みなつき会

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第46回句会

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第46回【みなつき句会】個人別投句集

1−伏魔人
兼題句
ねぎ坊主刎ねた日のこと母の顔
畑にのこった「ネギ坊主」、手元の鎌で、ネギ坊主の首を刎ねた快感。呆れ顔の母の顔は、親子の軋轢の前哨戦だったのでしょうか。
雑詠句
南天をつまむ指先紅くして
     近所の三歳の男の子。私の只一人の友人です。赤い南天に興味を示します。小さい実ですが、上手に撮めた時の嬉しそうな表情・・・未来の成功の予兆で消化ね。
   山茶花の花びら拾う子幼くて
     夜来の強風で庭一面に山茶花が散ります。それを一枚一枚拾います。幼い、小さな脳で、何を考えているのでしょうかね・・・お札を集めている心理かな・・・末恐ろし!
   妻嫌う演歌をイヤホーン寒き夜は
     五大夏子、三沢あけみ・・・妻は、谷村新司的な歌手が好き・・・芸術家肌です。グループでしか歌えない歌手・・・私が最も軽蔑する歌手たちです。寒い夜は、演歌が私を慰めてくれます。酒は無くてもよい・・・老境に聞く演歌・・・いいですね。
   愚衆には逓減税率師の走る
     貧しいものには税金は高い方が良い・・・私の持論です。嗜好品の税率を下げるより、書籍を無税にして欲しい・・・・そもそも、10%程度の消費税で、逓減税率を求める政党の意識を私は疑う。今回ばかりは、経済評論家の「論」を支持したい。
       俳句道からは、少々逸脱しているかも知れませんが・・・・苦し紛れの投句です。
2− 美 河

 兼題句
   故郷も狼煙一筋冬に入る
 雑詠句
   初霜や朝陽に道をゆずりけり
   じっと待つ午後の安売り枇杷の花
   落ち葉踏む足音弾け古寺参道
   子供らの力一つにしめ飾り

今年もはや12月、今年も日本の政治は大きく右に揺れて終わるようです。
せめて平和憲法だけは壊さないでと願っています。私たちも戦争のない平和な日本を子孫に伝えたいです。微力ですが、俳句を通しても頑張っていきたいと思います。
みなさん、この一年お付き合い有難うございました。また来年もよろしくお願いします。
3−せいち
兼題句
仁田葱の畝の甘さの盛られをり
雑詠句
頷いて呉れる奴ゐる日向ぼこ
(かじか)んだ己の影が付いてくる
湯豆腐や死後も逢いたいなんて言ひ
誰もみな病持ち寄り年忘れ
変な世界になって来ました。一日に夏と秋と冬が同居するなんて。
人間に地球温暖化が防止できるのかと自然が問いかているのかも知れません。
4−祥 雲
兼題句
畝高く黒土を鋤く根深かな
雑詠句
よちよちと鳩を追いゆく冬帽子
大空を舞う夢今も傷痍鷲
撞くを待つふるまい酒や除夜の鐘
孫の手のちょこちょこちょこと福笑
                                      以上      祥雲
5−康 祐
兼題

句焼き鳥の葱まは通の証かな
雑詠句

里山の萌ゆる穭田(ひつじだ)人気(ひとけ)なし
  ランナーは山茶花梅雨の中にあり
  枯れ葉散る広場に響くパーカッション
  忘年会ボージョレヌーボー赤と白
    冬来たりなば春遠からじ、四季の移り変わりは早いが、スローライフを大切にしたいと思う。  

康 祐
   

 
6−海
兼題句
泥ねぎをむけば真っ白美人ねぎ
雑詠句
柿の木やすべて恵みて丸裸
弾痕に一輪の薔薇落葉舞う
鳴り響くジングルベルの虚しさよ
ネクタイの孫就活と年の暮れ
                                                 海
 
7−計 男
兼題句
祖母譲りとろろ蕎麦には葱薫る
雑詠句
鯛焼を魚拓にとりて床の間に
風邪声も混じる集団登校児
黒鳥の羽根を広げて白い息
猫もいて港の見える冬館
                                                 計男 
 
8−半竹亭
兼題句
飛騨の秋朴葉味噌には刻み葱
雑詠句
川面行く枯葉の姿吾の如
書き終えし賀状の後に喪中状
蔵元の米蒸すかおり師走朝
初霜や鷺仙人の如く立ち
                                                   半竹亭
以上
 今回わかじさん、月香さん、お休み・・・。

第46回【みなつき句会】選句結果

                                     先着順列記      
(今回8名参加選句総数40句)
1 美 河選

特選句  
  8、蔵元の米蒸すかおり師走朝
 良選句
  1、撞くを待つふるまい酒や除夜の鐘
  4、枯れ葉散る広場に響くパーカッション 
 13、畝高く黒土を鋤く根深かな
 25、大空を舞う夢今も傷痍鷲

