シンクロ少女&エレファントムーン

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「Last Night In The City」〜シンクロ少女〜


  ◎2018年6月2日 14:30(2時間20分) ザ・ズズナリ
   脚本&演出:名嘉友美

  ここの所、LOVEシリーズで平日公演を楽しんできたシンクロさん
  昨年7月以来の本公演、シンクロゴッサムシティからCity繋がり?
  Twitterで初日から好評との評判なので、ファニーガールとか
  ファニーピープルのような街を去る人、そして戻ってくる人の物語
  なのかなと想像して行きました。
  桟敷席は1列のみ、公演によっては桟敷席と段差の間に2列位
  入るのですがセットを前までだして、座る所があるだけの空間が
  3段あり、それだけのセットですが、2人の歳の離れた親友の
  再会を描く?無常と寂しいとも取れる作品が始まりました。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


 STORY
 公演のベンチ、女子高生:ミキと小学生:ジュンの最後の会話。
 この街を出ていくミキ、再会したいジュン、ジュンの下手な「かくれんぼ」を例に
 会おうと思えばいつでも探しだせるから!そう強がるミキ
                        ・
 一方、体育座りで寂しさを抱え込む夫、部屋を出ていこうとする妻。
 下半身しか残っていなかった娘が履いていた靴。
 突然の事で何も出来ない夫と、夫の為に泣かないのに強いね?と責められて
 悪口だよと言い返す妻、最後に食事に行こうと部屋を出ていくのでした。
 
<登場人物>
 始まりの時期
 ・ジュン:細井準さん・・・元気な小学生、公園でいじめられてたがミキに助けられる。
 ・お母さん:名嘉友美さん・・・ジュンの母(テツコ)本好き、数年前DV夫が事故死
 ・もりへー:用松亮さん・・・テツコの自称セフレ、ジュン達と長年同棲中も結婚意思0!
 ・ミキ:小野寺ずるさん・・・ジュンと同じ母子家庭のJK、学校放火未遂で停学中。
 ・ケンジ:中田麦平さん・・・ミキの母親が再婚し、相手の連れ子で兄。求職中の大人
 大人の時期
 ・お父さん:斉藤マッチュさん・・・母の影響で小説家になったジュン。最近子育てに夢中
 ・マリ:宮本奈津美さん・・・ジュンの奥さん、アーティストでうどん屋を経営する凄い人。
 ・サヤカ:浅野千鶴さん・・・ジュンとマリの娘、無邪気で忙しいマリよりジュンが大好き
 ・テツコ:田中のり子さん・・・ジュンの母、サヤカと時々遊んでくれるが同居は拒否
 中年の時期
 ・江見:泉政宏さん・・・大きな屋敷に住めるようになった小説家(ジュン)
 ・森のもりへー:永山盛平さん・・・母と結婚せず森に住むようになったもりへー
 ・あい:中尾ちひろさん・・・スナックの女、酔って家に招待したジュンの家に通う
 ・ワタナベ:浅田直美さん・・・清掃会社で働く中年のミキ。過度の喫煙で癌を宣告。
 ・五味:横手慎太郎さん・・・ワタナベのバイト先の同僚、ワタナベを面白がり近づく
                         ・
 とあるマンションで起きた痴話喧嘩。
 切れた男が投げた巨大カボチャが落下した先に犬の散歩中のジュンの父親。
 妻テツコには幸いな事故、そのカボチャを投げた男(本名不詳:もりへー)
 自分の罪は消す事が出来ず、愛していてもジュンの父親には成れないと思い
 ジュンは父親になって欲しいと言われても言葉を選んでセフレと言い張る。
 そんなジュンの話を聞いていたミキ、彼女も時々空を見上げる仕草をする。
 しかし、もう彼女にカボチャは降ってきていた・・・・、義理の兄:ケンジ。
 ケンジは生活にも絶望して職場も辞めた矢先、ミキと兄弟になったのを運命と感じ
 暴力でミキを支配、公園で泣いていたミキだったが、その後ジュンが彼女の部屋で
 かくれんぼをしていると、ケンジの暴行現場を目撃するも声も出せず逃げるのだった。
                         ・
 大人になったジュン、母親の影響で小説家になりアーティストのマリと結婚。
 幸せな家庭欲が強いのかサヤカを溺愛するジュンの作品は劣化していき、
 マリはジュンの才能が好きだったが、出産後の生きるスピードの違いから離婚へ 
 嫌いな仕事をしながらなんとか生活するジュン、時々はマリと3人で外食する仲
 今度、母テツコと3人で旅行に行く事になり新しい靴をオネダリするサヤカ
 お金を出そうとする母:マリを拒絶し、ジュンが頑張って買ってあげる約束をする。
                         ・
 中年期のジュン、久々にサヤカともりへーと朝まで飲んだジュン。
 お開きになる宴会に物足りず、駅前のスナックに行くジュンは酔った勢いで
 ホステスのあいに自作を渡して遊びに来るように誘うと、本当にやってくる事に
 本など読まないアイはなぜか?ジュンの作品は読んでしまうとジュンの残酷な
 描写や流転する作風に興味と体の関係を持ち、ジュンの隣に座り始めるのでした。
                         ・
 そしてどこかの街
 いつも怒ったような口調の中年女性:ワタナベに興味を持ったバイト五味。
 ヘビースモカーで喫煙仲間のワタナベの余命が無い事を知り、
 ツボ八でゴチそうで身の上話を聞くと、車を買ってワタナベさんの生まれた町と
 唯一の友人ジュンへ会いに行こうとロードムービーな展開へ
 五味はなんとなく健康に良い温泉卵・パワースポットを寄り道しながら街へ向かう
                         ・
 中年期のジュンの家
 遊びにやってきたサヤカ、そこへもりへーがテツコを連れて現れ結婚の報告。
 ちょっと嬉しい家族の会話が始まる所へ「誰と話してるの?」と現れるアイ。
 あの日、ミキちゃんの事を助けられず謝るジュン、自分の頭の中では何通りもの
 方法で助けたとミキに謝ると、「あんたの頭の中で私は汚れてないならいい」
 そう何かを決意するミキ、それを見ていたもりへーは友達としてジュンに事情を聴く
 ミキは部屋にやってきた兄:ケンジに戦うと宣言して部屋へ引っ張り込み
 災いのカボチャをベランダから投げつけて、手を震わせながら部屋から出てくる。
 警察へ行くと言うミキを止めて、何かを提案するもりへー
 自宅へ戻ると公園で待っているミキの所へジュンを行かせ、テツコに事情を説明
 カボチャの話をするミキの行動の始まりは自分だと言って、テツコとジュンにも
 町へ出るように頼み、これまでの事に感謝して、自分も何かを決意する。
 ミキと公園で最後の別れをしたジュン、その日からもりへーとも会っていない・・・・
 そして、大人の時期、インフルエンザでテツコ・サヤカとの旅行に同行出来ないジュン
 その結末は事故で家族を失い、マリにも去られてしまった。
 でも、頭の中でみんな生きていて楽しい生活を想像して生きていきたと
 アイに告白するジュン、ミキと会わなかった事について「自分と会うと不幸になる」と
 カボチャの呪いを受けているような言葉をつぶやく
                           ・
 一方、同じような呪いの言葉をつぶやくワタナベさん事ミキ
 有名作家になっていたジュンの家にハイテンションで向かう五味の隣で生涯を閉じる
 そしてミキの希望だった無縁仏状態になった彼女を隣にのせ、五味はジュンの家へ
 車を走らせるのでした・・・・
   
