ロ字ック&ハマカワフミエ
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◎2018年3月17日 12:00(1時間50分)品川プリンスホテル クラブeX 脚本:山田佳奈(ロ字ック) 演出:堤 幸彦 昨年の3月い旗揚げした堤幸彦監督のアイドルユニット ロ字ックの山田さんが脚本だったので観劇。 その後は監督の好きな作家の方々で繋いでいくのかな?と思っていたのですが 今回も山田さんが脚本、小野寺ずるさんも出演での公演が直前で発表! AKBからも参加という事で、チケットの残っていたら行こうかな?と思ってたら 忙しくてもう初日、当日券ありという事で行ってみたら、当日券があって客席へ 当日券があるワリには満席っぽい会場、堤監督が関係者の両親かな?みたいな 人々と話していたり、アイドル系のファンとかその友人みたいな女性で埋まる会場 セットは無人島じゃなくて、普通の感じで野添さんが登場し始まるのでした。 START 元・役者の野添さんの向上からビキニーズのライブが始まる。 2曲終わると、メンバーのアオイが不満の言葉を並べ、解散を宣言する。 VTRではここ1年のリアルな活動が紹介され楽屋のシーンへ 堤監督の力頼みでパットしないビキニーズの活動。 ネルケプランニング・堤監督への不満から、堤さんの新興宗教疑惑まで噴出。 元々、無人島とか個人的に真反対のキャラ設定にも疲れたメンバー 喧嘩が治まらないメンバーを観て、もうイイと言う野添さん。 ・ とある夜、メンバー達が約束もなく集まり、反省をするのだが そこへどこからか矢文が飛んで来る! 野添さんがビキニーズに替わる新ユニットを立ち上げると言い、このまま解散 したくなければ勝負しろと言う内容だった。 ・ <上野パンダ島ビキニーズ> ・暁島 朱里:西川 美咲さん・・・・・センターポジションで胸はあるけど歌は苦手 ・紫岡 スミレ:矢萩 春菜さん・・・・お嬢様キャラだが、貧乏で言葉も乱暴 ・柿次 橙子:小瀬田 麻由さん・・・千葉のヤンキー設定だが自信の無い女の子 ・雛菊 りん:水原 ゆきさん・・・・・・30歳超え大家族ギャルだが、実際ば35歳 ・蒼井 雫久:石原 千尋さん・・・・・占い好きの黒魔術系設定だが代アニ出身 ・桃山 つき乃:松岡 里英さん・・・お色気担当キャラで、ビキニーズのリーダー ・金平 もえぎ:小田 切瑠衣さん・・コミュ障の可愛い系設定、実際は普通です。 対するはオーディションで集まった新規メンバー <日暮里コアラパンティーストッキングス> ・小野寺 ずるさん・・・小劇場系女子枠、センター確約で参入も実際は一番左 ・しらほしなつみさん・・現役コスプレイヤー、なぜかオネエ系キャラ扱い ・真城 まゆさん・・・・・代々木アニメーション学院初のアイドルグループメンバー ・知念 紗耶さん・・・・・ダンス・アクロバットを得意とする舞台系で活躍する女性 ・中島 由貴さん・・・・・眼鏡の小動物系キャラの現役声優さん、 ・minanさん・・・・・・・・・ヒップホップグループlyrical schoolのメンバー ・太田 奈緒さん・・・・AKB48〜 Team8の現役アイドル、参加理由は不明。 ・ ステージでは二つのグループが5番勝負で対決。 ダンス対決、フリースタイルラップ対決、生着替え対決。 づるさんの卑怯な戦略と野添さんの不公平なジャッジで圧倒的不利な状況の ビキニーズだが、太田奈緒さんの助力で、1勝2敗で首を繋いだ状態だが 知念さん、橙子のダンス対決で10分間の休憩を要求する太田さん ダンスでは振りな状況の橙子だったが、休憩中の切替で橙子は得意の日本舞 踊で対抗する。 ジャッジをしようとする野添さんだが、太田さんから止められる。 