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文庫になる前に興味を持っていたのに、すっかり忘れていた本。 どんな恋にも、その時だけの特別な“カオリ”がある―ゆるくつけたお気に入りの香水、彼の汗やタバコの残り香、ふたりでつくった料理からあがる湯気―柔らかく心を浸す恋の匂いをテーマに、今、一番鮮烈な“恋の描き手”たちが集う。漂う6つのフレイバーが呼びおこすのは、過ぎ去ったあの日のこと?それとも―?6人のラブストーリーテラーが供する、せつなさのスペシャリテ
角田 光代 水曜日の恋人 島本 理生 最後の教室 栗田 有起 泣きっつらにハニー 生田 紗代 海の中には夜 宮下 奈都 日をつなぐ 井上 荒野 犬と椎茸 すごい豪華な顔ぶれですね。 読み終わって色んな人の感想を読みましたが、 まさかの私が読み飛ばしてしまった宮下さんの「日をつなぐ」が1番の傑作だと絶賛されております。 なぜ読めなかったか。。私、最初の数行で「今の自分には重いかも」って拒否反応だったのです。 私は本にはとても素直で、なんかスピリチュアルっぽくて引かれるかもしれませんが、本を開いて「まだ」って思うときがあるんですよね。 それは素直に「読み時じゃないな」と読まないで、また読みたくなるまで寝かせます。だから数年後に宮下さん、読むかもしれません。 (でもこの本、妹にあげるのでまたいつか出会うチャンスがあったときに) なので、それ以外で私がよかったのは、やっぱり井上さんです。 不器用な夫婦というか、なんと言うか。 家族って不思議ですよね。 結婚して子供つくって、家族を成していくのに、でも心は離れて行く場合が多い。 不変的な気持ちなんてないかもしれないけど、
家族になると安心が生まれて相手を労わることが減ってしまうのかもしれませんね。 |
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