季節の言葉

[ リスト | 詳細 ]

季節に関係する美しい表現を集めていきたいです!
記事検索
検索

盤渉調

12月の声を聞くと
それだけでなんだか急に冬になったような気がします。

今日は、昨日の続きで
11月と一日しか違わないというのに
月や季節の呼び名というのは不思議なものです。
日本人特有のの季節の感じ方なのでしょうね。

古来、日本の雅楽では
古代中国の陰陽五行説の思想に基づき
四季それぞれに奏されるべき調子が決められていました。

春は「相調(そうじょう)」
夏は「黄鐘調(こうしきちょう)」
秋は「平調(ひょうじょう)」
冬は「盤渉調(ばんしきちょう)」


源氏物語の「紅葉(もみぢの)賀(が)」で
光源氏と頭中将が舞う『青海波(せいがいは)』は
盤渉調(ばんしきちょう)の曲です。

「帚木(ははきぎ)」の巻にも
『月のころほひ、月おもしかりし夜、(中略)筝の琴を盤渉調にしらべて』
とあります。

この場面は、初冬の頃の話です。

平安時代の貴族は、秋たけなわではなく
紅葉もすがれ、菊に霜の降りる初冬になってから
かえって秋を惜しんで盤渉調の曲を演奏したのかも知れません。


「見渡せば 花も紅葉(もみぢ)も なかりけり 浦のとまやの 秋の夕暮」 〜 藤原定家

この歌も、そんな景色を詠んだのでしょうね。

二百二十日

イメージ 1

今日は、二百二十日。

立春から数えて220日目にあたります。
八朔(旧暦8月1日)・二百十日とともに、
嵐になる確率が高い「荒日(あれび)」として
農家の三大厄日とされてきました。

実際に台風が多くやって来るのは
この時期とは限りません。
二百二十日以降ばかりでなく
最近の異常気象で思わぬ時期に
思わぬ所で台風が発生したりしていますよね。

農作業と切り離せないものだったように
暦は人の生活と深く結びついていたのに
実際とずれてきたなんて感じるのは寂しいことです。

いずれにしても
いよいよ本格的に秋の到来となりそうです。

マンションの入り口の「しゃら」の葉が
色づき始めました。

夏には、こんなきれいな白い花を咲かせていましたよ。
コロコロとしたつぼみもかわいかったです。
今日の写真と比べると
空気の感じが違いますね!

イメージ 3イメージ 2

二百十日

イメージ 1

「風少し 鳴らして二百十日かな」(尾崎 紅葉)


今日から9月。
そして、今日は二百十日。

一日違いで、昨日は台風11号の接近により
大荒れのお天気でしたが
今日は、台風一過の残暑でした。

野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。 立蔀(たてじとみ)、 透垣(すいがき) などのみだれたるに、 前栽(ぜんさい) どもいと心くるしげなり。

枕草子200段

私も子供の頃には
台風の翌日、あちこち荒れた様になっているのを見るのが
何となく好きでした。
今思えば、それって・・・
この段のような風情を子供心に感じ取っていたということなのでしょうか。

それにも増して
台風の時は、ちょっとワクワクするような気もしたりして!!
風が吹き荒れて、木々が倒れそうなくらい揺れたり
雨が吹き付けるのを
家の中から見ているのが好きでした。

『千載和歌集』にはこんな歌があります。
野分(のわき)する野辺の景色を見る時は心なき人あらじとぞ思ふ<藤原季通(すえみち)>
野分の時は、昔から誰しも心騒ぐものなのでしょうかね。



画像はフリー素材屋Hoshinoさんからお借りしました。
台風一過の夕焼けです。
きれいですね。

お盆

イメージ 1

よく「盆と正月くらい」と例えられるように
お盆とお正月は
日本の二大行事です。

今日はお盆のお墓参りに行ってきました。

お盆は旧暦で行われることが多いですが
うちの田舎の方では
8月13日が迎え火、15日が送り火です。

我が家の棚飾りは、あまり正式ではなく
仏壇の前に色紙を切った飾りを吊るし
お供え物をします。
おじいちゃんが亡くなり
夫が準備するようになってから
きゅうりの馬とナスの牛は省略されています。

祖先の霊は
きゅうりの馬に乗り、ナスの牛に荷物を乗せて
やって来るのだそうです。
そう聞くと
省略しちゃっていいのかな?
・・・という気もします。。。

旧暦七夕は、お盆のちょうど一週間前です。
「棚幡」とも書き
お盆の前の禊ぎの儀式の意味もあったようです。

お盆には
送り火や盆踊りなどいろいろな行事があります。
京都の大文字焼き、長崎の精霊流し、
郡上踊りや阿波踊り。
訪ねてみたいものばかりです。


画像は 「ゆんフリー写真集」http://www.yunphoto.net/jp/ からお借りしました。
奈良の燈花会です。

桜人〜さくらびと〜

イメージ 1

雨上がりの夜桜です。

夕方から
お花見をする人たちにはあいにくの雨が降りましたが
アンサンブルの練習が終わって帰る頃には
雨も上がりました。

毎年きれいな桜が見られる
近所の公園には
人っ子一人いなくて
ただ静かにしっとりと
まるで誰かの帰りを待つように桜が咲いているので
思わず車を止めて
しばし夜桜を見上げてしまいましたよ。

夜桜というと
妖しさを漂わせているような気がしますが
今夜の桜は
そうではなく
ひっそりとした姿で立っていました。

桜の花を眺める人のことを
『桜人』〜さくらびと〜と言います。
「花人」「花見人」とも言うそうです。

「花見客」とは違う
桜人の心持ちになるような
そんな夜でした。


.
miruku4989
miruku4989
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

過去の記事一覧

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事