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無意識(潜在意識)の存在は日常生活においては,
ほとんど意識することが無い。

たとえば,腕を上げてみてと言われて
腕を実際に上げてみても,
どのような軌跡で,そしてどのような手の形で,などと
詳しく考えてからあげているわけではない。
全ては無意識が行っている。

では,無意識はどのようにそれを決定しているのだろうか。
そう考えてみると,それは過去の経験と知識に基づいてとしか言いようがない。
顕在意識については,形而上学的な思索に基づいて
次の思考が更新されるかもしれないが,
無意識については,その思考の材料はあくまでも
それまでに記憶された経験と知識ではないだろうか。

すなわち,私たちの行動は過去の経験と知識に支配されていることになる。

現在の自分の顕在意識の思考に基づいて
私たちは行動しているかのように思っているが,
その顕在意識の思考も,また私たちの無意識に行っている行動も,
それら全てが過去の経験と知識によって支配されていることになる。
(そうでないとすれば,他の意思の介入が行われているときであり,
それらは自律的ではない,催眠・暗示に基づいた行動であろう)

したがって,自分の思考・行動を制御していくためには,
まず自分の過去と向き合う必要があり,
次に未来に向かって自分の経験と知識をより良く構築していくことが必要である。

さて,無意識に私たちの知識と経験が集積されていくわけだが,
この無意識が厄介であるのは,
その情報を無批判に受け入れていってしまうことである。
善か悪かの判断を無意識はしない,いやできないのだろう。
そして無批判にネガティブな思考と経験を次々に集積していき,
その結果,私たちの現実の行動に影響を及ぼしてしまうのだ。

それでは,どうすれば良いのか。
無意識に受け入れる前に,能動的に顕在意識において
ポジティブな思考に変換するか,
ネガティブな思考にフィルタをかけて
自分に深く影響しないように心がけていく必要があるのだ。
ポジティブな知識と経験の集積によって,
私たちの次の行動はストレスの少ないものになっていくだろう。

私の武道の教えにおいては,よくコップの水の喩えが出される。
コップに入った汚れた水をきれいにするために,
我々は容易にコップの中の水をすっかり捨てるということができない。
そこで,一滴ずつ清水の水滴をコップの中に入れていくのだ。
すぐにはコップの中の水はきれいにはならない。
しかし,いつかは限りなく清水に近づいていく。

ここで,汚れた水は過去のネガティブな知識と経験の集積である。
今,このときからでもコップの中に清水を一滴ずつ垂らすように,
ポジティブな知識と経験を集積していく。
いつかは行動が変わることだろう。

ところで,ポジティブであるという判断は顕在意識がしなければならない。
しかし,世に溢れる安易なポジティブ思考というのは私は嫌いである。
どうも,独りよがり,自分に都合の良い解釈,自分勝手というイメージがある。
本当のポジティブ思考には公明正大な判断が必要である。
決して独りよがりになってはならない。
この訓練にも時間を要するのかもしれない。


無意識が自分の心身に与える影響は絶大である。
これを制御することこそ,人生の一大事と考えてもよいのかもしれない。
しかし,無意識は善悪の判断なくすべてを受け入れてしまう。
無意識に情報を入力する前の処理こそが
我々の顕在意識に要求されることであり,
それこそが日常生活でいうところの「心がけ」である。

閉じる コメント(1)

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興味深く拝読いたしました。無意識が自分の心身に与える影響は絶大であることはそのとおりだと思います。
しかし、無意識は善悪の判断なくすべてを受け入れてしまうかどうかは疑問です。不充分ではあっても、ある程度は、無意識に善悪を判断し、取捨選択しているのではないでしょうか。不充分さを補うにはやはり意識が関与する必要があると思いますが。

2012/12/23(日) 午前 3:51 phi*o*ophe*7*p


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