喜劇」の話を元にして
  題名だけ「社長吸血記」になった感じで作られた新作。
  来年は3本しか予定が無く、新作は暫くないとの事だし
  喜劇になるのか?面白いとの呟きもあったのでイヌケラのマチネへ
  その結果は以下、になりますがまだ3公演目なのでネタバレ注意!

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



 STORY
 舞台はある会社の屋上。
 弁髪にコート姿の「自称探偵」と名乗る男の独白から始まる。
 自称なので、事件らしい事を見つけて関係者へ依頼人なりませんか?
 そんな事を言って勝手に捜査する、ある人からは乞食と言われる存在。
 今、3つの事件を抱えており
 ・行方不明になった、ある会社の社長の捜索。
 ・ある自殺した男について自殺の原因(他殺説も含め)を突き止める事。
 この探偵の中には「良い探偵」が共存しており、
 今回の舞台では時間と空間を行き来する、唯一の存在なのでした。
                       ・
 屋上で食事をする社員達。
 お勧めのビデオの話から、事件やチンピラの 話、などのんびりした雰囲気。
 時には社員研修などを屋上で行う風景もあるのだが、妙なやりとりの内容。
 高齢者などにセールスする長期的な保険か?金融商品か?
 女子社員は文字通り体を張って営業し、解約を申し出る親族も色仕掛けで対応。
 そんな会社だから一部の警察とも持ちつ持たれつの関係になっている。
 刑事の森(みのすけさん)、室長の目崎(三宅さん)社員の黛(大倉さん)
 女性社員で黛の妹ミミ(鈴木杏さん)や他の社員達がそれぞれ屋上で暗躍する。
  酷い鬱病で自殺した社員「益子」の奥さんが連日会社比やってくる。
 自殺の原因は原因だと目崎や黛が対応しているらしい、しかも社長が行方不明。
 元々、放浪癖があったらしいがそれも数日の事 。
 今回は長期化しており、室長の目崎も方針を聞けずに困っている。
 (金庫の暗証番号を忘れて、開ける事も出来ないのにも困っている様子)
 社内恋愛しても、女子社員は体を張ってる分、婚約中でもどこか幸な感じが無い。
 黛も妹の事があってイライラしている。
 そんな屋上で時折、集合の空耳〜が聞こえる。
                        ・
 夜の屋上やってくる警備員。
 案内されてやってきたのは年配の女性イチコ(犬山さん)とチズ(峰村さん)
 向かいのビルに迷い込んだハルナ(村岡さん)ツジ(三宅さん)ヒライ(みのすけさん)
 最後に初老のオオタグロ(大倉さん)が現れ、勢揃いする。
 かつてこのビルの会社で働いた人々な のだが、誰に呼ばれたのか解らない・・・・。
 関係者じゃないので早く帰って下さいとお願いする警備員。
 昔の警備員さんの話を例えに、警備員を困らせるイチコとチズでした。
                        ・
 屋上の向かいマンションに現れるミミ。
 隣に居るのは住民のマガリ(探偵と瓜二つ=山内さん)、寝室に誰を監禁中。
 屋上に響く空耳もその人物のうめき声らしい・・・・。
 もうヤバイから病院に連れて行くと提案するマガリ、
 会社の同僚や、兄にも疑われていると焦るミミに2人が付き合ってる事を
 みんなに言おうとマガリが言い安心するミミ。
 (実際は、マガリに付き合ってるつもりはないのだが)
                         ・
 調査手帳を紛失する探偵、それを披露警備員。
 手帳を無くして体にメモする探偵、夜の屋上に集合してる人々と遭遇し
 オオタグロが突然、手帳に書いてある事件の真相を呟いて驚愕する!
                        ・
 昼間の屋上、兄にマガリを紹介しようとするミミ。

