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部屋8 「人間、社会を描く」
厳しい内容の描写となっています
1) 「予兆」 紙にグワッシュ 50x36
20数年前の作品と思います
絵柄から、核戦争、原爆、原発など核爆発を描いたものと推察しています
左手上の黒い太陽が印象的です
2) 「汚染」 紙に木炭 26x19
1968年 澤田氏20歳の頃の作品です
T氏が「澤田氏の才能を感じざるを得ない作品です」と評している作品です
環境汚染がそれほど問題にされていない頃すでに今の汚染状態を予測していたのではないでしょうか・・・
<参考>
4) 「予告」 油彩 4M 33x19
所蔵者不明なのですが、参考に展示させていただきました
「予兆」と内容は同じと思います
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油彩:澤田文一、
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部屋7 「冬の時代」
澤田氏が1980年頃より以前の一時期に描いた作品に「冬の時代」の作品と言われる作品があります
2〜3色しか使わないグワッシュ?画で大作が多く、題材も厳しいものがほとんどです
個人が家で鑑賞するには、?と思う,ところもありますが、切々たる哀愁が画面からぐーーーんと迫ってきます
澤田文一の面目躍如たる作品で、他の画家の追随を許さないまさにこれぞ芸術と言える作品です
冬の時代の作品は当時、非常に人気が高かったそうですが、この時期の作品でも、普通の油彩画ももちろんあります
このころの作品は紙に描かれた作品が多く、キャンバスに描かれた作品は少ないようです
キャンバスか同様なものに描かれた作品は20点前後と思います
1) 「冬の時代」 キャンバスにグワッシュ F10 53x45
2) 「黙示録」 紙にグワッシュ、墨 43x31 次女秘蔵
黙示録とは、 新約聖書の巻末にある「ヨハネの黙示録」のことで、キリストが行った預言です
そして、その中にはオーム真理教で有名になったハルマゲドン(この世の最後)やオーメンでお馴染みの獣を示す666という数字の話、サタンの話、ソドムの話、7つの災害の話などが語られていて、アメリカの映画や小説のモチーフによく使われています(インターネット記事より・・・) マーロン・ブランド主演の「地獄の黙示録」と言う映画がありましたが、ご記憶の方もおられると思います
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部屋6 「風景を描く」
1) 「内なる我が家」 SM 22x16
極寒の中の暖かい家、家庭が見えます
2) 「昔(いにしえ)の月」
昔と今と月はどう違うのでしょうね・・・?
3) 「沼地の掘っ立て小屋」 紙にグワッシュ 38x28 加藤氏蔵
4) 「カインの地」 35x26 T氏秘蔵
兄がカイン、弟がアベルなのですが、兄弟が神に貢物をしたときに神は兄を褒めず、弟のみを褒めました
これに嫉妬したカインは弟アベルを殺してしまいました
これを機に周囲から逆に殺されそうになったカインを神は別の地に逃れさせました
この地が「カインの地」だと思います
嫉妬はいつも争いの原点です
「女性の嫉妬もさることながら、政治家の嫉妬も凄いものです」 とさる政治評論家が報道番組で言っていましたが、基本的には男も女もないと思います
この絵の街は、イタリア南部の都市「ナポリ」に雰囲気が似ているように思えるのですが・・・
<参考>
( インターネット写真から引用しています)
右側の海岸から左側の山手を見た光景が絵によく似た感じになります
5) 「冬」 52x37
飛びつつある鳥、止まっている鳥を描き分けています・・・
初めて見ました
6) 「無題」 52x37
厳寒の北海道の湖でしょうか・・・
「月明かりの凍った洞爺湖」と題名をつけようと思います
7) 「時間の壁」 グワッシュ 46x38 cm
木などが壁に閉じ込められている図?なのでしょうか・・・
8) 「未知への階段」
この手の作品は3枚しかありません
素晴らしい作品と思うのですが・・・
題名を変えました
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このインターネット美術館「澤田文一展」には個人のお宅では到底飾って鑑賞できないようなものも多く含まれています
所謂、美術館向きの作品ですが、ここは美術館と銘打っていますので、敢えて展示しています
そうそう見られる作品ではないことは確かです
また人間の本性を語る題材になることも確かと思います
じっくり鑑賞してみてください!
(このような作品は一般的には売れませんから、澤田氏の画商の所に売れ残っていたと言う次第です)
部屋5 「女を描く」
1) 「ミロク(弥勒)」 板にグワッシュ F6 冬の時代の作品
菩薩の微笑みを表現したのではないかと思います
最高傑作です
2) 「夜の終り」 油彩 F30 91x72
どん底の中にもかすかに陽が射し始めたということではないでしょうか・・・
3) 「ミツ」 油彩 SM 22x15
傑作です
日ごろの苦しい生活がにじみ出ていますが、なーに・・・負けるものか!
4) 「窓辺の女」 紙に油彩 F8 45x36
どちらかと言えば少女でしょうか・・・
5) 「ミツの家」 油彩 F8 45x38 T氏所蔵
同じミツなのでしょうか・・・
6) 「残光」 板に油彩 37x29 T氏所蔵
一人の女の最後の輝きなのか・・・?
老けてたまるか!
右側の日没近い太陽がぎらぎら輝いている様がとても印象的です
7) 「歌う大女スガ」 油彩 F12 60x50 T氏所蔵
素晴らしい背景です
オペラ歌手でしょうか・・・
声量がありそうです
大女だそうですし・・・
8) 「赤い月 」紙に油彩 52x37
若奥様風です
<参考>
どなたの所蔵になったのか不明なのですが、最高傑作作品ですので展示させていただきました
「バビロンの女」 油彩 10P 53x41
別嬪中の別嬪です・・・
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部屋 4 「少女を描く」
1) 「国後の少女」 F6 41x32
フェルメールの「青いターバンの少女」の感じでしょうか・・・
2) 「麦わら帽子の少女」 4M 33x19
3) 「冬の時代 月明り」 F0 18x13
4) 「白いターバンを巻いた少女」(冬の時代の作品」) 板にグワッシュ F6 41x31
5) 「ラマの娘」 紙に油彩 36x24
6) 「冬の時代 ソリすべり」 油彩 SM 22x15
7) 「幻 現」 紙にグワッシュ 43x24
林超えの夜空に浮かぶ少女・・・
夢か幻か・・・?
おそらくS氏の願望が現れたのでしょうね・・・
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