  また素敵な作品が出来ました!
  まずは、意外な所でセットが良かった。
  客入れ中は、黒い壁に少し浮かぶ街の稜線(ビルの形)が寂しい街に見える
  舞台が始まると最初の照明で錆付いた世界みたいな鉄茶色になって戻る
  出演者のツイートの写真には、線画でUFOや子供と手を引く人のも書かれてて
  ジュンとテツコがこの街を出ていくシーンにリンクしてる所も可愛いです。
  (↑フライヤーの感じがそのままですね)
                         ・
  で本編
  冒頭 、大人ジュンが下半身の描写を言って、子供が死んでる事は察したけれど
  中年期で楽しそうにしているから、もしかして?テツコが亡くなって小さな幸せあり?
  なんて甘い展開も期待してましたが、ミキちゃんの事を頭の中で助けた告白で断念
  アイともセフレ状態なんだけど、自分と繋がる事の不幸を防止したいのでしょう。
  残酷な描写もミキちゃんの暴行や娘の死体とか、リアルで見てしまっているからかと
  色々逃れられない経験から小説家としては大成してしまった皮肉。
  もりへーは犯人として自首したのか?多分、遺書でも残して自殺した気もします。
  そうじゃなければ、ジュンもテツコに聞く機会はあったのだろうから・・・・
                              ・
  無常・無力感があって寂しい世界なんだけど、
  ミキちゃんワタナベさんの怒りっぽい返事や、もりへー・テツコ・サヤカ達の飄々として
  マセてる対応とかが面白く、五味の横手さんの不思議キャラも相変わらず破壊力あり
  マリの「スピード」話とか終盤まで笑ってしまう場面が沢山散りばめられてて
  2時間20分だけど90分位に楽しめた感覚と、寂しさと感動がある作品でした。
  号泣とは行きませんが、もりへーがテツコへ感謝する場面(町を出ていくお願いの所)
  そこで泣いてしまったけど、誰の何に泣いてしまったのか
  色々ありすぎて、正直自分でも良く分からないまま、泣いてる不思議な感覚でした。
  アイが、ジュンの所に来る理由はもしかして、整形したマリとかサヤカの友人とか
  もりへーと喧嘩してた彼女とか、色々考えてましたが結局は謎のままで、考え過ぎでした。
                              ・
  個人的には生きたワタナベと再会しなくて良かったと思ってます。
  きっと、町を出ても自分が他人に関わる事を良しとしてないワタナベさんは
  ジュン以上に孤独に生きていたと思うし、言わないと思うけどジュンが聞いたら
  益々辛い気がするから、柿の種缶のまま年下の友人を連れてくる方が、ジュンには
  ミキの幸せな人生が想像出来てお互いに幸せなんだと思います。
  それに五味はポジティブだから、自分が寄り道させたせいでジュンと生きて再会する
  事が出来なかった事と無縁仏計画が成立した事でチャラだから気に病まないでしょう。
  いいコンビでした。
                              ・
  クライマックスでみんなで歌う演出。
  洋楽だと聞いて直ぐに頭に入らないから、ストーレートな言葉でも字幕で読む分には
  恥ずかしくならないので、正論だけどグッと来てしまいます。
  まぁ、名嘉さんは受けないと思うけど「MOOZICLAB」関係者が見て、一度参加しないか
  誘ってみて欲しいですね、アーティスト出ない作品でもGP取れるのだから
  洋楽使いの名嘉さんの作品でもかなりイイ線行くと思うんだけどね〜
                              ・
  そうそう、もりへーの語感が「麦平」に似てるので最初戸惑いました。(笑)

