ここから本文です
「みんなの学校 」清須研究会 (旧稲沢研究会)
愛知県清須市を拠点に、「共生」と「学校」について考えます
【6月座談会】
6月24日(土) 午前14時〜16時
清洲市民センター (3階、304号室)
 〒452-0942 愛知県清須市清洲弁天96-1

代表 田中 090-9121-5631

※※※※※※※※※※※※※※

お久しぶりです。
なぜか新規投稿画面が開かず悪戦苦闘しましたが、なんとか入れました^^;
パソコン、使い慣れている方だとは思うけど、まだまだです。
押しても引いても動かない時はお手上げです。
昔の器械なら、叩いたりするところですが。
「テレビを叩いて直す」ことを、「パーカッションメンテナンス」と言うそうですね。
今朝の新聞で知りました。

さて、新学期が始まってそろそろ2か月半くらいになりますでしょうか。
新生活に落ち着いてきた、というお子さんもいれば、
慣れてきて問題が顕在化してきた、という子もいるかもしれません。

来年度新入学(入園)予定のお子さんをお持ちの方は、学校見学や保育園・幼稚園見学などの予定を立てていらっしゃる方も、おられるでしょう。
この時期、「来年のわが子」を思い、必死で就学・就園について考えながら、不安いっぱいの親御さんも多いはず。
お気持ちわかります。
相談すればするほど、調べれば調べるほど、どう考えたらいいかわからなくなり、混乱したりもしますよね。

私たちの会では、「ひとつの答え」を用意はしません。
それぞれの経験・考えを話しながら、気持ちを吐き出す場所です。
話すことで、また、聞くことで、自分の考えを整理でき、一歩前に気持ちを進めることができることもあるはず。

悩まれている親御さん、
それから、見守っている支援者さん、
身近にはいないけれども「共生社会・共生教育」や「障がい児の福祉」に関心をお持ちの方。

飛び入り参加でも結構です。
事前連絡も、もちろん歓迎です。

今回の座談会は、「それぞれの近況報告」を中心に、話をします。
この会で話をすると、地域による差や、学校・先生の考え方による差の大きさを感じることが多いです。
ですが、一方的に批判するのではなく、「じゃあ、私たちにできることは?」という視点でいつも考えていきたいな、と思っています。

ご興味のある方、よろしければお越しくださいね。
お待ちしています。

たなかあき

この記事に

みなさまこんにちは。ゴールデンウィーク間近ですね。
4月から入学・進級されたお子さんたち、それからご家族も、新年度の生活には慣れましたか?

さて、
「みんなの学校」全国大会実行委員会さまから、ステキな案内が届きましたので、ご紹介します。

※※※※※※※※

清須みんなの学校研究会のみなさまへ

「みんなの学校」のように、すべての人に居場所のある学校を作りたい!
人と人があるがままにいられる場所が、もっといろいろな現場に広がるように!
 
この映画は、教育や学校だけでなく、介護や福祉、街づくり、医療など様々な分野の人たちによって、瞬く間に全国に広がり、今もたくさんの上映会が企画され感動の連鎖が拡がり続けています。
 
今回、そんな想いを形に変えて、各地で上映会や講演会を主催してきている皆さんの情熱と行動力をつなぎ合わせることで、点を線に、面に、変化のうねりへと変えていきたい!とこの夏、木村泰子先生の地元、大阪市東成区民センターで、初めてとなる「みんなの学校」全国大会を開催することにしました。
 
この全国大会は、上映会を主催する中で、みなさんが感じたり直面してきた各地域の事情、またそんな中みなさんがしてきた工夫や努力、知恵を参加者みんなで分かち合い、未来のためにできることを共に考えることで、今後の皆さんの活動の力にしていただくために、大空小学校で毎週月曜日の朝に行われている全校道徳の全国版、「全国道徳」を行います。
 
