みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

                 早崎漁港のアコウ群落  南島原市口之津町乙

 南島原市口之津町の早崎漁港は早崎半島の突端。有明海の急流早崎瀬戸を挟み、天草がすぐ眼前に見える。早崎漁港へは島鉄フェリー側からも行けるが、加津佐白浜海水浴場側から行く方が、道路が整備されてわかりやすい。早崎灯台や早崎自然公園の案内標識により進む。

 漁港の上に着くと、岸壁と集落の間にアコウの緑が長く帯となって一帯を覆い、圧巻の光景が広がる。何れも古樹・大樹ぞろい。枝張りの間隔を置いて、海岸一帯に20本近く群生している。説によると有明海の干潟ではアコウは育たない。土砂の堆積が常にある。アコウの実が南方から流れ着く先が早崎海岸あたりであろう。

 防風林として植えられたものとしても、全国にもほとんどない貴重なアコウ群落地と思われる。市指定天然記念物だが、県指定くらいにならないか。紹介している本やHPはあまりなく、知られていない。
 Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。

                 アコウ(赤榕)  クワ科イチジク属 常緑高木

 幹から気根を出す。葉は互生し楕円形〜長楕円形で厚い洋紙質。葉柄は3〜6cm。3〜4月、いっせいに落葉し、すぐ新芽を出す。5月頃、花のうを多数つけ、8月頃淡白紅色に熟する。小枝を傷つけると白い乳液がでる。

 口之津町早崎半島・浜地区の漁港にあるアコウ。撮影は6月初旬。気根が垂れ絡み合っていて、ガジュマルに似ていて南方系の木であることが実感される。南方からアコウの実が流れ着いたと言われている。島原半島で見るアコウでは、ここが最も群生しており町の天然記念物に指定されている。

 樹齢300年を越える。堤防から乗り出した アコウもある。海岸の堤防を越えて枝葉を伸ばしているアコウ。太いアコウは二本の根が絡まって小さなトンネルを造っている。
 五島列島・奈良尾町のアコウは、国の天然記念物になっている。

 口之津町は国立海員学校がある港町である。昔は三池炭坑の石炭を運ぶ港として活躍した町であり、「からゆきさん」が旅だった哀しい一面のある港町である。有明海に面し、今は天草行きの船から「イルカの見れる町」である。運が良ければ有明海で飛び跳ねる愛らしいバンドウイルカを見ることができる。「からゆきさん」がイルカになって戻ってきたのだろうかと、つい思ってしまう。果実は7月。若葉は4月。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

                   八幡神社のアコウ  雲仙市南串山町丙

 八幡神社は雲仙市南串山町にある。国道251号線沿いの南串山中学校校舎前に島鉄バス停があり、これより右へ入ると京泊漁港へ下る。入ってすぐのカーブに八幡神社・幼稚園の案内標識がある。アコウは境内左下の石垣に立つ。社殿右にはクスノキの高木もあった。
 神社の尾根先海岸部が、橘湾沿岸の戦争遺跡で紹介している京泊震洋特攻基地跡。漁港へ下ってから行くと、碑と壕跡が残っている。
 Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。

                         八幡神社のアコウ

 南串山町の京泊漁港ちかくにある。境内から階段下に根を下ろし、多くの気根を垂らしている。2mほどの所で二つに分かれていて、階段下から見るより、境内から見ると圧巻。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

                 金浜めがね橋そばのアコウ  雲仙市小浜町金浜

 金浜のめがね橋は雲仙市小浜町金浜にある。小浜町の端の方となり、国道251号線が諏訪の池へ上がる県道と分岐する。このやや手前の橋右際に、石橋見学の案内標識と駐車場がある。小浜の街から約5分のところ。
 金浜川に架かる大きな石橋とともに、そばにあるアコウは見事なものである。最後の写真は、道筋の途中、国民宿舎望洋荘前の公園で見た移植された別のアコウ。
 Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。

                          金浜のアコウ

 小浜町金浜にある。金浜川の河口にある「金浜めがね橋」の傍にそびえている。橋の一部をアコウの木陰が被っていて和む。
 石橋は1846年(弘化3年)に架けられ、島原半島では最も大きく古い石橋であったが、平成5年に大改修された。

