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9月1日(木)、千葉県内の映画館で今年の8月27日に公開された映画「神様のカルテ」を観て来ました。この日は1stデイだったので大人一人1,800円のところを1,000円で観覧することができました。上映時間は128分で、映画を観る前に原作の本を読んでいた私としては、原作にすごく忠実な脚本だったと思います。
映画では原作と同じく主人公の勤務する病院にやってきた一人の末期癌の患者である高齢の女性が人生の最期をどう過ごすのか、主治医である一止はその患者の女性とどう向き合うのか。地方医療が抱える問題と絡める形でストーリーは進んでいきます。
〜「最後に、こんな幸せな時間が待っていたなんて。」〜
命を救うことはできなくても、人の心は救うことができる。残された短い時間の中で自分の命と必死に向かい合う女性患者(加賀まりこ)に対して、何か力になれることはないか。人は一人では生きていけない、人を救うことができるのはやはり人だけである。「人間の命とは何か」「最後まで人間らしくありたい」という最も難しい問題に、内科医である一止は苦悩しながら答えを見出だします。一止を演じる櫻井翔君の迫真の演技に、私もスクリーンに目が釘付けになってしまいました。
信州松本で勤務医として日夜奮闘する栗原一止(イチ)を演じた櫻井翔君、原作の一止という人物を意識して役作りをしっかりしているという感じが映画の中から伝わってきました。その一止の妻でありカメラマンである栗原榛名(ハル)を演じた宮崎あおいちゃんについては、私の中では「篤姫」のイメージがすごく強いのでその篤姫役とは180度正反対の演技に少し驚いてしまいました。やはり役者というのはプロの人たちなんですね。
映画館で販売されていたパンフレットには櫻井翔君や宮崎あおいちゃんの撮影秘話などのインタビューなどが載っていました。何より一番印象に残っているのは原作者である夏川草介氏のインタビューがのっていたこと
です。信州松本で現役の勤務医として働いていること以外は全く情報がなかった方なので初めてその素顔を少しは知ることができた気分でした。
紅葉の上高地の散策まで少し時間があるので、今松本の街の散策の旅行を計画しています。上高地へ行く時は通過点である松本の街をじっくり歩いたことがなかったので、一日かけて歩いてみたいです。松本城や浅間温泉などの定番の観光地はもちろん、「神様のカルテ」の原作のロケ地なども散策してみたいです。
「神様のカルテ」の舞台となっている松本市。松本では今年は「岳−ガク−」「おひさま」など多くの映画やドラマの舞台となっています。栗原一止の勤務先である本庄病院の設定である「相澤病院」や、一止や榛名の住んでいるアパート「御岳荘」が松本城の二の丸周辺にあるなどの設定がなされています。
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映画「神様のカルテ」
監督 深川栄洋 脚本 後藤法子 原作 夏川草介 出演者 櫻井翔 宮崎あおい 音楽 松谷卓 主題歌 辻井伸行 撮影 山田康介 編集 坂東直哉 製作会社 「神様のカルテ」製作委員会 配給 東宝 公開 2011年8月27日 上映時間 128分 製作国 日本 言語 日本語 |

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