 そこへ森刑事と後輩の宮川が現れ、マガリを見て「マガリミキオさんですよね?」
 たまたま知っていたから声をかけたという森刑事。
 そして最近の事件の話をし始める、あるOLが社長に針を打っていてトラブル
 どうしよう?悩んでいるOLに向かいのマンションに住んでいる男が手を貸す
 そして社長は秘密裏に病院へ、そして・・・・ 。
 気まずくて解散する人々、黛に少し事情を耳打ちする刑事。
 気に入らない大学卒の社員:道下が落としたハンカチを不自然に受け取る黛。
                        ・
 ある日
 益子の妻が証拠を持って来社委、対応の目崎が暴走して彼女に暴力を振るう
 呼応したように、契約者の家族達が武器を持って会社に乱入し暴動へ
 婚約中の従業員男性は金属バットで殴打され、警察沙汰に
 益子の妻は片目を失っても目崎達の暴力が自殺の原因だと電話で怒鳴る。
 目崎は屋上のフェンスから出ると、ふらりと落下してしまう。
                        ・
 夜の屋上に現れる黒装束の黛、向かいマンションのマガリの部屋へ
 驚くマガリの部屋へ侵入し、出てくると血痕を道下のハンカチで拭う姿。
                        ・
 屋上に集合した元社員達は、屋上で会社を立ち上げると急に動きだす。
 驚く警備員だったが、バタバタしたまま夜明けと友に解散する事に
                        ・
 マガリの葬式から帰ったミミ、兄に道下にくん可哀想だよと投げるが
 それ意外の事には触れない、後で謝るといいつつ、やっぱり謝らないと言う黛
 包帯まみれの目崎も屋上にやってくる
                        ・
 探偵が手帳を発見し、元社員を呼び出した人も現れる中思い出の光景。
 虚実の世界がお互いを干渉するか のような不思議な出来事が起こる中
 会社の屋上は暮れて(明けて)いくのでした。
 
 イヌケラで話されていたのですが
 劇団員のそれとなく特徴を宛書きしているらしいのです。
 峰村さんの気分屋な所やみのすけさんのテキトーな所(話を聞いてない所)
 もしかして「食べてから話す」もそうなのかな?ある意味面倒くさい会話が面白い
 峰村さん演じるチズ以外は、昼の会社に登場する役者さんで構成されてて
 未来人々?と一瞬混乱するのですが大倉さんだけ老人だし刑事も居るしで
 別の人達なんですよね、労働者Mをちょっと思い出しますが今回は同じ場所。
 TVで報道されてたって事で一瞬同じ時期かと思いますが
 オオタグロが寝てた時に見ただろう?と指摘するし
 ミミとも夢の中で話したらしいので別次元で しょうね〜
 岩井俊二の「謎の転校生」で言うアイデンティカみたいな感じで考えると
 整理はつくと思いますが、どことなく昼の登場人物の記憶を一部共有した
 別次元の人々が亡くなった社長に呼び出されたって事。
 過去と未来でなくお互い干渉しているから、コピー機が作動したりすのでしょう。
 ミミもマガリの事は薄々感づいていたんだろうし、仕事柄ドライな性格かな?
 (元従業員の世界でにミミに相当する人物は、その会社に居ないのでしょう)
 探偵だけが両方の世界を行き来するけど、人格が普通の時と良い探偵に分裂
 警備員は彼らと接触した間だけ、夢の中で往来が出来る。
 手帳だけは両方に同じモノが存在し、オオタグロもボケのおかげで
 黛の記憶から 手帳の中身とか事の真相とかを突然引用したと思う。
 そんな中、花見の日に屋上からした事だけは一緒みたいです。(記憶だけかも)
                        ・
 なんてパラレルな感じで検証すれば納得出来るのかな?
 単純に別々の世界でその場の会話を楽しめばいいし、共通点の差異を見つけて
 楽しめばいいんじゃないかな?(峰村さん=杏さんだったりして)
 あ、毛利が会社の社長になるのは共通かもしれない。
 難しく物語りを追わずに楽しむのがいいと思うますよ〜。悩むのも面白いけどね

開く トラックバック(1)

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 次のページ ]


.
ヒカル
ヒカル
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事