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ペルシャ茶碗 10〜11世紀
サイズ 口径12 高さ6cm
* 日本で唯一つしかないペルシャ抹茶碗(見立てですが・・・)だといいなーと思っていましたが・・・
妄想でした
小振りですので、女性の夏茶碗によさそうです
ちゃーーーんと茶溜まりもあります
文様はペルシャ文字です
紀元1000年頃といいますと、中国は北宋時代、日本は藤原道長が権勢を誇っていた時代です
源氏物語が書かれた頃でもあります
見立てとは言え、その頃の茶碗ですから相当に歴史的珍品の茶碗です
ここは白日夢かも・・・
<参考までに・・・>
茶碗が、茶飲み茶碗として使用され、観賞され出したのは、鎌倉時代に入って、我が国の禅僧達が中国(宋)に留学し、その帰国の際、持参した天目茶碗や抹茶の風習がもとで、天目や青磁茶碗が盛んに輸入されだしてからのことです
そして室町時代の茶の湯の流行につれて、これら唐物茶碗の不足を補うためにこれを模倣した瀬戸天目や、伊勢天目などと呼ばれる釉薬のかかった当時としては、最高の茶碗が作られました
鎌倉時代のスタートは歴史上1182年です
12世紀からです
室町時代は1390年です
14世紀からです
ペルシャ陶器と言えば、人間国宝 加藤卓男氏が12〜13世紀のラスター彩ペルシャ陶器の魅力に取り付かれ、長年の研究の結果、その再現に成功されたことは皆様もよくご存知と思います
今や、加藤卓男氏はラスター彩陶器の世界の第一人者といえると思います
ラスター彩の陶器については後日紹介できると思います
ペルシャ陶器はお国柄のせいか、学術的にはまだほとんど解明されていません
また日本にもあまり入ってきていませんので、我々日本人には、なじみの薄い陶器と思います
この茶碗は、愛知県陶磁資料館発行の「ペルシャ陶器展」図録に同手のものが紹介されていますので、その頃のものと推定しています
図録では「白地緑彩刻線文(アモール陶器)」10〜11世紀となっています
写真5です
説明すると尽きないのですが、この辺で・・・
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