MU&こゆび侍&鵺的

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「うつくしい世界」〜こゆび侍〜第10回公演代表作なか


  12月16日 14:00 サンモールスタジオ(2時間位かな)

  出来るだけ行きたい「こゆび侍さん」10回と節目公演でロングラン中(25日まで)
  小劇場を初体験するには、いい作品が始まりました。と言っていいかな
  メタリック農家以来、久々のダークファンタジー世界かと思いきや愛もある作品
  終演後のイベント、バンザイ合唱団さんのミュージカル
  客席も一緒になって合唱するしかないのですが・・・面白いですよ。
  意外とデートにも使えるんじゃないかな?とも思えます。
  個人的には今の状況を暗喩しているので、小さな痛みが伴う作品でもありました。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
  一人の男の子が生まれる。
  可愛い、可愛いと声をかけると笑っているのかチョットぷっくりした様子。
  そこへ現れた父親「冗談のように可愛いって言うと大きくなったみたい」とい妻の言葉
  懐から拳銃を取り出し、取り上げてくれた医者と看護婦が消えた方向へ向う・・・
                    ・
  黄色い空、草木も生えない世界。
  人々は領主から空気の配給を受け、生活の糧を得る為には善行(領主推奨の仕事)か
  領主への意義のある報告(まぁ密告に近い)をして質に応じた金貨をもらう事。
  空気の二重需給を受けようとしたモノは即刻射殺され、死体はたちまちボロを纏った
  最下級の人間達が引きづってどこかへ連れて行ってしまう。
  学校で教えてくれる歴史の歌によれば、世界が汚れた時、薔薇の傍にいた人間
  つまりこの領地の民は選ばれて温室の薔薇が創る空気によって生かされている。
  薔薇園を持つものが領主になったのか?領主が大きな薔薇園を持っていたのか?
  それは解らないが、領主の一声で高い地位を与えられるかなり歪んだ領地。
                    ・
  そんな中で貧しくも生きている姉妹ピコとウピ。
  悪い隣人に騙されて壊れた蓄空気装置と交換させられてしまう、病弱な妹の為に
  薔薇の飼育係である高官の屋敷へ忍び込むのだが、そこで息子のニカロと出会う。
  ニカロに投げつけられたモノ「セロハンテープ」で装置を補修するピコ。
     (過去の遺物は発掘され缶詰やセロハンテープは高級品)
  妹は同級生であるニカロに好意を寄せていて、学校ではなぜか寡黙なニカロが
  喧嘩から始ったとはいえ、姉が会話した事を聞いて喜んで、テープを返却に行き
  また色々聞いてきて欲しいとピコへ懇願する。
                    ・
  領主の家では、薔薇が老朽化しており深刻な事態になっていた。
  側近の発案で「新しい薔薇」を探す為、人々がお互いを褒めあうという
  「美しい言葉」キャンペーンが始まるという、薔薇飼育係のルルートは困惑する。
  ピコはルルートと妻の会話を聞いてしまう、ニコロと再会したピコは
  褒められると身体が膨らんでしまう病気「風船人間」とだけ話し、
  たぶん高価であろう風船で遊んで別れる。
  その後、ニコルは死んだとうい事にして両親から領地外へ逃がされるのだが・・・
  善行ではなく密告のみで生計を営む夫婦により自体は悪化してしまう。
                    ・
  領主の家に連れ戻されるニコル、その為に命を落とす人。
  消えた妹を探して、最下層の集落へ向ったピコ。そのヤドーナが薔薇を育てる為
  死体も汚物も土に変えている事を知り、決心して領主の屋敷へ向う。
  そこでこの美しい世界の悲しい事実を知り、
  ニコルと2人でこの世界の事を考え終わりの始まりを唱え始めるのだった。
       
