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黄瀬戸

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初期 黄瀬戸香炉

黄瀬戸香炉
 サイズ 直径8、高さ6.5cm

* 黄瀬戸の茶陶初期のものです
室町末〜桃山と思います
黄瀬戸としては総釉、碁笥底、焦げの点でまーまーかと・・・
直しは口縁に一箇所だけです

この香炉もなかなかと思いたいのですが、藤田美術館に行ってきた後ですので、なんとも小さく見えます

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同時期、同タイプの黄瀬戸の陶片です

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黄瀬戸中皿

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黄瀬戸中皿 大川窯
直径21 高さ4cm


* 発掘品で少々歪んでいて、カセも結構あります
黄瀬戸初期の作品だそうですが、油揚げ肌は充分に感じ取れます
大きな団子トチが力強いように思います
高台の内側にも釉が少し残っていますので、総釉がけの皿であったのだと思います

写真4、5は盛期黄瀬戸の油揚げ手ドラ鉢の陶片です
付録で頂いたものです

写真6は「日本のやきもの 黄瀬戸 瀬戸黒」講談社の最初のページに紹介されている大川窯の黄瀬戸大平鉢で、印花文がよく似ています

これが完品だったらなーと誰しも思うものでしょうが、そうは参らいないのが世の中ですねー・・・・
世の中にほとんど残っていないようなものでしょうから、欲しいと思うだけでも欲張りというものなんでしょうねー・・・

大川窯については、資料がありましたので紹介させて頂きます
(瑞浪市の焼き物協同組合の資料です)

みずなみの やきものは遠く室町時代に始まり、安土、桃山そして現代へと引き継がれ、日本のやきもの、美濃焼の一角を形成して永い伝統と歴史の中にはぐくまれ、美濃古陶といわれる志野、織部、瀬戸黒、黄瀬戸などもこうした環境の中で新しい焼きものを生んできた
瑞浪市における窯業の歴史は、平安、鎌倉時代の古窯跡とみられるものの調査が未完成のため不明であるが、その遺跡と記録に残る市内窯業の発祥の地、陶地区は室町時代の文明6年(1474年)、武蔵之国久良岐群(横浜市)出身の加藤左衛門尉景信が陶町大川に移住して大川窯を築いたのを起源としている
大川窯は景信を初代とし、戦国末期の四代景度の時に「与佐焼」として志野、織部、天目、黄瀬戸系の鉢類、壺類、皿、茶碗の日常品をも焼かれ全盛期を迎え、天正二年(1574年)には織田信長の朱印状を得てをり、またこの大川窯より、90年後の永禄6年(1563年)に尾張国瀬戸より加藤万右衛門尉基範が陶町水上にきて水上向窯を創業し、ついでその子、仁右衛門尉景貞が天正6年(1578年)土岐の久尻より移住し猿爪釜ヶ洞に築窯した
それより約20年を経て久々利、大平村の加藤太郎右衛門景里は、慶長7年(1602年)水上の地に田尻窯を拓いた
室町より江戸時代にかけての美濃焼発祥の地としての大川窯、水上向窯、猿爪窯、田尻窯、と相次いで、開窯しました

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黄瀬戸平盃 桃山〜江戸初期
サイズ 直径8.5 高さ2cm


* 黄瀬戸平盃としていますが、元々は小皿?なのでしょうか・・・
油揚げ手の厳密な定義は分かりませんが、平盃の肌を見ればそのようになっています
写真の陶片は盛期黄瀬戸の油揚げ手ドラ鉢の陶片ですが比較してみると大体同じようです

黄瀬戸は室町末期から桃山初期にかけてを第一期として、続いて茶陶が焼かれるようになる第2期に入ります
この黄瀬戸平盃は第2期に入ってからのものです


黄瀬戸の油揚げ手は滅多にお目にかかれませんので、、この平盃は小品ながらなかなかのもののように思うのですが正しいかどうか・・・だいぶん自慢たらしくなりますが・・・
見立ててくれた古美術店主は油揚げ手についての見解は見方があるかも知れないということでした
黄瀬戸というと、輪トチのある碁笥底高台、総釉のものがやはりいいのかなー・・と思います
これは、当然発掘品でしょうけど、カセも少なく状態は良好です
盃と陶片の一緒に写った写真を追加しましたが、両者では時代が少しだけ違うか窯が違うか・・・があるのかも知れません
私の拙い推測ですが・・・

