季節の言葉

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季節に関係する美しい表現を集めていきたいです!
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金木犀

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夜桜ならぬ『夜金木犀』



すぐ目の前の道路沿いにたくさん咲いている金木犀。
毎日車で通るのに
降りてそばに寄る余裕もありません。

ゴミ捨てのついでに
小ぬか雨の振る中を近くまで行ってみました。

雨が香りを吸ってしまったのか
私の鼻がつまり気味なのか
顔を近づけないとあの甘い香がしません。


オレンジの花は「金木犀」
白い花が原種で「銀木犀」というそうです。
中国から江戸時代に伝わりました。
九里先まで匂うので「九里香」とも呼ばれます。


じつは、金木犀は『雌雄異株』です。
中国から伝わった時に雄株しか渡来してないので
日本に雌株はありません。
中国では雌株があるので実が成ります。

甘い香りは、遠い中国まで届けよとばかりに
香っているのでしょうか。
残念ながら雨の夜の闇の中では
その願いも薄れてしまいそうです。

十五夜

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昨日は十五夜でした。

ものもらい坊主を連れて行った眼科が
すごーっく混んでいて
待つこと3時間。
終わったらすっかり夜になっていました。

JR千葉駅の裏の通りから空を見上げたら
まぶしいホームの明かりの向こうに
きれいなお月様が出ていました。

イメージ 2 駅地下の和菓子屋さんでは
お団子も売り切れていて
お月見団子は、
コンビニで買ったヤマザキのお団子になってしまいました。


近所のスーパーで買っておいた花と
生協で届いた葡萄で
とりあえず「お月見セット」完成です!










『徒然草』に
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは
とありますが、
やはり“隈なき月”は美しいです。

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秋の夜の月の光はきよけれど 人の心の隈は照らさず(後撰集)
あきのよの つきのひかりは きよけれど ひとのこころの くまはてらさず

「秋夜の月光は冴え冴えと濁りないが、あの人の心の奥までは照らさないのだね」
どんなに月が明るくてもあの人の本当の気持ちまでは見えないということでしょうか



月待ち

特定の月齢(げつれい)の夜に
寝ないで遅い月の出を待つ行事を「月待ち」といいます。

十七夜は「立待ち」
十八夜は「ゐ待ち」
十九夜は「ふし待ち」
二十夜は「寝待ち」

と呼ばれています。

ただ単に「待つ」のではなく
「祭る」の意味も込められ、
供物を供えて月の出を待ちました。



SORA 〜 MOON 第3回「同じ月を見ていた」企画参加

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夏の名残

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あんなに暑い暑いと言っていたのに、
この数日は、天候がすぐれないせいか、
日中の暑さも凌ぎやすくなり、
朝晩は秋の風情が漂い始めました。

猛暑の中、輝くように咲いていた百日紅の花も
心なしか存在感が薄くなってきたようです。

今は、ニ十四節気では、『処暑』。
暑さがおさまる時期。
七十二候では、昨日8月28日から
『天地始粛』に入りました。
てんちはじめてさむし・・・天地の暑さが衰えるという意味です。

夏休みにロスからやって来た中国系アメリカ人の友人は、
『猛暑』という言葉が、面白いと言って大笑いしていました。
暑さに『猛』を付けるなんてすごすぎるらしいのです。

いずれにせよ、立秋に生まれた秋が、
少しずつ少しずつ勢いを増し、
季節は着実に移ろっているのです。


夏の果て

晩夏の季語に「夏の果て」というのがあります。
「夏惜しむ」とか「「夏終わる」などと比べて、
「果て」という響きがいいですね。
春や秋には「行く」とか「惜しむ」感情はあっても
「果て」は使われません。
夏の暑さの激しさがあってこそ
行きつくところまで行っちゃった・・・という感じなのでしょうか。


夏の名残のバラ

川畠成道のCDに
エルンスト作曲の「夏の名残のバラ」という
とてもステキな曲が入っています。

もとは、アイルランド民謡で
このような歌詞で始まります。
'Tis the last rose of Summer, 
Left blooming alone; 