  まだ始まったばかりですが書き過ぎでしょうか・・・
  それでもお勧め出来る舞台なんですけど、空気も汚れ土もダメなんて福島問題だよね
  ま、現実世界ではこんな不条理なヒエラルキーにはならないかと思いますが
  その方が政権交代は簡単な分、新しい美しい世界にし易いのではないでしょうか。
  妹の悲しい行動、ニコルとピコのまだ始まったばかりの恋心みないなものとか
  そちらの方が最終的には印象深い、ファンタジー作品ですね。
  「後藤ひろひと」さんのカビ人間とか、ダークファンタジーには恋愛が似合うのかも?  
  予想外だったのが、最後にニコルの症状を見せた事かな?
  なんなに膨らむとは?なんて言ってたからかなり大きな感じに想像していたので
  カテコ後の言葉で、植物が戻った世界だとハッキリ解るけど少々解りずらい所です。
  佐藤みゆきさん、CAST表水に観劇に入ったのでヤドーナがみゆきさんかな?
  そう感じては居たんですけど、どうせなら普通に話しても良かった気もします。
  生まれながらにあの生活ではないような気がするし・・・
  薔薇には愛情が必要って事だったから、飼育がルルートだったから「誰?」と思ったら
  正体を知って、先代の薔薇は全て受け入れて肉親でも無い男に言葉でも喜びを感じるよう
  自分を偽っていたんだなぁと・・・それでアノ最後はホント悲しいです。
  酷い娘ですね、怖い怖い。役者さんはみな良かったですよ〜

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「5分だけあげる」MU(CW/ミロール)


  ◎6月29日 19時30分(50分)王子小劇場

  前回、下北が行けなかったので今回は見たかったMUさん。
  行きたい回はカップリングが見たことある話しの映像なんで
  平日に定時退社でギリギリに見に行ってしまいました。
  王子19:30は正直ありがたいです。(平日はね)

未見の方はネタバレ注意なのです。



  STORY
  舞台は小学校6年生の教室で、今日は授業参観日。
  事前準備に来た中年女教師は、静かに取りだしたのは真偽の不明な爆弾。
  冒頭に電話していた病気の検査の事と関係があるのか?
  その爆弾を教壇の下へ隠すと、元気な副担任の男が騒々しく入出。
  初の授業参観で緊張する中、学校裏サイトで親の事を予習済と自慢する。
                       ・
  その後、机を運びながら生徒が教室へ入ってくる。
  (このクラスでは毎日机を運んでくるのが日課らしい)
  どこか冷めた少女、早く大人になりこの田舎を出たがっている。
  遅れて来たデカイ少年、大人になるのが怖くて自殺願望あり。
  昨日は二人で大人の階段を上る儀式をしてみたが
  少女は下腹部に痛みを感じ、少年は何も変わらない事に失望していた。
                       ・
  一方、街のマクド。
  授業参観に向かう前の両親4人が集まっていた。
  新設するショッピングセンターへの勧誘を進める男、頑固に拒む蕎麦屋店主。
  幼なじみの二人は好対照、蕎麦屋の妻はなにやら秘密ありげな感じ。
                       ・
  教室に副担任が飛んできて事態は一変。
  校長室に連れられれる生徒2人。昨日の事がバレたらしい・・・その影響なのか
  他の生徒は授業参観をボイコットしていて他は誰も来ない。
  そこへ2組の両親が慌てて登場、担任へ2人が昨日した事について否定し
  担任に責任転嫁したいのか?矢継ぎ早に話しかける。
  副担任の勢いとその場しのぎの行動で、学校裏サイトを両親に見せてしまう。
  担任の普段の指導がちゃんとしているのか?
  両親4人だけで模擬授業を始める事に、恒例の始業前「5分だけあげます」
  黙祷し将来について少しだけ考える時間を持たせる担任。
  しかし、大人にはそんな真面目な事は出来ないのか落ち着かない
  校長室から戻ってきた2人によって、事態は最悪・明らかに
  そして、校庭で繰り広げられる大人げない風景と
  冷めた教室の大人と子供、数分後にパッと暗転してしまうのでした。
                        ・
  映像作品ミロールはスクリーンが不安定な事もあり、見づらかったです。
  舞台番の方が見たかったなぁ、なので感想もSTORYも書きません。
   
