東海テレビ放送の人気情報番組『ぴーかんテレビ』が、岩手県産ひとめぼれ10キログラムの当選者として「怪しいお米セシウムさん」や「汚染されたお米セシウムさん」と表示して放送した件で続報だ。
 
東海テレビ放送が謝罪をするとともに、「どうして不謹慎な騒動が発生したのか?」を解説した。
代表取締役社長も番組に出演し、頭を下げて謝罪している。
 
以下は、東海テレビ放送が特別番組で解説した「セシウムさん騒動」の全貌である。

 
・東海テレビが起こした事故内容

きのう「岩手県産ひとめぼれ10キロ」プレゼント当選者として「怪しいお米」「汚染されたお米」「セシウムさん」など不適切な字幕テロップを23秒間放送

 
・東海テレビのCG発注の流れ
ディレクターがCG原稿を作る

そのCG原稿でCG制作担当者に発注

出来上がりのCGをディレクター、タイムキーパーらが確認

プロデューサー、プログラムディレクターが最終チェック

 
・東海テレビが説明した事故原因

原因1 リハーサル用の仮テロップを担当者が「ふざけた気持ち」で作成
原因2 本来、放送されるはずのない仮テロップを操作ミスで放送

 
・放送前日の出来事

タイムキーパーがCG制作者に「不謹慎な内容」の訂正を依頼したが訂正されなかった。
制作スタッフとCG制作者とのコミュニケーション不足で訂正できなかった。
 
……と、東海テレビ放送は誰にでも理解できるように詳しく事故の流れを解説し、結局は「CG制作者のモラル欠如」と「担当者によるCG表示の操作ミス」がダブルで発生した事故だったことが判明した。
 
CG制作者にとっては単なる「ふざけた気持ち」かもしれないが、農業関係者や消費者に大きなダメージを与えたはもちろんのこと、いらぬ不安を日本中に振りまく結果となった。
 
この騒動が発生したのち、岩手県は「岩手県のお米を始め、全国のお米は安全です」と断言している。
 
さらに岩手県は「現在流通しているお米は平成22年産米で、原発事故発生前の昨年秋に収穫されたお米であり、岩手県の場合、低温倉庫、準低温倉庫に適切に保管されているものが流通しており、安全なお米です」とも解説していることから、今回の騒動で「不安になった」という人は誤解をせず、お米に関して安心していいだろう。