そして、野添さんが借金返済の為、この対決で外馬のギャンブルを仕掛けていた 事が判明し、利用されていた事を知る一同。 勝負の意味は無くなってしまった状況なのだが、朱里は太田さんへ大将戦を挑む 中途半端だった自分に足りないものを知りたいと挑んだ勝負は アドリブでの作詞・歌唱対決。 音程はままならないケド、見事にリンクした歌詞を歌い上げるのでした。大団円 ・ 日暮里メンバーは自分達の所へ帰っていく(ずるさんは北沢2丁目へ) 太田さんは堤監督に頼まれて、ビキニーズのメンバーの再起と 野添さんの不正を暴く為に潜入してきた、アイドルトラブル「クラシアン」だった! そんなオチで終わるのでした。 堤さん演出と山田さん脚本は相性イイのかもね。 トリックとかスペックとか、大笑いと言うよりも頭の中で「ニヤニヤ」したりクスリと なるような言葉とかツッコミが細かく入ってきます。政治ネタ・時事エタとかは 堤さんの日替わり追加とかあるような気がしますが 野添さんのヒュージャックマンなんて、観てないと解らないですよねぇ〜 小劇場ネタとか時代が古くてマニアックな部分もあって、どちらの好みでしょう? 細かく○○かよ!とか連発してくるのは特徴的。 アイドルファンには受け入れられたのかは不明ですが? ・ 正直、クラブeXは席が平面で並べるだけだから、前が座高高い2人で見難い 芝居を観るにはちょっと良くないかな、2F空けて欲しい位です。 ・ 内容としては、今後も広がれる展開だなぁと感心させられます。 元々、無人島から配信してるアイドル設定だったから広がりは厳しいし 今回はライバルが上陸?と思っていたら、オーディションから今までの実際の 状況を晒して、アイドルとして悩む展開になっているから、最初はね 現実路線暴露で自虐ネタ?と思った蹴れど、今後また活動するにしても ユニット上の役名と、本当の芸名の両方を使ってもビキニーズとして成立できるし 今後はビキニーズ公演と謳っても、普通のお芝居も出来るから良いでしょう。 ま、野添さんはセットですね ずるさんは小劇場女枠だったから、知らない人には解り難いキャラ サルの神の方がよかったネ、前回はサルの役だったけれど、あんな奴らより あたしの方が上、位の因縁設定があっても良かったかな? ・ アイドルの方々は、普段の舞台で見ない方ばかり今後再会はあると良いけど 四川さんじゃなく、西川さんはSEとかネタにされるほどの巨乳ぷりですが あんなに揺れて走る姿は、痛い位大変そうに見えるので、次回は露出少な目 歌とダンスは仕方無いけど、じっくり演技パートを頑張って欲しいです。 次回もまた1年後かな? |
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◎2018年1月17日 19:00(2時間)下北沢本多劇場 ◎2018年1月21日 14:00(2時間)下北沢本多劇場 作・演出:山田佳奈 <出演者> 吉本菜穂子、三津谷亮、小野寺ずる、日高ボブ美、山田佳奈、大竹ココ、Q本かよ、 滑川喬樹、大鶴美仁音、小林竜樹、冨森ジャスティン、水野駿太朗、東谷英人 キムラサトル、ホリユウキ、オクイシュージ、黒沢あすか、柏崎絵美子、倉冨尚人、 近藤洋扶、三丈ゆき、JUMPEI、照井健仁、難波なう、橋本つむぎ 2016年の「荒川神キラーチューン」の再演から、1年半ぶりのロ字ックさん 初本多劇場進出と言う事で、おめでたい! 美顔鬼も本多進出って事か?本多進出最短劇団ではないでしょうか? 私は初日と楽日をトークイベントで購入、行ってまいりました。 最近で言うと、柿さんにはゴーチが、根本さんにはヴィレッジが付いているけど ロ字ックさんは自力っぽい?ホント凄いね〜 ムーラボから昨年の渋谷演劇祭でも受賞しているし、当然楽してないけど 確実に知名度は上がってるのでしょう、パルコとか紀伊国屋も近いかな? 