第31回句会
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1、せいち お世話になります。 こちら関西もやっと梅雨空になって来ました。 では、31回、投句します。 ☆兼題句 うねり行く青田の中のハイウェー ☆雑詠句 雨粒を載せたまま切る四葩かな 出づる位置当て合ひて待つ御来光 谷沿ひにくねり行くバス合歓の花 七十路の惑ふふぐりよ蝸牛 2、祥雲 下記のようにみなつき会の6月分の俳句を送ります。 記 ☆兼題句 さやさやと風渡り行く青田かな ☆雑詠句 むせび泣く花アカシアの涙かな 巣に戻す雛のやわさや愛鳥日 夕間暮れ早乙女脚を洗いおり 虚空より藤の花房降り注ぐ 3、伏魔人 ☆兼題句 ブログには青田輝く棚田かな *日本にこんなに沢山の棚田があり、それが大事にされていることに驚いています。 ☆雑詠句 もう来たか懐かしくもあり蚊の羽音 *歳の所為でしょうかね。この小さな、健気な命が愛しい。 「イイネ!」とふコメント嬉しい我が紫陽花 *ブログにUPすると、結構な花です! あじさいも小ぶりに揺る降らぬ梅雨 *少々栄養不足、今年は、「空梅雨」の所為に・・・。 株不安円も不安と今年の夏 *紅旗征戎我がことにあらず! 4、海 ☆兼題句 青田風一揆の郷や人もなく ☆雑詠句 傘を持つ腕刺す初蚊息で吹き 久々の雨しとしとと四葩(よひら)かな 引っこ抜く新たまねぎの白さかな 十薬のにおい運んで雨過ぎる 5、なな 梅雨の季節となり、紫陽花が妍を競っています。投句が遅くなり申し訳ございません。元気が取りえの私でしたが、思わぬ入院!神様が与えて下さった休息と思いました。 よろしくお願いいたします。 ☆兼題句 ゆくゆくは道路予定地青田風 ☆雑詠句 十薬に溺れきったる道祖神 風に添ひ水に親しみ花菖蒲 おおかたは眼から老ひ夕朧 花ざくろ今駐在所がらんどう 6、半竹亭 ☆兼題句 吹く風は青田に銀の葉波たて ☆雑詠句 犬逝きて梅雨晴れ散歩の供は無し 雨を待つ額紫陽花に水を遣り 梅雨晴れや吹きよす風の心地よさ 茄子実り先ず虫たちに試食され 7、康祐 ☆兼題句 こころ旅自転車が行く青田道 ☆雑詠句 若き日の想いは尾瀬の水芭蕉 卯の花の垣根で鳴くかほととぎす 月の夜や蛙の歌は子守唄 ふる里の母の面影花魁草(おいらんそう) 梅雨の季節ですが、カラ梅雨が続き水不足になったり、猛暑になったり、台風の接近で大雨が降ったり。異常気象には注意しましょう。 8、政清 ☆兼題句 キラキラと右に左に青田波 ☆雑詠句 空梅雨や恵みの雨に天仰ぐ 雨降らず雨傘よりも日傘さす 紫陽花も人も渇きに音を上げる 猛暑日に病をおしてビール飲む 9、美河 ☆兼題句 白鷺の飛び立ち後の青田風 ☆雑詠句 千枚田早苗に並ぶ足のあと 紫陽花のひと夜の雨に艶めきぬ 夏至の日や雨降り止まぬ老いの屋に 麦の秋一人相撲のコンバイン 以上
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選句投票結果
1、祥雲選 ☆特選句 4、谷沿ひにくねり行くバス合歓の花 *谷を俯瞰した景にバスがくねり行く。その周囲に美しいピンクの合歓の花が咲いている。愛しい人が乗ったバスを名残惜しそうに眺めているかのようです。 ☆良選句 15、青田風一揆の郷や人もなく *昔は賑やかで一揆のあった郷も今では閑散として青田風だけ。その青田風を感じながらしみじみと昔を偲んでいる良句です。 20、紫陽花のひと夜の雨に艶めきぬ *「ひと夜の雨に艶めきぬ」に惹かれました。七変化の色模様の変化を繊細な感覚で捉えていて素敵です。 37、こころ旅自転車が行く青田道 *「こころ旅」が効いています。青田道を自転車でゆっくりとその雰囲気を味わいながら進んでいる様子が彷彿とします。 41、雨粒を載せたまま切る四葩かな *四葩の最も美しい、雨粒が乗ったままの状態でパチンと枝を剪る様子が彷彿とします。大きな花瓶に飾られたのでしょうか。 梅雨とは云え、思わせぶりなお天気に戸惑っています。