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「LOVE」〜Chapter3〜シンクロ少女〜

  作・演出:名嘉 友美
◎2018年3月21日14:30(85分)下北沢OFFOFFシアター
    
 北千住から下北沢へ向かい、代々木上原に着くと外は雪!
 ビックリしながらも眠亭はこんな日も14時近いの並んでいて、諦めて劇場へ
 今回の当日パンフにはご丁寧に1・2のあらすじが掲載
 最後には人物相関図まで載っておりました。
 画伯は解りませんが、ヨシノと大岡3人組は似てる、しかも阿修羅みたい
 波乱のラストシーンで終わった前回、原因のミノリ(徳橋さん)は出演なし
 それでも、いつものセットで、ユミと武田の2人が並んで
 今回は電話しまくり(前回はなかなか連絡取らない)な武田からSTART
 

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)


STORY
<Chapter1>
 https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64017701.html

<Chapter2>
 https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64118364.html
 前回、自分の事が好きだったミノリ(人妻)にお別れしに行った武田
 心配で探しに行ったユミとたんちゃん
 2人が見ている中、ミノリが別れ際にKISSをして終わった2幕

<登場人物>
 武田:櫻井 智也さん・・・・38歳の売れない役者、TVの悪役程度出演中。
 佐藤ユミ:名嘉 友美さん・・・・脚本家、泥酔して道端で寝ていて武田と出会う。
 大岡:田中 麦平さん・・・・武田の友達。恋人のチンさんの為に台湾へ移住。
 陳さん:宮本奈津美さん・・・大岡と13年付き合ってる上海娘、大岡1ポン!
 ケン:北島広貴さん・・・大岡の職場仲間、中国人に見える日本人、大岡の親友。
 たんちゃん:おがわじゅんや・・・・ユミの絶対何も起こらない男友達。
 ヨシノ:たなか沙織さん・・・たんちゃんの同棲中の彼女、彼の優しさにメロメロ

                       ・
 ユミに何度も電話をかける武田、応答しないユミ。
 もう一人、ミノリに大岡から秘密を聞いた事を話してしまい、大岡へも謝罪の電話
 をかける武田だが、大岡も起こって出ない・・・変わりに出たのが陳さんだった。
 陳さんの「電話ならだれでも出来る」の指摘から上海へ行く事にする武田。
 一方、ユミも自分の年齢から来る焦りと葛藤から仕事へ打ち込もうとするが
 締切はとっくに過ぎていた為、脚本の依頼は却下(クビ!)
 思い切って、武田に会いに行くと、抱き合った武田とミノリを見てしまい
 その後、お別れのKISSやSEXをしてるかと想像して、電話に出れなかったと謝罪。
 KISSは見られてなかった事に安堵しつつ、抱き合っただけで何も無いと誤魔化し
 仲直りをする武田、ユミから来週のデートをお願いされるが上海へ行く予定で・・・
 気まずいのを押し切って2人で上海へ行く事になる。
 機内でラブラブな2人だったが、ユミの荷物が紛失して気持ちが滅入るユミ。
 それでも気を取り直して、陳さん大岡の家へ向かう2人。
 上海だから・・・と手を繋ぎキスもして、正式に付き合う宣言する進展ぶり
                        ・
 大岡と再会した武田。大岡には新しい親友ケンさんが出来ててご機嫌斜めな武田
 ホテルの予約を任されてたケンのせいで、3時間もホテルを探し回った男3人。
 一方、陳さんとユミは飲みながら男とSEXの話で盛り上がり2人で寝てしまう。
 2人をそっとして、武田・ケンさんと3人で外い食べに行こうと提案する大岡
 積もる話もあってケンを邪魔も扱いして、大岡と2人で上海ガニを食べに行く武田
 拗ねたケンさんが教えてくれた上海ガニのお店は、意図的はは不明だが
 食中りしてしまう武田と大岡。
 折角ホテルでユミと2人きりになった武田だが、気持ち悪くなってトイレへ籠る。
                        ・
 そして日本では、ヨシノがたんちゃんに悩みながらもある告白をする。
 同窓会の3次回で、その気もないけどノリでキスしてしまったと言い、たんちゃんが
 落ち着くまで友人の家へ行くと出て行ってしまう。
 実際、心は無い相手なのにキスされた事に許せない感情が芽生えた、たんちゃん
 ユミへ相談の電話しても武田の看病でちゃんと話を聞いてくれないユミ
 次の日には2人のホテルへ現れる、たんちゃん。
 たんちゃんは武田とミノリがキスしていたのを目撃していたから、自分の事も含め
 武田とユミの関係が許せない、キスの事をバラしてしまうと
 また嘘つき男かよ!と急激に変貌するユミ。
 毒突いた上、当てつけにケンさんにキスして部屋を出て行くユミ
 そのまま先に日本へ帰ってしまう。(荷物はスリランカから戻って来たらしい)
 日本に戻ってから寂しそうにお互い寄り添うユミとたんちゃん
 全然、キスもSEXもしたくない関係の2人。
 武田からの電話を再び無視するユミ
 電話が来るだけマシだと羨ましがるたんちゃん
 そこへ、また電話が・・・・
                        ・
 上海から、大岡・陳さん・ケンさんからのTV電話。
 喧嘩してても長く続く特別な関係の大岡と陳さんから励まされ、2人は決心する。
 たんちゃんは、ヨシノちゃんを迎えに行き
 ユミは武田の家へ、改めて好きと言うユミを抱きしめる武田。
 今回はめでたしな感じで、武田の部屋のベットへゴロンと寝転ぶ2人でした。
 〜暗転〜
 8月のChapter4へつづく・・・・

