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事故から1年の節目を前に、公開された東京電力福島第1原発。真新しいタンクが増設され、がれきの撤去が進むなど作業の進展ぶりがうかがえる一方、依然として高い放射線量が作業を阻んでいる地点もある。
防護服に全面マスクの完全防備で固めた作業員が忙しく立ち働く姿を前にすると、「収束」の2文字はかすんで見えた。
昨年11月の公開時と比較し、目に付いたのは構内を縦横に走る黒い配管。
冬場の凍結などで破損が相次いだのを受け、素材を丈夫なポリエチレンに変え、黒い樹脂の保温材を巻いた。
地面に直接置かれていた配管も、支持金具のある部分や、コンクリート製の溝に入った部分が増え、徐々に整備が進んでいる。
東電の説明では、敷地全体の放射線量は低減傾向にあるとされ、前回の公開時にはできなかった敷地屋外での取材も一部で可能になった。
1〜4号機の建屋を臨む高台で取材用バスから降りると、全面マスク越しに冷たい風と重機の立てる振動を、じかに感じることができた。
一方で3号機のように、近寄るだけで線量計の数値が跳ね上がる場所もあった。
比較的線量が低いとされるタービン建屋の脇をバスで通過した際も、車内のあちこちでアラームが鳴り、この日最高の毎時1.5ミリシーベルトを記録。
やや離れても、3号機が直接見通せるような場所では比較的高い線量が記録された。
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