この全国大会は、全国大会と呼ぶにふさわしく、木村先生、真鍋監督、迫川緑さんをはじめ、大空小学校の元職員や管理作業員さんなど、多彩なゲストにご参加いただけることになっています。彼らと一緒にグループになっていろいろなテーマについて語り合います。
唯一のルールは「文句を意見に変えること!」ここでの本音の語り合いが、この国をおおう大きな情熱のネットワークになっていくことを心から期待しています。
 
この全国大会は、新しい変化の始まりです。ここで出逢える新しいアイデア、知恵、仲間たちがこの大会に参加する最大のお土産です。そしてぜひ皆さんの活動をより一層みんなの未来の変化へと拡げていくために、ご参加ください。
 
一人でも多くの方の情熱をこの夏大阪に集めたいと願い、映画「みんなの学校」公式ホームページから全国の主催者の方の連絡先を実行員会で集め、みなさんにご案内を送らせていただいています。もしみなさんがご存知の主催者の方や教育に熱心に取り組んでいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ぜひお誘いあわせのうえご参加ください。
 
 
イベントのお申し込みと詳細はこちらから↓
 
当日、大会のフィナーレに、今大会のオリジナル曲「ハッピーウイルスマーチ」を大阪チャチャチャバンドの演奏で、みんなで踊ります♪
事前練習したい方は、こちらから振付をご覧いただけます⇓
「ハッピーウイルスマーチ 振付 大阪チャチャチャバンド」
みなさんのハッピーウイルスマーチの動画投稿もお待ちしています!
 
 
723日、大阪でみなさんにお会いできるの心より楽しみにしています。
 
 
「みんなの学校」全国大会実行委員会
代表 伊藤 寿佳子(大阪)
副代表 野田 よりこ(愛知)
副代表 大和 絵奈(大阪)
顧問 木村 泰子

※※※※※※※※※

木村先生が、「愛知なら稲沢研究会というのがあるよ」と実行委員の方にご紹介くださったそうです。
感激です^^
私たちの会は小さな会ですが、少しづつでも続けていくことで、
こうした大きな波に関わることができるのだと、嬉しくなりました。

全国に、同じ思いを持つ人がたくさんいることが、本当にうれしい。
映画を観て感動して終わりじゃなく、次につなげようという気持ちを持つ仲間とつながれることに、ワクワクします。

たなか、行くつもりです。(ご一緒しませんか?)
来年は、第二回を愛知で、というお話もあるそう。
夢が広がります☆☆☆

たなかあき minnanogakko1730@gmail.com

この記事に

4月座談会

4月12日(水)、定例の座談会を開きました。
出席者は6名。
平日ということもあり、ママさんたちばかりの会となりました。
(とはいえ、ママさんでありながら現役の保育士・看護師さんであったりもするのですけど。)

新学期が始まって、どうですか?
から、一人一人近況を話しました。

小学校から中学校への申し送りがとても丁寧にされていて、
「意外に(笑)順調なスタートが切れました♪」と報告してくれた方。
中学校に入る時って、親も子も不安いっぱいなもの。
小学校に入る時や、学年が変わるたび、
いつも「新しい先生に、一から話す」を繰り返してきた、という親も多いです。
そんな中、「先生が事前に知っててくれる」「入学式のあと先生の方から親に声をかけてくれる」ことで、どれだけ安心できるか・・・。
そんな話をしました。

普段、支援学級と普通級の両方を利用している子の放課後、
「デイサービス」か「放課後児童クラブ」、どちらで過ごさせるか?と悩まれたというお話も出ました。
デイでは、その子に合わせて関わってくれ、療育もしてくれる良さがあり、そこでの仲間づくりや居心地のよさという利点もあります。
ですが、この方は、悩んでいた時に、児童クラブの先生が、
「地域の子たちと過ごす時間も大事だから、児童クラブにも来たら?」と言ってくれた、というのです。
結局、両方半々で過ごすことを、子どもと一緒に決めた、とのこと。

こうして受け入れてもらうことで、児童クラブも居心地のいい場所として定着していくのではないでしょうか。
常々私は、どんな子でも、地域の先生やおとなに、「ウチへ、いらっしゃい」と言ってもらえるといいな、と願っています。

