みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

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                      クスヌカー(後の井)  宮古島市平良狩俣

 サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。県道230号により宮古島の北部、狩俣へ向かう。狩俣小学校前の市道へ右折、奥まで行くと番所史跡案内板があり、海岸の見える高台へ上がる。右手水道施設後ろ側に「狩俣遠見番所」がある。反対の左へ少し行くと、「ティンドウ(天堂)」なる石積みの史跡がある。
 「クスヌカー(後の井)」の本来の道は、この「ティンドウ(天堂)」から岩の間を下へ下るが、草で荒れて歩けない。高台の分岐へ戻ると、大神島への海底送水か鉄管が敷設されており、これに沿って下の海岸へ降りられる。干潮時、砂浜を100mほど左へ歩くと、小沢に白い標柱が立つが、古くなり何と書いていたのかわからない。標柱地点から草付きの踏み跡をまっすぐ10mほど登ると、「クスヌカー(後の井)」説明板と丸い井戸があった。
 私は同じ狩俣海岸の「イスゥガー(磯井)」洞井(海岸崖下の湧水)の方を探しに行ったつもりだったのに、地元民から間違った話を聞いて訪ねたようだ。「イスゥガー(磯井)」は、現在のところ場所不明。

      クスヌカー(後の井)
宮古島市(宮古島) 石積井(海岸崖下の湧水) 14世紀頃 市有形民俗 現地解説板/WEB 保存状態良好(崖下まで降りていくのが大変) 宮古島に多い海岸崖下タイプ/大嶽按司が開削したとの伝承(同時に掘られたマイヌカー〔前の井〕は自衛隊の基地内)/鉄器の伝来や集落の歴史(民俗行事シツ)と深く関わる/垂直に積み上げられた筒状の石壁が特徴 1 B

  宮古島市HPの 宮古島市の文化財 > 有形・無形文化財 による説明は、次のとおり。

      市指定有形民俗文化財 クスヌカー(後の井) 指定年月日: 平成6(1994)年5月9日
 狩俣集落に古くから伝わるウャーン(祖神祭)祭祀のニーリ(神歌)の中で、「時の酉長と伝わるウプグフトゥヌ(大城殿)が井戸の掘削を思い立ち、甥と相談し、村人たちを呼び集めマイツ(手斧)、ブナ(大斧)などの鉄製道具を使い、クスヌカーを掘ったところ、うまい水が豊富に湧きだしたので、人々は余りの嬉しさに村を挙げて四日三晩祝った。」と歌われており、歌詞で理解できるように飲料水が乏しかったころの人々の水に対する渇望や願い、鉄の伝来を語っている。
 また、クスヌカーは狩俣の民俗行事シツ(節)と深く関わっており、旧暦5・6月の申午の日の未明、娘たちは、友達同士連れ立ってクスヌカーの前方の海に入り、胸高の深さのあたりをシツのアーグを歌いながら西に東に歩く。夜が明ける頃海から上がりクスヌカーの水を浴びて身を清める。いわゆる脱皮再生の若返りの水、バーミズ(若水)である。
 このようにクスヌカーは古い時代の主要な水源としてはもとより、シツの祭事や若水の民俗礼儀のほか、鉄器の伝来や集落の歴史と深く関わり、それらを知る上でも重要な井泉である。


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