  些細な残念〜1.2の大岡を麦平さんで見ていたから泉さんに変わった事。
  そんなにメンタル弱くなさそ〜に見える所位かな
  たんちゃんが、初めて嫌な思いを感じたのが収穫だと思いましたよ〜
  これでユミとの関係をヨシノちゃんが快く思ってない部分も感じて欲しいね
  今回は陳さんが宮本さんが演じててハマり役だったと思います。
  ユミとの下ネタトークとか、かなり際どい面白さでした。
  別れた気持ちのまま、日本に戻ってきた2人だったから、今回はこのまま4へ
  そんな感じに思っていたら、ユミもたんちゃんも正直に行動する
  ハッピーエンドな終わり方だったので、次回が不安になってしまいました。
  武田の焦る感じ、ビシッと言えない感じは今後修正されていくのかな?
  今回は2のミノリとのキスを隠して、バレて言い訳して
  外国での喧嘩という、寂しい状況でのすれ違いがメインだったから
  ドキドキ・ハラハラするシーンがなかったので全体的には平穏な印象
  次回本公演のチケを買いました。
  その先にある4も期待しつつ、本公演が楽しみです。

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「LOVE」〜Chapter2〜シンクロ少女〜


  作・演出:名嘉 友美

  ◎1月31日14:30(90分位)下北沢OFFOFFシアター
    
  昨年10月、名嘉さんと櫻井さんで始まった連作LOVE

  一昼夜の間に芽生える愛い笑い感動したChapter1の余韻がある中

  また平日3日間という悩ましい公演期間でChapter2の公開。

  1月の月末と仕事上厳しい中、何とかして最終日のマチネへ!

  平日水曜の昼間、しかも月末だと言うのに満席。

  前回も田中麦平さんの「大岡」だったので、丁度よい日程でした。

  続きなのか?違う愛なのか?と思ったら、ちゃんと続きでした。

  そしてまた面白い作品に仕上がってましたよ!

 

ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



STORY

 前回の内容はコチラ



 前回、酔って道で寝ていた脚本家の女:ユミ。

 失恋したばかりの微妙に売れない役者:武田が1日で恋に落ち

 武田の友人・大岡を空港へ連れて行く車の中で唇を重ねた2人。

 以外にも、場面はその数週間後。

 連絡も取り合わない2人の状況から始まる。


<登場人物>

 武田:櫻井 智也さん・・・・38歳の売れない役者、TVの悪役程度出演中。

 佐藤ユミ:名嘉 友美さん・・・・脚本家、泥酔して道端で寝ていて武田と出会う。

 大岡:田中 麦平さん・・・・武田の友達。恋人のチンさんの為に台湾へ移住。

 たんちゃん:おがわじゅんや・・・・ユミの絶対何も起こらない男友達。

 ヨシノ:たなか沙織さん・・・たんちゃんの同棲中の彼女、彼の優しさにメロメロ

 みのり:徳橋みのりさん・・・武田が失恋した元役者仲間の女性、今は既婚。

                ・

 たんちゃんとヨシノちゃんの馬鹿ップルから始まる。

 台本が書けないと、たんちゃんの家に居ついてるユミに困り果てるヨシノ

 武田から2週間連絡も来なくて何も手に着かない、時々ゲームで〆切スルー

 野放しにするたんちゃんに、抗議するヨシノ。

 ユミは馬鹿なんだから自分から連絡するように言うヨシノだが慎重なユミ

 一方、台湾で結婚しちゃった大岡と電話で会話する武田。

 忙しそうなユミに連絡を躊躇している武田に早く連絡しろという大岡

 大岡はたんちゃんとSNSでイイネをやりあう仲に成っていると言うのに

 武田はユミのTwitterを見てるだけで安心してしまってる状況。

 そんな時、武田の携帯へLINEが入る。

                  ・

 武田が鎌倉で待ち合わせした相手は、フラれたハズの女「みのり」(金髪)

