うたかたばなし ―雄峯閣別棟―

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群馬県の装飾彫刻

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妙義神社本社扇の装飾

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妙義神社本殿部分は透塀に囲まれてよく見えませんが、羽目の部分にはこのような装飾がされています。
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これが不思議です。実は社殿内でも扇の装飾がされているようですが、他所ではまず見ない装飾です。
これには何らかの意味があって、施しているのだと思うのですが、読み取れない。
妙義神社に祀られる神との関連か、それとも…。
妙義神社本社の装飾彫刻のうち、蟇股には主に水鳥や花鳥がいるのですが、それよりも目立つ動物に
兎がいます。

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しかも、兎との組み合わせで典型的なパターンである「波と兎」は一切いません。
当然のことながら、兎と植物を合わせたパターンはあるわけですが、ここまで同一のところで見ません。
ちなみに埼玉の調神社は兎がむちゃくちゃいますが、月と絡めての兎なので、ちょっと事情が違う。

そういえば、ここ妙義神社にはもう一つ不思議なものがあるのです。

妙義神社本社の装飾彫刻の続きです。
大雑把にいうと、拝殿には獅子が、本殿には鳳凰がここではよくいます。
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なぜ獅子と鳳凰で棲み分けしているか?となると一概には言えません。ただ、妙義神社の場合は見事に棲み分けしています(本殿木鼻に獅子はいますが)。
そういえば、神饌所の入口唐破風には麒麟がいます。
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それから龍はというと、海老虹梁(紹介済み)と、こんなところに。

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関東ではよく見るパターンですが、ここでは龍と波のみ。獅子もいます。
それから、ちょっと不遇な霊獣が。
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犀です。関東ではこのように、基礎部分にまで彫刻をめぐらすことがあり、そこにいました。透塀から覗きこまないと、見られません。

妙義神社本社は階段を上りつくした先、唐門をくぐったところに鎮座しています。
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ここも最近修理が終わったところで、彩色がきらびやか。宝暦6(1756)年の造営です。
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こうみると、そんなに彫刻は多くありません。洗練された感じがします。透塀にも彫刻はありませんでした。
彫刻が集中しているのは拝殿部分。

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鶴が松に巣をかけている非常に縁起のいい図像。実際、鶴は松に巣作りはしませんし、コウノトリではないかという説もあります。

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拝殿横から。海老虹梁の龍は金箔です。手挟の瑞雲も目立つ。

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海老虹梁の龍をアップ。拝殿に彫刻が集中しているのは、見せる意識が強かったと推察できます。
それにしても、こんなところにどうやって木材を運び込んで、造営したのか。山がちな寺院や神社へ行くと、
いつもそれが気になります。

群馬県の妙義神社…。最寄りの駅からタクシーを手配した覚えがあります。それくらい交通の便は難儀。
しかも、着いてから長い石段を上って社殿にたどり着きます。
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宝暦6(1756)年の建立。一見、あっさりとしていますが。
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横から見ると、こうです。破風部分には鷹、目線を下せば鳳凰。

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鷹は東照宮では頻繁に見かけます。東照宮以外にもいますが、ここまで大きな鷹はそういない。

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扉にも鳳凰が彫刻されています。それから見逃せないのが、天井。
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天井には龍が。門の天井というのもなかなか侮れない。素通りして、後からこんなのがいた、という例はどれだけでもあります。

妙義神社唐門は唐門でもあっさりしているので見やすいです。しかし、本殿はそうはいきません。続きは次回。

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