保育園に入る時、
小学校に入る時、
子ども会に入る時、
習い事をする時、
「ウチへ、いらっしゃい。」「あなたのことが知りたいから、聞かせて。」
そんなスタンスで、門戸を開いてくれれば。
ただでさえドキドキしながらそのドアに手をかけるママたちが、ホッと心を開けると思うのです。

残念ながら、インクルーシブ教育が国の方針となっている今でも、就学前に「学校見学」に行ったママさん達から聞く話は、悲しいものが多いです。
腕組みをして「怖い顔」をした人が、「ウチは人員が足りなくて・・・。」「支援学級の部屋がいっぱいで。」「ひらがなが読めない子はちょっと。」「お母さんは何を求めてるの?!」など強い口調で言って、親から断らせようと誘導尋問してくる・・・。
その人が、校長先生だったのか、教育委員会の人なのか、それさえ記憶にないと、
ともかく辛かった、ここにうちの子は望まれていないと感じたと。

涙を浮かべながら帰ってきた親御さんが、きっと去年の秋にもたくさんいたはずです。

「ウチへ、いらっしゃい。」「あなたのことが知りたいから、聞かせて。」
地元の先生にそう言ってもらいじっくり話して、
その上で、我が子には特別支援学校の方が合っていると、特別支援学校を選んだ方もいるはずです。

けれど、みんながそうなんでしょうか。

この圏域の特別支援学校では、入学・転校してくる子どもの数が増え続け、
開校4年目にして、教室不足が深刻化してきています。
特別教室を仕切って教室として使う現状が、起こってきているのです。

「みんなでつくる みんなの学校」
大空小学校が、また遠くに霞んでしまったような、寂しい気持ちになってしまいますが、
あきらめてはいけません。
「子どもはどの子も、地域の子」であることを忘れず、障がいがあってもなくても地域に居場所がある社会を目指して。
口に出し、発信し続けることが大事だと。
そんな風に、最後には話し合いました。

「最大の悲劇は、悪人の圧政や残酷さではなく、善人の沈黙である。」

という、キング牧師の言葉を、代表田中から紹介しました。(自閉症協会の冊子からの受け売りですけど ^^;)


今回の座談会では、来年就学予定のお母さんが就学に向けての準備などについて質問され、
先輩お母さん達で一緒に考えながら話しました。
障がいや遅れがあっても、普通級で過ごしているお子さん、支援級と併用で子どもに合わせて工夫してもらっているお子さん等、いろんな先輩がいるので、参考になったのではないでしょうか。

次回は6月。
土曜日開催となります。
就学の相談をしたい方、支援者の立場の方など、どなた様でも。
お気軽に、お越しくださいね。

たなかあき

【6月座談会】
6月24日(土) 午前14時〜16時
清洲市民センター (3階、304号室)
 〒452-0942 愛知県清須市清洲弁天96-1

代表 田中 090-9121-5631

この記事に

【4月座談会】
4月12日(水) 午前10時〜12時
清洲市民センター (3階、304号室)
 〒452-0942 愛知県清須市清洲弁天96-1 (052-409-6471)

代表 田中 090-9121-5631

※※※※※※※※※※

新年度となりました。
ご進学、ご進級、おめでとうございます!
我が家の息子もとうとう特別支援学校の6年生になりました。
早いものです。

さて、突然ですが、
今年度から、「定例会」を「座談会」と呼ぼうかと思います(笑)
この会、「研究会」とかついているものだから、どうしても「お固い」イメージがあるかもしれないのですが、実際には、少人数でゆるゆるとやっている会ですので。
より実態に合わせると、「座談会」の方がいいかなー、と。

新年度が始まって、様々な心配、不安がある保護者さん。
「こうするといいかも」の経験をお話いただける、先生、先輩保護者さん。
発達の遅れを持つ親がどんな気持ちでいるのか、他の子と関わる上でどんな問題が出てくるのか知りたい、地域の方々や福祉関係者さん。

この会は、「共生」を大きな柱としていますが、
学童期を中心にどんな話題でもテーマとしています。
答えを用意するのではなく、参加者の体験や意見をそれぞれに否定せず話し合い、その中から、「来た方自身が何かを持ち帰る」、そんな会でありたいと思っています。