  淡々とした担任の剛胆さ、慌てる大人、馬鹿副担任。
  丁度、WOWOWで最近放送していた「告白」を見てたので少し重なった感じ
  担任については全段で色んな謎が隠れてるけど、知らないにしても後半にかけ  
  ワクワク感が出てきましたね、短編なので気持ちが盛り上がってきた所で
  大きな騒動は窓の外へいってしまい、静かな舞台で消えていくのがちょっと
  モヤッとしたけどまぁいいかなと思える。
  所々に出てくる単語、台詞が緊迫した雰囲気にプッとさせる、ここが劇団子さん   
  とは大きく違うね、緊張感の中の些細なズレが笑えますよやっぱり。
  ちょっと大袈裟に描いてる大人達が、短時間公演には丁度いいみたいです。
  主演の先生、女生徒はよかったね。あと副担任も味があったかな。
  空いた時間に見るには重く感じる人もいるかもしれないけど、いい作品だと思う。
  感じるより考える方が大事だそうですね、どちらも大事ですがどちらに重きを置くか
  その判断が一番大事なんじゃないでしょうかねぇ。
  MUさんの次回作も期待です。

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「視点」vol.1〜RE:TRANS〜MU/ミナモザ/鵺的


  9月25日 14:30ギャラリールデコ(2時間)

  MUのハセガワさんが考えたんでしょうね?
  ショートSTORY公演を制約を決めて3劇団で競合するコンペティション。
  第一回はRe:TRANS、鴻上さんのトランス(3人芝居)のように
  3〜4人で、どんな所でも出来る舞台という縛りで開催されました。
  半年に1回位はルデコに来たいですね、初めて足場組された所の部分で観劇。
  鵺的さん、フライヤーで色々ねぇ気になってたので今回見れてラッキーかな?
  そう思って拝見してきました。各劇団30分程度の舞台です。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)




 ミナモザ「スプリー」
  会場に入った時から、足にギブスをした患者らしき人が寝ている。
  明転すると白衣の女性が一人、おもむろにベットの男の上にまたがり
  首でも締めるのか?と思いきや両手で胸の辺りを押さえつけ始める
  苦しくて起き上がる患者、女は何事もなかったかのようの
  「どうしました?」「眠れないの?」と言って右手も骨折中の患者に
  睡眠薬を飲ませようとする。
  抵抗し、何をしていたのか訊ねる患者。
  あろう事か彼女は彼の肋骨を折ろうとしていた・・いや折るつもり。
  左手しか使えない患者は、ボールペンで脅され小声で説得を試みる
  彼がバイク事故で運ばれた際、女が処置を始めた手を彼は払った
  それが切っ掛けで「2人目はお前に決めた」と言う女。
  肋骨を折る理由は無く、2人目の犠牲者を些細な事で決めた彼女
  そんな理不尽な事と思いきや、もっと理不尽な事に
                ・
  最近フラれた腹いせが理由だったのだが
  怒りながらって謎の生物入り紙袋を持って主治医の男が部屋に入ってくる
  主治医の彼が彼女の相手、しかも妻子持ち
  奥さんと上手く行ってない時に彼女に手を出すが、
  奥さんと別れない主治医にストーカー的嫌がらせ行為をしたので別れた彼
  もう一度付き合って欲しいと土下座する女。
  自分の肋骨の為にも、もう一度つきあってあげてと願う患者。
  絶対無理、明日釣りで早いからと帰ろうとする主治医。
  妙な一時の△関係?主治医は彼女が病気だ(境界性人格障害)と言い
  過去のトラウマか何かだろうと断言するも、意外に彼女は精神科医
  「後付けは嫌い」と自分の直情的思いを正当化する。
  そして、あっけなく言葉だけの復縁を約束して帰る主治医
  信じられない彼女、患者の上にまたがり愛情の「捻り」=八つ当たりを
  始めようとするのだが・・・観念した患者は自らの因果を話始める。
               ★
  ●感想●
  普通に面白かったですね、女性も体当たりで良く動いたし黙る所
  ツッコミに入る会話もテンポよかったし、今度トラムに選ばれただけはあります。
  ただ、肋骨を折るというより心臓マッサージに見えた事。
  最後、患者の独白がそれまでの患者のうろたえぶりからするとスッキリしないなぁ
  宗教地味ちゃう感じにも取れる、会話の所々で片鱗があればよかったけどね
  あそこで終了しちゃったから、なんかモヤモヤでしたね。
  彼女に1リアクション希望
  でも、主治医・彼女・患者の会話は楽しく、主治医の危機感の無さが良かったです。


