山上下

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滝上展望台 〜 往復

七ツ釜五段の滝の後は、少しばかり緩やかな登りの川沿いの道。
しかし、木々の向うに、不動滝を見送ると、一転急坂へ。
かなり、きつそうにして、歩みを止める人も少なくない。

『元気出せ あと少しで頂上だ』
そんな立て看板が目に留まる。
観光地・渓谷の響きから軽装で来られる人も多いけれど、ここは山なんだよね。



イメージ 1
10時45分。【滝上展望台】到着。
一応、ここが「頂上」らしい。
標高もいつの間にか1,400mを超えていたようだ。
いつものようにスナック菓子で昼食休憩。


イメージ 2
ここから先の戻りは、渓谷とは離れ、線路跡を辿る森林の道。
反時計回りで一周するのが、基本コースだ。

と、その前に、前回の記事に修正と言うか、加筆を。

七ツ釜五段の滝、2枚の写真。
最初のが10時10分。
その次のが11時過ぎ。
同じ滝なのに、2枚の間にそんなに時間差があるの?

いやいや、そうではありません。
大体、次の滝上展望台に、10時45分到着って書いているし。


イメージ 3
こちらが10時25分の写真。

・・・

整理すると、
七ツ釜五段の滝の上流部の写真を撮った後、急坂を登り、頂上へ着いた後、
もう一度引き返してきたと言う事。
何故?
理由は2つ。

まず、上の写真。
前の記事のと比べればと、上部分が写されていないのがお分かりだろう。
それは自然景観とは「異質」なものを排除するため。


イメージ 4
どうやら、カヌーのようなもので滝下りを試みようとする人達に遭遇してしまったよう。
最初は、上流部分の人影もほとんど気にならない程度だったので、
そのまま写して、通り過ぎていたのだけれど、
やはり「人がいない」滝を撮りたくて、戻って来たのが一つ。

イメージ 5

もう一つの理由は・・・次回にでも。

と、もったいぶる話でもないので続けましょう。
初夏、西沢渓谷のお楽しみ。
それは、シャクナゲの大群落。5月中旬が見頃、との事だったので、期待していたのだけれど、
「群生地」の看板の場所に花は無い。
今年は、もう、咲き終わってしまったようだ。

でも、確か『滝の近くに一輪だけ咲いていた。』そんな記憶が。
後で群生を撮ればいいと、その時はシャッターを押さなかった。


イメージ 6

頂上から先も、どうにも期待が出来そうに無い。
と言う事で、坂をもう一度下って撮ったのが、こちら。
・・・花を見られただけでも、感謝しなきゃね。


なので、結局、もう一度、急坂を登り返す事になったんだよね。


(やっぱり、つづく)
名残惜しさを感じつつ、後ろ髪を引かれつつも、富士を背に出発。
(あっ、3つ前の「高畑山」記事の続きです。)

暫く下りの道が続く。
山頂での休憩で疲れは取れ、下り道は快適。
でも、次に目指す倉岳山は少しだけれど、高畑山よりも標高が高い。
と言う事は、考えるまでもなく、下った分は登り返さなければならないわけで。


イメージ 1
9時20分。途中のピーク地点、天神山へ到着。
ここでこの日初めて、反対方向から来る人とすれ違い。軽く挨拶。
ここからは、北側の扇山方面も開けていて、高畑山とは違った雰囲気。
でも、まあ先を急ぎましょう。

イメージ 2
ほどなく、穴路峠分岐。
ここで「峠道文化の森」の案内板を発見。
登りで疑問に思った「文化の森」の標識。
こちらには説明書きがあったので、納得・・・でもないかなぁ。なんか読んでもよくわからなかった。

峠を越えると急坂が続く。またしても運動不足を実感。
嫌になるね。
それでもようやく視界が開けて広い場所へ。
ようやく付いたか!と思ったら、山頂は右の⇒。
ありゃぁ、でもまあ山ではよくある事。そして幸いな事にここからはほぼ平らで、距離も短く・・・・

イメージ 3
9時50分。標高990m、倉岳山、山頂到着。
反対側から登ってきたと思われる人達が数人休んでいる。

ここからも富士山!
・・・どうだろう。時間が立ち、霞んできたこともあるけれど、高畑山の方が眺めはいいかな。
まあ、こちらではその分、視界が広いし、それはそれで充分でしょう。

一つ嫌な事が。
「秀麗富嶽十二景」の解説板。
曇りの日でも、『このように見えますよ。』的な写真が付されているのだけれど、
そこに大きく「バカ」の文字。釘のようなもので引っかいたような跡。
「馬鹿はお前だろ!」と怒鳴りたくなる。
高畑山の同じ解説板にも似たようないたずらがあったから、同じ人かもしれない。
【山を愛する人に悪者はいない。】・・・?