初日、凄い花が多くて華やかなロビー、宮原さんが居てホッとしましたね 満席の中、初日の舞台が始まるのでした。(先にパンフと台本買ったよ〜) STORY 舞台は東京のとある近代的な団地。 奥には古く、住民が退去したら取り壊しが始まる予定の団地が見える。 そんな古い団地付近では、バットを持った男達の集団暴行が密かに勃発。 団地の中のとある夫婦。 新年会で酔った夫を送って来た部下2人。 上機嫌で暴れた後、トイレに入っていった夫、スポンスポンと鳴るライン。 近くだからと送ってくれた部下の女性、実は横浜に住んでいるらしい・・・。 そんな彼女から入ったラインには「センテンススプリング」な内容。 夫の不倫相手に値踏みでもされたかも? 少し前、団地内で噂になった、男娼を買った主婦の話。 それを思い出したのか?夫の浮気を知った妻は、女性風俗へ電話する。 ・ 一方、ダメな若者が集うシェアハウスに住むイケメンの男。 最低な父親から離れ、悪友と2人で立ち上げたオバサン向け風俗。 悪友は直ぐに辞め、金が亡くなれば仲間と人を襲って財布を奪って稼ぐ日々 一人で女性向け風俗の受付を続けるイケメンは 誰にも愛された事が無いまま、一人のオバサンの指名を受けるのでした。 ・ <主な登場人物> ・透子:吉本菜穂子さん・・・団地に住む主婦、見合い結婚の夫と退屈な日々。 ・祥示:三津谷亮さん・・・シェアハウスに住むイケメン男、一人男娼として活動。 ・典江:黒沢あすかさん・・・透子の部屋に入り浸る同じ団地のウルサイ奥さん。 ・渉 :オクイシュージさん・・・透子の夫で部長職。亭主関白で部下と浮気中。 ・高城:山田佳奈さん・・・渉の部下で浮気相手、透子を見に渉を送って来る。 ・ 透子の部屋にやってきた祥示。 イケメン過ぎて、お金を払ったけれど接近を躊躇する透子。 こんな綺麗な男の子とそんな事になったら・・・絶対好きになったちゃうから! テンパリながら拒絶する透子へ、「じゃ好きになっていいですよ」と言う祥示 そして、透子はまた電話をかける。 2回目なんですけど?五回目なんですけど?祥示でお願いします! ウキウキな透子の生活はアッサリ、と終了してしまう。 次のお客さんへ向かう祥示を執拗に引き留めると、キモイと拒絶される。 我に返った透子だが、もう手遅れ 夫、渉に典江が「最近弟さん良く来てますね?」と聞いてきたきたらしく その夜、帰宅した渉から「何してるんだ」と追及されるも、 逆に高城との浮気を追求し、物を投げつけてから逃げる透子。追う渉・・・ シェアハウスの面々が渉を捕まえボコボコにしてしまう そこで再会する透子と祥示。 透子は祥示の為に、渉を病院へは連れて行かず風呂場で休ませる 薬局から帰ると、勝手に上がり込んでいる典江が、 渉と休日の約束をしていた高城を部屋に上げていたのだが 高城の言葉にカチンと来た透子は高城ともう一人を追い出し 残った典江にも、風呂場を覗かれる不安もあって、普段言えない事 自分で優越感を満たさないで欲しいといって、典江も追い出すのだった。 ・ 最低の父親と再会して気落ちしていた祥示。 仲間の暴行で透子に迷惑をかけた事も重なり、透子の家に通い出すが 透子は祥示に感謝をしながらも、渉とはもう会わないと告げる透子。 典江の子供が現れて、それを追いかける透子。 代わりに部屋に入って来る、典江は部屋を物色し、風呂場の渉を発見。 間の悪い事に、祥示を好きな女性に金で雇われたがシェアハウスの男達が乱入。 透子と間違えて、典江を襲い始めるのだが 透子の部屋を出てから、思い立って戻って来た祥示が彼らを止めようとする。 ・ 退院した渉と再会した透子。 離婚と色々な解約の手続きについて説明し、心配しながらも別れる2人。 ストリートミュージシャンの「終わらない歌」を聞いて「終わらないと困る」と言う透子 そして一人になった透子と祥示が再会。 