みなつき会

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第34回句会

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第34回【みなつき句会】講評   2014年元旦  康祐
会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年は午年、 千里を駆ける馬のように幸運と縁起の良い年でありたいものです。
本句会も6年目を迎え、お互いに作句に励み、俳句の楽しみを皆 さんと味わいながら、更なる発展を願っております。
本年もよろしくお願いいたします。
講評
2、茶の花の奥に浄土の光かな
 茶の香りに包まれて、小さな白い花の中に浄土の光を見出した作者、 神聖な心に浸れる特選3票の秀句です。『光かな』を、『光有り』、としたら 尚思いが強調されるのではと思います。
【茶の花の奥に浄土の光有り】
9、中華街関羽の像に昼の月
横浜中華街には金運、開運の神と仰ぐ関羽の像があります。 中国人には特に商売繁盛の神様として崇められています。中国 はもとより、世界の国々に数多く祀られているそうです。『関羽の像に』は、『像と昼の月』、としたほうが良いでしょう。関羽の像があり、空には  丁度、昼の月が出ていたという関羽像と月の対比の景ですね。
  【中華街関羽の像と昼の月】
12、冬の夜邯鄲(かんたん)の夢見たきもの
  800年ほど前の中国、宗の時代の故事、山西省の邯鄲の寺を 訪れた若者が、仙人から枕を借りて寝て見た夢。美人妻と50年、 しかし、朝起きて見ると、朝御飯はまだ炊けていなかったというはなし。 人生は短く、はかない。ということのようです。
14、友逝きて故郷の峠雪しきり
 祥雲さんの特選句で体験談が語られています。雪の降りしきる 峠を越えて、友の通夜は悲しみをひとしお強く感じさせる句です。
15、山茶花や雨後の垣根のきらきらと
 伏魔人さんの特選句。山茶花の垣根が雨あがりの後、光り輝い ている景が浮かびます。『きらきらと』、という表現も良いが、俳句とし ては、『輝けり』、が良い。  
【山茶花や雨後の垣根の輝けり】
22、思ひ出の隅っこにある返り花
 思い出の中の片隅に返り花のような思い出が大事に残されて いる様子が伺える。『隅っこ』、は『片隅が』、良いでしょう。
  【思ひ出の片隅にあり返り花】
29、山茶花を活けし庵の茶筅の音
 半竹亭さんの特選句。山茶花の活けてある庵に茶筅の音が響き ます。茶室の風流な景。『庵の』、は『庵に』、としたほうが良いのでは。
【山茶花の活けし庵に茶筅の音】
31、小春日や飛び立つ鳩に追う少女
  小春日の暖かさが伝わる句。鳩と少女の情景が浮かびます。  『鳩に』、は『鳩を追う』、が良いでしょう。
   【小春日や飛び立つ鳩を追う少女】
33、憲法を踏みつけるものある開戦日
海さんの特選句。128日と言えば真珠湾攻撃の日です。小生の 生まれた年だから尚更記憶に残っている日です。安全保障会議設置 や秘密保護法などの法律が制定されて、次は集団的自衛権の容認、 更には憲法改正へと進むような現政権。戦争放棄は断固守るべき。
憲法を踏みにじることのないよう祈るばかりです。
                                                            以上
皆様今年も【みなつき句会】に参加頂き有難うございました。
来年も宜しくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
イメージ 1
 