 今年もいろいろありがとうございました。今年の最大の出来事は「安保法」の強行採決でした。また、差別と格差の構図が更に拡がりを見せたことです。来年は選挙があります。平和と安心の生活が出来るような世のなかにしたいですね。
美河
2 計 男選
特選句
4、枯れ葉散る広場に響くパーカッション 
良選句
6、弾痕に一輪の薔薇落葉舞う
9、子供らの力一つにしめ飾り
13、畝高く黒土を鋤く根深かな
23、飛騨の秋朴葉味噌には刻み葱
    良いお年をお迎え下さい。
計男
 
3 祥 雲選 

特選句
 38、故郷も狼煙一筋冬に入る

    立冬の頃に故郷に帰った時の景でしょうか。「狼煙一筋」が効いています。

良選句
  7、かじかんだ己の影が付いてくる

    斬新で、面白い視点の良句です。
 9、子供らの力一つにしめ飾り
    伝統のしめ飾り作りに子供たちが参加している微笑ましい景が気に入りました。
  12、黒鳥の羽根を広げて白い息
    黒と白のコントラストの効いた良句です。赤い嘴も目に浮かぶようです。
29、鯛焼を魚拓にとりて床の間に
    極めて斬新で、魚好きな作者の気持ちがよく滲んだ良句です。
                                        以上  祥雲
 
4 伏魔人選
特選句
21、柿の木やすべて恵みて丸裸
この感性が羨ましい。父が健在の頃、最期の数個を残していたことを思い出します。それほど美味しい柿ではありませんでしたが、丁度今頃に丸裸になるのですよね。人間もかくありたい・・・もっとも、恵む程の財力はありませんが・・・
良選句
8、蔵元の米蒸すかおり師走朝
引揚てきた年の暮れに祖母が急逝。幼児の弟の守役がいなくなり、日雇いにでられなくなった母は、何処からか、焼酎を作る道具を調達してきました・・・冬場だけの闇焼酎造りです。麹は隣町で入手していましたが、その役目は私(小学5年生)・・・半分ほどは支線(国鉄)の線路を歩きます。麹と交換する米をリュックに、麹工場の匂いと枕木に積った雪道を歩いた二冬の朝(3時頃)を思い出します。小さな家(バラック小屋)が建ちました。
16、鳴り響くジングルベルの空しさよ
クリスマスを知ったのは、就職(高卒)した年の暮れです。弟と妹の為に、三段のケーキを買って帰りました。お嬢様育ちの母が、高女時代を思い出し、喜んでくれたのが以外でしたね。爾来、我が子が家を出るまで、年々小さくなる(高価になる)ケーキに、時代の記憶が重なります。変な日本になってしまった・・・私世代の責任でしょうかね。
17、誰もみな病持ち寄り年忘れ
そうなのでしょうね。だから、集まりや集会には参加しませんし、出かけません。「独居老人」と、心配はされますが・・・他人様に、間違った「病」の情報を与えない・・・私の矜持でもあります。
19、泥ねぎをむけば真っ白美人ねぎ
少年の頃、泥んこの葱を剥くと細くなる・・・少し悲しい思いをしたことを思い出します。剥きたての葱は美しいですよね・・・痩せた畑に、痩せた少年が収穫する葱・・・少々辛いものがありました。
以上     伏魔人
5 せいち選
このところ毎日日替わりのように、暖かだったり寒かったりです。
特選句
24、風邪声も混じる集団登校児
   すっきりと実にうまく17音に纏められている。
   登校児達の様子がはっきり見えてくる。
良選句
4、枯れ葉散る広場に響くパーカッション
      路上ライブに落ち葉が舞っている。いい情景です。
12、黒鳥の羽根を広げて白い息
     黒鳥も息は白い、黒と白の対比。
14、初霜や鷺仙人の如く立ち
白鷺でしょう、仙人の如くとは上手い喩です。
35、猫もいて港の見える冬館
      横浜の港の見える丘を思い出しました。
                                                   以上  せいち
 
6 半竹亭選
得選句
21、柿の木やすべて恵みて丸裸
   散歩の途中鈴生りの渋柿が採られることも無く熟れています、鳥の餌には大過ぎるのか次々と落下しています、勿体無い限りです。
良選句
16、鳴り響くジングルベルの虚しさよ
   クリスマスも大売出しも我が家には縁が有りません、今年も何事もなく越せる事が何より有り難い事です。
17、誰もみな病持ち寄り年忘れ
33、ランナーは山茶花梅雨の中にあり
38、故郷も狼煙一筋冬に入る
   狼煙は籾殻を燃やしているのでしょうか、田舎の景色が目に浮かびます。
                                                 以上  半竹亭
7 海選
特選句
25、大空を舞う夢今も傷痍鷲
良選句
2、川面行く枯葉の姿吾の如
3、湯豆腐や死後も逢いたいなんて言い
17、誰もみな病持ち寄り年忘れ
35、猫もいて港の見える冬館
*鷲を題材の2句は同じ人の作品に思えます。傷ついても凛々しく誇り高い鷲の姿が目に浮かびます。
皆さま、よいお年をお迎えください。                  以上  海
 