嫌いなオヤジだが、弟が生まれたと言う祥示に「喜ばしい事」と告げる透子だった。 ・ その他、シェアハウスで繰り広げられる薄氷の上のような関係と ジョンイルと馬鹿にされて、逆襲をする女とか、繰り広げられますが メインは透子と祥示の2人の物語です。 簡単に透子メインの内容だけとなりましたが、普段は舞台上に居ない役者さんが オープニングから時折馬鹿騒ぎとか、ダンスシーンで登場し、場面に区切りを付ける 2時間弱ありましたが、そんな展開もあって長くは感じませんでした。 楽日には補助席まで出て、凄いなぁと感慨に浸った部分もありました。 冒頭とか終盤でも祥示がダメオヤジの家族とすれ違うシーンでも通路演出があって 初本多なのに、やりたい事をやった感じに拍手です。 通路だと前の席の人には見えないリスクはありますが、恐れずにやったのは拍手! 奥行が出来、舞台では透子が典江の子供に承認欲求の事を説いてる風景と重なる。 ツイートの意見では初本多だから、前列から反対側が見えないセットだとの意見もあり 正直下手の前列からは中央のセットで、上手奥とか言葉が読めないと思ったし 冷蔵庫とか、セットに移すLINEの会話もボケてしまってたり それでも、人力で中央のセットを何度も拘って場面ごとに角度を変えたりしたのは 山田さんの出来る限り思う通りにやった事だと思っています。 広い本多でも走る走る、吉本さんもオクイさんも、山田さんのスピード感は健在でした。 大きなカンパニーの支援をある訳じゃなく自分達だけでやってるから思い切りが大事 まぁファン目線の意見だから、ただ見るだけの観客には伝わらないのは当然だけど 本多の400人近い全員に良く魅せる事は不可能だし、 全部に向けて「いい子」な作品なんて、きっと面白くないものね、 ただ、新圧は早めに引っ込めて欲しかったかな?(笑) ・ シェアハウスではジョンイルと陰口をたたかれながら、 ネタでしょ?と勝手にネットに上げたり、他の人々の関係をバラシて壊すボブ美さん 最後には逆襲するずるさん、そこは「ビビル」のような一面が見てとれました。 正直シェアハウスは、あんな酷い連中が集中してるなんて大家・不動産は大丈夫? あの中お一人が家主の息子とかならありえそうだけどね〜 個人的には物語の中心ではないのでフォーカスしてしまわないように見ていた シェアハウスの事も細かく演出して描いたのは、あそこも祥示に居場所じゃない それを見せる為だけにあるような気がして、 それだけの為に、そこだけでも沢山の関係性を作り壊していったのかと思います。 ・ 本筋の2人。 個人的には本谷でかなり拝見していた吉本さんのキャスティングに尽きるかな 吉本さんじゃなきゃ、もっと重いものになって観るのが辛かったと思うし 吉本さん独特の雰囲気と声でワーとか、ごちそうさまとか言われると微笑ましい だから「不良になってやる」と思った発想が、なるほど!と合点が行きましたね 遭難を降板して拝見出来なかった黒沢さんのオバサン感も強くて、面白い 彼女も含めて渡り鳥というキーワードが出ていたのですが 一つだけ違和感がありまして、「渡り鳥よ、さらば!」の言葉がね ハードボイルドな男性作家的声を連想してしまって、女性・又は無性別の言葉で 言葉が綴られていたから、一瞬違和感が2回とも感じました。 ・ 祥示もなぜ父親の言いなりなのか? 愛されてないけど、何かを期待しているのかなぁ、透子と再会して恋愛ではなく 近所のお姉さん的な位置の愛情が生まれてるんじゃないでしょうか? 購入した台本、キチッとは読んでないけれど 最後のシーンタイトル「何でもない終わり」って言うのが何とも好きです。 鳥取とか、夜逃げるとか、騒動は起こるし、嵐が去った後だけど、 何でもない終わりって共通する雰囲気があります、どんな人にも色々あって 何回も何でもない終わりを重ねるんじゃないでしょうか、でもそこには希望があり。 強い期待は出来ないけど、薄っすらと光が見えそうな感じがいいですね〜 ・ 正直、感情移入出来るキャラは居ないので漠然とした感想になってしまった。 山田さんの次の一手を楽しみにしています。 |