 小浜町・同教育委員会「おばまー史跡巡りガイドー」平成11年刊57頁の紹介は次のとおり。

                        金浜めがね橋のアコウノキ

 金浜川は洪水のたびに氾濫し、川に架けられた小さな土橋や木橋は流された。これを見かねた串山の「岡右衛門」が弘化3年(1846)9月、石橋を架けた。その時の藩主松平忠誠は、このことを大変ほめ、労をねぎらった。岡右衛門は、当時金浜に住んでいた地主であったろうといわれている。藩主が小浜にくる時はこの橋を通り、殿様道と呼んでいた。歳月とともに風化し、傷みが激しくなったため、平成5年、平成金浜眼鏡橋として改修された。併せて周辺を河川公園として整備されている。
 橋のすぐそばに、幹周り約8mのアコウの木がある。樹齢は不明だが相当の年齢を重ねていることにはまちがいない。(以下略)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

           小浜海岸通りのジャカランダの街路樹  雲仙市小浜町マリーナ

 雲仙市小浜町の国道251号線沿い。市小浜総合支所先のマリーナにある小浜海岸通りのジャカランダの街路樹。ブラジル原産。5〜6月紫色の花を咲かす。
 おなよい節は小浜の民謡。その女性像と弘法大師像がこの木の間にある。

 Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)及び樹木名の説明は次のとおり。街路樹として珍しいものであったが、同HPによると最近、長崎市矢上にも見られ写真があった。

                    ジャカランダ(キリモドキ)

 小浜町で街路樹として目立つのは、国道沿いのオキナヤシである。南洋ムードの温泉町を演出している。海岸沿いには、珍しい熱帯樹 ジャカランダの街路樹がおよそ300mほど続いている。ジャカランダの街路樹としては、日本唯一ではないだろうか?
 長崎新聞の記事(平成13年6月13日)によると、「20数年前に口之津町出身でアフリカ諸国の政府顧問を務めた末続吉間氏が、前小浜町長の草野壬二郎さんに提供した種子をまいて育てた」という。小浜温泉組合は去年、新たに苗木20本を植えた。小浜温泉の目玉になってほしい街路樹だ。

 小浜町の海岸沿いのジャカランダの街路樹。樹高は10m弱で樹齢20年ほど。撮影は6月初旬。小浜温泉の湯気が漂っている。

     ジャカランダ(キリモドキ)Jacaranda ノウゼンカズラ科ジャカランダ属 落葉高木

 葉は対生で羽状複葉。枝先や葉腋に円錐花序をつけ、紫色の花を咲かす。花は漏斗状で先が2唇状で5裂する。5〜6月、開花し花は下から順に咲き、数週間咲き、花の寿命は長い。広い豆状の朔果には多数の種子がある。

 原産地はブラジルで50種ほどあり、花も紫、青、桃色、白がある。ネムノキのような葉にキリのような花が咲くので、昔、ブラジルに渡った日本人によって、キリモドキと言われた。南米やアフリカなどの熱帯地域では、日本のサクラ並木のように街路樹や公園樹として植えられている。長崎市・矢上のジャカランダ。花は6月中旬。果実は7月と2月。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

               小浜小学校のヒマラヤスギ?  雲仙市小浜町北本町

 雲仙市小浜町北本町の小浜小学校は、国道251号線小浜警察署先の平松交差点から左へ上がった山手にある。
 Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中「街路樹」及び樹木名の説明は次のとおり。

           カラマツ(唐松・落葉松) マツ科カラマツ属 落葉高木

 樹皮は暗褐色で鱗片票に剥がれる。葉は短枝に20〜40個束成し、針状で柔らかい。5月頃に開花し、雄花は黄色の卵形で、雌花は薄紅色の球形。球果(マツカサ)は9〜10月ころ黄褐色に成熟する。葉は秋に黄葉する。
 日本特産の落葉針葉樹。本州中北部〜北海道など、冷涼な地域で育つ。写真は小浜町・小浜小学校のカラマツ。撮影は6月。

           ヒマラヤスギ     マツ科ヒマラヤスギ属 常緑高木

 枝は水平に広がり、樹冠は円錐形。樹皮は灰褐色で鱗状にはがれる。葉は針状で多数束生する。10〜11月に開花し、雄花は3cmほどの穂状で、雌花は円錐形で淡緑色。球果は6〜13cmの卵形で、翌年の秋に成熟する。
 スギと名がついているがマツ科。球果と雄花は11月。最下部は雄花序(1月)。

 小学校を訪れてみた。正門を上がった校舎の前に3本あったが、毛虫の害で1本は伐られている。校名碑の両脇にあったワシントンヤシも伐られている。
 Otoji.K氏が写真を撮った時には、学校もたしかに「カラマツ」と名札をつけていた。今は「ヒマラヤスギ」の名札に変っていた。常緑樹。枝や樹冠の形から、やはり「ヒマラヤスギ」と思われる。 
 別のところに「カラマツ」は生えているのに、私がこの木を写真の木と見間違ったのかも知れないから、再度訪ねたい。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
みさき/michito
みさき/michito
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事