夏の名残のバラ 一人寂しく咲いている

日本では、「庭の千草」として知られており、
歌詞は意訳ですが、
もともとの英語の歌詞とは、少し雰囲気が違うようです。

エルンストの曲は、
このメロディーを使った無伴奏の曲で、
以前川畠さんのコンサートで聴いて、
いいなあと思いました。

弾いてみたいが、難しい・・・そんな曲です。

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蓮始開

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二十四節気の『小暑』をさらに七十二候で分けると、
7月12日から16日までが次候

『蓮始開』

「ハスハジメテヒラク」と読みます。

蓮の花の清らかな美しさは、
昔から、この季節を代表する花なのですね。


『朝風や ばくりばくりと 蓮開く』 正岡子規

イメージ 2蓮は、早朝花が開く時に、
「ポン」と音がすると言われています。
もし本当なら、聞いてみたいものです。

しかし、これは俗説で、
実際には音はしないらしいです。
早朝の池で、
フナやコイがえさを捕るために
水面で跳ねる音ではないかと言われています。







『 ひらいた、ひらいた、何の花が開いた』

この童謡の続きは、
『レンゲの花が開いた、開いたと思ったらいつの間にかつぼんだ』
と歌われますが、
この「れんげ」は、なんと「蓮」のことなのです!

蓮の花は夜明け頃開花し
お昼頃から萎みはじめ
夕方にはつぼみに戻ってしまいます。
これを3日間繰り返し、3日目の開花後に花びらが散ります。



源氏物語『若菜 下』

紫の上は、
光源氏が女三の宮を迎えたことで苦しみ、
ついに病に伏してしまいますが、
蓮の花の頃に小康を取り戻します。
池はいと涼しげにて、蓮の花の咲きわたれるに、
葉はいと青やかにて、露きらきらと玉のやうに見えわたる
こんな情景の中、
紫の上は、久しぶりに起き上がって、
池の蓮を見ながら、源氏の君と過ごします。

「消え止まるほどやは経(ふ)べきたまさかに蓮(はちす)の露のかかるばかりを」(紫の上)
(あの露が残っている間だけでも生きられましょうか、蓮の葉に頼る命ですけれど)

「契り置かむこの世ならでも蓮葉に玉ゐる露の心隔つな」(源氏の君)
(約束しておこう。あの世でも蓮の葉に、玉になっている露のように心を隔てはしないと)


イメージ 3

蓮の花は、
古くは万葉集から、枕草子、徒然草や俳句まで
多くの作品に描かれ歌われています。
ちょっと調べだしたら、
次々と情報がつながり、
仏教関係あり、楊貴妃の蓮池に中華料理と
思わぬ世界が広がりました。
キリがないくらいに。。。



小暑についての記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/miruku4989/37513827.html

七夕

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七月七日と言えば「七夕」

一年に一度、牽牛と織女が、
天の川を渡って会うことのできる日です。

七夕は、中国から伝わった伝説です。
昔は、機織や裁縫が上手なことは、
女性にとってたいせつな素養でした。
日本古来の「棚機津女(たなばたつめ)伝説」が、
中国伝来のものと結びついて、
七夕の行事になったと言われています。


七夕は五節句のひとつです。
五節句とは
正月七日『人日(じんじつ)』
三月三日『上巳(じょうし)』
五月五日『端午(たんご)』
七月七日『七夕(しちせき)』
九月九日『重陽(ちょうよう)』


枕草子にも

七月七日は、曇りくらして、夕方は晴れたる空に、月いと明かく、星の数も見えたる。

とありますが、
やはり、美しい星空が見えてこその
ロマンチックな七夕の夜ですよね。


枕草子には、ほかに

星は すばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。

とも書かれていて、
やはり「彦星」は、特別な星に思えたのでしょうか。
もっとも、この星たちは、
清少納言が、実際に見たとは限らず、
当時の辞書からよせ集めた名前だとも言われています。
お勉強好きな清少納言のやりそうなことかもしれません。



最近は、笹を飾って短冊を吊るすこともしなくなってしまいました。
せめて、心の中の短冊に願いを込め、
雲に隠れた天の川に思いをはせて、
夜空を見上げてみましょうか。


「たなばたのあふ瀬絶えせぬ天の川いかなる秋か渡りそめけむ」『新古今集』待賢門院堀川

天の川は、旧暦では秋の空に輝くのです。。。




画像:京菓匠「甘春堂」の七夕のお菓子です。

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