さて、下山。
イメージ 4


イチリンソウをみながらの下り道。
立野峠で主稜線を離れさらに急下降。


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沢沿いの道。
何度も川を横切る道は飽きなくていい。
もっと暑い日だったら、こちら側からの登山もありかな。



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山道を終えて、アスファルト舗道。
疲れた足にはきついのだけれど、今回はその区間が短くてよかった。
桂川沿いに山藤。ちょうど見頃だったね。


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11時25分。梁川駅着。

イメージ 9
今回の行程。右半分の、ピーって真っ直ぐな直線は、GPSが反応しなかったのかな。
全行程:4時間半
ガイドブック表示5時間10分(休憩時間含まず)
やはり、いつもに比べると遅いペース。
でも、もっとゆっくり歩いてもいいのかな。そうすれば、もっと違う景色が見られるのかも。

ただね。途中ですれ違う人に、
「もう登ってきたんですか?早いねぇ。」なんて声を掛けられ、『快感!』を感じているうちは、
やはり早歩きを求めるのかもね。
久し振りの登山。
日頃の運動不足を解消しようと、それでいて体力低下の懸念があるので、手頃な山を。
と言う事で、選んだのが今回の「高畑山」なのだけれど・・・。


イメージ 1

4月29日:6時50分。
JR中央本線鳥沢駅をスタート。空気がひんやり。一枚羽織る事に。
暫くは甲州街道沿いの道。



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ガードをくぐると目的の山が見えてきた。
・・・多分。
あれがそうだと思う。

車道をくねくね。
でも、曲がり角にはしっかりと道標が。これだと助かるね。



イメージ 3

ゲートを抜けると山道の始まり。
どうも前を歩く人が誰もいそうにないので、念のために熊さん避けの鈴を装着。
チャリーン、チャリーン。出てこないでね。



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7時15分。小篠貯水池。
紅葉の時期に来たら綺麗だろうなぁ・・・紅葉するのかどうかも分かってないのに。
そんな事を考える余裕があったね。この辺りは。


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「文化の森」 文化? 何かそれらしきものがあるのでしょうか。
見当たりません。もしかして弥生文化?
まだ、余裕があったんだね。この辺も。


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ヒトリシズカ?
普段見かけるのは、ワイングラスのような葉っぱの先から花を出している状態の時が多いけれど、
葉っぱが、全開放中。

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こちらはチゴユリ?
花が開くのはこれからかな。

イメージ 8

スミレのはながいっぱい。
これから先、勇気付けられる事になるんだよね。

8時15分。「仙人小屋跡地」なる場所に到着。
ん〜ん、その面影すらも見当たりません。
ガイドブックには「ベンチあり」となっていたけれど、苔むした切り株?
座る気にもなれず、素通り。

ただ、ここから先がきつかった。


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標高差800m程の山がこんなにとは。
息がね。
明らかに運動不足。
このままじゃ、今年の富士登山は難しいぞ。

などと自分で自分を戒めながら、励ましながら、スミレをながめながら急な坂を登っていくと、
視界が開け、そこまでの苦労が消し飛ぶような光景が!



