第54回みなつき句会個人別投句集1. 祥 雲 詠
u 題詠句
天国の父母も一服新茶かな
u 雑詠句
初恋の詩や信濃の花りんご
観音の掌にやきらきら鳥交る
耕人を包むや里の花吹雪
古池の主かやブオーと牛蛙
以上 祥 雲
2. せいち 詠
u 題詠句
諭されしやうに新茶を注がれけり
u 雑詠句
静けさに堪へかねて降る桜 ( さくら )蘂 ( しべ )
深酒の手前で止めて花の句座
見えてよし見えんでもよし花曇り
葉桜や別れた話ほがらかに
以上 せいち
3. 伏魔人 詠
54回みなつき会・投句・・・・
u 兼題句
新茶の香知った青春山の宿
福岡県八女市の日向神ダム近くの「御側」から「釈迦岳」を訪れた時に
泊めていただいた農家で頂いたお茶でした。若き日の感激です。
u 雑詠句
茶もみ知る初夏の山旅求菩提山
求菩提山を下りバスを待つ間の、民家の縁先でした。一寸触らせて頂きましたが、とても熱かったことを覚えています。
「新茶」とふ香り書きこむネットかな
通販の注文ですね。パネルの向う側から香りが漂ってきます。
旅の宿ホテルに新茶の香りなく
悪意の句ではありません。ホテルまで少し歩いて汗ばんだ体に、若者が冷たいジュースを所望したのです。「俺も若かったころは・・・」思ったものです。
ワーファリン新茶の香りの仇となり
右足に血栓を持っています。「緑」のものがだめなのですね。勿論、
以上 伏魔人 4. 美 河 詠
u 兼題句
膝突きて世間話や新茶つぐ
u 雑詠句
公園に津軽三味線風薫る
茶柱がたって憲法記念の日
病室の窓開け放つ若葉どき
新緑の高原に聞く茶摘唄
以上 美 河
5.康 祐 詠
u 兼題句
癒さるる処女の香りの新茶かな
u 雑詠句
朝日射す湖面かすめて燕来る 新緑の候、新茶の香りが心地よい季節です。朝のラジオ体操は健康に良い。長寿社会を気分良く生き抜きたい心境です。
以上 康 祐
6.半竹亭 詠
u 兼題句
自家製の新茶僅(わずか)な色ばかり
u 雑詠句
皐月晴れ翼(よく)光らせて機は西へ
パフパフと水面(みなも)の餌(え)食(は)む黒き鯉
田起しの後追(つ)い歩くカラス二羽
柔らかに枝葉揺らして風光る
以上 半竹亭
7.海 詠
u 兼題句
引越しの知らせとともに新茶添え
u 雑詠句
目覚めればさえずりのなか朝ぼらけ
新緑を池に映して鯉泳ぐ
サイダーをぐびぐびと飲み青葉風
春風や少女のスカートふくらませ
以上 海
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