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私が中国ビジネスを始めてから4年ほどがたつ。
日本で中国で仕事をしていると言うと、必ず返ってくる言葉が、
「中国ってどうですか?」という質問
中国といっても、北京・上海・広州・瀋陽・ウルムチ・・・それぞれの町によって人種も異なれば、文化も異なる。だから一概にはこうであるとは言えないのだが、
まず、「どうですか?」に対する答えは、日本人との比較で答えるということになるだろう。
そうすると、私は、「言葉に対する責任」が大きく違うのだと思う。
中国人はいい加減である! 最低である!などとマイナスイメージを持つ人がかなり多い。
これは実体験を伴わない場合でも、悪いうわさをしている人の話を聞き、それがいつのまにか自分の意見として人に話し、その話を聞いた人がさらに誰かに話す・・・と言う具合に広がっているのだろう。
実体験からすると、そんなに酷い人間はいない。
愛想の無いように見える人々も、一度話をして仲良くなれば、本当は日本人とそれほど変わらない。
また、皆が日本を嫌っているかというとそうでもない。
日本の製品が溢れているし、日本の製品の模倣品だって売れる。
日本人と根本的には見た目だってそれほど変わらない。
中国人(外見)の方が劣っていると思う人は、そのレベルの人しか見ていないのだろう。
人口的にも、日本人より美男美女の数は絶対的に多いはずだ。
頭の良さもしかりである。
では、なぜ悪いイメージが発生するのか。
私は中国人の「自分の発した言葉に対する責任」の重さが極めて低いのだと思う。
打ち合わせをしていてもメモする人はほとんどいない。
中国人は全てを覚えられるスーパー記憶人間なのだ。なんせ、あれだけ漢字を覚えているのだから。
打ち合わせ終了後には「了解、問題ない」の言葉が返ってくる。
こちらとしては心強い。
が・・・、数日後に上がってくる仕上がりは、打ち合わせが反映されていない。
「了解・問題ない」の言葉はなんだったのか。問題だらけである。
中国語で言う「できる・問題ない」は日本語で言う「できたらやってみる」
だから、大抵の場合は「やってみたけれど、できませんでした」なのだ。
それが、結構大きなプロジェクトでも発生するので、
お金につながる話になったりして、「中国人は嘘つきだ」「中国人はいいかげん」ということになる。
しかし、中国人どうしではそれで成り立っている。
「あ、そう。じゃあやり直して」・・・ってなもんだ。
日本人ほど(日本人にもいるかもしれないが)言葉に責任を持たないのが彼らである。
けして、人は悪くない。良い人がたくさんいる。また、彼らに悪気があるわけでもない
これはあくまでも私の考えであり、出会う人によってそのイメージは異なるのかもしれない。
同じ中国人同士でも、「香港人は・・・」「広州人は・・・」的な話をしている。
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