 鵺的「クィアK」
  頭に箱を乗せて星座する女性。
  箱を落とすが急いで取り繕う、傍ら椅子に座る男は慰めの言葉を一言。
  そこへもう一人、男が入ってくる・・・箱が落ちた音がしたハズだと!
  彼女が箱を落としたら、彼女は椅子に座っていた男の奴隷にすると約束したと凄む
  仕方なく彼は「水を持ってきて」と優しい命令をするが、男は許さずキツくあたる
  女にでも恨みがあるのか?軽蔑するような言葉を投げかける男。
  男はゲイ、彼は長いつきあいの男娼。
  床に落ちた箱を命令により身体で運ぶ女
  合コンで一晩泊めたら居付いた女、男がゲイでも彼に抱かれたいから
  奴隷のようにここに居たいと言う・・・
  彼は今日、呼ばれて抱かれた後のこの時間、男がいつもと違う事に気付いていた
  そして、彼は男に思った事を言い捨て、男は告白する。
  彼は、「もう迷惑だ」と二度と呼ぶなと言って帰ってしまう
  部屋に残された男と女、男が一人減って、バランスが変わった風景になっていく・・
                   ★
  ●感想●
  う〜ん、女優さんがまぁ体を使って演技してましたが
  フライヤーとかで「どんな劇団かな?」と凄いものを想像してたので想像よりも 
  一回り小さかったからなのか?チョット物足りなかったですね。
  彼の純愛として見れたら、(見せたら)もっと感じ方も違っていたかもですが
  心と体が乖離して自分が消失してしまう不安とはあまり思えなかった。
  台詞が少ない分、余計な言葉は目立ってしまいますね。
  設定とか色々気になるし、最後の求めあうシーンは見せないで欲しかったなぁ
  なんか「触覚」の目覚めなの?なんて思っちゃいました。なんか勿体ないデス


 MU「無い光」
  臨死体験者の見た光景を連載していた男とアシスタント女性(?)
  連載の最後は、男の同級生でイラストレーターだった女性(事故で今は書けない)
  虹が見えたり祖母が見えたり、川を渡りそうになった時呼び戻された謎の声?
  それは神様の声だったのかもしれない、そう綴って取材は終了。
  付き添いで来た同級生の教師と共に帰って行く彼女。
  最後に、昔借りたCDを返してくれた。
  2人が帰った後、女性アシが言う
 「彼女の体験はパクリばかり〜最終には相応しくない」
  しかし、あくまで体験な訳だから同じになっても仕方ないモノ
  同級生だって事(好意も含め)で朝まで編集を始める男。
  ふと、返してもらったCDの袋を開けるとな中には遺書が・・文章は白紙
                  ・ 
  過去取材した「沼田」という人が同じように遺書を持っており
  いつ彼岸に行くか解らないし「お守り」として持っている事があったが・・・
  丁度、この取材を終えて地元に帰ると言っていた彼女
  憶測だけで語り合う2人、そこへ帰ったハズの2人が袋を返してもらいに戻る。
  結局遺書の話になり、勝手に代弁する同級生教師(行為はストーカー気味)
  沼田のように「お守り」と彼女は言うが・・「沼田さんのようになならない」と一言
  沼田さんは実際、自殺していたらしく連載の終了はその影響かも?
  遂に彼女は書きたい事がありすぎて書けなかった遺書を持って死ぬつもりと告白。
  虹のような世界の方が幸せだと断言する。
  しかし、編集者は言う自殺には光は見えないと自らの体験を交えつつ語り出す。
  「無い光」=一言で「闇」なんですが、光を否定する物語。
  ここぞのドサクサに交錯する恋愛系&死の告白、彼の思いで作りは延期でしょうか?
  ある意味恋愛トライアングルが2つあるような、死生観漂うトランスです。