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◎2016年6月30日 14:00(110分+10分)東京芸術劇場シアターウエスト ◎2016年7月 2日 14:00(110分)東京芸術劇場シアターウエスト ロ字ックさんのコリッチ受賞作の再演。 サンモールでの羽で真っ赤に染まっていくラストが印象的な舞台。 キャストが一新された事は、ただの再演ではないって事の現れだと思ってます。 土曜日の昼をイベントで購入していたんですが、急遽休み取ったので 平日の昼も観劇、山田さんは地道に挨拶されていました。 演出に専念してるって事で本気度合も解ります。 (ムーラボと同時進行で多忙だしね〜) 東京芸術劇場と広くなった劇場、だけどセットはサンモールスタジオと変わらず 簡素なカラオケルームに学校机と応接室があるだけの簡易なモノ そこは好みの拘りだなぁと、感じました。 セットを無駄に豪華にするような物語ではないし、チープな世界観ですから そして、大きくなった分、キャストの走りも大変になりつつ始まるのでした。 STORY 普通なら、再演なので過去記事にリンクはるのですが ストレス過多から止まってた復活のブログなので、STORYから書きます。 (もう1点理由もあるし) 主人公の中学教師:わたしの今と14年前のお話。 14年前、母親にカラオケBOXに呼び出され 「あんたは今日から渋谷(シブタニ)だよ」と離婚を知らされ、中3で転校。 その時から「神様なんて居やしない」とカラオケマイクに大声で自身に呪いをかける。 そして、あの時言えなかった言葉。 彼女の、シオリちゃんの神様になれたかもしれないのに・・・・ 芸能レッスンを続ける生徒がストーカー被害を訴え、体育を基本休ませて欲しいと言い 体育教師と説得をしていたが「私が襲われたら、先生が替わりに殺されてくれますか?」 彼女のその一言を切っ掛けに、14年前の呪縛が解ける瞬間に至るまでの幻灯機(舞台) ・ <主な登場人物> わたし:町田マリーさん・・・真面目な中学教師、同じ職場の室先生と結婚予定。 山辺先生:澤田育子さん・・・豪快な女体育教師、イケメンヒモ男と暮らしてる一面もあり。 室先生:鬼頭真也さん・・・渋谷の結婚相手で一見真面目そうな男。 女生徒・原:安川まりさん・・・ストーカー被害を訴える、芸能人目指すか弱くない女生徒。 <14年前> 渋谷ショーコ:小野寺ずるさん・・・14年前のわたし:漫画家を目指す内気な女子。 百瀬:日高ボブ美さん・・・転校先で漫画を通じて仲良くなった友達、ファボられ中。 シオリ:エリザベスマリーさん・・・可愛いくて不思議な女の子、ショーコに近づく 森田:石橋穂乃香さん・・・当時クラスの頂点に居た女。グラドルから現在は引退の危機 水野先生:とみやまあゆみさん・・・当時の担任の先生。妊娠中、彼氏に殺された。 ・ 転校先で仲良くなった百瀬とカラオケボックスで投稿する漫画を見せるショーコ そこへクラスの中心人物・森田と取り巻き達が乱入。 百瀬はトイレに閉じ篭り戻ってこない、嫌な空気の中で取り巻きの一人「シオリ」と 読んでいた少女漫画の作品で意気投合、その後2人でカラオケに来るようになり ブランキ―の「赤いタンバリン」ユニコーン「大迷惑」等々 シオリに借りたCDに影響を受けるショーコ、「赤いタンバリン」ばかり歌っていた。 時折現れる、怪しそうなシオリの先輩、カラオケBOXの店員等には眉を顰めるショーコ シオリはダメ出ししかしない百瀬と違いショーコに漫画が好きと言ってくれる。 