第34回【みなつき句会】作者別投句集
① せいち
今日も朝から暑い。「今後十年後二十年後が思いやられます」
前記「 」内は、前回10月11日に投句した文です。
その後一気に寒くなって、今年の秋は申し訳ていどしかなかったようです。
兼題句
山茶花や雨後の垣根のきらきらと
雑詠句
燗熱くして二次会で出る本音
張り詰めた空気をほぐすおでんかな
思ひ出の隅つこにある返り花
木枯を聞いて飲まぬ日先送り
                                                               せいち
② 伏魔人
兼題句
山茶花の雨粒重く散りしきぬ
雨が重くて散ったのか。散って、一晩雨に晒されたのか・・・余り「美しい!」と褒められない花だけに、侘しい。
雑詠句
小さき声あいさつ聞こえぬ白い息
吐く息で挨拶していることは分かるのだが・・・声が聞こえない。私のだみ声に怯えているのか・・・「元気で学べよ!」
歩車分離縦横子等の集まりぬ
X軸とY軸・・・力学の授業に、ベクトルを描いた記憶・・・
寒い朝子等のファッション揃いたり
生足の子もいれば、厚いパンツの子もいる。重ねた冬着は全てファッション・・・
朝焼けを切り裂く白線西へ伸び
朝7時前・・・九州の空を切り裂くように、白い飛行雲・・・インドへ行くのか、はたまた中国か・・・
伏魔人
③ 美河
 兼題句
山茶花やほろりと散るを手のひらに
雑詠句
山茶花や朝陽に目覚む紅と白
冬の尾根遠くに白き富士の峰
スピードも右折左折も夫婦鴨
憲法を踏みつけるものある開戦日
寒さも一段と身にしみる12月、しかし身にしみるのは寒さだけではないようです。「秘密保護法」が自・公の強行採決で成立してしまいました。来年になれば消費税も上がります。自然の寒波は我慢できますが、政治の寒波は我慢なりません。来年は良い年にしたいですね。句会も盛り上げていきたいですね。
                                                              美河
④ 康祐
兼題句
山茶花や和服の柄の似合う女(ひと)
雑詠句
冬の夜邯鄲(かんたん)の夢見たきもの
 風吹けば上海蟹の旬となり
 年ゆけば明日は我が身か冬の蜂
 よく見れば枯れ葉に似たり秋の蝶
師走に入り、寒さも一段と厳しくなりました。今年の冬は特に寒くなりそうです。
ご自愛ください。
                                                                 康祐
⑤ 海
兼題句
陽の当たる外人墓地や寒椿
雑詠句
中華街関羽の像に昼の月
ボール蹴る子らの影追い霜月尽
小春日や飛び立つ鳩に追う少女
ファシズムがそっと近づく年の暮れ
                                                                 海 
⑥ 半竹亭
兼題句
山茶花の垣根目指して遠回り
雑詠句
峰は雪幼友達旅立ちぬ
幸不幸人それぞれや秋侘し
友逝きて故郷の峠雪しきり
水面行く鴨の背中に細き雨
 メールを通じてお互いの句を遣り取していた故郷の幼友達が、癌に侵され逝ってしまいました。
遺されたメールの句を編集し同窓会で紹介しようと思っています。
                                                                半竹亭
⑦ 祥雲
兼題句
山茶花を活けし庵の茶筅の音
雑詠句
茶の花の奥に浄土の光かな
よちよちと鳩を追い行く冬帽子
ばくと噛む赤蕪ありて酌み交わす
あかぎれの母を手伝い大根干す
                                                            祥雲
以上
※・今回わかじさん、ななさん、月香さん、政清さん、おやすみです。
第34回みなつき句会選句投票結果
① 祥雲選
☆特選句
14.友逝きて故郷の峠雪しきり
  「友逝きて」と「雪しきり」の取り合わせが巧く、悲嘆と鎮魂の想いが交錯する良句です。私は義兄のお通夜に故郷の峠越えで駆けつけた時がまさにこの景でした。
 ☆良選句
7.山茶花や和服の柄の似合う女
  山茶花の柄の和服の女の景でしょうか。清楚で優美な女の雰囲気が巧く表現されていると思います。
15.山茶花や雨後の垣根のきらきらと
  山茶花の垣根の景でしょうか。雨後の山茶花の美しさが「きらきらと」と表現されているとことに惹かれました。
19.峰は雪幼友達旅立ちぬ
  幼友達が遠くに旅立った悲しみと寂しさを詠んだ句でしょうか。「峰は雪」が効いています。
22.思ひ出の隅つこにある返り花
  「帰り花」の儚さと微かな嬉しさが交錯する良句です。
                                                                                        祥雲
② せいち選
☆特選句
2、茶の花の奥に浄土の光かな
  本当だ。あの純白の花の奥は浄土と思える。
☆良選句
16、ファシズムがそっと近づく年の暮れ
   この句の通り、子の代では有無を言わさず銃を持たされるような勢いだ。
24、風吹けば上海蟹の旬となり
   蟹の中でも上海蟹としたところが上手い。
26、よちよちと鳩を追い行く冬帽子
   可愛い冬帽子。
33、憲法を踏みつけるものある開戦日
   前16番と同じ詠わねばおられない。
                                             せいち
③ 海選
☆特選句
33、憲法を踏みつけるものある開戦日
☆良選句
1、年ゆけば明日はわが身か冬の峰
4、張り詰めた空気をほぐすおでんかな
14、友逝きて故郷の峠雪しきり
23、ばくと噛む赤蕪ありて酌み交わす
 *年をとってくると時の経つのが早い。ちょっと前は「暑いよ〜」だったのに、もう寒い冬。最近「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という言葉の意味が少しわかるような気がします。「戦争は悪」というシニア世代の気持ちも今では北風に飛ばされてしまいます。今の憲法は尊重してほしいと若い世代に訴えたいです。
 「兼題」間違えてしまいました。年取っても元気でいきましょう。
4, 伏魔人選
☆特選句
15、山茶花や雨後の垣根のきらきらと・・・少し寒い雨でしょうね。雨の重みで明日は散るのかも・・・
☆良選句
9、中華街関羽の像に昼の月・・・・横浜の中華街でしょうか・・・元気をくれますね。
14、友逝きて故郷の峠雪しきり・・・・美しい・・・新しい雪を踏みながら、黄泉へ向かう友の姿が目に浮かぶよう・・・
25、木枯を聞いて飲まぬ日先送り・・・・分かる、分かる・・・今は酒を断つ私にも・・・遠慮がちに「先送り」なのでしょうね。
35、よく見れば枯葉に似たり秋の蝶・・・・少し死期を間違えた虫たちの姿は哀れですね・・・私もそう見えるのかな・・・・。
                                        伏魔人
5、 康 祐選
☆特選句
2、茶の花の奥に浄土の光かな
      茶の花と浄土の光に希望が見えるような句です。
☆良選句
  