  ●感想●
  MUさんですから会話が面白いのは当然ですね。
  前の2劇団はトランス=3人のイメージがあったのか?MUさんだけ4人
  編集長頂点に△関係が2個重なった感じになってます。
  やっぱり一人多い分会話も広がるし、
  少し時間も他の作品より長い気もします?ズルいですね(笑)
  後半トントンと転がる所はやっぱり面白いです。
  ただ、彼女の事を好きだったのを改めて言わなくても、
  周知の事実な気がしたので少しハズかしかったなぁ、狙いかも?
  4人の役者さんもそれぞれ良かった。あんまり言う事ナシ
  
 
  3者3様で楽しめましたね。
  主演・女優を決めたりするアンケートがあっあんですが、演じてる方向が違うので
  助演の金沢さんはスンナリだけど、他3人は比べにくい・・てか突出も不在ですが
  みなんさん別科目で90点位取ったって感じで、110点は不在な感じ
  女優一人・男優一人でもいいんじゃなでしょうか?
  今度は一人芝居か、もっと限定した空間・病院・養護施設・とか面白いかも
  天の邪鬼は霊安室とかリネン室とかマニアックな空間あるし
  ミナモザは暇な時に公演が合えば見て見たいですね。
                    ・
  ハセガワさん劇団なら、次も楽しませてくれると思います。(続くかな?)
  蛇足ですが、ハセガワさん優しくて腰が低そうですが、
  吉田戦車の漫画に出て来そうな顔してますよ〜特に目が
  未見の演目DVD2枚買って帰りました。

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「Sea on a Spoon」〜こゆび侍〜


  9月4日 19:00王子小劇場(2時間)

  王子小劇場は今、「佐藤佐吉演劇祭2010」開催中。
  TPCに続き観劇作貧は「こゆび侍」さん、有力候補かな?
  ここ3作のフライヤー、オヤカイズミさんの絵もなんか好きですかね〜
  でも今回は「原発のある海沿いの町」が舞台って事で個人的には
  少し自分を心配しながら観劇へ向かう、なんか並んでる時から男性ばかり
  女性キャスト人気なのかなと思ったけど、まぁ小劇場は友人知人が
  見に来るパターンが多いので、そんな事はないですね。

