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歌になっている詩を中心に、好きな詩などを載せていきます
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震災の句

イメージ 1
 
この句は、盛岡在住の俳人白濱一羊さんが震災後に詠んだ句です。
ご自身も被災者の一人であり
被害の大きな被災地へ支援活動に入った時に
現地で目にした状況には
大きなショックを受けたそうです。
 
震災後に一羊さんが詠んだ句は
俳句誌でも何度も取り上げられており
また、N県の某タクシー会社の社内掲示板にも紹介されていたというくらいに
全国に静かな波紋を広げています。
 
被災者であればこその視点が
切実な思いを伝えてくれるのだと思います。
 
朝顔の句の思いは
細々とですがチャリティを続けている私たちの気持ちにも
重なる部分があると思い
7月3日10日のコンサートのプログラムに
上のような感じで載せ、紹介させていただきました。
きっとコンサートへ来て下さった方たちへも
何かが伝わったことと思います。
 
 
一羊さんの他の句も紹介しておきます!!
東北へこれも堪へよといふ余寒       白濱一羊
震度3などは揺り籠春眠す             〃
カップ麺千二百個や山笑ふ            〃
 
一羊さんの俳句をもっと見たい方は・・・・一羊俳句道場へどうぞ
 
第一句集『喝采』も絶賛販売中・・・・ご注文はみるくまで

千葉詩亭

イメージ 1
 
7月にチャリティをやらせていただく『TREASURE RIVER BOOK CAFE』
『千葉詩亭』と名付けられた
詩の朗読イベントがあり
会場の下見も兼ねて行ってきました。
 
もう、本当にビックリ
 
世の中、自分が知らないだけで
いろいろなことが行われているものなんですね〜〜
 
「オープンマイク」と名付けられたこのイベントでは
当然と言えば当然ですが
主催者も含めお客様も「詩人」の方々が集まって来られます。
 
まず、主催のお一人I さん
ご自分が訳本を出されたアメリカの詩人の詩を朗読。
 
次にゲストが30分のパフォーマンス
今回のゲストは、昨年「中原中也賞」を受賞した文月悠光(ふづきゆみ)さん
まだ19歳のうら若き女性です。
学校をテーマにした詩が多いそうですが
読み終わった紙を
ハラリハラリと一枚ずつ床に捨てていくんです。
詩の朗読ってこういう風にするんだ〜〜〜って
そんなことに目が釘付け。
 
その後、いよいよオープンマイク
何と19名もの参加者があり
結局その場にいるほとんどの人はそれが目的できているんです。
一人5分のパフォーマンスですが
どれもこれも「へ〜〜〜!!」と驚くばかりでした。
 
最後にもうお一人の主催Oさん
ちょっと長めのご自分のオリジナル作品を朗読。
詩っていうより短編のような感じ。
独特の世界観をくりひろげ面白かった。。。
 
詩人の方々って
こういう集まりを催しているんですねー。
一緒に行った友との感想は・・・
「私たち、完全に浮いてるね
・・・でした。。。
 
途中休憩はあったものの
約3時間にわたり
あまりに多くの「言葉」を
真剣に受けとめようとして神経を尖らせていたので
ものすごく疲れてしまい
ひどい頭痛になってしまいました。
 
でも、また行ってみたい気がちょっとします
 
画像は、Oさんの朗読で
終わった時には
あの手に持っている紙が
足元にまかれているんですよ

昼の月

イメージ 1

今日もいいお天気でした。

お昼過ぎになってもまだ洗濯物を干そうと
ベランダに出ました。
穏やかな青空を見上げたら
こんな面白い雲が!

まるで空にクレヨンで落書きしたみたいです。

イメージ 2

こちらの雲は
まるで龍が空を飛んでいるような
とてもとても細長〜く続く雲の一部です。
あばら骨の連続みたいに見えました。


イメージ 3

そして、東の空には、『昼の月』がありました。

「月は東に日は西に」という蕪村の菜の花の句があります。
季節は違うけれど
こんな風に東の空に月が見えるのでしょう。
青空に白く浮かぶ月は
どことなくのどかな感じがします。


野路の果て、遠樹の上、空澄みて昼の月かかる。

あざやかに且つは仄か  消ぬがに、しかも厳か。 

見かへればわが心の青空、

初恋の記憶かかる。

(佐藤春夫詩集 昼の月)

昼の月から初恋を思い出すのは
私の気分とはちょっと違いますが
ずっと見ていたいような気持ちになってしまうのは
やはり月の魅力の不思議さでしょうか。

I was born

I was born 吉野弘

確か 英語を習い始めて間もない頃だ。

 或る夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと、青い夕靄(ゆうもや)の奥から浮き出るように、白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。