話題は、例えばこんなこと。
・普通学級に入ったけれど、学習についていけない。どう支援してもらえばいいでしょう?
・特別支援学級の先生から、「普通学級との交流」について話し合いたいと言われているけど、どう考えていけばいいのか全くわからない。
・特別支援学校に通う子どもの場合、地域との交流はどうしていけばいいのか?
・来年度小学校入学に向けて、何を準備していけばよいのか。学校や学級をどう決めていけばいいのか、経験者に相談したい。
・身近に「発達障害」と診断された子どもがいるけど、どんな風に接すればいいのでしょう。
・日々の生活に困っている。物や時間の管理をどう教えればいいのか。
・どうしても叱ってしまって、イライラしっぱなしの毎日。誰か助けて〜。

はい、最後の二つはわたくしでした((^^;)
こんな具合に、「近況報告」がてら、自由に話しています。
興味のある方は、どうぞお気軽にお越しくださいね。

代表 たなかあき



この記事に

2月定例会の報告

2月25日に定例会を開きました。
参加者は、6名でした。
とっても久しぶり(半年ぶり?)の方のご参加もあり、嬉しかったです。

久々の方は、現在、福祉事業所で相談員をされている男性の方。
今の仕事に就かれて、この世界の奥の深さを感じている、と言われました。
昔は障害者と関わることがほとんどない環境にいた、と言われるその方はこう話されました。

以前の自分は、「障害者」はごく一部のマイノリティだと思っていた。
この世界に飛び込んでみて、世の中には障害のある人はいっぱいいることを知り、個性として付き合い、関わっていけると、思えるようになった。
今までは、知らなかっただけ。自分で勝手に境目を作っていた。
どこかで、他人事だと思っていたところがあったかもしれない。

「障害のある人と関わり始めると、『境目』ってわからなくなりませんか?どこからが障害で、どこからが健常だろうって。」
違う参加者がそう言って、他のみんなも「確かにそうですね・・・」とうなづきました。
見た目だけで相手の何かを判断することの意味のなさ。
それに気づくことは、関わりの中から生まれます。また、ある意味それは、「慣れ」であったりもします。

この感覚が、子どもの頃から自然に身に付くといいのに。
そのためには、「一緒に過ごす時間」こそ、大事なのに。

そんなことを話しながら、
でも、残念ながらそうではない現実についても、それぞれの近況報告がてら、話していきました。

中学生になるお子さんを持つ方は、通学の不安や、交流の仕方についての迷いを。
小学校高学年のお子さんを持つ方は、「自分のことは自分でやる」ことをどこまで求めればいいか、という親の苦悩を。
支援学校の高等部を卒業される方(ご本人Mちゃんも来てくれました)とお母さんは、「働く」ことに向けた支援の在り方について。

小学生のうちは、技術的なことよりも人との関係性を大事にしたい、という意見。
それでも、中学生活へ向け、さらには就職に向け、自分の物の管理くらいは自分でできるようにさせたいという親御さんの焦りにも似た気持ち。
どっちも、よくわかります。

理想は理想であった方がいいし、言葉にして共有していくことも大事。
でも、子どもの状況も暮らしている環境もそれぞれによって全然異なり、いつも答えは子どもの数だけあります。

だからこそ、迷いも、悲しみも、苦しみも、逃げたい気持ちだって、口にしてみて、
そのうえで、人の意見や体験談にも耳を傾け、自分だけの答えを自分で見つけていけることが大切。
私たちの会は、何もできないけれど、
「素直な気持ちを口にできる場」「お互いに聞き合える場」であるというだけでも存在価値があるのなら、
定例会を開き続けていきたい。
そんなことを改めて思う、定例会となりました。

今回は、Mちゃんにスペシャルサンクスを。
高等部ご卒業、おめでとうございます!!
笑顔を、ありがとう。

たなかあき

※※※※※※※※

次回定例会は、平日開催です。
はじめての方もお久しぶりの方も、お気軽にどうぞ。
【4月定例会】
4月12日(水) 午前10時〜12時
清洲市民センター (部屋未定。決まり次第、掲載します。)
 〒452-0942 愛知県清須市清洲弁天96-1 (052-409-6471)