可愛くてノーテンキな雰囲気だけれど、家族の話をした際、母と男の人にボコボコに されて死にそうだよ!なんて嬉々として話、ホントか嘘か解らないショーコ。 ・ ある時、自分の漫画(悪役を森田にして退治するような作品)が見つかり 教室で森田達に取り調べのような口撃に会い その中でシオリの家族は宇宙を崇める宗教家で、本人も色んな男と関係を持って 百瀬も、シオリも、危ないから付き合うのは辞めろと釘を刺されるのだった。 教室に一人の時、、水野先生と会話したショーコ。 彼氏の事を聞くと悲しそうに、出来るかどうか解らないと言うと電話が鳴り去っていく その翌日、彼女の死体が荒川で発見されるのだった。 ・ 現在、 山辺先生と婚約者・室先生とカラオケに行く私。 何かいいたい事も言えないまま、最近見た嫌な夢を話し出す。 高校の頃、担任の水野先生が彼氏(カラオケボックス店員)に殺されそうになる所 カラオケのマイクで彼氏を殴り殺す夢・・・ 飲み会で山辺から水野先生の話が出た時、同じ中学出身の芸能人殺傷事件の話題が出る。 当時クラスの頂点に居た森田ユカ、グラビアアイドルから女優への転身は失敗中 シオリの先輩だっダメ男と体を使って芸能界にしがみついていたがもう限界 そんな中、高校の取り巻き女子:小林から飲み会に誘われたのだが・・・・ 小林のご主人(小野先輩)と浮気した現場写真を見せつけられ、小林と夫を罵倒し 去っていくユカ、小林は包丁を持って彼女の後を追いかける・・・ ・ 14年前 百瀬と決定的な喧嘩をしたカラオケボックス、 そこへカラフルな傘を持ったシオリが入って来る。 シオリを無視していたショーコ、先生の彼氏や先輩、色々な人と関係を持つシオリを非難 否定はしないけど、SEXは悪い事じゃないし、そんな価値観で育てられたと言うシオリ SEXを非難するショーコ、ショーコが悪いと思うなら、ショーコにとってはそうだと言って 「じゃぁ私の親殺してくれる?」と言うシオリに、真顔で引くショーコ だよね〜とはぐらかし、そして後日、自分の人生がショーコの前に現れたら漫画にして! そう言うシオリは、期末の終わりに転校して2度と会う事は無かった・・・ ・ 原と山辺と一緒にまた今後の方針について話し合う私 原のわがままに、高校の時の頃の思い出が重なったのか? 原が池袋の歓楽街で色んな男と歩いているという目撃情報があり、なんでそんな事するの? そう詰め寄る私を止めようと、室を呼んで来る山辺 室が制止するのだが、室の携帯にホテルでJK(衣装だけ?)との戯れの写真を発見した事 なんでそうなる事解っててするのか?そう問いながら、 もみ合う2人は、水野先生と殺そうとする彼氏の状況のよう、 夢の中のように過去を私がマイクを持って乱入してくる そして、シオリの言葉に何も言えなかった自分をまた責めるのでした。 ・ カラオケボックス 編集者に原稿チェックをしてもらった百瀬、 コーラを持ってきたのはショーコらしい店員。思わず追いかける百瀬でした。 <オマケ演劇:美顔鬼公演> 美顔鬼の公演、30日の昼公演後10分だけやってました。 流石に内容は覚えてませんが、ショーコの学校の別の女の子の話だったと思います。 いじめられてるか何かの女の子と両親の会話からだったような 下らないというか面白い印象、そして、本公演に出てない人ばかり出てきて無駄に豪華 そんな事だけをうろ覚えしております。 ギュッとしたサンモールでの初演。 赤い羽根が全面の舞い落ちるラストシーンが印象だった作品。 今回は、後日談的に百瀬との再会?シーンが追加されて、人によっては初演が好きと いう声もツイッターとかで観た記憶があります、印象としては初演の印象は強いです。 でも、物語としては追加された場面が、ショーコにもやり直し出来る機会があるのか? 