 女は身重らしかった。父に気兼ねしながらも僕は女の腹から目を離さなかった。頭を下にした胎児の 柔軟なうごめきを腹のあたりに連想し それがやがて 世に生まれ出ることの不思議に打たれていた。

 女はゆき過ぎた。 

 少年の思いは突飛しやすい。 その時 僕は<生まれる>ということが まさしく<受身>である訳をふと 諒解した。僕は興奮して父に話しかけた
---やっぱり I was born なんだね---
父は怪訝(けげん)そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した。
--I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。自分の意思ではないんだね--
 その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。僕の表情が単に無邪気として父の眼にうつり得たか。それを察するには 僕はまだ余りに幼かった。僕にとってはこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだから。

 父は無言で暫く歩いた後、思いがけない話をした。
--蜻蛉(かげろう)と言う虫はね。生まれてから二、三日で死ぬんだそうだが それなら一体 何の為に世の中へ出てくるのかと そんな事がひどく気になった頃があってね--
 僕は父を見た。父は続けた。
--友人にその話をしたら 或日 これが蜻蛉(かげろう)の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。説明によると 口はまったく退化していて食物を摂(と)るに適しない。胃の腑(ふ)を開いても 入っているのは空気ばかり。見ると その通りなんだ。ところが 卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっそりとした胸の方にまで及んでいる。それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとまで こみあげてるように見えるのだ。淋しい 光の粒々だったね。私が友人の方を振り向いて <卵>というと 彼も肯いて答えた。<せつなげだね>。そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ、お母さんがお前を生み落としてすぐに死なれたのは--。

 父の話のそれからあとは もう覚えていない。ただひとつの痛みのように切なく 僕の脳裡に灼きついたものだった。
--ほっそりとした母の 胸の方まで 息苦しくふさいでいた白い僕の肉体--。

息子の入学式の日、学年主任の先生のお話は
この詩を引用して始まりました。
全文を朗読したのではありません。
内容を説明しながら部分的に朗読していきました。

「I was born 」という表現の意味
人は生かされているということ
子は親をどう受け止めていくのか
そういうことを理解しながら子は成長していく。
そんなわが子をしっかり見つめて受け止めていってほしい。

そういうようなお話でした。


入学式に集まった保護者を相手に
この詩を選ぶことにもびっくりでしたが
きっとこの勢いで
バシバシ指導するんだろうなぁと
シゴカレル息子たちを想像しました。

上の息子の学年の主任の先生とは
まるっきり種類は違うけれど
決して負けない熱血です!!

きっとこの1年でものすごく力がつくのだろうと思いました。


同じ作者の「夕焼け」はとても好きな詩ですが
この詩も最初に接した時は衝撃がありました。
命をつないでいくつらさを
父と子が会話するということが
驚きでした。
そして「I was born 」なのであれば
自分はこれからどうすればよいのだろうと
考えたりした覚えがあります。

旅立ちの日に

「旅立ちの日に」

1991年に
埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られました。

作詞は当時の校長小嶋登。
作曲は音楽教諭の坂本浩美。
編曲は多くの合唱曲を手掛けている松井孝夫。

もともとは「3年生を送る会」で先生方が
卒業生のために歌う目的で作られましたが
シンプルで親しみ安い歌詞とメロディーが共感を呼び
今では「仰げば尊し」に変わる卒業ソング(合唱)となっています。

白い光の中に
山なみは萌えて
遙かな空の果てまでも
君は飛び立つ
限り無く青い空に
心ふるわせ
自由を駆ける鳥よ
ふり返ることもせず
勇気を翼にこめて
希望の風にのり
このひろい大空に
夢をたくして 

 懐かしい友の声
 ふとよみがえる
 意味もないいさかいに
 泣いたあのとき
 心かよったうれしさに
 抱き合った日よ
 みんなすぎたけれど
 思い出強く抱いて
 勇気を翼にこめて
 希望の風にのり
 このひろい大空に
 夢をたくして 

      ★ いま、別れのとき 飛び立とう未来信じて
        弾む若い力信じて このひろい 
        このひろい大空に
      ★くりかえし
 

のびのびと歌い盛り上がる
とてもいい曲です。


ここでメロディーが聴けます。
http://www3.ic-net.or.jp/~yy-image/g04t/sub3333tabidatinohini.htm


2年前に書いた「大地讃頌」についてはこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/miruku4989/28147371.html


「大地讃頌」のメロディーはこちらで聴けます。
http://www3.ic-net.or.jp/~yy-image/g04t/sub335daitisansyou.htm

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