8 康 祐選
特選、

19、泥ねぎをむけば真っ白美人ねぎ
美人ねぎと見立てた表現に感じ入りました。

良選句
17、誰もみな病持ち寄り年忘れ
26、書き終えし賀状の後に喪中状
30、初霜や朝陽に道をゆずりけり
39、祖母譲りとろろ蕎麦には葱薫る

今年もあと僅か、国の内外には色々ありました。新年はもっと穏やかな年であって欲しいと思います。
                         
                                康 祐   以上

 
※ 今回 わかじさん、月香さんお休み。

第46回【みなつき句会】選句投票のお知らせ

                         (今回は8名参加:投句総数40句です。)
今回も投句頂き有り難うございました。今年も残すところ後僅かとなり、何かとお忙しいとは存じますが、下記の要領で選句投票をお願い致します。
, 選句
特選句      1句
良選句      4句
   計         5句
・選句した句には下記投句集に付いているNOを付け投票願います。
, 投票締め切り     12月27日【 
,宛先  KUNI 【半竹亭】
Qqv448hg9@lake.ocn.ne.jp へ送信して下さい。
4、皆さんからの簡単なメッセージも一緒にお願いします。
                                 
                             平成27年12月22日    海
投句集
 1、撞くを待つふるまい酒や除夜の鐘
 2、川面行く枯葉の姿吾の如
 3、湯豆腐や死後も逢いたいなんて言ひ
 4、枯れ葉散る広場に響くパーカッション 
 5、妻嫌う演歌をイヤホーン寒き夜 は
 6、弾痕に一輪の薔薇落葉舞う
 7、悴(かじか)んだ己の影が付いてくる
 8、蔵元の米蒸すかおり師走朝
 9、子供らの力一つにしめ飾り
10、忘年会ボージョレヌーボー赤と白
11、山茶花の花びら拾う子幼くて
12、黒鳥の羽根を広げて白い息
13、畝高く黒土を鋤く根深かな
14、初霜や鷺仙人の如く立ち
15、じっと待つ午後の安売り枇杷の花
16、鳴り響くジングルベルの虚しさよ
17、誰もみな病持ち寄り年忘れ
18、里山の萌ゆる穭田(ひつじだ)人気(ひとけ)なし
19、泥ねぎをむけば真っ白美人ねぎ
20、落ち葉踏む足音弾け古寺参道
21、柿の木やすべて恵みて丸裸
22、ねぎ坊主刎ねた日のこと母の顔
23、飛騨の秋朴葉味噌には刻み葱
24、風邪声も混じる集団登校児
25、大空を舞う夢今も傷痍鷲
26、書き終えし賀状の後に喪中状
27、仁田葱の畝の甘さの盛られをり
28、愚衆には逓減税率師の走る
29、鯛焼を魚拓にとりて床の間に
30、初霜や朝陽に道をゆずりけり
31、ネクタイの孫就活と年の暮れ
32、よちよちと鳩を追いゆく冬帽子
33、ランナーは山茶花梅雨の中にあり
34、南天をつまむ指先紅くして
35、猫もいて港の見える冬館
36、頷いて呉れる奴ゐる日向ぼこ
37、焼き鳥の葱まは通の証かな
38、故郷も狼煙一筋冬に入る
39、祖母譲りとろろ蕎麦には葱薫る
40、孫の手のちょこちょこちょこと福笑
                                          以上

 



第46回【みなつき句会】開催のお知らせ

 寒くなってきましたが、皆さまお元気でしょうか。
2015年もあと一か月になってしまいました。先日友人と江東区、深川・清澄・常盤界隈を歩いてきました。晩年芭蕉がすべてを捨てて移り住んだ草庵があった場所、弟子たちと句作に励んだところです。「芭蕉資料館」があり、草庵のあった跡には「芭蕉稲荷神社」が建っていました。ここも隅田川の洪水で流されてしまったとか。芭蕉がいなければ、今の俳句はない。庶民の生活を題材に自由に俳句を詠むことはできなかったと聞いて、芭蕉に感謝です。
 お忙しい時期ですが、第46回【みなつき句会】を下記のとおり開催します。よろしくお願いします。
1, 兼題句  【 ( ねぎ )】  1句
雑詠句               4句
     計                    5句

2,締め切り  12月20日(日)
3、宛先    KUNI Em   qqv448hg9@lake.ocn.ne.jp

4、皆さんからのメッセージ、是非一緒にお願いします。
  尚、締め切り等ご都合の悪い方は、あらかじめお知らせください。
                                平成27年11月2日       海 
 

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