代表 田中 090-9121-5631


この記事に

2月定例会のお知らせ

ご無沙汰しております。
代表の田中です。
みんなの学校清須研究会は、今年も定例会を続けていきます。

次回の定例会は、久々の土曜日開催!
私たちの会は、ざっくばらんに話をする会です。
就学が間近で不安な親御さん、
普段関わっているお子さんへの支援でお悩みの保育士さん、
インクルーシブ社会の実現に向けて何からやっていけばよいのか?手がかりがほしい、先生。
どなたでも、共生と教育・保育・福祉に関心のある方は、お気軽にお越しください。

【2月定例会】
2月25日(土) 午後14時〜16時
清洲市民センター3階 304号室
 〒452-0942 愛知県清須市清洲弁天96-1 (052-409-6471)

代表 田中 090-9121-5631

※※※※※※※※

夏に相模原で起きた恐ろしい事件から、半年が過ぎました。
NHKの朝のニュースでも取り上げていましたね。
亡くなった19名の方それぞれに、人生があったということを、改めて考えました。
障害者は生きているだけで不幸だ、と語ったという加害者。
その、加害者自身の人生は、幸せなものだったのでしょうか。

「生きているだけで」
生きていてくれるだけで、ありがとう。

障がいのある人と接してそう思えるのは、親だけではありません。
クスッと笑わせてくれたり、触れるだけであたたかい気持ちになることもある。
「障害者」とひとくくりにされた方たちは、一人一人全く別の人格を持っていて、
時に、思いもしないプレゼントをくれる、かけがえのない存在なのです。

加害者の語ったひどい言葉をキーボードで打つこと、それ自体がとても胸が苦しく力のいることです。
ですが、ここから目を背けてはいけない、これは氷山の一角で、現実にじわじわと起っている社会の問題なのだと、木村先生は講演でおっしゃっていました。

先日のニュースで、愛知県内のすべての別特別支援学校で「防犯カメラの設置」をする、と言っていました。
ろう学校には、不審者の侵入や災害の発生を視覚的に知らせるランプを設置するそうです。

でも、思うのです。
防犯カメラ、頑丈な鍵、不審者を中に入れない対策・・・。
完全に、それだけで防げるものなのでしょうか。

学校ばかりを狙って盗難を繰り返していた窃盗犯が、先日逮捕されました。
「教員とすれ違っても、『こんにちはー』とあいさつをすれば誰にも引き止められなかった」と供述したそうです。
「礼儀正しくあいさつをし、堂々と入っていく男」は「不審者」とは思われなかったのですね。

「みんなの学校」の大空小学校は、地域住民によるボランティアを、広く受け入れています。
門には、「どうぞお入りください」と書いてあります。

「壁を高く」「見張りを強く」ではなく、
「顔見知り」がいつもいて、先生ー地域の人ー児童ー保護者が、共に助け合える関係を学校内に作るという方法で、子どもを守る、「開かれた守り」。

木村先生が、「マアちゃんは、自分で逃げられません。大空の子は、もし、災害が起きたら、先生を探して指示を待つのではなく、まずマアちゃんを探して、手を引いて逃げると思います。」と話されました。
日常から、肌身で、心で学ぶ、災害対策。これは最強だな、と感じました。

相模原の事件を忘れず、二度とあのようなことが起こらないようにするために、どうすればいいのか。
「共生」にこそ鍵があると、私は思っています。
立場を越えて、皆さんで一緒に、考えていきましょう。

たなかあき

この記事に

12月定例会の報告

昨日、12月定例会を行いました。
初の清須開催。
参加者は10人、プラス小さいお子さんが2人でした。
内訳は、清須市4人、名古屋市5人、稲沢市1人。
障がいのある子の親に加えて、初めて、現役の小学校の先生に参加していただけました!パチパチ。