 知り合いの役者とも付き合っていて、二股をかけられたというか

 浮気をさせてしまったと思っている武田。

 浮気を咎めずに本命?の彼と結婚したハズのみのりだが、呼び出され

 ユミと出会った夜、お互いに相手にお別れLINEをしたのを見て

 悩んで呼び出したと言うみのり、今の彼には感謝してると言う言葉が寂しい・・・

 取りあえず美味しいモノを食べに行って、物凄くテンション高くなる武田

 帰りの電車では降りる駅まで手を繋いでよりかかるみのりちゃん。

                  ・

 みのりちゃんと会った時

 気になる人(ユミ)の話をした武田を騙して携帯からユミに連絡を入れるみのり

 そのおかげで、1か月ぶりに会った武田だが、最初の出会いで

 お酒は危険、ちゃんとSEXまでに時間をかけると言っていた関係上

 食事するお店も見つからず、居酒屋も避けた蹴ったが「スパ治郎」

 その後の会話も好き嫌いもズレてお開きになってしまう2人。

 自分に対する失意で大岡に連絡する武田。

 そこで大岡から、みのりは武田が昔から好きで、金髪で面白い女を演じてた

 でも武田が前の彼女と続いていて、別れた時には今の男と付き合ってた

 そんなタイミングだったから、不幸な別れ方をしてしまった武田とみのり

 それを知って落ち込む武田。

 一方、たんちゃんとヨシノに今日のデートを愚痴ってダメ出しされたユミ

 もう1回、武田に会いに行くと、みのりの事で落ち込んでいる武田だった。

 みのりの事を正直に話す武田

 どうしたいの?と尋ねるユミに謝りたいと言う武田。

 ユミは気持ち的にスッキリした武田と付き合いたいと言い、

 みのり謝りに行くように、背中を押すのでした。

                    ・

 下北沢で飲んでるとLINEしてきたみのりを探す武田。

 たんちゃんとヨシノに合流するユミ、たんちゃんの提案で下北沢で2人を探す。

 みのりを見つけた武田。

 大岡から事情を聴いたと言う武田の言葉に、泣き始めるみのり

 そこを遠くから発見するユミ達。

 みのりがめっちゃ泣いてるから、割って入る事も出来ずに見守るユミ。

 武田はみのりにギコチナイ言葉で謝り、涙を拭って振り切ろうとするみのり

 最後にっと

 武田の目の前に顔を近づけて、不意打ち気味にキスをするみのりでした。

 〜暗転〜

 3月のChapter3へつづく・・・・


  いや〜、会社早退しても行って良かった!

  前回同様、キスシーンで終了ですが、この後に修羅場が待っているのか?

  いやいや、恋愛に疲れた2人は今回は慎重になってるから、捻じれそうですよ。

  バブル時代のジェットコースタードラマみたいに、引っ張るラストの展開。

  もう12回、1クール分やって欲しいですよ。

                     ・

  台湾と日本なのに、隣で座って携帯で話す武田と大岡が1とシンクロしてます。

  たんちゃんとヨシノのコンビも最高で、たんちゃんの彼女が田中沙織さんとは・・・

  ギャップあり過ぎでしょう、ユミちゃんへの馬鹿攻撃するヨシノも良い

  お互いギクシャクして、1とは打って変る2人のデートシーン。

  そもそも、連絡に臆病になってるユミ=名嘉さんが乙女で可愛いですよホント

  逆に店も決められない武田にムカムカでしたよ。

                     ・

  一番のキモは徳橋さんでした。

  徳橋さんのヘラヘラした面白い女が凄いハマッテいて、武田の好みの女を

  無理して演じてると言われると、振り返って凄い解る感じがします。

  徳橋さん自体の持つ雰囲気がそもそも似合ってますが、調子こいてる所も

  ろりえで観てる徳橋さんだから、どちらも違和感ないですよね〜

  バレて泣きじゃくる所は流石にグッと来てしまいました。

  名嘉さんと徳橋さんは相性いいよね!

  さて、3月公演ではみのりは再登場するのか?

  完結した事だとしてみのりちゃんは出なくても、ユミの気持ちはスッキリしたのか?

  また平日、仕事を犠牲にして行くしかありませんね!

  出来ればこのまま、麦平さんの大岡で見続けたいです。

  気持ちは早いかもしれませんが、この2人のエンディングが楽しみでなりません。

  キレイな画ではない事は確か、それでも感動しそうです。

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「許されざる者」〜シンクロ少女〜2ヴァージョン上演


   作:演出:名嘉 友美さん

  ◎<B>2016年5月21日 18:30(約2時間)下北沢前劇場
  ◎<H>2016年5月22日 19:30(約2時間)下北沢前劇場

  2014年、アトリエヘリコプターで行われた作品の再演。

  しかも、初演をバットエンドバージョンと銘打って、ハッピーエンドバージョンを

  交互に公演する上にキャストもWキャスト採用。

  客演は根本宗子さん、名嘉さんの妹ですからね(「許して欲しいの」の姉妹役)

  堂本佳世さん、宮本奈津美さん、桃尻犬の野田さんと豪華な布陣

  こんな面白い作品、ブログに直ぐUP出来なかったのは・・・初演観てたから

  両方観たくて、他の観劇予定もあったから土日連続してきました。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)