イメージ 10


富士山!!
ここまで樹林帯の中、ほとんど外の景色が見えなかったから余計かもしれないけれど、
これは凄い。

イメージ 11

そう、ここが高畑山頂上。
標高982m。


イメージ 12

「秀麗富嶽十二景」選ばれた山の一つであることに納得。
山頂付近に薄い雲が掛かっているけれど、いやぁ美しい。


イメージ 13

疲れが吹き飛ぶのも道理だ。

つらら 冷っけぇ〜

林の小道を抜けると、そこは「つらら」の世界だった。
少し青白い氷の柱が、谷間を埋め尽くしている。まさに息を呑む美しさ。

イメージ 1


埼玉県小鹿野町。【尾ノ内渓谷】
地元では「百景」と「冷っけぇ〜」を掛けて観光アピール中。

イメージ 2


深く切れ込んだ谷には、細いつり橋。
揺れる橋を進み中ほどから振り返れば、この通り。
イメージ 3


下を覗けば、こちらも真っ白。
イメージ 4


高所恐怖症なのだけれど、吊り橋で恐怖を感じたことはない。
高さだけの問題じゃないんだろうね。きっと。


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実はこの氷、以前紹介した【三十槌】と違い天然のものではない。
http://blogs.yahoo.co.jp/minorsei/39678817.html
木々に水を掛けて造りだしているらしい。(散水器がゆっくり回転しながら水を放出していた。)
それでも。
実際に形を決めるのは自然の力だから、「共同作業」と言ってもいいのかも。
(三十槌の方も、部分的には手を加えているようで)


イメージ 6

地元のPRやテレビ・新聞等での報道もあって、寒い中、大変多くの観光客。
(自分も含めてね。)
吊り橋の向こう岸からは、山奥へのハイキングロードが続いているのだけれど、この時期通行止め。
なので、渡ってもそこから引き返し。
だから、いつも橋の上には人の姿。


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人をいれた方がスケールの大きさが実感出来るのでいいのだけれど、
どうせなら、誰もいない場面を撮りたい。


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部分的には、なんとかなっても、全体となると難しい。
『そこ、どけぇ〜!』 『早く進めぇ〜!』 と心の中で叫んで見る。
もっとも、自分も橋の上でのんびり写真撮っていたのだけれど・・・

時間はたっぷりあるのだけれど、寒くてどうにもならない。
指先の感覚がなくなるほどの冷たさ。


イメージ 9
もう限界、引き上げよう、と思い掛けた時、奇跡的に「空いた」。
まあ、よく見ると右端に人が写っているんだけれど、良しとしましょう。

林の小道を引き返すと・・・


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ドラム缶の焚き火。
芯から温まる心地よさ。
持っているのは、秩父のB級グルメ【たらし焼き】。
ソースを塗らないお好み焼き?
少し甘めで、もっちり。美味しかったよ。

すると隣から「どうぞ」って差し出されたのは沢庵。
こちらも美味でした。

(つづく・・・かも)
イメージ 1

南アルプスの絶景を見ながら大菩薩の稜線を進む。
両脇には、カラフルなお花畑・・・
とは言えないね。

もう時期的に遅いのもあるけれど、鹿の食害の影響がかなりあるみたい。
それでも足元を良く見てみれば、冒頭の【ウメバチソウ】。
可愛らしい花びらとご対面!

イメージ 2

他にも、ソバナやカイフウロ(名前に自信がありません。)など。
遠くの景色ばかり眺めていたら見逃してしまいそうな、小さな花たち。


イメージ 3

11時00分:「雷岩」到着。
富士山は、かなり雲に覆われてしまって・・・。
ここは、福ちゃん荘の分岐から、左の道をまっすぐ唐松尾根を登ってくれば出会う場所。
かなりの数の団体さんがやってくる。

ここからは、開放的だった尾根道ではく、原生林の中へ。
ほんの数分。


イメージ 4

11時08分:大菩薩嶺 山頂到着。
標高、2,057m。

ここを紹介する記事のほとんどの人が書くのと同じ事を自分も書くことになる。

『木々に遮られて展望は全く無い。』
まあ、ここまでの道中の見晴らしが良過ぎたからね。

このまま上日川峠駐車場への最短ルートを辿るなら、ここで引き返し、唐松尾根を
下る事になるのだけれど、それではいくらなんでも物足りないので、このまま直進。
丸川峠方面へ。

山の傾斜は登って来た時と同じように緩やか。
けれど、道は細めで湿った感じ。
単調な長い下り坂に、いささか飽き気味。


イメージ 5

11時55分:上空が抜ける。
もう、すぐ先は峠なのだろう。


イメージ 6
11時57分:「丸川峠」到着。
ここの丸川荘で一泊と記したガイドブックもある。


イメージ 7

丸川荘の裏手は、草むらの広場。
赤とんぼがいっぱい。

小休憩。
ここまで、なだらかな下り坂。
いくら2,000m級と言っても、これじゃぁ筋肉痛の心配は無さそうだ。
と、この時点では思っていたのだが。

(続く)

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