うたかたばなし ―雄峯閣別棟―

ブログ復興。ぼちぼちやっていきます。

埼玉県の装飾彫刻

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  三峯神社の装飾彫刻が続きます。
  次は手水舎。手水舎も彫刻が施されているところが多いですが、三峯神社の
  手水舎はこれでもかと言わんがばかりの彫刻が施されています。

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まるで門を彷彿とさせるような作り。ここまで豪華な装飾彫刻のある手水舎は私の印象に残っているのは
京都の瀧尾神社と栃木の日光東照宮くらい。

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部分です。何でもありの彫刻。彩色は最近復元されたものなので、鮮やか。


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隅木部分。鳳凰・蜃・獏・龍が見えます。この手水舎は嘉永6(1863)年の造営なので、
装飾彫刻は爛熟しているところです。この時期は素木で彫刻そのものを見せるという姿が
多いので、このように彩色まである姿は珍しい。

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なんといってもこの龍は圧巻。木鼻ということを忘れさせるような。京都の瀧尾神社の手水舎も
獅子などが木鼻を忘れさせる姿でいますが、考えてみれば同時期。

三峯神社の装飾彫刻、もう少しお付き合いを。

三峯神社の装飾彫刻

  秩父三社の最高峰、三峯神社。最高峰というのはいろいろな意味でいえます。
  ひとつは、文字通り、山深いなかでバスが1日3〜5往復のみ。しかも片道90分近く。
  もうひとつは装飾彫刻がすごい。

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二本の神木が鳥居のようにそびえたち、階段を上がるとあるのが拝殿。寛政12(1800)年
の造営、平成16(2004)年に彩色復元。 遠くからでも賑やかに見えます。

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正面唐破風部分。懸魚には鳳凰、破風には司馬温公瓶割。目を下すと、布袋・大黒が碁を打ち、
福禄寿が書を眺めています。琴棋書画の表現です。


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恵比寿が子供とともに鯛を囲んで踊り、

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吉祥天と弁才天が双六をしています。吉祥天の主人は毘沙門天。 寿老人の代わりに吉祥天が
七福神に入っているパターンです。

これでもまだ一部。しかも拝殿だけです。三峯神社の装飾彫刻、また次回。

秩父神社の装飾彫刻

  宝登山神社を後にして秩父神社へ。秩父市街地の中心、総社と呼ばれています。
  秩父三社の内現存最古の建物は天正20(1592)年、徳川家康によるもの。
  大ぶりの彫刻が待っています。

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正面から。早速彫刻が見えます。部分を紹介しましょう。

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有名な子育ての虎。左甚五郎伝説のある虎です。右は豹ですが、ご存知の通り、豹は
虎のメスとされていましたので、このようにいます。


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剣に乗る鐘離権。珍しくありませんが、とにかく大きい。他にも鉄拐先生や琴高仙人
など多くの仙人がいますが、皆大振りです。まるで障壁画が彫刻になったような。

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龍や猿や雉。賑やかです。1592年というと装飾彫刻は草創から賑やかになる最中。
慶長年間で一つの山が来て、寛永年間の日光東照宮でもう一つ。そして妻沼聖天山など
江戸中期でもう一つ。もっと広く見ないといけないのですが…。

秩父神社の次は、秩父三社の最高峰(色々な意味で)、三峯神社です。

宣伝を。本棟更新宝登山神社http://www.syo-kazari.net/sosyoku/kentiku/hodosan/hodosan1.html
が完成しました。ブログやフェイスブックで紹介しきれない彫刻をたくさん紹介しています。

宝登山神社の装飾彫刻

  秩父三社と呼ばれる宝登山神社・秩父神社・三峯神社はいずれも装飾彫刻の宝庫です。
  時代はそれぞれ違いますが、彩色が復興されており、わかりやすい。
  先ずは長瀞駅より歩いて12分、宝登山神社へ。

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宝登山神社は創建こそ古いですが、現在の社殿は本殿が明治2年、拝殿が明治7年。
彩色は平成21年復元完了。唐破風の部分などの彩色が見えるでしょうか。

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斜めからですが、その部分。とにかく龍がいます。木鼻がもとの姿を留めず、全身像を
つくり出しています。関西ではまず見かけない姿。関東では木鼻が・柱が龍になっている姿
をよく見かけます。しかも彩色つきになると…。


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孔雀がいるかと思えば

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二十四孝の舜と唐夫人。もっと紹介したいところですが、本棟にて詳細をUPしようと思っています。
彫刻を見るにはわかりやすく、見やすいのでお勧めです。

宝登山神社を後にして、次に向かいます。

妻沼聖天山、三つの壺

妻沼聖天山の装飾彫刻は、比較的表題がはっきりしており、わかりやすいです。
その中でもちょっと上を見ないと見逃してしまう三つの彫刻。
共通点は、壺(つぼ)。

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一つ目の壺。壺を囲んで三人の人物が何かをしています。
実は壺には醋が入っており、この三人は酸っぱい!と言っています。
この三人、孔子・釈迦・老子。三人ともそれぞれ思想がありますが、その三人が
三人とも同じ意見(酸っぱい!)を言ったわけです。つまり、真理は1つ、という意味。

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二つ目の壺。割れた壺から子供が出てきています。
この壺は大事な大事な壺。しかし、壺の中で子供がおぼれてしまいました。
壺が大事か人命が大事か。子供は壺を割り、おぼれた子供を助けたのでした。
この壺を割った子供こそ司馬光(温公)。中国北宋時代の政治家です。

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三つ目の壺。長髪の五人。
柄杓と盃(さかずき)をもって酒盛りでしょうか。
実は壺から出ているのはお酒。この五人は猩々(しょうじょう)。髪が赤めです。
汲めども汲めども尽きないお酒。めでたい。

同じ壺を使った話三種類。この聖天山で全部見ることができます。

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