備忘録的な「18ケ月前」の観劇記事なので、覚えてない部分多いです。



 STORY

 バットエンドバージョンとしては前回のブログを参照下さい。

 最後の5分間位だけ、ハッピーエンドバージョンが違う位ですから・・・


                     ・

<登場人物>

  B:バットエンド出演者 H:ハッピーエンド出演者

 坂本イクオ・・・中年の脚本家でバツイチ、若い年下のナツコと子供作らない約束
  B:泉 政宏さん、H:横手 慎太郎さん

 坂本ナツコ・・・イクオの妻、ドーナツ作りの名人、実は子供が欲しいのに言えない・・・
  B:根本 宗子さん、H:宮本 奈津美さん

 町田ゲンキ・・・隣の家の夫婦で年下の夫。入れ墨のあるシングルマザーと不倫
  B:中田 麦平さん、H:野田 慈伸さん

 町田サヤカ・・・ゲンキの妻、浮気の事を毎晩蒸し返す女。子供が出来ず悩んでた
  B:田中 のり子さん、H:西田 麻耶さん

 鈴木コズエ・・・イクオの元妻、共同で刑事ドラマの脚本を書いている、ナツコとも仲良し
  B:名嘉 友美さん、H:堂本 佳世さん

                       ・

  上で、過去記事を観てとは言いましたが簡単に書くと。

  コズエがベランダでタバコを吸うっていて、隣の町田夫婦の喧嘩が聞こえてきて

  奥さんの攻め方が面白いと、ナツコに教え、イクオと二人で楽しみに聞き始める。

  ひょんな切っ掛けで顔見知りになった坂本家と町田家

  ゲンキの強引な論理と、サヤカの対抗意識から定期的な夫婦の入替デートへ

  体の関係もOKだったのだが・・・

  避妊の約束をどちらも破っていたらしく、ナツコもサヤカも妊娠。

  一気に険悪になった4人。

  ゲンキもサヤカもゲンキの子供では無いと思いつつも、喧嘩の末に

  今まで子供が出来なかったサヤカの思いを汲み取り、田舎で子供を育てようと転居

  イクオは自分の子供かどうか不安だとナツコに堕胎を勧めるが・・・

  生まれた子供を愛する自信が無いと言うイクオに黙ってナツコは去り

  新婚旅行で買ったカウボーイハットを被り、泣きずくれ歌いイクオの姿でTHE END!

                        ・

  ここまでが基本のバットバージョン

  ハッピーバージョンは、転居の挨拶に来た町田夫妻が手土産にドーナツを持ってくる

  それはナツコの手作りドーナツで、イクオは彼女が子供を抱いて立っている

  ドーナツ屋台へ駆け寄っていくのでした。

  (たしかこんな感じです。)


  バットエンドバージョンは初演のキャストに近く、

  ゲンキくんの浮気を正当化するステーキとかハンバーグとか色々食べたい論争の所は

  精剛なのも含め、力なくやんわりとした声に変態感も相まって相変わらず面白い。

  根本さんがこのナツコ役していたのが、ちょっと自分の劇団ではやらない役なので新鮮

  一方、ハッピーエンドバージョンは

  まぁ、果たしてイクオくんがちゃんと子供も受け入れるのか?は不明なので

  ハッピーの兆しがあるバージョンと言う結末ではありますが

  2夫婦3人が若いから、やり直しが効く感じもあるし、終盤の所も含めて、少し前向きで

  しょうがないよね!って感じもあるのか、重苦しくない感じがありました。

  だから、ナツコに再会するヒントをくれる町田夫婦の応援感もあり

  横手さんと宮本さんの再会も、結構ハッピーと一瞬だけ感じる作品でありました。

  Hバージョンの野田ゲンキ君、パワフルでノーテンキな感じがよかったし

  宮本さんのナツミも、常に笑顔だけれど、どことなく寂しい感じを常に纏っていてピッタリ

  Hが30代、Bが40代って感じで、そこも印象が変わるポイントでしたね。

  シンクロ少女さんは、馬鹿男達がノリノリで盛り上がるシーンとか最高に楽しいおですが

  この作品ではゲンキ君のノリノリな暴論が一番の見所(笑い所)です。

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作品集 「オーラルメゾット4」〜シンクロ少女〜


  作:演出:名嘉 友美さん

  ◎12月13日 19:30(約2時間)下北沢前劇場
  ◎12月17日 13:00(約90分)下北沢前劇場

  シンクロ少女の年末公演。

  まだ記憶も新しい「LOVE」に馬鹿3兄弟の「This is 30」と新作は

  タイトルからして期待しかない「40歳の童貞男」の3本を上演との事。

  全部行きたい!でも時間が限られるので平日は童貞

  日曜の新感線前に、総キャスト入れ替えの馬鹿3兄弟を観劇へ

  「40歳の童貞男」は普段、シンクロ少女の脇を固める方々による

  幸せな大人のLOVEでしたよ、そして馬鹿3兄弟に滑舌の悪い男が

  参加という事で、色々大変な見所の舞台でございます。

  席がゆったり仕様なので、正直勿体ない感じしましたよ。

  ギュウギュウの満席でも可笑しくない作品です。


ネタバレしますので、未見の方は注意!(見に行けない方はどうぞ)



「40歳の童貞男」12月13日19:30(2時間)下北沢駅前劇場


 STORY
 家電店(京王線沿いかな?)に勤める40歳の童貞男。

 自動車には乗れず、毎朝自転車でキッチリ務める真面目な男。

 ある日、同僚のワルノリ男性店員3人組に掛けポーカーに誘われる。

 童貞を隠してきた男は、彼女居る?と聞かれ半年居ないと回答。

 真面目な中年の恋バナに興味深々な野郎ども

 次々に彼女と下ネタに対する質問を繰り出すのだが・・・

 20代の彼女、電車で肩にもたれかかり終電まで行ってしまい付き合い

 最近の女の子はパイパンなの?

 →パイパンかなぁ、俺もパイパンだから。

 巨乳な彼女、パイ○リはしてもらった?

