長期化が確実な避難所生活や、がれきの除去などの復興作業が本格化していることで、被災地での感染症の発生が心配されている。
避難所などでは集団生活を強いられるため、局所的な集団感染などが発生する懸念もある。
津波の影響で、土の中にいた病原菌が巻き上げられるなど、普段はなじみの少ない感染症が発生する可能性もあり、国立感染症研究所なども注意を呼びかけている。(蕎麦谷里志)
■インフル、ノロ 最も注意の必要な感染症の一つがインフルエンザだ。 全国的な流行は下火になりつつあるが、人が密集した避難所などで1人が発症すれば、局所的な集団感染を引き起こしかねない。
実際に、宮城県岩沼市の避難所で80人中15人が感染するなど、複数の避難所で集団感染が確認されている。 ここ数週間の流行状況をみると、高齢者が感染すると重症化しやすいとされるA香港型が最も流行しており、高齢者の多い避難所などは特に注意が必要だ。
ノロウイルスやロタウイルスによって引き起こされる感染性胃腸炎にも気をつけたい。 下痢や嘔吐(おうと)などが主な症状で、乳幼児を中心に感染が広がる。
避難所ではトイレの整備が不十分で、手洗いのための水も不足しており、集団感染につながるリスクも高い。
衛生状態が悪化した場合、ネズミが大量発生する可能性がある。 その際に懸念されるのがネズミの排泄(はいせつ)物から感染するレプトスピラ症だ。
軽症の場合は発熱など風邪症状で治まるが、1割で腎不全など重症化することもある。
避難所の生ゴミや、備蓄されている食料の管理なども感染予防には大切だ。
■破傷風 がれきの除去作業中にも感染症のリスクは存在する。 傷口から菌が侵入して発症する破傷風だ。
菌の毒素により、口がしびれて動かなくなったり、呼吸困難などを引き起こし、治療を怠ると死亡することもある。
40代以上はワクチンを打っていない可能性が高く、より注意が必要だ。
国立感染症研究所などによると、平成16年のスマトラ島沖地震でも100人以上の患者報告があったといい、今回の東日本大震災でもすでに宮城県と岩手県から計6人の患者が報告されている。 いずれも震災時にけがをして感染したケースとみられる。
■ツツガムシ病 津波が影響する感染症もある。 肺炎を引き起こし、治療を怠ると死亡することもあるレジオネラ症もその一つ。
原因となる菌は普段は土の中にいるが、津波によって土とともに巻き上げられ、感染リスクが高まっている可能性があるという。
スマトラ島沖地震でも、津波被害が出た地域で肺炎患者が多発したとの報告があり、レジオネラ症が疑われているという。
ダニの一種であるツツガムシに刺されて感染するツツガムシ病も、以前は「洪水病」などといわれ、洪水や土砂災害などが起きたときに多発してきた。 特に福島県は、普段から全国で最も患者報告が多いうえに、春先は流行期でもある。
主な症状は発熱や発疹だが、適切な治療を行わないと重症化の恐れもある。 農作業や土木作業、河川工事の最中にも刺される可能性がある。
対策には虫よけ剤なども有効という。
国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は 「被災地では衛生状態も悪いのでさまざまな感染症のリスクがある。予防には疾病ごとに注意するのではなく、手洗いなどの衛生管理や、マスクの着用、虫さされ予防など、基本的な感染症対策を講じることが大切だ」
と話している。
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★被災地での病気(哀)★
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転載してくれて、ありがとミャー♪ヽ(∇⌒= )( =⌒∇)ノミャー♪


何もありませんが「お茶」をどーぞ。
2011/4/9(土) 午前 11:25
樹里さん★ありがとう



いただきます★(^O^)
2011/4/9(土) 午前 11:32