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久々の更新です。。。 |
生死
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花 自分の家に帰っても ばあさんやみんなに迷惑かけるし あんたんちに退院しても やっぱり世話になるし 自分のこと ひとりでは なあんにもできなくなっちゃって 病院も 居場所ではないしと言った朝 花がきれいだねと 初めて言った あなた 谷田部和子詩集より
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私が、外科病棟にいた時の実話です。 Sさんという、妻、子供を抱えた40代の男性が入院してきた。 「胃癌」であった。 手術をしたが、もう手遅れで胃を摘出する事もなく手術は終わってしまった。 余命3ヶ月・・・ 奥さんは、ナース室で、手術の件を説明され泣いていました。 その後、親族会議をし「本人には告知しないで欲しい」と妻が医者、スタッフに伝えてきた。 妻は、影では泣いていても、本人の前では気丈に振舞っていた。 日をおう毎にSさんの痛みは強くなってきた。 「看護婦さん、私の本当の病名は何ですか? 私には、まだ小学生の子がいる。やりたい事があるんだ。教えて欲しい」と、何度も聞かれた。 家族の了承を得ずに、告知する事は出来ない。 Sさんだけではない。沢山の癌患者さんがいた。 もし自分が余命3ヶ月の病としたら、どうするのだろう・・・ 皆さんは告知して貰いたいですか??? 私は、告知を望みます。 暫くは、泣き続けるだろう・・・ でも、私は麻薬を使ってもらってでも、自分が動ける数時間を大切にしたい。 家族・友に残していきたい沢山の思いがある。 私は、手紙を書きつづけるだろう・・・ 私が死んだ時、子供達の誕生日、結婚式、子供が生まれた時・・・ 娘達の成人式の着物をそろえてあげたり、結婚式に読む手紙も その時々に読んで貰う手紙を書きつづけたい。 皆さんは告知を望みますか? 私は、短くとも、悔いのない最期を迎えたいです。 私の施設では、永い時間をかけて本人に延命処置も希望されるか聴き、家族に伝える様にしています。 |
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