 →俺も彼女にしてあげるし・・・・沈黙から童貞確定。

 一応若い頃には機会があったけど、先にイッたり、色々上手く行かずと言い訳

 翌日には女性店長にまで笑われ、どう?と誘われる始末。

 家で海外ドラマ「フレンズ」を見るだけの生活から急展開の40歳が始まるのでした。

                      ・
<登場人物>
 安藤(諫山幸治さん)・・・真面目だが、友達も少なく女性との会話も苦手免許なし
 丸子(泉 政宏さん)・・・彼女命だけど巨乳のセフレも居る超・が着く女好き。

 綾戸(横手慎太郎さん)・・・いい男だけど、別れた彼女が忘れられずストーク中。
 清水(野田慈伸さん)・・・通称シミケン、自宅で大麻栽培する20代の青年。
 店長(加藤美佐江さん)・・・ガッチリで豪快な女店長:ミサエ。夜のテクは絶品
                       ☆
 鳥居さくら(川崎桜さん)・・・DVDを買いに来た雑貨店の女性、安藤へ電話番号を渡す。
 鳥居星史郎(小日向星一さん)・・・さくらの息子、高校卒業まで彼女とのSEX禁止中。
 元・お父さん(本井博之さん)・・・歯医者で金持ちブルブルな、さくらの前夫。
                       ☆
 吉原のお姉さん(菊川朝子さん)・・・マルコの友人、安藤の相手をするハスだった人。
 お姉さんの息子(菊川泰然さん)・・・可愛い
 リサ(田中のり子さん)・・・店にデンマを買いに来た女性。クラブに良く出没。

                         ・

 マルコ・アヤトゴウ・シミケンの3人にクラブに連れて来られた安藤。

 結婚する友人につきあいで来てたリサへ話しかけるよう指令を受けるが

 酔って、服に吐かれて帰ってしまう。

 しかし、勢いで昼間店に来ていたサクラに電話し食事をする事に。

 初回のデートでチェーン店が嫌いなサクラに合わせて歩き回った2人。

 結局、最初の中華料理店へ戻り餃子とビールで落ち着く、そしてサクラの自宅へ

 イキナリのKISSから、ベットへもぐりこむ2人だったが、学生服の少年が現れる。

 友人宅へ泊る予定だったが、帰って来たサクラの息子に遭遇し帰る安藤。

 自信を付けさせようと、マルコが友人の吉原のお姉さんを使い

 彼女の居るホテルへ向かう安藤だが、子供が泣いてしまい結局は出来ないまま

 それでも女性からの気持ちを聞いて一寸大人になった安藤

 サクラへまた連絡して、正式に交際を始める。

 息子:星史郎はキツイ言葉で吟味してくるのだが次第に仲良くなる3人。

 サクラが10代で子供を産んで失敗した経験から、星史郎にも高校卒業までは

 SEXを禁止している事から、安藤もサクラとのSEXを星史郎の卒業まで待つと約束。

                        ・

 反比例するように他の3人は不運に見舞われる。

 マルコは彼女に浮気がバレて(ゴム外し忘れ・笑)出て行ってしまい

 アヤトゴウは安藤に触発されて彼女に再告白したが、妊娠していて決定的決別。

 シミケンは、何かの手違いでミサエ店長に捕獲され(笑)、凄い技に泣く泣く魅了

 フレンズをみんなで観て心を癒すような健全な仲になりSEXを悪と言い始める。

                        ・

 ある時、サクラの父親が突然やってきて、拒否出来ずにデートを中止して帰る安藤

 安藤へ助け船の電話をする星史郎だが、強引に電話を替わった元・夫

 俺がなんとかしておきますと言うと「お願いします」と最低な言葉を返す安藤。

 もう修復不可能な喧嘩状態になってしまい、サクラに電話するも何も言えず怒らせる。

 一方、マルコは彼女が妊娠してて無事自分の所へ戻って来たと大喜び

 パーティーを開催するが、自棄になった安藤はパーティ会場のクラブで

 いつかゲロを吐かれたリサと再会、ホテルへ行くのだが、ドン引きして撤退する。

 安藤に3馬鹿達はあんな女じゃダメと応援。

 サクラには星史郎が安藤の良い所を伝えて考えさせると

 サクラと安藤はお互いを探しに外へ出て走り出す。

 安藤が携帯を落としてしまい、連絡は付かないまま、星史郎と3人が誘導し再会

 お互いの気持ちを確かめて抱き合う2人。

 そして、星史郎の卒業=SEX解禁を祝う男達

 ベットで卒業式を始める安藤、1分・2時間と疲れたように幸を体感するのでした。 

 そしてアクエリアスでカオスの舞台でハッピーエンドです。


<感 想>
 冒頭に馬鹿3人が「ポーカーしよ!」と馬鹿騒ぎするテンションから

 男の下ネタ話で盛り上がり、トドメの店長の言葉からもう、気持ちが笑いに傾倒

 かなり笑いながらも、40歳の純愛というか悩みながらの「LOVE40」って感じで

 劇的な感動がある作品に仕上がってました。

 普段はシンクロ少女で脇を固めてる諫山さん、川崎さんが主演でお礼的な意味も?