元気印の私でしたが、矢張り年には勝てず10日間入院致しました。目下、健康の有り難さを実感しております。 ☆特選句 15、青田風一揆の郷や人もなく ☆良選句 23、引っこ抜く新たまねぎの白さかな 24、麦の秋一人相撲のコンバイン 41、雨粒を載せたまま切る四葩かな 43、さやさやと風渡り行く青田かな *子供が小さい頃主人の郷里(和歌山)へ帰省しますと、目の前に広がる青田! 今は空き家になっておりますが 、とても懐かしい思い出です。 3、伏魔人選 ☆特選句 37, こころ旅自転車が行く青田道 *日野正平の風貌がいいですね。 ☆良選句 6, ゆくゆくは道路予定地青田風 *50年間、私の愛した「青田」も団地に変貌しました。 25, 吹く風は青田に銀の葉波たて *「葉波」・・・いい言葉ですね。 43, さやさやと風渡り行く青田かな *「さやさや」・・・葉波に揺れる、稲の葉の囁きか! 15, 青田風一揆の郷や人もなく *深い歴史、悲しい歴史・・・寂しい郷にもエネルギーは眠っているのでしょう。 ☆特選句 15、青田風一揆の郷や人もなく *その昔、百性一揆のあった郷も今や過疎化して人影もない。ただ青田風は昔と変 わりなく吹いている。一揆の郷という視点に感銘した一句。 ☆良選句 5, 茄子実り先ず虫たちに試食され 8. 紫陽花も人も渇きに音を上げる 22.十薬に溺れきったる道祖神 23.引っこ抜く新たまねぎの白さかな *上海も梅雨の季節、長雨が続いています。紫陽花や合歓の花が鮮やかです。 ☆特選句 15, 青田風一揆の郷や人もなく *山里の風景なのでしょうか、老齢化で農村の人口も減る一方です ☆良選句 16, 千枚田早苗に並ぶ足のあと *千枚田の在る所は斜面に作られた小さな田圃ばかりで、田植え機が使えません。昔、一家総出で腰をかがめて、終日田植えをした頃が想い出されます 27, 夕間暮れ早乙女脚を洗いおり *今の事なのでしょうか、昔の事なのでしょうか、田植えは朝早くから暗くなるまででした。童謡の歌詞の様なきれいな句だと感心致しました。 41, 雨粒を載せたまま切る四葩(よひら)かな *雨粒を載せたという表現が素敵です。 44, 若き日の想いは尾瀬の水芭蕉 ☆特選句 32, 犬逝きて梅雨晴れ散歩の供は無し ☆良選句 5, 茄子実り先ず虫たちに試食され 20, 紫陽花のひと夜の雨に艶めきぬ 25, 吹く風は青田に銀の葉波たて 31, うねり行く青田の中のハイウェー ☆特選句 32、犬逝きて梅雨晴れ散歩供は無し ☆良選句 22, 十薬に溺れきったる道祖神 30, キラキラと右に左に青田波 36, 七十路の惑ふふぐりよ蝸牛 44, 若き日の想いは尾瀬の水芭蕉 *梅雨の晴れ間は私たちにとっても動物にとってもうれしいもの。特にワンちゃんは、緑のなか大好きな散歩に出かけられるのでうれしいはず。きっと作者は亡くなった愛犬の嬉しそうな姿が思い浮かんだ・・・姿は見えなくても一緒に散歩していたかも。 ☆特選句 29, 虚空より藤の花房降り注ぐ ☆良選句 15, 青田風一揆の郷や人もなく 22, 十薬に溺れきったる道祖神 23, 引っこ抜く新たまねぎの白さかな 41, 雨粒を載せたまま切る四葩(よひら)かな *梅雨の真っただ中、鬱陶しい日が続いています。皆さん体調管理にお気を付けください。 やっと梅雨らしくなってきて、ほっとします。 ☆特選句 3, おおかたは眼から老ひ夕朧 *誰もがこうなってくる。眼球を調節する筋肉が弱って、物が霞んで見えにくくなる。順調に老いている証拠だ。 ☆良選句 6, ゆくゆくは道路予定地青田風 *行政による地上げとでもいうことだろうか? 16, 千枚田早苗に並ぶ足のあと *千枚田は大きな機会が使えない。今も手植えであろう。よく観察されている。 24, 麦の秋一人相撲のコンバイン *機械を操るのに四苦八苦という状態だろう。 40, 風に添ひ水に親しみ花菖蒲 *花菖蒲の生態を上手く言い表している。 以上 |
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