 学校自体が、「学力」を求めているというプレッシャー。
 しかし、教師の経験年数や力量に関わらず、基本的にクラスのことは担任に任せられている。
 「手をかけてあげたい子」に、手がまわらない、もどかしさ。
 十分にやってあげられなかったという、後悔。
 働く環境としての問題もある。特に、家庭との両立、という課題も。(育休明けでの時短取得が、前例がなく難しい空気のようです。)

先生のお話を聞きながら、必死で子どもたちと向き合おうとする姿に感動を覚えました。とりわけ、「手のかかる子」と言ってから「手をかけてあげたい子」と言い直された先生の真摯さに、心を打たれました。
心ある先生たちが、現場にはたくさんいらっしゃる。
その先生たちが疲弊しきって、持っていたはずの情熱まで失ってしまうような職場は、おかしい。
どんな子でも通いやすい学校は、先生にとっても通いやすい学校でないといけないな、と思いました。
上映会&講演会のアンケートにも、「こんな職場で働きたいと思った」という教育関係者の声があったことを、思い出しました。

現実には、「先生の当たりはずれ」で一年の運命が決まってしまうことがあります。
それどころか、不適切な関わりによって不登校になったり、心に一生の傷が残ってしまう事さえ、あります。そしてそれは、残念ながら稀なケースではありません。
木村先生は、講演で、「公教育で、先生の当たりはずれがあってはいけない」と言われました。

「先生もいろいろ、子どももいろいろ。全員にぴったりな100点満点の先生はいない。
 30人の先生がいるとしたら、一人の子どもを360度から見て、30人の教職員で育てる、これだけ。
 子どもは、30人の先生から選べる。
 これは、おとなが変われば、即可能です。」(10/9講演会より)

これとは真逆に、支援学級の先生と子どもが孤立している状態となっている小学校があります。
「特別支援学級が、完全に隔離されて、陸の孤島のようになっている」と話された参加者(複数)が、教えてくれました。

 普通級との交流は、基本的には、ない。
 「交流学級」が固定されているのかもわからない。1年生のクラス名簿に名前はなく、もちろん机もない。
 学芸会は、「頭を下げて、入れてもらっている」状態。
 支援級の子が放課に普通級の教室に入ると、「お母さん、大変!〇〇くんが〇組に入っちゃった!すぐに連れてきて!」と言われてしまう。
 
普通級の教室に入って、何が大変なのか?
「大変!」というおとなの言葉を聞いた他の子は、どうそれを捉え、学習するのか?
聞いているみんなで、それはおかしいと、憤りました。
おかしいだけではなく、普通級の子どもたちにも間違った学習をさせている。
おとなが差別を教えている。
憤りと同時に呆れが、その奥には、どうしようもない大きな母としての悲しみが、波のようにズドンと押し寄せました。その波は、とても高く、思えました。

私たちは、大空小学校のすべてを知っているわけではないけれど、一つの実践としてその姿の一部を見ました。
映画を思い返して、「同じ日本の法律なんだよね、大阪も。」と遠い国のできごとのように、誰かがつぶやきました。

「隔離と孤立」の現状を話して話して下さった方は、それでも、こう言ってくれました。
「おかしい、と思いながらも、自分の小学校しか知らない時は、こういうものかと思っていました。
でも、『みんなの学校』に出会って、そしてこの会で他地区の現状を知って、『やっぱりウチの学校がおかしいんだ!』ってわかりました。
私たちは、今の学校を、変えたい。変えたいと思います。」

その思いに、胸が熱くなり、思わず拍手を送りました。

一緒に過ごすことは、障がいのある子のためだけでなく、みんなのためになる。
「みんな」は、「今の子ども」だけではない。
将来の、私たちの社会の在り方に、密接にかかわること。
木村先生に教えてもらった一言一言が、私たちの背中を、いつも押してくれている気がします。

定例会では、他に、
保育園生活のこと、
お友達との関係性について、
中学進学後の交流について、
ストレスと逃げ場所について、
学校卒業後の進路について、
など、たくさんの話題が出ました。