9、中華街関羽の像に昼の月
22
、思ひ出の隅つ子にある返り花
29
、山茶花を活けし庵の茶筅の音
31
,小春日や飛び立つ鳩を追う 少女
                                                                                                          康 祐
6、美 河選
☆特選句
2
、茶の花の奥に浄土の光かな
☆良選句
12
、冬の夜邯鄲(かんたん)の夢見たきもの
14
、友逝きて故郷の峠雪しきり
20
、朝焼けを切り裂く白線西へ伸び
29
、山茶花を活けし庵の茶筅の音
安倍政権の暴走が止まりません。来年は沖縄名護市長選、東京都知事選と歴史的な選挙がおこなわれます。日本には平和憲法があることを忘れないで欲しいです。皆さん、今年もいろいろお世話になりました。みなさんの健康とご多幸をお祈りします。                                 
                                     美 河
 
7、半竹亭選
☆特選句
29、山茶花を活けし庵の茶筅の音
【・・・茶筅の音】此の部分を『ちゃせんのね』と読むのでしょうか・・?お茶席の雰囲気が良く表れていると感じ入りました。
☆良選句
7、山茶花や和服の柄の似合う女(ひと)
 どうしても和風の句に関心がいってしまいます。
17、山茶花やほろりと散るを手のひらに
25、木枯を聞いて飲まぬ日先送り
 飲み続けて脳梗塞を患った小生にはよく理解できる句です。何のかんのと言って飲みたいものなんですよねー・・・・。
35、よく見れば枯れ葉に似たり秋の蝶
                                                                                     半竹亭
                                             以上 
  ※・今回選句 わかじさん、ななさん、月香さん、政清さんお休みです。
第34回【みなつき句会】選句投票のお知らせ
                     (今回は7名参加:投句総数35句です。)
皆様今年も後わずかと為って参りました。
年末の何かと気忙しい中投句戴き有難う御座いました。
以下の要領で選句の上、投票願います。
1, 選句
特選句      1句
良選句      4句
   計        5句
・選句した句には投句集のNOを付け投票願います。
2, 投票締め切り     12月28日【土】 迄
3, 宛先  KUNI 【半作亭】
Qqv448hg9@lake.ocn.ne.jp へ送信して下さい。
4、皆さんからの簡単なメッセージも一緒にお願いします。
                      平成25年12月22日      海
 
第34回【みなつき句会】投句集
1、年ゆけば明日は我が身か冬の蜂
 2、茶の花の奥に浄土の光かな
 3、陽の当たる外人墓地や寒椿
 4、張り詰めた空気をほぐすおでんかな
 5、あかぎれの母を手伝い大根干す
 6、水面行く鴨の背中に細き雨
 7、山茶花や和服の柄の似合う女(ひと)
 8、冬の尾根遠くに白き富士の峰
 9、中華街関羽の像に昼の月
10、ボール蹴る子らの影追い霜月尽
11、スピードも右折左折も夫婦鴨
12、冬の夜邯鄲(かんたん)の夢見たきもの
13、歩車分離縦横子等の集まりぬ
14、友逝きて故郷の峠雪しきり
15、山茶花や雨後の垣根のきらきらと
16、ファシズムがそっと近づく年の暮れ
17、山茶花やほろりと散るを手のひらに
18、寒い朝子等のファッション揃いたり
19、峰は雪幼友達旅立ちぬ
20、朝焼けを切り裂く白線西へ伸び
21、幸不幸人それぞれや秋侘し
22、思ひ出の隅つこにある返り花
23、ばくと噛む赤蕪ありて酌み交わす
24、風吹けば上海蟹の旬となり
25、木枯を聞いて飲まぬ日先送り
26、よちよちと鳩を追い行く冬帽子
27、山茶花の垣根目指して遠回り
28、小さき声あいさつ聞こえぬ白い息
29、山茶花を活けし庵の茶筅の音
30、山茶花や朝陽に目覚む紅と白
31、小春日や飛び立つ鳩に追う少女
32、燗熱くして二次会で出る本音
33、憲法を踏みつけるものある開戦日
34、山茶花の雨粒重く散りしきぬ
35、よく見れば枯れ葉に似たり秋の蝶
                                                                                              以 上

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