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朝っぱらから一人で映画を見に行ってしまいました。
「リスボンに誘われて」
2013年のスイス・ポルトガル・ドイツ映画。
パスカル・メルシエの原作「リスボンへの夜行列車」は
2004年の刊行以来
ドイツで200万部
全世界で400万部のベストセラーとなっています。
哲学書とも言えるような内容で
新聞で読んだこの本の書評には
「こういう本がベストセラーになるヨーロッパの読書力の高さを感じる」
とありました。
映画も10月後半から上映が始まったのですが(千葉では)
なかなか見に行けなくてそのままになっていました。
ところが、今日が最終ということを昨日発見。。。
しかも朝9:40からの1回のみ!!
もう、行くしかなくて・・・。
でも行ってよかった。
本当にいい映画でした。
ベルンに住む地味な初老の教師グレゴリウスは
橋の上から身投げしようとしている女性を救い
彼女が持っていたある本に導かれ
日常を投げ出してリスボンへの夜行列車に飛び乗ってしまいます。
リスボンで
その本の作者アマデウ・デ・プラドのことを知るために
様々な人と出会い
様々な話を聞いて
医師であり
独裁政権下でレジスタンス運動にも関わった
アマデウの人生の謎を解き明かしていきます。
その間に
グレゴリウスは自分の人生について考え
アマデウの言葉に自分の思いを重ねるようになります。
アマデウの文章は本当に深い意味を持ち印象的です。
グレゴリウス役のジェレミー・アイアンズがそれを読む声がピタリとハマって
ずっと聞いていたい・・・という気持ちになるんです。
そして、今聞こえてくるこの文章を
英語で読んでみたい・・・と思ってしまいました。
ま、原作はドイツ語なので
英語とは全く雰囲気が違うだろうし
映画の台本だとさらに違うのかもしれないけれど
アマデウの本を朗読する場面だから
けっこう英語版の本の通りなんじゃないかと思うのです。
あれ?でもアマデウが書いたらポルトガル語だよね??・・・今ふと思った。。。
映画のラストシーンがこれまたとんでもなく良くて・・・。
スイスに帰るため列車に乗ろうとするグレゴリウスに
お互い魅かれあっているマリアナが
「ここに残ればいいのよ」と言います。
「Just stay!」というセリフで画面は一瞬静止、そして暗転。
いやあ、ドキッとしました!!
グレゴリウスはどうするんだろう…って考えることは
すなわち
自分ならどうするだろうってことですから。
もう若くはない身で
本当にすべてを投げ出せるか?
自分の人生をリセットできるか?
怖いくらいの余韻です。
エンドロール中しみじみとしてしまいました。
リスボンの街並みはとびっきり素敵だし
音楽もクラシックぽい趣きで美しかったです。
前に本を探した時には
新刊はなくて
古本で3000円以上もしたので
図書館に予約しましたが、まだ回ってきません。
さっきAmazonを見たら
¥2700で新刊が出ていました。
う〜〜〜ん、どうしよう。。。
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