2時間にしては、とっても濃かった♪です。
アンケートの集計結果も、お配りしました。
ご参加くださった方、じっくり読んで、またよかったら感想の感想(笑)をお知らせくださいね。

定例会は、1月はお休み。
次回は2月25日(土)、14時〜16時で開催予定です。(詳細はまたここに載せます。)
お仕事を持たれている方もご参加できるよう、土曜日にしました。
お気軽にどうぞ〜。

たなかあき

この記事に

師走です。
一年が早いです。
そしてありがたいことに今年も濃かったです(笑)
ブログのデザインを、少し前からマイナーチェンジしています。
「芽」の下に「下草」が、もさもさと生えてきています!!
「先生は風、地域は土」と木村先生は言われます。
地道に土を耕すのは、私たち一人一人ですよね。

さて、10月9日に行った上映会&講演会では、来場者のうち103名の方がアンケートを書いて下さいました。
皆さん熱い思いそのままに感想を書いて下さっており、とても読み応えがあります。
何度か読んで感動し、うちの棚にしまっておいたのですが、
最近やっと、一枚一枚手に取って、パソコンに打ち込み始めました。
(ああ、取り掛かりが遅い人でごめんなさい・・・。)

木村先生のご講演を聴いて以降、幾度も幾度も、その言葉ひとつひとつを思い出します。
我が家で何かあるたびに、学校行事があるたびに、知人の相談をうけるたびに・・・
ああ、木村先生はこうおっしゃっていたな、と。

約2か月が経って思う事が、今、アンケートに記された皆さんの気持ちと改めてリンクして、また新鮮な気持ちになれました。
感動は時を越えて。
やはりこの一日は、本当に特別な一日だったなと、何度でも何度でも思います。

上映会&講演会にご来場くださった方の中から、「自分の地域でもこの映画を上映したい!」との声が、複数こちらにも届いています。
私たちの会は弱小市民団体で(笑)気持ちだけでここまできた会なので、
大したノウハウも資金もありませんが、少しでもお手伝いできることがあれば、と思います。
これから上映会をお考えで、何か聞きたいことがある方は、お気軽にご連絡くださいね☆

では、アンケートの中から、一つご紹介します。

※※※※※※※※※※※※※※※※

子ども達が、みんなイキイキしたいい顔をしているのを見て、本当に学校が楽しいんだなと思いました。
みんな一緒、みんなと一緒でなければいけない。小学校って、そういう場所があたりまえのようになっているので・・・。

今は一つのクラスの人数が多すぎて、大空小学校のように子どもをみたい、関わりたいけど(うまくいかない)・・・という思いがあるのも現実的な問題だと思いました。
こんな職場で働きたい!子ども達と一緒に悩みたい。本当に、そう思いました。
子どもから教えられることってたくさんある。子どものおかげで自分も成長する。自分が変われば、子どもも変わる。その通りだな、と思いました。

はみ出す子がいるから、いろいろなことを考えるし、子どものことを考える。
周りも、子どもも変わる・・・いいことばっかりやん!と思いました。

(今まで)間違った関わり方をしていたな、と今回の映画・講演で気づけて良かったです。
「学びは楽しい」私も胸を張って言えるように、絶対なります!!

<教育関係者>

※※※※※※※※※※※※※※※※

「周りが変われば、その子の居場所ができる。」
「変わるのは、おとな。」
この二つの言葉は、木村先生の言葉の中でも特に印象に残っています。


さて、次回の定例会は12月14日(水)です。
「感想集」が完成している(はず)なので、お越しになられた方にはお渡ししますね。
今回から定例会の場所が清須市に移りますので、ご注意ください。
「清洲城」の北東にある茶色い建物の3階が、会場となります。
初めての方も、数名お越しになる予定です。
迷っている方、ぜひ一度覗いてくださいね。

たなかあき

【12月定例会】
12月14日(水) 午前10時〜12時
清洲市民センター3階 304号室
 〒452-0942 愛知県清須市清洲弁天96-1 (052-409-6471)

代表 田中 090-9121-5631

この記事に

[ すべて表示 ]

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事