黄瀬戸は他に第一期の後半あたりのもの1点、大川窯の大分カセた油揚げ手中皿がありますが、機会をみてUPします


写真でものの色を正確に写すのは難しいですねー・・・
同じ色合いがどうしても出せません

<黄瀬戸の変遷> 某資料より
 黄瀬戸という呼称は,瀬戸黒が瀬戸の黒茶碗ということから,俗に瀬戸黒と呼ばれる
ようになったのと同じく,黄色い釉の掛かった瀬戸焼,即ち黄瀬戸と呼ばれたに違いあ
りません
しかし桃山頃の茶会記には,瀬戸黒・織部黒・黒織部・黄瀬戸・志野といったような,今日のように分類された呼称はなく,大抵の場合,ただ単に「セト茶碗」とか「セト黒茶碗」などと記されているだけであり,志野らしきものは「セト白茶碗」と記されています
 桃山の黄瀬戸は,瀬戸黒や志野と同じく美濃の窯で焼かれたものですが,黄瀬戸釉は,古く鎌倉時代に始まったもので,室町時代にも,透明性の黄釉の掛かった茶碗が瀬戸や美濃で焼かれていました
しかし桃山時代に入りますと,そうした古瀬戸風の黄瀬戸釉とは聊か異なった,潤いのある恰も油揚げの膚を観るような失透性の黄釉の掛かった黄瀬戸が焼かれるようになりました
 桃山時代の黄瀬戸には,茶碗として作られたものは少なく,伝世しているものは数える程しかありません
そして今日茶碗とされているものの多くは向付として焼かれたものを転用したものです
釉は半透明性の黄褐色釉が掛かっています
有名な「アサイナ」は,純然とした茶碗で,恐らく天正の後期に焼かれたものらしく,瀬戸黒や志野と似た姿をしています
黄瀬戸茶碗は,向付を茶碗に転用したものの代表作で,黄釉地に緑釉を刺した色感が美しいです

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水差し 箱書き 黄瀬戸水差
サイズ 口径10x10 高さ15.5 高台径7.5


* どんなものなのか、時代は・・・まったく不明です
悪く言ってはいけないなどのお気遣い無用です
どのようなコメントでも結構ですので、お寄せください
遠慮はいりません
それを参考にさせていただき、勉強したく思います

写真7は広義の意味での黄瀬戸、「やきもの入門 田賀井秀夫著 保育社」による14世紀黄瀬戸 壷 高さ22cmです


<ご参考まで>
黄瀬戸の定義についてのある見解(http://tosyo.netcat.to/minoyaki/004rekishi/002/001.htm)

黄瀬戸は定義の仕方によって大きな幅がある。江戸時代末から大正期ごろまでは瀬戸で焼かれた黄色のやきものという意味で使われていたが、美濃窯で桃山時代の茶陶が焼かれたことが明らかになった昭和初年以降、桃山時代に美濃窯で焼かれたものを指す言葉として使われている。加藤唐九郎は黄瀬戸をもっとも広く定義し、瓷器手(しきで)、ぐい呑み手、菖蒲手(あやめで)、菊皿手の四種類に分類した。この定義では、瓷器手が窖窯(あながま)期の古瀬戸の段階を含んでおり、必ずしも美濃だけのものと考えておらず、連房式登窯でつくられた十七世紀中葉から後半の灰釉製品を菊皿手に含めている。黄瀬戸をここまで広く考えることは現在行われておらず、ぐい呑み手と菖蒲手が現在の一般的な黄瀬戸の概念にあたるが、その定義には依然として大きな幅がある。瀬戸・美濃の大窯(おおがま)では、灰釉が最も基本的な釉薬として使われている。この灰釉の発色としては緑がかった色調からやや黄色味を帯びるものがあり、十六世紀第三四半期になると、灰釉に珪石を含ませるなどして、意識的に黄色に発色させたものが見られるようになる・・・・

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赤津焼 市川竹川作 黄瀬戸茶碗
 作家についてはよく分かりません

赤津焼:
 赤津焼の始まりは、奈良時代(700年頃)に焼かれていた須恵器という土器にまで遡り、江戸時代初期に現在ある伝統的技術・技法や名称が確立しました。桃山時代から江戸時代初期にかけて、志野、織部、黄瀬戸(きぜと)、御深井(おふけ)等、各種釉薬(ゆうやく)の技法が確立されました。尾張徳川家の御用窯として栄え、現在まで続いています。

* ごく普通の茶碗です

  句は
 > 落暉あび
    銀杏の大樹
     黄葉降らす
            臥牛

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