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「 群青 」(谷村新司)
映画「 連合艦隊 」(1981)より
子供の頃、家族揃って観に行く映画と言えば必ず戦争映画でした。
終戦記念日の正午には、家族揃って黙祷をしました。
父と屋外に出掛けていたある年の夏も、炎天下の坂道で黙祷をしたことを覚えています。
「連合艦隊」を観たとき、私はまだ小学生でしたが、その後何十年も忘れ難い衝撃を心に残した作品でした。
今でも「群青」の曲と共に様々なシーンが脳裏に甦ってきます・・・。
谷村新司の曲には優れて良いものが多いですが、その中でも一番の名曲がこの「群青」ではないかと私は思います。
何よりも詞が素晴らしいです。
映画の主題歌としても史上最高の曲ではないでしょうか。
空を染めて行く この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めて行く この雪が静かに
海を眠らせ あなたを眠らせる
手折れば散る薄紫の
野辺に咲きたる一輪の
花に似てはかなきは人の命か
せめて海に散れ 思いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇
老いた足どりで 思いをめぐらせ
海に向かいて 一人佇めば
我より先に行く 不幸は許せど
残りて悲しみを 抱く身のつらさよ
君を背負い歩いた日の
温もり背中に消えかけて
泣けとごとく群青の海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ帰るよ
空を染めて行く この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めて行く この雪が静かに
海を眠らせ あなたを眠らせる
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