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 萩市の新清掃工場建設は、ここに来て急展開をしています。
 これまで萩市単独で建設を予定していました。ところが4月に行われた長門市の市長選挙の結果、市長が交替したことから、長門市が方針を変更し、単独建設から萩市との共同建設の方向に変わりました。これを受けて萩市も広域処理に向かっています。

 5月28日に、長門市長や職員が萩市を訪れ、新清掃工場の建設について広域処理の方向で協議しました。そして29日には、長門市議会の文教厚生委員会で長門市長が、単独設置はなくなったと述べ、萩市との広域処理方針を明らかにしています。


 萩市は当初、長門市と阿武町を含めて広域処理をすることを長門市に持ちかけていました。しかしながら、長門市の前市長が単独建設の方針を示し断ったことから、萩市も単独建設の方向が固まっていました。

 長門市は、清掃工場建設に向けて萩市より1年早く取り組み、2013年度の完成を目指していました。しかし、用地選定が先延ばしにされ、決定していませんでした。一番難しい住民の合意を得る努力を避けていたのではないかと言われています。市長が変わり、萩市との関係が見直されたため、建設場所が萩市であれば、もっとも困難な地元住民対策をしなくてよくなり、負担が軽くなると考えたようです。
 萩市に頭を下げてでも広域処理をすることが得策と見たようです。


 萩市は、建設費、運営管理費の負担が軽くなることで財政面でのメリットから長門市との広域処理をはじめから求めていました。私は、今回は財政面だけでなく、もっとも大きな要因は、最終処分場の確保にあるのではないかと思っています。萩市が溶融炉にこだわってきたのも最終処分場の寿命が近づいていること、新たな処分場の建設は非常に困難だということがあるからです。産廃処分場に市を挙げて反対している中で一般廃棄物といえども最終処分場には大きな抵抗があります。

 その点、長門市は最終処分場を作ったばかりです。
 もし長門の処分場を清掃工場からでる焼却残渣(セメント原料にしたあとの最終残渣)の埋め立て場所にできれば、願ったりかなったりということです。


 こういう両者の思惑や利害が合致して、広域処理に向かうことが、あっという間に決定したわけです。



 そこで萩市が大きく懸念しているのは、広域処理することで建設候補地の選定に影響が出てくるのではないかということです。

 現在、5つの候補地を選定し、評価しています。山田地区の2か所をもっとも有力な候補地として絞っています。町内会の役員が誘致の意思を示し、地元説明会も開いていましたが、建設の前提は萩市単独の事業ということで説明しています

 ここにきて、広域処理ということになって、地元の人々の理解が得られるだろうかという心配を市はしています。
 もし地元が広域処理なら反対ということになれば、候補地の選定を見直す必要に迫られることになります。


 現実に、山田地区の住民のなかには、清掃工場の建設に強硬な反対を主張する人も現れています。それが、広域処理ならもっと厳しい反対が予想されます。


 萩市にとってこれからの用地選定と決定までの間には相当悩ましい時間となるでしょう。合併特例際事業として考えているため、時間が限られています。それは長門市も同じです。

 今後の用地選定は、1か所だけの交渉ではなく、複数の対応が考えられるかもしれません。


 写真は5月31日 クリーン大作戦 で集落内のゴミ拾いをする様子。

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