絶望的なエンディングから、希望的な観測を持てるのが少し安心しました。 それとは別に、とある学校の1教師の婚約破棄事件なんて、 水野や森田の事件よりも世の中では些細であり、簡単に流されていくとも感じる追加 あの、赤い羽根が舞い落ちるシーンは健在なので私的には問題なしです。 ・ 最初、不安だったのがシオリ役がエリザベスマリーさんに変った事でした。 小野寺さんのショーコよりも、レベッカさんのシオリの印象が強かったので ビジュアル的には凄いキレイなエリザベスマリーさんで大丈夫か?と思ってのですが 心配なかったですね、山田さんが選んだ方だから当然だろうけどシオリが居ました。 その後のご活躍を拝見する限り、今では不安に思うのが不思議な位です。 (業音なんて出ずっぱりだったしね) キャストさん的には、昔「銭は君」で半一目惚れした町田マリーさんが現在のショーコ 原役には安川マリーさん、エリザベス・マリーさんも含めれば素敵な3マリーが出演 拙者ムニエルから澤田さん、動物電気(元ですが)鬼頭さんと、小劇場観始めの初期から 拝見していた役者さんがロ字ック公演に出演しているのも不思議な感じでした。 ・ サンモールより大きな劇場でしたが、役者さんも大変でしょうけど走り回って下さり 違和感もなく、魅せる演出になっていたと思います。 カラオケのシーンだけは、歌唱ではないので大きな空間の分耳で整理しずらい音だから 初見の方が居たら、聞きずらかったかもしれませんが、ライブにノイズは付き物でしょ! ・ 初演も観てるし、2回も拝見しているので内容には今更いう事はありませんが 鳥取イブサンローランの時は、3回観て色々発見とか違う思いが湧いたのだけど 荒川はあまりそうはならなくて、ショーコとシオリを見守って観る意識で座ってましたね 滅びの国で本多劇場進出目前のロ字ックの代表作です。 終演後、色んな関係者に大人気の山田さん、もっと飛躍を願っております。 ・ やっぱり観た直後に書いてれば、美顔鬼の内容も書けたんだけんどなぁ・・・ 元々、舞台はDVDとか残らない事が多いのでブログ始めたにのねぇ、残念。 今年は未UPの作品も完全UPして通常営業に戻したいです。 |
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作・演出:山田佳奈 ◎2月10日14:00(2時間)新宿サンモールスタジオ 荒川の再演から、本多劇場までロ字ックの公演は封印されてる中 山田さんの新しいユニットによる公演 サンボン=3本限りのユニットになるのかは解りませんが ほぼ、ロ字ックでは共演していないメンバーでの作品。 ロ字ックとは違い、静かでゆっくりとした感じの作品に仕上がってました。 死と再生の主人公を思い出すような、静かな激しさのの良作です。 STORY 「ジュンくんが子供だったら、きっと素敵だとう思う」 ぼんやりした記憶の中で、ソフトクリームを食べるボクにそう言う素敵な女性。 父と愛人:マサミさんと遊園地で遊んだ日の遠い記憶。 愛人のせいで母は家出てしまい、兄・姉は父も彼女も嫌っていたけれど・・・・ 大人になったボクは東京で彼女と同じ名前の女性と同棲中。 運悪く、会社が倒産してしまい次の仕事探しする所、実家に帰る事になる。 高齢の父親が、ふいに消えてしまったらしいのだった。 姉を乗せて運転していた時、なぜか前の車にアクセルを開け追突し続けた父 痴呆かなにかの始まりなのか?心配した矢先の出来事だった。 <登場人物> 三村 准 (亀島 一徳さん)・・・主人公のボク・東京在中:会社が倒産して失業中 三村 隼 (松本 亮さん)・・・三村家の長男、だらしなくて幼馴染の禄朗とツルむ 三村 勝 (中村シュンさん)・・・父、ボクが幼い頃に愛人を持ち、今行方不明中。 