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



 STORY
  舞台上部、スプーンなのか?どちらかと言えば上弦の月っぽい円の中。
                 ・  
  一族を至上の幸福に満ちた地へ導くと言われる伝説の【救い手】
  少女は【救い手】として村人を海へ導いた・・・・
  海に入った村人達は、海に溶け出し服だけが少女の足元の流れ着く
  嘘を付いて【救い手】となった処女は懺悔を繰り返し暗闇に溶けて行く
                  ・
  20年後
  浜辺には原子力発電所が建ち、1人生き残った少女はその町で暮らしていた。
  浜和町町役場
  根強い原発反対勢力もあり町離れで、人口2000人を切ってまった今
  町興しとして発案した「エコフェス」にバンクバンド参加が決まり
  予想以上に盛り上がる町役場では、町内会長・原発職員・PR館職員が
  会議しそうにない感じで集まっていた。
  そこに訪れたのは、観光でもなさそうな女性「向井」実はフリーライター
  やってきた理由は、職員の「宇見」に話を聞く事。
  村人を導いて唯一生き残った当時7歳の少女「宇見」。
  世の中はカルト教団か?虚言?なんて当時は騒がれたらしいが
  施設で育ち、役場職員としてひっそり生活していた。
  突然、向井から話しかけられて動揺する「宇見」
  丁度来ていた産休中の職員「由美子」が突如苦しみ出し病院へ
  結果は死産・・・これも原発のせいだと怒る夫。
                   ・
  宇見が帰った役場の事務所は雰囲気は一転。
  発電所に不満を持ち、発電所反対の世に知らしめようと爆破計画を立案。
  今回のフェスの日に爆発させれば、善良な市民が沢山犠牲になって
  原発を無くそうと日本が立ちあがるなんて考えている。
  フェス当日は「宇見」を事務所の留守番にしてみんなで原発侵入
  臨界点へ達するように仕掛けして、遠くまで逃げる。
  みんな死んだ事にして、新しく作った戸籍で別の人生を始める。
  しかも口座を作り、国の補助金事前に振り込んでおく
  そんな計画にメンバーの一人は宇見を仲間に加える事を極端に恐れる
  宇見が入ると、また20年前のような扱いになる事を恐れてなのか?
  フェスが近づく中、メンバーの一人が失踪・他のメンバーのポルシェと
  補助金を溜めこんだ口座の金が消えてしまったので持ち逃げしたのか?
                 ・  
  メンバーの話を立ち聞きしたらしい「向井」。
  休日出勤の「宇見」を狙って訪れ、宇見が持つ贖罪の気持ちを言い当てる
  そして今、迫っている馬鹿げた計画を話すのだが信じがたいと言う「宇見」
  怪しげに出入りしてくる人々に話は中断されてしまう。
  そして、フェス当日。 
  〜一人留守番している「宇見」〜
  不自然な理由で緊急警報装置を持ちさる職員。
  包帯姿で現れた「向井」。部屋から宇見の資料を盗まれ何者かに暴行を受けた向井
  爆破計画に真実味を持ち始めた「宇見」の前に現れた女性職員の「菊池」
  原発職員と合コンを希望して彼氏を作った「菊池」
  体調が悪いので「宇見」に現場を交換して欲しいと言うのだが
  怪しいと思った「向井」が止めに入ると急に態度が変わり、
  失踪したハズの男「橘」も現れる。(向井を襲ったのも橘)
  菊池は、他のメンバーを出し抜いて自分だけ生き残る事を最初から計画していた
  既に原発には仕掛け済み。「宇見」に確実に死んでもらう為に会場へ向かわせようとする。
  それは「あんたのせい・・・」
  一人だけ生き残り大事にされた「宇見」が羨まし、自分もそうなりたいからと・・・
  宇見に向けた菊池の「たった一人生き残りたい」って言葉から悟った「橘」
  菊池を絞殺し、最後に宇見へ爆発を止める方法を押して
  自分も菊池から貰った毒(ウラン)を飲んで倒れていく。
                 ・
  20年前、自分だけ海に入れず生き残った「宇見」
  そして今、育ててくれた町の人を助けたい思いも重なり
  波のうねりにも似た揺らぎが見えるドアの外へ、宇見は走って消えて行く・・そして結果は

  頂いたパンフでは「原発をとやかく言う話」ではなく11人の登場人物の話。
  そう書いてありましたが、個人的には原発の知識が人より多い職業なものですから
  ちゃんと調べてある所・圧縮されたような所・あり得ない部分
  舞台はセットがなくても「ここは○○」で成立する空間ですけど、関係性が強い分
  原発爆発計画のくだりとか、恥ずかしい気分になって入り込み憎いお話しではありました。
  ホタルを潰す所とかDVとか意味不明な主従関係とかも色々気になったかな
  11人も不要な気がしましたね、〜国の補助金って結構管理大変なんですよ〜
                     ・
  不思議な事は不思議なままで
  結局「宇見」が体験した事は明かされず、最後には宇見も消えて謎が増えるだけ
  実態の無い、後悔の思いだけが生き残っていたような存在の宇見だから
  それは、今回よかったと思います。不思議は不思議なままで捕えるのは好きです。
  物語りがどこで終わるのかな?と言う思いを強くもって終盤を拝見しました。
  物語の幕引きが難しいお話しだと思います。
  気分的には宇見がドアの外に向かっていく所で終わるのも綺麗ですが
  許されませんでしたね、みんな集合して「宇見」まで戻ってきて・・・  
  宇見が仲間になる事を恐れた女性が、彼女に導かれたと言い始めるのもどうかな?
  そう思っていたなら、最初からメンバーに入れたくなるか計画自体不安視するはず。
  極限状態では、どんな理不尽な責任転換も受け入れるのは当然なんだけど
  ちゃんと姉の死を嘆いている妹まで、安堵の表情になるのはいかがなものでしょう
  彼女は一人泣いたままでもよかったような気もします。
  でも、あのシーンが無いと「宇見」が消えるシーンが成立しないし、アレでいいのかな
  ここで終われば、また印象が違いますが
  最後に町内会長と向井の話で終わるので、一応纏めあしたがモヤッとした印象で終わりました。
  (町内会長の言葉は最後全員出したいって事でオマケなんでしょうか。意味ないし)
  主演の佐藤さん、初めて拝見した頃より「まっさら」な雰囲気の女優さんになってるような
  なんでもこなせる、色がついてない感じですね、悪女役とかも上手そう。
                      ・
  今回は原発でひっかかりましたが、次回10回公演も期待して見たいです。