 最後のアクエリアス歌いながらのフィナーレで泰然さんまで舞台に立つのがね

 とてもシュールな絵で、泣いたりしないでキョロキョロしながら踊るような仕草最高。

 1分とか嫌な父親とか、細かく笑いのポイントが入りながらも

 安藤の浮き沈みを見守りながら、少し我儘でも恋愛体質なサクラとの押し引きに

 一喜一憂しながら、「LOVE」の一晩で展開するスピード感と違って

 一時間の自転車道のようにゆっくりと、変わって行く安藤の姿に浄化されました。

 本当、安藤が「なんでここで黙るんだよ」とか「それを言っちゃダメだよ」な所がね〜

 凄く残念で嫌〜な気持ちになって、ヤキモキさせられるベタた所にもヤラレタ感じ

 ゴッサムに出演してた小日向さんの鋭いツッコミも心地良いし、

 3人の馬鹿男も素敵ですが

 今回は店長の存在が大きいですね、

 シミケンは大麻より中毒性のある毒を手に入れましたって感じです。

 シンクロ少女の名作、また誕生!


「This is 30」12月17日13:00(80分)下北沢駅前劇場


<登場人物・配役>

 長男38歳:タカオ(中澤功さん)・・・勢いだけのダメ人間、ツタヤでバイトし息子を育てる。
 次男34歳:タクミ(今村圭佑さん)・・・脚本家だがそこそこ貧乏、先の事は決めない派
 三男30歳:ジュン(猪股和麿さん)・・・父親と同じ証券会社に勤める唯一のサラリーマン
 ミナ(宮本奈津美さん)・・・タクミが20代で8年間付き合った彼女。


 STORY
 内容は初演の記事(↓)をご覧ください。



<感 想>
 初演・再演と拝見しているので新キャストさんの展開は新鮮でした。

 劇団員3人の場合は泉さん、横手さん、麦平さんとも顔は似ていないのだけれど

 チームワークが兄弟のソレに近くて、タカオの借金とかも根底では許してる感じ

 タクミの先の事を決めない性格も、タカオに影響されてるのでしょうねぇ

                        ・

 今回の3人、今村さんの脚本家ってのはハマってて、煮え切らなそう

 横手さんよりも、ジクジクしてミナが弟と結婚する事に怒るのが納得できました。

 長男の中澤さん、スキンヘッドだし襦袢みたいなシャツ1枚でツタヤ店員よりも

 テキヤさん風でチョット兄弟としての違和感はありました、

 それでも違い過ぎて中盤からジュンがタクミにしか相手をしてない強い感じが

 ここで兄弟線引きされてるってのが、解る配役です。

 (横手さん麦平さんよりは、今村さん猪股さんの方が兄弟に見えるしね)

 タカオのtomorrow(ミュージカルアニーの曲)でドライブ終了は秀逸。

 ミナの宮本さん「へへっ」と笑う感じが、タクミの反応に対して気持ちを隠してる風で

 名嘉さんの「ふ〜ん」て感じの返しと違い、切ない感じでしたねぇ

 で、問題の猪股さん

 猪股さんで心配の滑舌でしたが、案の定、兄貴とかにキレて叫ぶシーンでは

 何言ってるか全くわからない!(笑)

 まぁ、怒ってるだけだから雰囲気でいいけどサ

 その代わり、舌が無いとか、雪国で「お前ズーズー弁だから上手く生きていける」

 滑舌の悪さをちゃんと兄弟でツッコむ台詞があって、上手く改変されてました。

 例の「俺アノ時の声が大きいから」とか「中に出して」を「お腹に出して」と勘違いする

 「○○に出して」」のと言う所とか滑舌悪い分、リアルでしたくない想像出来たよ(笑)

                          ・

 最後の雪の進軍シーンではスターウォーズ公開記念だったらしくて

 兄貴の服がダースベイダーのマントの役割をしていて、流石コラボ公演とニヤリ

 名作の初劇団員外キャストでしたが、楽しめました。

 本当、初演の感想に書いてあったのだけど

 先日MUが参戦した黄金のコメデイフェスティバルに出れば優勝候補だと思うよ 



オマケ:「性的人間あるいは(鞭がもたらす予期せぬ奇跡)」(15分)


                      ・
<登場人物・配役>
 先生:泉 政宏さん・・・官能小説家?の先生、従順でマグロな妻の浮気に衝撃中
 黒田くん:横手慎太郎さん・・・先生の有能な助手でテクニシャン、妻の浮気相手。
 ミツコ:田中のり子さん・・・先生の奥さま、黒田くんの前では超エロい魅惑の女性。


 START
 内容は初演(15ミニッツメイドの一番最後)(↓)をご覧ください。



<感 想>
 投げ銭制での幕間の作品。

 名嘉さんがミツコをしていた回もあったようですね(初演はろりえの徳橋さん)

 今回もテンポ良く楽しかった、ホワイトボードで彼らの「行為」箇所を聞く先生

 その上を行く黒田くん、黒田くんの敬語が絶妙なんだと思います。

 投げ銭は1枚にしたけど、こんな3演目強行軍では感謝価格もっとあげたい位です。



  新感線を見る時間が必要だったので、最近見たLOVEだけは諦めました。

  1月の平日公演は必ず行きますけどね!

  この3公演1日で観たら、かなり心が脱力するし、人恋しくなりそうです。

  やっぱり音楽が良いですね、そして馬鹿な男が踊らされる感覚が心地いです。

  今まで売ってなかった台本がズラリ並んでいて、思わず3冊も購入しました。

  買っても、観るのが一番。

  次回はダージリン急行も再演して欲しいです。

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