澤田 香織(山田 佳奈さん)・・・父を嫌い別居中の母に変って家を支える長女 澤田 隆司(佐賀野雅和さん)・・・香織の主人、三村家で一緒に住んでる優しい人 一木 禄朗(大塚 宣幸さん)・・・隼と笑いコンビを組んだ過去も友人、チャラ男 志村 まさ美(井端 珠里さん)・・・ボクの彼女、そして父の愛人と同じ名前 久々の実家。 兄でも姉でも無く、なぜか兄貴の友人ロクロウが我が物顔でビールを飲んでいる。 帰って来る姉:カオリに洗濯物を取り込んでない事で怒られ まったくお客さん状態だよと小言を言われるボクだった。 時折、自然に現れる父とその愛人との思い出のシーン。 出て行った母親代わりに、家を守って来たカオリ 父親が行方不明になって、愛人の所へ行った可能性も考えているが 母親に電話しても、兄に言っても動こうとしない彼らに、悩むだけのカオリ 対して、カオリの主人タカシの為に取って置いたビールを飲んでしまう兄:隼 家に誰も居ない時にカオリの所へ現れるロクロウ、 恐らく寂しさにロクロウと関係を持った様子だが、拒絶するカオリ そこへ、やってきたボクの彼女「まさ美」 父の愛人と同じ名前の彼女は、結婚を考えての実家挨拶と取れる訪問で 気を使いながら接する家族達、しかし兄はどこかで見た気がすると考える。 ロクロウと都内で飲んだ時、逆ナン風に遭遇した女性。 ロクロウが他の女性とホテルに行った時、自分がそのつもりだったのに・・・・ そう言って自分にホテルへ誘ってきた女ではないか? 2人切りの時に尋ねるも否定する彼女、でも少し不思議な反応の彼女。 ・ 彼女が帰る日、しつこく駅まで送るというロクロウ そんな彼に、他の意味を含めて制止し、ロクロウを殴るタカシに驚くロクロウ。 ・ 後日、まさ美の実家からイチゴが届く日。 スーツ姿の隼が帰って来る、知り合いの興信所で父の行方を捜していたらしく 愛人だった人は、かなり前に別れて家庭を持って子供も居る事が判明 家長としてこれからちゃんと手続きをするつもりで、自分のケジメを付けた兄 ボクと兄と姉、3人でまさ美の送ってくれたイチゴに牛乳をかけて食べ始める兄弟 父親がイチゴを潰して食べていた事を思い出しながら、 カチャカチャと兄妹だけの食卓が始まるのでした。 直後ほどの多くのの感想は心に多く残っていませんが 山田さんが咲けていた家族の話、ボクの彼女「まさ美」の不思議な感覚は ロ字ック的な部分を残した存在なんでしょうけど、優しく穏やかな感じが新鮮でした。 ボクと父との過去のシーンにやんわりと移り変わる演出も良かったし ロクロウ約の大塚さんのチャラくて嫌な感じが、いい刺激になっていて 姉の悩みも特大ではない感じが、地味だけどリアルな感じがしましたね〜 家族の話と言っても「母親」不在なので、兄弟のお話という感じ 兄も、ロクロウみたいな調子乗りが友達じゃなければ、いい奴だと思えるし 素直に協力して家を守れる人間なんだと思う、 ただ、上2人は父と愛人に対してのコンプレックスと言うか、憎しみがあるのか? 兄は女性ってもにに、少し怖さを持ってるような気がします。 まさ美らしい女に誘われても行かない所とか、美人には特に警戒していると思う 愛人の事が嫌いではなかったボクだけが、兄弟からはちょっと異質な人間かもね ・ 私も3兄弟なんだけど、家庭の事情が大きく変わった時期で 兄弟の思想は線引きされてしまいましたから ・ 隆はロクロウのした事は知らないんだと思うけど、察してるんだと思う 姉より結構上の年齢だと思うし、大人の対応なんだろうけど、姉の限界を感じて ロクロウを排除したかったのだと思う。 全体的に静かな作品で、ロ字ックと違う優しい作品ですが好きですね フライヤーの和田ラジヲさんの4コマから、なんか妙なバランス感がありますし 終演後、山田さんは人気もので、本多劇場進出も決まり、メジャー化してますね |