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「ゴージャスな雰囲気・めんどくさい人」Bパターン〜MU〜


  2月13日 13:00(90分+60分)下北沢駅前劇場

  まだ、3作品しか見てないMUさん、
  今回は「穏和な表情のビンセント・ギャロ」=主催・ハセガワさんの脚本では無く
  未見の劇団「絶対王様」の脚本・過去に提供した脚本を再構築・演出した上で、
  男・女・混合の3パターンで見せるというお祭り敵な企画公演。
  3パターン見てみたいのですが、余裕はないのでBパターンのみ観劇。
  2作品見れるの嬉しいのですが、ハセガワさん脚本じゃないのがチョイ不安
  役者さんも名前でピンと来ない人が多くて、観劇後はどんあ感想になるかな?
  それにしても下北沢、変わって行くな〜。

 STORY.粥璽献礇垢癖薫狼
  濃くて強そうな女性4人+女子高生のフランス風ダンス?な場面から始まる。
  将軍と呼ばれる凡ちゃん風な和服の女性の持ちビル5F
  表面が全部ガラス張りの部屋は「ぴあの欄外で募集」した(大人計画みたい)
  ナルシスト集団、チャイコフスキーに乗せてナルシストの歌・ダンスを5Fから
  下界に見せつけるって活動を続けているらしい。(誰も見つけないけど)
  ・美のナル「鳳」子持ちながらも濃いメイクと衣装を忘れない、今風の人。
  ・発想ナル「浜口」自分の発想?妄想?空想好き。トンデモ物語を思いつく女性
  ・TOPナル「秋山」元・教師でキャバ・下着販売員を経て下着会社経営
  ・インパクトナル「将軍」蛙のインターホン・ガラス張り・意味なしクレーンなど突拍子も無い事好き
  そんな所へ強引に将軍に連れられて来たヒネた女子高生「松田」
  たまたま、秋山の中学時代の生徒ではあったのだが軟禁状態で歌や踊りをさせられる。
                     ・
  将軍曰く、毎日下界でピンポンダッシュや電話中の人の邪魔したりする行為を見て性根を正そう
  なんて連れてくるのだが、「足の臭い王様」の話(真実を唱えた旅人が投獄、猫に託すが)で
  浜口となんとなく仲良くなり2人で買い物の行かせる。
  その間残る2人に将軍が語るには、彼女の詩集ならぬ「死集」を広い読んだ所、今日の12時
  このビルの屋上から「0」になろうと書いてあった!
  別の意味で私達より目立たれる事は困ると、将軍の提案で一致団結、12時までこの部屋に
  留めるように個々の特技を生かして頑張ってみるのだが・・・
  最後には本人の意思に委ねようと提案する「浜口」、
  シーンとする中でヘリがこのビルの上空へ飛来!喜び踊りだす4人だが・・・
  ある意味「浜口」の仕業で、帰れない松田・非常事態にも関わらず自分を忘れないナル4人
  戸惑う笑顔の松田も加わりいつか見た状況が再現されていく
                      ★ 
 STORY△瓩鵑匹さい人
  ベットの中でもつれあう男・男
  親の遺産で裕福に暮らす男「山下」は仕事もせず(?)紙袋に乱雑に金を入れたまま
  男娼(男性の娼婦)を買って放蕩生活と思いきや、空しい雰囲気が漂う男。
  品川埠頭の倉庫でみた金持ちの裏オークションで出品されていた「青い鳥」
  =「生きているストレスだけで発狂し壁に自分を叩きつけて死んでしまう鳥」
  自分を重ねてしまって心を囚われたのか?
  自分に恋する男や更生を願う男へ「青い鳥を取ってこい」と条件を付きつけて避けている。
  白昼夢で男娼同志が殺し合い幻影に悩まされ、睡眠薬と安定剤に呑まれる日々。
  (「山下」は武藤や山下の求愛に「めんどくさい」と興ざめしている様子)
  昔の皆川っぽい男娼の一人「今口」は・青い鳥基金・の幹部になって居たが
  「青い鳥の死体」をロッカーに残し行方不明。
  なすびさん風のもう一人男娼「武藤」は「山下」の心は「今口」にあると諦めつつ
  所属するボーイズクラブに内緒で就職活動しながら辞めるまで「山下」に指名を願う
  ボーイズクラブの店長夫妻はそれぞれ、同じ劇団にいた武藤を店長が・今口を奥さんが
  ファンだった事から劇団の再始動の資金の為に自分の倶楽部に誘ったという複雑な関係。
                     ・
  だれも居ないボーイズの替わりに店長が「山下」の相手をして・・・と思ったら睡眠薬で
  眠らせた間に「今口」の手掛かりと基金に投資した金額の補てんで山下の金を物色。
  そんな中、逃亡中「今口」が現れ、そこへ「武藤」がロープを持って現れる。
  「こうして欲しいんでしょう?」と今口の首に縄をかける・・・・
  騒ぎの末、「武藤」と2人きりになった「山下」は決心して金の袋を持って出かける準備  
  数度、行ったり来たりして「武藤」に話し始める「山下」に「武藤」が返した一言で暗転!

  久しぶりのOFFOFFで最後列の観劇だったから少々ケツが痛い。
  楽しかったですよ、出来れば順序逆にしてくれれば気持ちが軽やかに帰れたんですけど・・
  ゴージャスはバカバカしい雰囲気で、ぶれないナルぶりがいいと思い、馬鹿でいい感じの話。
  13年前の脚本だそうで、公衆電話のイタズラは今だと何になるかな?今は当選金3億だし
  関西弁の浜口が、キャラもそですが印象に残るし上手いと思いますが、何気に松田・秋山・鳳
  なんかも上手い方々ですよね、(鳳だけ見せ場が少ないけど)
  後ろのセット(服とか)はあんまり不要な気もします
                      ★
  めんどくさい、は短く編集した事情もあって、切ない話なのかなぁ〜って今一終わり感が薄っ
  男性同士のカラミだけで面白いし、パンツは男性で個性を出して欲しい気もしました。
  もしかして店長夫妻が登場しなくても成立してしまうような気もして、切った「霊」の部分が
  とっても気になります。ゴージャスと違い、こちらは別バージョンだとガラリと変わって感じる
  作品なんじゃないでしょうか?残念ながら見れませんが別バージョンとセットで2本を連続で
  見れたらいい気がします。出来れば「青い鳥」を変えたりして。(ピンクのカバとか)
  MIXなんて、元劇団員で基金幹部なのに高校生?って強引な設定だけで笑えそう。
  今回の武藤・今口も「おじさん」って記載されてるけど、物語としては20代中盤な感じ
  おじさんの悲壮感がなく、愛に走る若者感がありました。
  ネコとタチが入れ替わる所とか笑えるしタイニイアリスでロングverやっても面白そう。
  めんどくさい人=山下ってお話し、藤田さんが山下役をやったら雰囲気変わりそう
  なんか纏まりのない感想ですが、2話同時とかRIMIXとか企画は楽しいです。◎
  そうそう、終演後2年後にお会いするハズの「Y・Y」さんに踊り場でお会いしてビックリ!
  感想・内容少し飛んだかも?しれません。(笑)

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